収集癖・収集欲の心理や性格!物を集めるコレクター癖がある人とは?
今回は収集癖や収集欲がある人の心理や性格を紹介させていただきます。あなたには収集癖があるでしょうか。収集癖というのは気持ちが強いか強くないかの違いがあるだけで、多くの人が持っている癖にはなるようです。では、収集癖が強い人というのはどんな特徴があるのでしょうか。
目次
収集癖・収集欲のある人ってどんな人?
今回は収集癖や収集欲のある人の心理や性格を紹介させていただきます。自分には収集癖や収集欲があると感じている人もいるかもしれません。
収集癖や収集欲がある人は、特に周りに迷惑をかけているというイメージがありませんが、収集癖や収集欲があることで周りの人に迷惑をかけることはあるのでしょうか。
迷惑をかけることがあるとしたら、どうしたら収集癖をやめることができるのでしょうか。収集癖をやめる治療方法なども考えてみましょう。
そもそも「収集癖」「収集欲」とは?
今回は収集癖や収集欲のある人のことを紹介させていただきますが、収集癖や収集欲とはどういうものなのでしょうか。
収集癖というのは、むやみにものを物を集めたいと思ってしまう癖です。コレクター癖とも呼ばれています。収集癖というのは癖なので、物を集めることを治すことが難しいと言われています。
収集欲は何かを集めたいという欲求のことで、収集欲が高くなると物を集める収集癖になってしまいます。
漫画の本などは、1巻を購入してしまうと全巻揃えないと気が済まなくなるという人もいるでしょう。
NO.5と書いてあるものを買ったら、1から4も手に入れておかないと気が済まないという人もいるかもしれません。
必要ないものでも集めてしまうという欲が、収集欲になるようです。
収集癖・収集欲がある男性の心理
物を集める収集癖や収集欲がある人には、どんな心理があるのでしょうか。物を集めるコレクター壁には、どんな心理が関係しているのでしょうか。ここでは収集癖や収集欲がある男性の心理について考えていきましょう。
本能的に集めている
収集癖や収集欲がある男性の心理には、男性の本能的に物を集めるという心理もあるようです。男性の場合には、自分が欲しいと思ったものを手に入れることで、本能が満たされるという心理欲があるようです。
女性にもコレクター癖がある人がいますが、女性よりも男性のほうが収集癖や収集欲が多い人が多いのもそのためだといわれています。
欲しいと思ったものはどんなことをしても手にいれることで、欲求を満たしたいという心理は、男性の本能が関係している場合もあるようです。
羨ましがられたい
収集癖や収集欲がある男性の心理には、誰かに羨ましいと思ってもらいたいという心理が関係していることも多いようです。
物を集める人の中には、希少なものを選んで集めているという人もいます。レアものや限定品というような物を集める男性です。
なかなか手に入らないものを、高い価格で手に入れることで、収集癖やコレクター癖を満足させるだけではなく、誰かに「こんな珍しいものを手にいれるなんてすごいですね」と言ってもらいたいと考えているのです。
完璧主義である
収集癖や収集欲がある男性の心理には、完璧主義であることが理由になっている場合があります。完璧主義であるという心理には、例えば①や②というナンバリングされているものは、全部揃えなくては気が済まないという性格が関係している場合があります。
①と⑤は持っているのに、②から④は持っていないという状態が、心理的に許すことができずに、物を集めるというような場合もあるようです。コレクター癖がある人は、ナンバリングされているから物を集めるということもあるようです。
収集癖・収集欲がある女性の心理
収集癖やコレクター癖がある男性は、本能や性格が関係しているようでした。男性と女性では、収集癖や収集欲に対する心理に違いはあるのでしょうか。収集癖や収集欲がある女性の心理について紹介させていただきます。
かわいいと思われたい
