寝たくない時の心理や原因!明日仕事が嫌で眠りたくない!
明日も仕事だけどなんだかもったいなくて寝たくない!誰でもそんな経験をしたことがあるでしょう。今回は寝たくない時の心理や原因、眠いけど明日の仕事が嫌で眠りたくないという場合の対処法や過ごし方をご紹介します。ぜひ、眠れない夜にこの記事をご覧ください。
目次
何だか寝たくない気分!そんな時はありませんか?
もう眠る時間が近づいているけれど、どうしても眠る気分にならないという時があります。明日も仕事だから、明日も学校だからとわかっているのに、どうしても寝たくない時、あなたはどうしているでしょうか。
今回はどうして眠りたくないと思うのかという心理と、眠たくない時の対処法などを紹介させていただきます。
寝たくない時の心理
寝たくない時や眠りたくない時というのは、どういう心理状態なのでしょうか。布団には入ってみたけれど寝たくない時の心理について考えてみましょう。あなたが眠れない理由にも当てはまる原因かもしれません。
明日、嫌なことがある
寝たくない時の心理には、明日何か嫌なことがあるとわかっているからというものがあります。例えば、明日はあまり勉強していない教科のテストがあるとか、明日になると何かの発表がある、明日嫌な上司と会わなくてはいけない、ということです。
明日のことを考えると、憂鬱になるという気持ちは誰でも1度は持つのではないでしょうか。運動会が嫌で、明日台風がこればいいのにと考える心理に似ているものです。
明日嫌なことがあると、今日がずっと続けばいいのという心理から、眠いけど寝たくないという心理になることがあります。
眠いけど今日を終わらせたくない
眠いけどなんだか今日を終わらせたくないという心理のときにも、寝たくない原因になります。とてもいいことがあって、このまま寝てしまったら夢になってしまうのではないかという心理の時です。
好きな人から告白をされたり、できるはずがないと思っていた仕事で成功をしたらい、まるで夢のような1日だったというときには、まだ寝たくないという心理になるかもしれません。
気持ちが高まっていることで、眠いけどなかなか寝付くことができないという心理になっているのです。
今日に満足していない
いいことがあって寝たくない時もありますが、あまりにも悪いことばかり続いて寝たくない時もあります。あと1時間起きていたら、何かいいことが起こるのではないかという心理から、眠いけど眠りたくないという心理になっているのです。
何時間起きていても、やっぱりいいことがないと、なんとなくその日が無駄な1日だったような気がしてしまうものです。やりきれない気分からまた眠ることができなくなります。
今日に満足できていない人は、明日もまた同じように悪い日が続くのではないかという不安から、寝たくないという心理になることもあるようです。
やり残したことがある気がする
仕事や勉強など、今日やらなくてはいけないと思っていたことをやり残しているような気がして、眠いけど眠ることができないという心理であることもあります。眠ろうとおもっても「あれ、やったかな」と不安になる心理です。
気になって何度も手帳を見てしまったり、パソコンを開いたりしてしまう原因にもなります。不安になってしまう人というのは、責任感が強い人や、心配性な人に見られる特徴でもあります。
出かける時に鍵をかけたか、ガスの元栓を閉めたかなどを何でも確認してしまうような性格の人が、その日にやり残したことがあるのではと不安に感じてしまう人です。
やりたいことがある
眠いけど寝たくないという心理には、まだやりたいことが終わっていないからという心理もあります。例えば仕事が終わっていないために、眠いけど寝たくないという場合があります。
明日のテスト勉強をしていなかったので、どうしてもやらなくてはいけないという場合もあるかもしれません。悪いことばかりではなく、興味があることがあって、眠ることができないこともあります。
新しいゲームを買ってきたばかりで、もう少しゲームをしたいから眠いけど寝たくないと思う心理もあるかもしれません。
寝たくない時の原因
眠いけど寝たくない時にはどんな原因があるのでしょうか。眠いけど寝たくないという心理にさせる原因を探ってみましょう。あなたが眠れないのは、こんなことが原因になっていることがあるかもしれません。
ストレス等で疲れが溜まっている
仕事や家庭、人間関係などでストレスを抱えていることが原因で、眠いけど寝たくないという心理になることもあります。
