心がなんかもやもやする原因!気持ちがもやもやした時に解消する方法とは?
心がもやもやする。なんとなく憂鬱だけれど言葉では表現できない。そんな気持ちを感じたことはありませんか?今回はそんな誰でも感じたことがある「もやもや」についてまとめました。心がもやもやする原因は何なのか、対処法なども合わせてご紹介します。
目次
もやもやする気持ちを晴らそう!
「なんだか心が重たい」「元気が出ないしもやもやする」そんな気持ちを感じたことはありませんか?時間に追われて慌ただしい毎日を過ごしていると、辛いことや悲しいことに慣れてしまい、心が疲れてしまうタイミングもあると思います。でもそれは仕方のないことなのでしょうか?
そこで今回はそんな「気持ちがもやもやするとき」にはどう対処すればいいのか。またもやもやする原因は何なのかについて調べてみました。「なんとなくもやもやする」で済ますのではなく、憂鬱な気持ちを吹き飛ばせるよう一緒に見ていきましょう。
そもそも「もやもやする」とは?
説明に入る前に、そもそも「もやもやする」とはどういう状態を表す言葉なのでしょうか?「もやもやする」とは神経質になっていて落ち着かない、先の見通しが立たず不安になる様子、また自分の思い通りにならずイライラする様子などを表す言葉です。
ある特定の様子を表す言葉ではなく、その時の感情によって解釈が変わるので難しいですが、基本的には何か不満や不安を抱いている様子だと理解しておけば問題ないでしょう。
心がもやもやする原因
ではさっそく心がもやもやする原因について見ていきましょう。どんな場所・タイミングで不満を抱きやすいのか。どんなことにストレスを感じるのかを知っておくことでもやもやの原因が見つかるかもしれません。
「なんとなくもやもやしているけれど理由がわからない」「心当たりがない」と言う人はストレスに慣れすぎて無自覚になってしまっている可能性も。自分自身を把握するためにも、今の生活と照らし合わせながら確認してみてください。
仕事がうまくいかない
心がもやもやする原因の1つ目は「仕事がうまくいかない」です。
「仕事でミスをしてしまった」「上司が理不尽」「後輩が働かない」など様々な問題が起こりやすいのが仕事場ではないでしょうか?たくさんの人が同じ場所に集まりチームで行動しているので、思い通りにならないことも多いと思います。
また仕事がうまくいかない時に限って、続けてトラブルが起こることもしばしば。周りのフォローがないとさらにイライラも募ります。仕事でのトラブルは心がもやもやする原因の1位と言っても過言ではないでしょう。
恋愛でのトラブル
心がもやもやする原因の2つ目は「恋愛でのトラブル」です。
「片思いの相手に告白したが振られた」「彼氏に浮気された」「デートをドタキャンされた」など、恋愛においてもトラブルはつきもの。また大きく感情を揺さぶられることが多いので、心に与えるダメージも相当大きくなります。
しかし恋愛は一人ではできないもの。相手の気持ちと通じあわなければ上手くいくことはありません。まさに「思い通りにならないこと」の代表的な存在でもあります。心がもやもやするときは一旦落ち着いて冷静に考えることが大切です。
将来への不安
心がもやもやする原因の3つ目は「将来への不安」です。
「進学するべきなのか悩んでいる」「今の仕事を続けていていいのか」「結婚したいけれど相手がいない」などなど、将来に対する不安は人それぞれ。年齢や置かれている立場によっても、その悩みは大きく変わってきます。
しかし将来のことはどれだけ考えても確実なことはありません。なのでいつまでたっても不安が解消されることもないのです。自分が理想とする将来像をしっかりと見据え、それに向かって努力や計画を進めることだけが唯一の近道だと言えるでしょう。
お金の心配
心がもやもやする原因の4つ目は「お金の心配」です。
「借金をしている」「老後のお金が心配」「給料が低い」など、お金に関する悩みも様々。また結婚している人なら自分だけでなくパートナーの価値観によっても悩みのタネが増えてきます。
少子高齢社会や年金問題など、先行きが明るくない今の若い世代にとってはお金の問題は深刻です。しかしすぐに解決できる問題でもありませんので、しっかりと働きながら貯金や資産運用などで蓄えておくしかないでしょう。
人間関係
心がもやもやする原因の5つ目は「人間関係」です。
