自信喪失の意味とは?自信喪失の原因と仕事で自信喪失した時の回復方法

仕事の失敗などが原因で自信喪失することがあります。自信を失うことでうつ状態になる人も増えています。自信喪失の意味とは何なのでしょうか。自信を喪失することは、人として成長するために大きな意味があります。自信をなくした状態から回復し立ち直る方法をご紹介します。

自信喪失の意味とは?自信喪失の原因と仕事で自信喪失した時の回復方法のイメージ

目次

  1. 1仕事で大失敗?自信喪失から立ち直れない…
  2. 2自信喪失の意味とは?
  3. 3自信喪失してしまった原因9つ
  4. 4自信を失った後は負の感情のループに陥る
  5. 5仕事で自信喪失した時の回復方法
  6. 6自信喪失から立ち直ったらやるべきこと
  7. 7自信喪失の時の注意事項
  8. 8悲観的になっても先のことは考えておく
  9. 9身近な人が自信喪失していたら
  10. 10うつ状態は自分を守るためにある

仕事で大失敗?自信喪失から立ち直れない…

仕事を続けていると、必ずといっていいほど何かしらの失敗があります。時には大きな失敗をしてうつ状態になり、立ち直れなくなることもあります。こんなにもつらい思いをする意味はあるのでしょうか。うまく立ち直る方法はないのでしょうか。

そんな時に立ち直る方法を、自信喪失の意味や原因にも触れながらご紹介します。

自信喪失の意味とは?

自信喪失の意味とは何でしょうか。自信とは、自分の能力や価値を信じるという意味です。つまり自信喪失の意味とは、自分には人として能力や価値がないと感じて自信をなくした状態になることを意味します。

人間の本能には人から存在を認められたいという欲求があります。存在欲求が満たされないことで自殺までしてしまう人もいるし、存在欲求を満たすために犯罪を犯す人もいます。それほど人から認めてもらうということは大きな意味を持っています。

しかしそんな存在欲求が仕事などで満たされずに自信を失うと、とても苦しい思いをすることになります。自信を失うということはそれだけ大きな意味を持っています。

自信喪失してしまった原因9つ

仕事では日々さまざまなことが起きます。長い間働いていれば、悪い流れが続いて自信を失うことは何度もあります。どのようなことが原因で自信を失うことになるのでしょうか。よくある事例をご紹介します。

自信喪失の原因①人格を否定された

仕事ではいろいろな人と仕事をする機会が多くあります。激しい競争の中で、成果を上げなければいけないプレッシャーなどから、仕事仲間を厳しく怒る人も多いです。それが続くと、人格否定まで始める人もいます。

人格否定してくる相手が上司だった場合、反論することも抵抗することもなかなかできません。素直で真面目な人ほど自分という人間自体がダメなんだと落ち込んで自信をなくした状態になります。

冷静に考えれば教える側の指導力の問題や会社のシステムにも問題があることはわかるのですが、怒られ続けて冷静な判断ができなくなっている状況ではどんどん自分を責め続けて追い込むことになってしまいます。

自信喪失の原因②他人と比べて落ち込んだ

他人と自分を比較することは良くありません。冷静に自分と仕事のできる人を比較して自分の強みを見つけたり、自分にも真似できることを仕事のできる人から盗むといった比較であれば効果はあります。

しかし自信をなくした状態の場合は、他人と比べて自分の劣っていることばかりに目を向けます。長所を伸ばそうとするよりも欠点を埋めようとするので、仕事ができる人の真似をしようとしても同じようにできなくて、自信を失うだけになってしまいます。

自信喪失の原因③価値観に合わないことをさせられた

仕事では自分が絶対にやりたくないと思っていたことでもやらなければならない時があります。同じ仕事でも人によっては、何ともない人もいれば死にたくなるくらい嫌な場合もあります。

人間は自分の価値観に合わないことをやり続けると働く意味を見失い、人間としての自信をなくした状態になって立ち直ることができなくなります。

大企業に入って高い給料をもらっていたのに、そこを辞めてまで給料の安い違う仕事を始める人がいるのは、自分の価値観に合うかどうかも大きい理由になっています。価値観が合わない仕事を続けていると自信を失うことになります。

