図々しい人の特徴！図々しい女の撃退方法や対処法も紹介

学校や職場での生活をしていると、男性や女性を問わず1人ぐらいはいませんか？『図々しい人』。ずけずけと話に割り込んできたり、呼んでもないのに集まりに来ていたり。何でこんな態度をとるんだろう、と避けたくなることもあるでしょう。

そんな図々しい人が何でこんな行動を取ってしまうのか、どのような心理でこんなことをしているのか気になりませんか？ここでは図々しい人の特徴を徹底解剖していきます。

そもそも、『図々しい』の意味とは、「人に迷惑をかけても平気な様子でいること」を指します。『図』を重ね、形容詞化したものになります。『図に乗る』という言葉がありますが、こちらに関連付けて派生した言葉になるようです。

図々しいの類語とは、『恥知らず』や『厚かましい』が該当します。その他には、『臆面もなく』『遠慮なく』『しゃあしゃあと』『無神経』『節度がない』『ふてぶてしい』等があげられます。

多くの言葉がありましたが、どの言葉にもあまり良いイメージは湧かないでしょう。自分勝手な行動をとる人の印象を受けます。

図々しい人の特徴から見ていきましょう。図々しい人は、どの様な性格の持ち主なのでしょうか。基本的には、いわゆる自己中でワガママな性格な人が多いです。そのような人は、大体自分で他の人に迷惑をかけている自覚が無く、気が付いていない上に悪いと思っていないという心理状態にあります。質（たち）が悪いとも言えるでしょう。

大きく4つに分けて分析をしてみたので、あなたの周りにいる図々しい人と比べてみてください。私は違うから大丈夫と思っていたのに、もしかしたらあなた自身に当てはまっていることも……！自分の性格を見つめなおすチャンスかもしれません。

周りのことは全く見えていません。自分を中心に世界が回っているタイプです。皆だれしも自分のことは大事なのかもしれませんが、図々しい人はそれがとても強いのです。自己愛が強い特徴があります。

また自分のことが好きなあまり、相手のことまで気が回らないので、人の話を聞きません。そこに気づいていないので、聞かないというか「聞けない」の方が近いかもしれません。それにより、相手を不愉快な思いにさせてしまいます。また、プライドも高いので、自分からは折れません。

人の話を聞けないけれど、自分のことは話したい。しかも、考えついたことをすぐに口にします。その容赦ない言葉に傷つく人も多くいるでしょう。想像力が無いので、これを言ったら相手が傷つくだろうな、といったようなことがあまり考えられないのです。

世間一般の人が知っているような常識は、通用しないことが多いです。小学生くらいまでは許されるかもしれませんが、中学・高校・大学、社会人と年齢を重ねるにつれてもなお非常識だと、周りからも浮いてしまいます。

また、最低限のマナーが守れないこともあるので、周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。しかし、それが何故悪いのかを理解できません。図々しい人は、「私がなんで注意されなきゃいけないの？」と本気で思っているのです。

図々しい人は自分が1番なので、遠慮なんて言葉は通用しません。周りの人が遠慮してても気づかないのです。1番いい物が欲しいし1番いい物が食べたい、他の人は差し置いて、何でも自分が他と比べて良いものを得ていないと気が済みません。

日本人は遠慮しがちなお国柄もあり、このような性格の人だと周囲からも嫌われてしまいます。場をわきまえないと、自然と周りに人がいなくなってしまうかもしれません。

周りのことは置いといて、自分に良いように考えるのが得意です。自分に甘く、他人に厳しい特徴があるので、自分を甘やかしてしまいます。

実は、傷つきたくないという気持ちの表れでもあります。かといって、それを都合よく解釈し相手のことを理解しないのは間違いです。思い込みが激しく、そう思い込んでしまっている場合もあります。