「気が合う友達がいない」「職場で浮いている」「ママ友と上手くいかない」など、人間関係と言っても立場は様々。特に長時間を過ごす学校や職場での人間関係は深刻で、大きなストレスを与える原因にもなります。
我慢して付き合わなければいけないことも多いですが、できるなら好きな人にだけ囲まれて過ごしたいもの。できる限り自分で周りの環境を整えて快適に過ごせるよう工夫していきましょう。
もやもやするときの心の解消法【行動編】
ここまでは心がもやもやする原因についてご紹介してきました。仕事から人間関係まで、様々なことが原因になっていることを理解していただけたと思います。
ではそんなもやもやする原因はどのように解消すれば良いのでしょうか?もやもやするときに取るべき行動についてご紹介したいと思います。
旅行に出かける
もやもやするときの解消法の1つ目は「旅行に出かける」です。
普段とは違う景色や雰囲気を味わうことができる旅行は心のもやもやを晴らす絶好のイベントです。いつもとは違うゆっくりとした時間や美しい風景は日頃のストレスや疲れを吹き飛ばしてくれるでしょう。
旅行に行く時には仲の良い友達と楽しい時間を過ごすのもいいですし、一人で自分と向き合うのもおすすめ。その時の気分に合わせて行き先やパートナーを選ぶことで、より大きな効果を得ることができます。
運動する
もやもやするときの解消法の2つ目は「運動する」です。
仕事や家事、学校などで忙しい人は運動するタイミングが取りずらいもの。そんな時こそ意識的に体を動かすようにしてみましょう。ランニングや筋トレなど軽い運動を取り入れることで気分転換をすることができます。
また運動をすることで気分が晴れるだけではなく健康的な体になるという相乗効果も。運動が習慣になるまではなかなか気が進まないと思いますが、慣れてしまえば生活の一部になります。深く考えすぎずに、まずは気軽に始めてみましょう。
買い物をする
もやもやするときの解消法の3つ目は「買い物をする」です。
あなたにはずっと憧れていたブランドの物や、新調したいけれども迷っているものはありますか?そんなときは思い切って買い物に出かけましょう。日頃頑張っている自分自身にプレゼントを与えることで気分がスッキリとします。
しかしこの解決法は購入するものによってお金がかかりすぎるものも。また定期的に買い物をしてしまうと特別感が薄れてしまいますので、買い物する金額や頻度はしっかりと自分で管理するようにしましょう。
新しいことを始める
もやもやするときの解消法の4つ目は「新しいことを始める」です。
同じような毎日に飽き飽きしている、マンネリ化しているという人は今の生活に刺激が足りないのかもしれません。そんな時はドキドキ・ワクワクできるようなことを探してみましょう。
例えば「新しい趣味を見つける」でもいいですし、可能であるなら「引越しをする」「転職する」など大きく自分の環境を変えるのでも良いでしょう。新たな環境に身を置いて、清々しい気持ちで新しい毎日を始めましょう。
もやもやするときの心の解消法【日常生活編】
ここまでは、もやもやするときの心の解消法【行動編】についてご紹介してきました。しかし「そんな時間がない」「お金に余裕がない」という人もいると思います。そんな人のために、次はもやもやするときの心の解消法【日常生活編】をご紹介します。
手間をかけずに簡単に気分転換出来る方法ばかりを集めましたので、今すぐもやもやを晴らしたいという人はぜひ試してみてください。
掃除をする
もやもやするときの解消法の1つ目は「掃除をする」です。
部屋の中が物だらけで乱雑であったり、ゴミが捨てずにそのままだったり。汚れた部屋で生活をしているとだんだん心がもやもやしてきます。スッキリとした気持ちに切り替えるためにも、まずは掃除をしましょう。
また部屋の片付けが苦手だったり、すぐに散らかってしまうという人は物が多すぎる可能性もあります。不要なものは処分したりリサイクルショップに持ち込むなど、気持ちよく過ごせる部屋づくりをしましょう。
話を聞いてもらう
もやもやするときの解消法の2つ目は「話を聞いてもらう」です。
心が重く感じたり、もやもやしている時には友人や家族・恋人に話を聞いてもらいましょう。誰かに話をすることで気持ちが軽くなったり、なにっでもやもやしていたのかが整理されて解決することがあります。
顔を合わせて話すのもいいですが、忙しい時には電話でも大丈夫。自分の気持ちを吐き出すことに意味があります。心を許せる・信頼できる相手に自分の気持ちを洗いざらい話してみるようにしましょう。