ストレスが溜まっていると、心が疲れています。考えなくてはいいことも考えるので、脳がいつも動いている状態になります。脳が動いている状態では、気持ちを落ち着かせることができないので、眠いけど目が冴えてしまうということがあるようです。
ストレスが溜まっていることで、明日になるのが嫌だと感じたり、時間が過ぎていくこと自体にストレスを感じてしまっているのです。
仕事が嫌
仕事が嫌、学校が嫌ということが原因で、眠いけど寝たくないという心理になることもあります。特にストレスに感じているわけではなくても、なんとなく行きたくないという心理の時があります。
休みの日の夜、明日は仕事や学校があるという時には、仕事や学校がすごく嫌いなわけではないけれど、行くのが嫌だなという心理になってしまうものです。いわゆるサザエさん症候群です。
休みを満喫できたときも、もう少し休みを満喫したかったという時にも、もっと休みが続けばいいのにという心理から、仕事などが嫌だと感じているのです。
不安に感じていることがある
例えば恋人と喧嘩をしてしまってこれからの2人がどうなるか不安だという気持ちや、何かの秘密がバレそうな気がして不安だという心理から、眠いけど寝たくないという原因になっていることがあります。
不安な気持ちが大きくなってしまうと、睡眠もとれませんが、食欲も落ちてしまうという特徴があります。長くその状態が続くのは、心にもよくありませんが、体に良いことでもありません。
自分の抱えている不安から、明日がこなければいいのにと考えてしまうことが、眠ることができない原因になっているようです。
寝られる環境じゃない
眠いけど寝たくない時には、自分の原因ではなく、周りの環境が原因になっている場合もあります。隣の部屋から大音量の音楽が流れていたり、車の通りが多いために気になって眠ることができないということもあります。
何かの理由でベッドで眠ることができないという場合もあるかもしれません。ベッドが壊れていたり、布団が何かの理由で使えないということがあるかもしれません。
冬に寒すぎて眠れなかったり、夏に暑すぎて眠れないというような、気温が原因で眠ることができないということもあるでしょう。
今が楽しい
仕事のストレスや不安だけではなく、楽しいからこそ眠たくないという時もあります。好きなアーティストのコンサートに行った日など、気分が高まっている状態が原因で、寝たくないという場合もあるようです。
気分が高揚していることが原因になっているときには、眠りたいという心理にもならないという特徴があるようです。
お昼寝をしてしまった
寝たくない時の原因には、お昼寝をしてしまったことが原因になっています。休みの日には、つい明るいうちでもウトウトと寝てしまうことがあります。
休みの日には、お昼寝をするのが楽しみだという人もいるかもしれません。その日は、朝寝坊をしてしまって、いつもよりも長い時間寝ていたということが原因であることもあります。
お昼にしっかりと寝てしまたことが原因で、寝たくないというよりは眠ることができなくなってしまっているのです。
嫌なことがあって眠れない時の対処法
その日、仕事や学校でとても嫌なことがあってイライラしている、ストレスが溜まっていることが原因で眠いけど寝たくない時があります。気持ちがムカムカしている状態だから眠れないというときには、どんな対処法を使うといいのでしょうか。
気持ちをすっきりさせる
嫌なことがあって眠れない時には、気持ちをすっきりとさせるという対処法がおすすめです。嫌なことがあって眠れない時というのは、気持ちを爆発させたいけれど、それが不完全燃焼であるという状態です。
気持ちを爆発させてあげるためには、泣いたり笑ったりするという対処法がおすすめです。すごく泣ける映画を見てみたり、心の底から笑えるようなバラエティー番組を見るという対処法もおすすめです。
寝たくない時や眠りたくない時には、いっそ起きていて泣ける映画や笑える動画を観てみましょう。
癒しのBGMを探す
仕事で嫌なことがあったりして寝たくない時には、心を癒してくれるBGMを探してみるという対処法もおすすめです。人間関係で疲れている時などは、歌詞のないタイプのBGMを選ぶのがおすすめです。
好きなアーティストの音楽でも癒されることができます。しかし好きなアーティストの曲は、気持ちを高揚させてしまうことがあります。好きなアーティストの曲で癒されたいと思ったときは、眠る1時間ほど前に癒されておきましょう。
眠りたいけど寝たくない時には。歌詞のないゆったりとした曲調のBGMに変えるのがおすすめです。
友達に連絡する