相手にずけずけとした態度を取られると、誰しもが嫌になることでしょう。しかし、図々しい人はそんなことなんて構わず行動をおこしてきます。

主な行動4パターンをご紹介します。あなたも今までに、こんな行動をされた記憶があるかもしれません。

人が話している最中に割り込んでくるのが、図々しい人の特徴です。自分がしゃべりたいと思い立った時に、相手の気持ちを考えず話を割ってきます。先に話していた人は、当然気分を悪くするでしょう。空気が読めないと思われても仕方がありません。

そして、割り込んでくるのは話だけではないのです。学校や職場の食堂等で並んでいる時に、「チョット私も入れてー」と割り込みです。多少なら許せるかもしれませんが、後ろに並んでいる人はいい顔をしないでしょう。

自分中心に回っている為、何か手伝ってもらった時にも感謝の気持ちがあまり見受けられません。それが、当然のことだと考えているのです。ありがとうの一言が無いと、相手に次はもう手伝うのはよそうかな、と思われてしまうことでしょう。

図々しい人は、人を使いッ走りにするのが得意です。「あれやっといて」「これ買ってきといて」と女王様気分で指図して、何でもやってもらおうとするのです。

本当にやってほしくて言っている時もあれば、人をパシリにして命令していること自体が楽しくて言っている時もあります。自分の為に誰かが何かをやってくれている、という事実に満足感を覚えるのです。

図々しい人は、人が頑張ってやったことを、あたかも自分がやったかのように周囲に話、手柄を奪うこともします。本当に頑張ってやった人からすれば、努力の無駄になってしまうでしょう。楽をして自分の地位をあげたり、皆からの賞賛を得（え）ようと考えるのが特徴です。

手柄を横取りしても、バレずにことが進む時もあるでしょう。しかし、中身が伴っていないのが図々しい人です。実は周囲の人たちは見ているので、そのうち恥ずかしい思いをする時が来るのです。

図々しい人の態度とは、どのようなものがあるのでしょうか。態度が大きい人は偉そうで近寄り難いし、比較的に良い印象は受けないでしょう。良く言えば積極的なのですが、積極的が過ぎると悪い意味で目立ってしまいます。

先ほども前述したように、やってもらって当たり前と思っているので、基本的にお礼は言いません。何で私がお礼を言わなきゃいけないの？と逆に思っているくらいです。

職場関係の話なら尚更お礼は言わなくてはならないものですが、恋人同士の関係や家族等、親しい関係の方にもきちんとお礼を言っていますか？女性・男性共にお互いが近い関係にあると、感謝の気持ちが疎（おろそ）かになりがちです。あなたもいつの間にか、彼や彼女にだけ図々しい人にならないよう気を付けましょう。

出かけた先のお店で、文句をつけることもあります。俗に言うクレーマーです。自分の言っていることがすべて正しいと思っているので、自分より下の立場の店員にちょっとしたことでクレームを言います。

図々しくものを言い優越感にひたり、自分が上の立場であることを認識しないと気が済まなくなるのです。本当に間違っている時ならまだしも、そうでは無い理不尽な時にはとても迷惑な話です。

絶対に自分が悪い時にも、それを認めません。反省して折れることが出来ないので、自分は悪くないような態度を取ってしまいます。

悪いことをしたら反省して謝らなくてはいけないことなんて、小さな子どもでも分かることでしょう。反省の色が見えないと、そこからまた余計なトラブルに発展するかもしれません。

悪びれない態度を取るということは、偉そうな様子にも繋がります。威厳があるのと、偉そうなのは違います。相手の話し方が強そうな感じだったり、非を認めないような態度をされると、一歩引いてしまう人もいるでしょう。

上から目線は嫌われてしまうことが多いです。無意識に、偉そうで図々しい態度を取らないよう、気を付けましょう。

図々しい人は、どのような心理状態にあり、なぜこのような態度や行動をとってしまうのでしょうか。こちらでは図々しい人の心理を暴いていきます。実は、心の奥底に抱えている闇があるのかもしれません。