収集癖やコレクター癖がある女性の心理には、かわいいと思われたいという心理から、物を集めるという場合もあるようです。例えばぬいぐるみや、おもちゃなどの場合、かわいいものを集めている自分がかわいいと思われたいという心理もあるようです。
かわいい物を集めることで、テンションが上がるという女性もいるようです。自分を心理的に楽しくさせるために、物を集めるという場合もあるようです。
寂しさを埋めるため
収集癖やコレクター癖がある女性の心理には、寂しいという心理を埋めるために物を集めるという場合もあるようです。
物を購入したりすることで、寂しいという心理を紛らわそうとしているという心理もあるようです。物を集めている間は、寂しいという心理を忘れることができるのです。
物を集めることで、物を集めることに集中をすることができます。物が集まっていくと、自分の心理も満たされているような気持ちになることができるのです。
自慢したい
収集癖やコレクター癖がある女性の心理には、集めたものを自慢したいという心理も関係しているようです。男性の心理にも、羨ましがられたいという心理がありますが、女性も誰かに自慢したいという心理は強いのです。
1度自慢をして、みんなから「すごい」という目でみられてしまうと、物を集めることをやめることができなくなるというのも女性の特徴にあるようです。
収集癖・収集欲がある人の性格
男性と女性では、収集癖や収集欲がある人の特徴が少し変わってくるようです。それでは収集癖やコレクター癖がある人の男性や女性の性格にはどんな特徴があるのでしょうか。収集癖や収集欲がある人の、男性や女性の性格の特徴をみていきましょう。
捨てることができない
収集癖やコレクター癖がある男性や女性の性格には、捨てることができないという性格の特徴があります。
何か興味があるものだけを集めるというタイプの収集癖がある人ではなく、なんでも物を集めるというタイプの人は、集めているというよりは集まってしまうという状態であることが多いようです。
捨てればいいものでも捨てることができずにとっておくので、いつの間にか収集しているような形になってしまうことがあるのが、捨てることができない性格の人になります。
自分の世界がある
収集癖やコレクター癖のある男性や女性の性格には、自分の世界があるという特徴もあります。漫画やアニメ、ゲームなどの物を集める人に多くみられる特徴です。
そのストーリーの世界観を大切にしたいという理由から、物を集めることをやめることができないこともあります。
自分の世界観を作るために、集めなくてはいけないというような気持ちになってしまうのでしょう。また自分がその世界観をどれだけ好きなのかを周りの人に示すために、多くのものを集めてしまうという場合もあるようです。
執着心が強い
収集癖やコレクター癖がある人の性格には、執着心が強いという特徴もあります。収集癖やコレクター癖がある人というのは、多くの場合は1つのものをたくさん集めるという人です。
何かに興味を持つと、それをとことん集めるという性格の人は、どちらかというと執着心が強いという性格になります。執着心が強いからこそ、こつこつと何かを集めることができるのでしょう。
ストレスも溜めやすい
収集癖やコレクター癖がある人の性格には、ストレスも溜めやすいという特徴があります。収集癖がある人は、執着心が強く完璧主義者で、周りの人の目を気にするようなところがあります。
そのため色々なところで実は気を使っているということが多いようです。そのためストレスを感じやすく、そのストレスを溜めやすいという特徴があるようです。
負けず嫌いである
収集癖やコレクター癖がある人の性格には、負けず嫌いであるという特徴もあります。収集癖やコレクター癖がある人の中には、誰も持っていないものを集めたいという気持ちの人もいるようです。
またあの人が持っているなら自分も欲しいという心理から、自分が欲しいというものでなくても物を集めるという人もいるようです。
負けず嫌いであることから、収集癖やコレクター癖をやめることができないという男性や女性もいるようです。
コレクター癖のある人が集める物とは?