自信喪失の原因④人間関係がうまくいかない

仕事を辞める理由は「人間関係が合わなかったから」が第1位です。それほど会社での人間関係は自信を失う大きな原因になります。

仕事によっては家族よりも長い時間過ごすことになり、自分の仕事ぶりが他人の仕事にも影響するので、ちょっとしたことで不満を持ったり衝突したりすることも多くあります。

男性の場合は、仕事の人間関係はあくまで仕事の関係、と割り切れる人もけっこういますが、女性の場合は仕事での人間関係自体も大事な意味があるので、それがうまくいかないと立ち直ることができないほど自信を失うことがあります。

自信喪失の原因⑤クレームが続いた

たいていの仕事は直接人を相手にします。会社のほとんどはサービス業なので、顧客とのトラブルを体験する人が多くなります。特に日本は顧客の方が上という風潮があるので、態度の悪い人がたくさんいます。

顧客からのクレームが続くと自信喪失していきます。今日本では飲食店を中心とした接客業に就く人が少なく、深刻な人材不足になっています。その大きな原因として、働く人をうつ状態にさせる社会の仕組みがあります。

自信喪失の原因⑥大きな失敗をした

仕事に失敗はつきものですが、失敗が続くと自信を失う原因になります。特に大きな失敗をして会社や周りの人に迷惑をかけた時は、なかなか立ち直ることが難しくなります。人によっては小さなミスでも大事に考えてすっかり自信を失う人もいます。

失敗をするのはある程度仕方がないことですが、失敗した後の対応がうまくいかなかったり周りのフォローがちゃんとなかったりすると、さらに自信を失う原因になります。

自信喪失の原因⑦結果がなかなか出ない

会社は結果を出すことが最優先なので、成果が出ないと自信を失うことになります。いくら性格が良くても成果を上げることができなければ会社からは詰められます。

長い間成果を上げることができなければ、自分は会社にとって必要のない人間なのではないかとすっかり自信をなくした状態になり、立ち直ることができなくなります。

今は余裕のない会社が増えているので、ゆっくりと人材を育てている時間もお金もありません。しっかりと育ててもらうことができず、その結果成果を出せずにうつ状態で辞めていく若者が増えています。

自信喪失の原因⑧上司に詰められ続けた

仕事を辞める理由で多いのが上司との関係です。上司に結果を出すように詰められたり、仕事を厳しく監視されたり、納得いかないことをやらされ、不条理なことで怒られたりと、上司との関係は会社で働く限り付いてくる大きな悩みの1つです。

ほとんどの会社ではリーダーとしての研修をたまに形としてやるだけのところが多いので、リーダーとしての指導力はほとんど個人の才能と努力に依存しているのが現状です。

根性論だけの指導や間違った指示を出して、部下が結果を出せなかったら責め続けるという上司が多い中で、これまで多くの人が自信をなくした状態でうつを経験しています。

自信喪失の原因⑨部下や後輩から責められた

上司との関係で悩む人が多いように、部下との関係がうまくいかずに自信をなくしたことで立ち直ることができなくなる人も多くいます。

簡単なリーダーとしての研修を受けただけで、部下の育成という今まで経験したことのない仕事を担当しなければいけなくなります。中間管理職として上からは詰められ下からは叩かれて、うつ状態になっていきます。

自信を失った後は負の感情のループに陥る

自信をなくした状態の時、人はどんどん負の感情が湧いてきます。負の感情にとらわれた状態で仕事をしていると、またミスが出たり結果が出なかったりして、さらに負の感情にとらわれるという負のループに入り込んでしまいます。

家に1人でいる時も常に負の感情が湧いてきて、つらい思いをします。ネガティブな思考を止めようと思っても自分の感情をコントロールできず、うつ状態になってしまうのです。

無理なプラス思考は不要!浸りきることも必要

自信をなくした状態で負の感情のループに陥っている時に、なんとか気持ちを立て直そうと無理をして明るく振る舞ったりポジティブに考えようとすることがあります。

しかしこれはメンタルにとって危険な行為です。一昔前にプラス思考関連の本が立て続けにベストセラーになったことから、今でも無理やりプラス思考をすることが良いと考える人が多くいます。