嫌なことがあって、こんな気持ちのまま明日仕事に行きたくないというときもあります。そんなときには、あなたの嫌な気持ちを友達に聞いてもらうという対処法もおすすめです。電話やLINE、メールなどで「きいて~」とSOSを出してみてください。
SNSにとりあえず怒りをぶつけてみるという方法もあります。心の中のモヤモヤをとりあえず何かにぶつけてみましょう。
眠れなくて夜更かし!そんな時の対処法
眠りたくないけど、明日は仕事だから眠らなくてもいけない、そんな時にはどんな対処法をするといいのでしょうか。眠りたくないけど、なんとかしなくてはいけないと思った時の対処法を紹介させていただきます。
布団に入って目を瞑る
眠りたくないけれど、眠らなくてはいけないというときには、とりあえず布団に入って目を瞑るという対処法があります。
布団に入って目を瞑ったからといって、眠れるとは限りません。それでも目を瞑っているだけでも、体の疲れを少し落とすことができるのです。横になることで、体を休めることができます。目を瞑ることで、目から入る情報を減らすことができます。
体を動かさず、目からの情報が減ることで、脳が少し休憩することができるのです。どうしても眠りたくないというときには、体だけでも少し休ませてあげましょう。
寝る1時間前にはスマホを見ない
よく言われていることですが、寝る前にスマホなどの画面を見るのは脳を刺激するので良くないと言われます。眠りたくないわけではないのに眠ることができないという人は、寝る前のテレビを観る習慣もやめてみるといいでしょう。
寝る最低でも1時間前には、スマホやテレビを切って、音楽だけに切り替えてみてください。激しい音楽よりは気持ちを落ち着かせるゆったりとしたBGMがおすすめです。
睡眠におすすめのBGMを集めたCDなどもあるようです。寝つきが悪いと感じている人は、音楽での対処法も考えてみましょう。
いっそ本を読む
眠りたくないけれど寝なくてはいけない、けれどやっぱり眠ることができないという時には、本を読んでみるというのもおすすめです。今は眠れないけれど、いつか寝たいという気持ちがあるときには、テレビなどよりも本を選ぶのがベストです。
活字を読んでいると、だんだん眠くなってくるということもあります。本は映像よりも脳への刺激が抑えられるという点でもおすすめです。これを機に、趣味を読書にしてみるのもいいでしょう。
本の種類は、難しいものでなくても構いません。できれば活字だけのものがいいのですが、漫画であっても、自分のペースでゆっくりと読めるものであれば良いようです。
眠りにつきやすくするための環境作りとは?
眠りたくないけれど寝ないという原因には、眠れる環境ではないというものがありました。眠りにつきやすくするためには、どんな環境にしておくことが必要なのでしょうか。眠りにつきやすくするための環境作りについて考えてみましょう。
お気に入りのベッドをみつける
眠りたくないという気持ちにならないような、お気に入りのベッドや布団を探してみるというのも、眠りにつきやすくするための環境にはおすすめです。
あなたの家には「寝室」があるでしょうか。1人暮らしをしていると、リビング兼寝室というお部屋も少なくはありません。可能であれば、眠るための空間はしっかりと区切って、そこは眠るためだけの場所にしておくと、眠りにつきやすくなります。
眠りたくない時でも、そこに行けは眠るという習慣をつけることで、眠りにつきやすくなるのです。
ホットミルクを飲む
よく言われる方法ですが、眠る前に温かいものを飲む習慣にしておくと、眠りにつきやすくなります。人は眠るときには体温が少し上がります。眠りたくないという心理や、眠りたいのに眠れないという人は、体温を上手に上げることが出来ていないのかもしれません。
ホットミルクなど、カフェインの少ない温かい飲み物を飲むことで、体が眠る準備を始めてくれます。体が温かいうちに布団に入って目を瞑れば、そのうちウトウトと夢に落ちていくことができるでしょう。
音楽やアロマなどもあわせて使うことで、心地よい睡眠を楽しむことができるでしょう。
引っ越しも考えてみる
どうしても隣の部屋の音が気になる、窓の外から聞こえる音が気になるという環境のために眠ることができないのであれば、最終手段として引っ越しも考えてみましょう。
あなたが隣の音や窓の外の音が気になるのは、もしかしたらあなたのストレスが原因になっていることもあります。ストレスが溜まりすぎると、周りのちょっとした音が気になって仕方がないということもあるのです。