収集癖やコレクター癖がある人というのは、どういう物を集めたいと思うのでしょうか。男性の場合も女性の場合も、コレクター癖がある人が集める物について紹介させていただきます。
本や雑誌
コレクター癖のある人が集める物には、本や雑誌があります。本や雑誌の場合は、ナンバーがふってあるものが多いので、1巻と2巻を買ったら、続けて買わざるをえなくなってしまったということも多いようです。
また原作者などのファンになってしまったことから、関係書籍を買っているうちに、いつのまにかコレクションになってしまうというような場合もあるようです。
小さい頃はお小遣いしかなかったために変えなかった漫画などが、大人になって買えるようになったことから、大人買いをしていたら、ついつい収集癖やコレクター癖になってしまったというような場合もあるようです。
カードタイプのもの
収集癖やコレクター癖がある人が集めてしまう物には、カードタイプのものがあります。昔はテレホンカードを集めている人というのも多かったのではないでしょうか。
カードタイプのものは、だいたい同じ大きさであるにもかかわらず、デザインが豊富にあることが特徴です。特定のカードであっても、季節限定のカードであったり、ご当地限定のカードがあるのも特徴です。
カードタイプのものは場所を取らずに収集できて、コレクションしやすいことから、気が付いたら集めてしまっていたという人も多いようです。
希少価値のあるもの
収集癖やコレクター癖がある人が集めてしまう物には、希少価値があるものであったり、レア物と言われる物があります。
希少価値があると言われる例えば古美術品などを集めてしまうのは、ここで購入しなければ、もう出会うことができないのではないかと感じてしまうことが原因になっているようです。
古美術品などかさばる物の場合はやめたいという気持ちもあるものの、購入しないで後で後悔するなら、購入してしまおうという心理から購入を決めてしまうようです。
収集癖・収集欲をやめたい!治す方法は?
収集癖や収集欲がある人の中には、収集をやめたいと思っている人もいます。
収集することで、収集した物を置く場所が無くなっていったり、お金がかかって仕方がないということが、やめたいと思ったり、治す方法を探したいと思う理由になるようです。
それでは収集癖や収集欲をやめたいとき、治す方法にはどんな方法があるのでしょうか。
思い切って手放す
収集癖をやめたいと思ったときに治す方法には、思い切って全て手放すという方法があります。残しておくものと、手放すものをわけるということで治す方法にする場合もありますが、少しでも残っているとまた収集してしまうことがあります。
一旦全て手放して、また欲しくなったときには、本当に欲しいものだけ買いそろえるようにするという方法もあります。
一度手放してしまったら、またお金を出してまで集めるほどでもないと考えるようなものもあるようです。
興味のあることを変える
収集癖をやめたいと思ったときに治す方法には、興味があることを変えるという方法もあります。収集癖というのは癖なので、治すということはとても難しいことです。収集癖をやめたいと思っても、簡単に治すことができないことも多いようです。
そのためまずは、収集しているものを変えるという方法もおすすめです。収集しにくいものに興味を変えてみたり、収集するものが安いものになるように考えて興味を移してみるという方法もあるようです。
収集しなくても楽しめるような趣味に興味を変えることで、収集癖を治すことができるかもしれません。
手に入れた年月日を記録しておく
収集癖をやめたいと思った時に直す方法には、収集したものがあなたにとって本当に価値があるものかを確認してみるという方法もあります。
確認する方法の1つに、収集したものを手に入れた年月日を記録しておくという方法があります。収集をしたものを、あなたがもう一度見直すのはいつになるでしょうか。
1年以上手に入れてからみていないというものに関しては、もしかしたら収集したものを手に入れた時点であなたの満足度は達成してしまって、もう必要のないものかもしれません。
収集癖・収集欲はコミュニケーションにも影響?
収集癖をやめたいと思ったときの治す方法を紹介させていただきました。しかし先ほども書いたように、収集癖というのは癖になるので、やめたいと思っても治すことが難しいものでもあります。
収集癖や収集欲をやめたいと思ってもやめられなかったときには、どんなデメリットがあるのでしょうか。実は収集癖は人とのコミュニケーションにも影響すると言われているのです。
人に依存しやすい?