ところが最近の心理学の研究では、無理なプラス思考は余計感情の落ち込みを大きくしてしまうことがわかっています。

最新の研究では、自信をなくした状態で落ち込んでいる時は無理に感情をコントロールせずに今の感情に浸りきって感情をしっかりと感じることが、うつ状態から立ち直ることができるとされています。

仕事で自信喪失した時の回復方法

仕事で自信をなくした時に、落ち込んでいる状態から回復する方法を聞かれたら何と答えるでしょうか。ほとんどの人は落ち込んでいる人を見ると、嫌なことは忘れて仕事以外の楽しいことでストレスを発散するようにアドバイスします。

しかしこれは逆効果になることもあります。現在の心理学では、感情は忘れようとするのではなく客観的にしっかりと見つめることが必要だとされています。そのような基本を踏まえた上で、自信をなくした時に回復する方法をご紹介します。

自信喪失の回復方法①感情をすべて紙に書き出す

自信をなくした状態は、自分を実際よりも良く見せようとしたり、感情や状況を無理やりコントロールしようとした時に陥りやすくなります。

そんな時、感情や思いをすべて紙に書いて、落ち着いてから紙を見返すことで、自分が感じている感情を客観的に見ることができて、等身大の自分を回復することができます。

感情や思いをすべて紙に書き出すことを毎日20分続けるだけで、感情をコントロールすることができるようになる以外にもさまざまな効果があることがわかっています。

コツとしては、感情や思いがもう出ないと思っても20分間は絞り出して書くことと、感情はなるべく詳細に書くことです。

自信喪失の回復方法②小さな変化を起こす

自信をなくしたままの状態が長く続くと、自分だけの力で立ち直ることが難しくなっていきます。自信をなくした状態から立ち直るためには、変化が必要になります。追い詰められると大きい変化を求める人が多いですが、大事なのはまず小さな変化を起こすことです。

変える内容はほんの小さなことで大丈夫です。前から興味のあった資格の本を買ってみる、面白いなと思っていた人に声をかけてみるなど、ワクワクするようなことに対してアクションしてみます。

この時、どうせ資格は取れないだとか、人に会っても何も変わらないといった結果のことを考える必要はありません。とりあえず小さな変化を起こすということ自体に意味があります。自信喪失して思考に余裕がない状態から少しでも余白ができればそれで十分です。

自信喪失の回復方法③呼吸法を身につける

自信喪失して落ち込んでいる間は、姿勢が悪くなって交感神経が優位になり、呼吸が浅くなっています。呼吸が浅いと脳が常に酸欠状態になっていて、まともな思考ができません。

正しい呼吸法を身につけることで客観的な思考を取り戻すことができて、自信喪失状態から回復できます。呼吸法はさまざまな方法がありますが、基本は鼻から吸って口から長く息を吐くだけです。

4秒吸って4秒息を止め、8秒かけて吐くという方法が最初はやりやすいかもしれません。自信喪失している時は体が固まっていて深い呼吸ができないので、上半身をストレッチしてから呼吸すると効果が高くなります。

自信喪失の回復方法④運動をする

運動することによるメンタルの改善効果については多くの研究結果で実証されています。運動といっても息が上がるような激しい運動は必要ありません。軽く汗ばむくらいの運動を週に2回程度やるだけでも大きな効果があることがわかっています。

ウォーキングの場合は、森林など自然の中を歩くとさらにストレスを消す効果があります。自然の中をぼんやりと歩くことで悪い方に集中しすぎている意識を散らすことができます。

スマホなどをいじりながら散歩するのではなく、ぼんやりと自然の景色を眺めながら歩くと効果が高いとされています。

自信喪失の回復方法⑤正しい栄養を摂る

良い食事で体が健康になるというのは誰でも想像がつきますが、食事によってメンタルも強くなります。心が折れにくくなったり自信喪失から立ち直ったりするのが早くなる効果があります。

メンタルが強くなる食事の基本は、野菜やフルーツ、魚や肉はしっかりと食べて、炭水化物やお菓子、揚げ物、お酒などは極力摂取しないことです。食べる量を減らす必要はありません。