ストレスが原因かもしれないと思ったときには、専門機関を受診してみるということも選択肢に入れておきましょう。
それでもどうしても眠ることができないときには
眠りにつきやすくするための環境作りなどを紹介してきましたが、それでもどうしても眠ることができないということもあります。
ストレスが原因で、眠りたいけれど眠ることができないということがあるのです。色々な方法を試してみたけれど、どうしても眠ることができないというときには、どういう対処法があるのでしょうか。
不安なことを書き出す
色々なことが不安で眠れないという人がいます。会社の経営者など、責任がある役職の人に多い理由です。あれもやらなくてはいけない、これもやらなくてはいけない、いつやればいいのかという心理から眠ることができないのです。
不安なことややらなくてはいけないことが多すぎて、眠ることができないという人は、メモに書き出してみるという方法もおすすめです。
書き出してみるだけでも不安は少し解消されます。書きだした上、これは誰かに頼めばいいなど、役割を振り分けておけばさらに不安は解消されます。
無理に眠ろうとしないことも大切
眠ることができないと、なぜか眠れないことが悪いことのように感じることがあります。みんなが普通にできることが、できないということに不安と焦りを感じてしまうのです。しかし眠れないという経験をしたことがある人は、あなただけではありません。
不安なことがあったり、心配事ができれば、誰でも眠れないという経験をするのです。あなただけではありません。眠れないということは、あまりいいことではありませんが、悪いことではないのです。人間の体はとても上手にできています。
今、眠ることができなくても、体に限界がきたら、眠れてしまうものです。あなたが今、眠ることができないなら、眠くなるまで無理に眠ろうとする必要はないという時なのです。
こんな睡眠方法もある!試してみたい眠れる方法
昔は眠れない時には、羊の数を数えるといいと言われていました。実際に羊を数えてみた人もいるかもしれません。最近では、羊を数えるという睡眠方法以外にも、おすすめの睡眠方法が紹介されています。そんな中からいくつか紹介させていただきます。
カウントダウン睡眠法
睡眠療法士考案の睡眠方法です。羊を数える睡眠方法に似ていますが、ポイントは数が減っていくというところです。
布団に入って目をとじたら、ゆっくりと「100」からカウントダウンをはじめます。ときどきウトウトしてしまって、いくつまで数えたかわからなくなったら、また100からカウントダウンをします。
大切なのはウトウトしたときにあ「あれ?どこまでカウントダウンしたっけ?」とムキになって考えないようにするということです。眠るための方法であることを忘れないようにしましょう。
シャッフル睡眠法
認知科学者考案の睡眠方法です。「連想式睡眠法」とも呼ばれているものだそうです。布団に入った時に、なんでもいいので単語を思い浮かべます。例えば「あ」という単語を思い浮かべます。
「あ」から始まる言葉を何でもいいので思い浮かべていくという方法です。「あられ」「あめ」「あさがお」など、ともかく「あ」で始まる言葉をどんどんと思い浮かべていくのです。
この時大切なのは、言葉を繋げてイメージを膨らませないということです。「あさがお」「あめ」と考えた時に、朝顔が雨に濡れている様子などはイメージしないということです。脈絡のないものを考えていくというのがポイントになっています。
呼吸法
理論的に睡眠をしたいという人におすすめの睡眠方法になります。大学医学部博士考案の睡眠方法です。呼吸法は、気持ちを落ち着かせたいときにも使える方法なので、マスターしておくのもおすすめです。
まずは完全に息を吐いた後、ゆっくりと4秒かけて鼻から息を吸っていきます。そして7秒息を止めた後、今度は8秒かけて息を吐きます。これを3回繰り返すだけです。
ポイントは、4秒・7秒・8秒という時間です。ストップウォッチを使う必要はありませんが、気持ちゆっくりと時間を数えながら意識しながら呼吸をするようにしてみましょう。
快適な睡眠をとりましょう!
今回は寝たくない時の心理や原因を紹介させていただきました。無理に眠ることはないと書きましたが、それでもできれば快適な睡眠を毎日とるというのが理想的です。
あなたが眠りたいのに眠れないというのであれば、どうして眠ることができないのか、理由や原因を考えてみましょう。睡眠をとることが出来ない状態が長く続くと、精神的にも辛くなります。
あまりにも長期的に眠ることが出来ない時には、病院で受診することをおすすめします。