収集癖をやめたいけれど治すことができないという人には、周りの人に依存しやすいというデメリットがあるようです。
収集癖がある人と言うのは、寂しいという気持ちを持っている人である場合もあります。寂しさから収集癖が身についてしまうという人です。
そのため恋愛をしたりすると、恋愛に依存したりしてしまうこともあるようです。
コミュ障になる可能性も
収集癖をやめたいけれど治すことができないという人は、コミュ障になってしまうという可能性もあるようです。
収集癖のある人は、自分の世界に閉じこもってしまうことも多いようです。自分の収集したものの中にいることで、自分の世界を作っているのです。
その世界を壊すことができないというのは、周りの人に理解をされることが少ない場合もあるようです。
収集癖・収集欲は病気の場合もある
収集癖や収集欲をやめたいけれど治すことができないと感じている場合、もしかしたらその収集癖は病気が原因になっている場合もあるようです。
収集癖や収集欲が病気の症状になるのは、どんな病気があるのでしょうか。収集癖や収集欲の症状がみられる病気について紹介させていただきます。
収集癖の症状がある病気
収集癖が症状にみられるような病気は、実はたくさんの病気があります。健康な人でも収集癖がある人がいるので、収集癖の症状がみられたとしても病気だと気が付かないこともあります。
収集癖をやめたいけれど、どうしても治すことができないと感じたときには、もしかしたら病気の症状なのではないかと疑ってみる必要もあるかもしれません。
強迫性障害
収集癖の症状が出る病気には、強迫性障害(きょうはくせいしょうが)という病気があります。漢字でもわかるように、まるで物を集めることが強迫されて行われているような気持ちになっている状態です。
特に集めたい物ではないのに、「集めなくてはいけない」という強迫観念に襲われる人や、やめようと思って集めないとヒドイ後悔や不安な気持ちに悩まされるという場合、強迫性障害の病気である可能性があります。
心の病気ですが、治療によって治すことが可能な病気です。物への執着がおかしいと感じたときには、専門機関に早めに相談をしてみましょう。
認知症
収集癖の症状が出る病気には、認知症という病気である可能性もあります。認知症に収集癖が関係していることは、知られていない場合も多いようです。
認知症の病気の人が物を集めてしまうのは、1つは自分がやっていることに対する理解ができていないという場合があります。意味もなくスーパーの袋を何百枚も集めてしまうというのは、本人も意味がわかっていないということもあるようです。
集めることで、何か安心をするために、自分の目の届くところに多くの物を置いておくというような場合もあるようです。
依存症
収集癖の症状が出る病気には、依存症の病気もあります。依存症の症状でよく言われるのは、アルコールに依存してしまうアルコール依存症です。
しかし物に依存をしてしまう依存症もあるのです。物に依存してしまうものには、買い物依存症というようなものもあります。
何かを購入したり、購入したものを並べておくだけで気持ちが安定するという症状です。依存症も、正しい治療法を行うことで回復することができるものです。身を滅ぼしてしまう前に、専門機関を受診してください。
アスペルガー症候群
強迫性障害や認知症、依存症という病気は、聞いたことがある病気だという人もいるでしょう。収集癖の症状が出る病気には、アスペルガー症候群という病気もあります。アスペルガー症候群は、発達障害の病気の1つで、子どものころから症状がでてきます。
アスペルガー症候群の子どもというのは、発達障害の病気ではありますが、記憶力が優れているという特徴があります。
どちらかというと「頭がいい子」という評価の子どもが多いため、頭がいい天才だから、わからないことをするのだと気が付かれるのが遅くなってしまうという場合もあるようです。
アスペルガー症候群の子どもは、記憶力に優れているので、歴史や語学が得意であるという特徴もあります。
しかしコミュニケーションはほとんど取ることができません。周りの人に合わセルと言う能力に欠けているのです。
アスペルガー症候群の子どもは、色々なものを集めたがる収集癖があります。おもちゃのカードを集めたがる場合もあれば、コンビニのレシートなど大人には理解ができないものを集めたがるという特徴もあるようです。
発達障害の病気であるアスペルガー症候群の子どもは、大人になっても障害が続く傾向の強い病気です。大人になるにつれて、攻撃性が強くなる場合があり、人に暴力をふるってしまうというようなこともあるようです。
子どものうちから適切に治療を受けて、病気の症状に合わせた対応をする必要があるようです。
収集癖・収集欲はこだわりすぎるのは危険
今回は収集癖・収集欲の心理や性格、物を集めるコレクター癖がある人とはどんな人なのかを紹介させていただきます。
収集癖があるからといって、周りの人に迷惑をかけるということが必ずおこるわけではありませんが、あまりにも1つのことに強くこだわりすぎてしまうことで、人とのコミュニケーションをおろそかにしてしまう恐れはあるようです。
もしかしたら収集癖や収集欲が強すぎる場合は、病気の可能性があることも忘れてはいけないようです。あなたの周りに収集癖が強いという人がいたときには、チェックしてみる必要があるかもしれません。