自分が上の立場にいる、と勘違いをしている可能性が高いです。私は周りよりも立場が上だから、図々しい態度をとっても許されると思い込んでいます。自分を過大評価しているのです。

年を重ねた人が図々しいといわれてしまうのは、少しこのような心理が働いているのかもしれません。地位が高かったり、年齢が上の人だとどうしてもこのように思い込みがちです。人生経験を重ねても、図々しい人だと思われない年の重ね方ができると、幅広い年齢層の人たちと良好な関係を築けるでしょう。

悲しいことに、愛情不足の心理状態にある人が、図々しい態度を取ってしまうこともあるのです。他を押し退けて自分のことばかりを考える人は、愛情が注がれない環境で育っていたりもします。小さい頃の家庭環境から、図々しいような性格になってしまうという心理もあるのです。

図々しい人は、人に頼みにくいことでも平気で頼むことが出来る心理状態にあります。よく『図々しい人の方が得をする』と言いますが、正にこのことです。

相手のことはさほど気にせずモノを言えるので、上に立つ人間としての能力はあるのかもしれません。ズバッと意見を言うことが出来るのは、社会生活をするにあたって長所となる時もあるでしょう。

女性同士の関係は、時に難しいこともあります。男性の友情関係と違うところもあるのです。本音をなかなか言わなかったり、一度関係にヒビが入ると修復不可能だったり。

そんな中でも、図々しい女性にはどのような対処をしたら良いのでしょうか。大きく関係を崩さないように、相手に察してもらいましょう。

図々しい女性には、自分のプライベートなことは極力話さないのが賢明です。特に女性同士だと、プライベートな話を根掘り葉掘り聞かれることが不快な人もいます。ですが、そんなことはお構いなしに土足で踏み込んでくるのが図々しい人です。

相手のことは気にしない心理状態にあるので、そのような女性には自分のことをさらけ出しすぎないようにしておきましょう。

なるべくなら関わりたくないのが本音でしょう。できることなら、距離をおきましょう。女性は男性と比べたら、話すことが好きな人が多いです。必要なこと以外は話しかけないようにして、関係を築き上げるようなことは避けましょう。

はっきりと言ってあげないと、わからないのが図々しい女性の特徴です。オブラートに包んで会話をしても、理解をしてくれないことが多いです。断らないといけない時は、思い切って断りましょう。なあなあにしておくと、やりたくないことまで押し付けられて、余計な仕事が増えてしまうかもしれません。

図々しい女性と、一対一で会話をしてもいいことはありません。口下手な人なら余計です。そんな女性の思うつぼにされてしまうので、出来れば面と向かって二人きりで話さない方が良いかもしれません。

といっても、会話をしなくてはならない状況になることもあるでしょう。そんな時は、要件が済んだらサッと会話を切り上げ、はっきり断ることは忘れないようにしてください。

図々しい人から頼まれごとをされた時に、「自分でやればいいのに」と思うことでしょう。そんな時には『修造返し』が効果的です。あの松岡修造さんのように、相手が嫌になるくらい熱い気持ちでポジティブに、「自分でやりなさい！」という気持ちを伝えてあげるんです。

例えば、仕事を押し付けられそうになった時には、松岡修造さん並みのテンションで「〜〜さんも！さあ頑張れば早く終わりますよ！あなたにも絶対出来るから！イケる！」と勢いで跳ねのけてしまうのです。君にも出来る！の精神で、面倒くさい程異常なテンションを出し、撃退してしまいましょう。

図々しい態度や行動を取る人の、心理や特徴が分かったことでしょう。分かったところで、理解できるものでは無いのが事実です。きっぱり関係を断つことは難しいことなので、近すぎないところで相手と適度な距離を保っていられると良いでしょう。

また、相手にいいように使われて嫌な思いをしない為にも、断る時ははっきりと断ったり、要件以外は極力話さないようにしたりすることも大切です。自分なりの対策を普段からしておくと、あまり気にならずに済むかもしれません。