肉や魚はたっぷりと食べます。これを続ければ心が折れにくいメンタルを手に入れることができます。

自信喪失の回復方法⑥マインドフルネスに取り組む

自信喪失状態から回復するのにマインドフルネスはとても有効です自信喪失状態は感情や思考をコントロールしようとすることによって陥ります。

しかしマインドフルネスを行うことによって自分の感情や思考を客観的に見ることができて、自然と受け入れることができるようになります。マインドフルネスの方法は、静かな場所に座って自分の鼻を出入りする空気の感覚に意識を集中します。

思考が他のことを考え始めたら、そのことに気づいてまた意識を鼻から出入りする空気に戻します。方法はシンプルですが続けるのはなかなか難しいです。しかし続けていると自信喪失に非常に高い効果を発揮します。

自信喪失の回復方法⑦ストレスを悪者扱いしない

ハーバード大学の研究によって、ストレス自体が悪いのではなく、ストレスを悪いものと考えることが体にさまざまな不調を起こすことがわかっています。

もちろん強すぎるストレスは体にも精神にも良くないですが、ある程度のストレスはむしろ仕事のパフォーマンスを上げてくれます。自信喪失状態が長く続きそうな時は、むしろそのストレスをうまく利用して問題を乗り越える方法を考えます。

ただし注意しなければいけないのは、あくまでストレスを利用するのであって、ストレスをないものにしようと無理やりポジティブ思考をしないことです。まずは自信喪失してストレスを感じていることをしっかり認識することが大事です。

自信喪失から立ち直ったらやるべきこと

なんとか自信喪失から立ち直ったとしても、そこで終わりではありません。根本的な原因を解決しなければ、自信喪失状態をまた繰り返すことになります。自信喪失から立ち直ったらやるべきこととは何でしょうか。

変えられる原因は改善する

自信を失うという事は必ず何かしらの原因があったということです。その原因を取り除かない限り、また同じように自信喪失状態になるかもしれません。

自信喪失状態で落ち込んでいる時の脳は、IQがかなり下がっているそうです。その状態では正しい判断を下すことはできません。自信喪失状態の時は回復に全力を注ぎ、立ち直って正常な判断ができるようになったら原因の解決に取り組みます。

次の落ち込みに備える

また自信を失うことがないようにどれだけ準備したとしても、どこかで自信を失う時は必ず来ます。次からは、自信喪失してからなんとかするのではなく、自信喪失しないように予防することが大事になります。

自信喪失しないメンタルを作る方法は心理学や脳科学によってたくさん実証されたものがあります。ここでご紹介したもの以外にも自分に合うものをいろいろと試してみることも大事です。

自信喪失から立ち直る方法はいくつも持っている方が強くなると言われています。効果は高いものの、効果が出るまで時間がかかる予防策もたくさんあります。今から備えておけばいざという時に救われるかもしれません。

自信喪失の時の注意事項

自信喪失してしまった時、なんとかしようとさまざまな対策をすることになりますが、その時に注意点がいくつかあります。自信喪失した時にどういった点に注意すれば良いのでしょうか。

ネガティブは体調不良に繋がる?

人は誰でも、ポジティブな状態の時もあればネガティブな状態の時もあります。この波を繰り返すのが心にも体にも正常な状態です。しかしネガティブな状態が長く続くと体にも不調が現れます。

波を無理にコントロールしようとすると体調不良になるので、ネガティブとポジティブの浮き沈みに一喜一憂しないことです。

自信喪失から立ち直る過程では何度も上がったり下がったりを繰り返すので、その時に焦らず、だんだん良くなっているのだと落ち着いて対応することです。

自尊感情の持ち方に注意?自分より下の人間を作らない

自信喪失した時や自信を失うことのないように予防しようと、無意識に自分より下の人間を作る人がいます。

他人を自分よりも下げることによって自尊心が上がるという研究結果はありますが、それによって一時的に自尊心を高めても、それ以上に良くない効果が自分に返ってきます。

他人と比べるなど、自分自身以外のものに自尊心を求めてもそれは不安定なものなので、何かあればすぐに自信喪失へとつながってしまいます。自尊心を保つ時は他人を下げるのではなく自分を上げるようにしましょう。

現実逃避なのか前向きな発散なのかよく考えて行動する

自信喪失状態から立ち直るためにいろいろな発散方法を実践することになりますが、その発散方法は本当に発散になっているのか、ただの現実逃避になっていないかをしっかりと認識する必要があります。

例えばお酒を飲んでストレス発散することは、飲んでいる時は忘れられているように感じます。しかし実際は、お酒を飲むことによってストレスがトラウマとして脳に刻まれてしまうことがわかっています。

また、同じことをしても人によってストレス発散になることもあれば、ただの現実逃避になってしまうこともあります。

例えば旅行に行ったとしても、本当にしたかったことであれば効果はありますが、ストレス発散のためだけに行ったとしても結局気分を切り替えられないまま帰ってくることになります。

一発逆転を狙わない

自信喪失してストレスを抱え、追い込まれた精神状態にあると人は一気に状況を変えようとします。しかしギャンブルと一緒で、すぐに大きな変化が伴うような行動には大きなリスクも付いてきます。

ピンチの時ほど目の前の小さな行動を大事にすることで結果的に大きく状況が上向くことはよくあります。自信喪失している時は冷静な判断ができないので、そういう時こそ目の前に小さなチャンスがないかよく見極めることが大事です。

悲観的になっても先のことは考えておく

自信喪失して悲観的になっている時は脳の機能が落ちているので、冷静に将来の見通しを立てることができなくなっています。しかしそんな時こそこれまでの将来計画を見直すチャンスです。

自信喪失状態は次への挑戦に必要なこと

自信喪失状態になると、今の状況や環境に絶望を感じます。そうすると、今の状況を変えるか、違う環境に行くしかないと考え始めて、今まで余裕があった時には気がつくことのできなかった方向性を見つけることがあります。

人間は放っておくと楽な方、安定した方に流れて行くので、ピンチの時でなければ動けないこともあります。自信喪失状態で追い込まれた時こそ、次への挑戦に必要な意味を見出すことができます。

暗い時間はいつまでも続かない

自信喪失して絶望している間は、この状況がこれからもずっと続くと思ってしまいます。しかし実際そんなことはありません。どんなことも必ず終わりがあり、そしてまた新しい始まりがあります。

人は心も体も波がありますし、周りの状況や環境にも波があります。世の中に変化しないものはありません。今苦しんでいるのは、耐える時期なのかもしれないし、思い切って何かを変える時なのかもしれません。

どちらにしろ何か変化が訪れる前なのは間違いないので、波に乗って浮上する時は必ず来ます。

身近な人が自信喪失していたら

身近な人が自信喪失して立ち直ることができなくなっていることもよくあります。そういう時、どのようにして助けてあげれば良いのでしょうか。自信喪失して落ち込んでいる人は、自分の状況を客観的に判断できなくなっています。

だからといって、こちらから一方的にアドバイスしても素直に聞き入れる余裕もありません。自信喪失して落ち込んでいる時はに必要なのは、自分自身に解決策を気づかせることです。自分自身で気づいてもらうために、こちらからはとにかく質問をし続けます。

この時、相手の答えに対してアドバイスはしません。質問した答えに対してまた質問を続けるだけです。これだけで、相手はいつの間にか自分自身で納得のいく答えを見つけ出します。

この方法は自分自身に対しても使えます。落ち込んだり悩んだりした時は、別の自分が自分に対して質問するように質問し続けてみましょう。自分の奥底に埋もれていた答えが見えてきます。

うつ状態は自分を守るためにある

仕事で自信喪失し、うつ状態になってしまうことがあります。現代ではうつになるのが当たり前と言えるくらいうつを経験したことのある人が多く、うつになりやすい社会の仕組みになっているのも事実です。

そもそもうつとは、危険な状況から身を守るために体を動けない状態にして、逃げるための防衛反応です。うつになることができる人は生きる力が強い人とも言えます。そうは言っても、社会生活ができなくなるのではどうしようもありません。

今回ご紹介した自信喪失から立ち直る方法はうつ状態にも効果のあるものばかりです。現代は自分を見失いやすい社会ですが、自分の感情を受け入れて自分自身を客観的に見ることで厳しい社会に振り回されずに生きていくことができます。

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