美味しいものを食べる
もやもやするときの解消法の3つ目は「美味しいものを食べる」です。
衣食住は人間の基本。その中でも食事は体を作るものであり、非常に重要です、忙しいからといってレトルトやコンビニのお弁当など質素な食事をしていると栄養が偏ったり心が貧しくなることも。
たまにはゆっくり時間をとって美味しいお店で外食を楽しんでみましょう。新しい料理との出会いもあるかもしれません。また出かけるのが難しい場合には自宅でバランスの良い食事を自炊してみましょう。美味しいご飯を食べることで体も心も満たされます。
寝る
もやもやするときの解消法の4つ目は「寝る」です。
忙しいとついつい削ってしまいがちな睡眠時間ですが、睡眠時間が足りないとイライラしたり集中力がなくなったりと良いことはありません。また肌荒れや免疫の低下など身体的にも影響を及ぼすことがあります。
そんな悪循環を断ち切るためにもしっかりと睡眠時間を確保するのが大切。寝ることによって頭もスッキリし、元気よく行動することができます。メリハリのある生活をすることで、もやもやした気持ちを晴らせるようにしましょう。
生活リズムを整える
もやもやするときの解消法の5つ目は「生活リズムを整える」です。
「毎日夜中までスマホをいじっている」「昼まで寝ている」など生活リズムが乱れてはいませんか?朝方まで活動し夕方まで寝るような生活をしていると、自律神経が乱れて精神状態が不安定になることがあります。
まず朝に起きて朝日を浴びる。三食バランスよく食事をとり適度な運動を。温かいお風呂にゆっくりと浸かり、夜更かしせずに布団で眠る。そんな規則正しい生活を続けてみましょう。体の調子もよくなり、次第にもやもやした気持ちが晴れてくるはずです。
もやもやするときの心の解消法【考え方編】
ここまでは、もやもやするときの心の解消法【日常生活編】についてご紹介しました。自宅で簡単に取り入れられるものばかりですので、気になった改善方法はどんどんチャレンジしてみましょう。
では最後にもやもやするときの心の解消法【考え方編】についてご紹介します。どの改善方法を試してもスッキリしない人は、自分の考え方に問題があるかもしれません。考え方の癖や思い込みを無くして、もやもやした気持ちを晴らしましょう。
本当にしたい事を見つける
もやもやするときの解消法の1つ目は「本当にしたい事を見つける」です。
「なんとなく大学に進学した」「たまたま受かった会社に就職した」など、やりたいことが見つからなかった人は、流れに身を任せて今の場所にいることがあります。そのため「好きでしているわけではない」という不満を抱きやすい傾向があります。
人間が自分が何かを「させられている」と感じると憂鬱になったりやる気が出ないもの。そんな時は自分自身のやりたいことを見つけましょう。そしてそのやりたい事を一生懸命頑張れば充実した毎日になる事間違いなしです。
理想の自分を考える
もやもやするときの解消法の2つ目は「理想の自分を考える」です。
今の生活に漠然とした不満や不安を抱いている人は、自分が「こうなりたい」という目標がない場合がほとんど。理想や目標なしにぼんやりと生きているので、どこに向かっているのか・どうすればいいのかがわからずもやもやしてしまうのです。
なのでそんなあなたは「理想」や「目標」をまず見つけてみましょう。そしてそれに向かって行動する事で、なんとなく抱いていた「もやもやした気持ち」から解放されるようになるでしょう。
自分を大切にする
もやもやするときの解消法の3つ目は「自分を大切にする」です。
日頃周りの人に気を使いすぎて、自分のことは後回しになっていませんか?言いたいことがあっても飲み込んでいませんか?他人に気遣いできる優しい心遣いは本当に素晴らしいですが、一番大切なのは「自分自身」だと言うことを忘れてはいけません。
他人によく見られようと頑張りすぎて自分を疎かにしてしまうのは本末転倒。思いやりを持ちつつも、言いたい事を言う・やりたい事をするなど、当たり前の欲求を抑え込みすぎないように注意しましょう。我慢のしすぎはストレスになります。
嫌なことから逃げる
もやもやするときの解消法の4つ目は「嫌なことから逃げる」です。
生真面目すぎる人は自分のキャパを超えるような出来事でも「自分の責任だから」と抱え込む傾向があります。もちろん仕事などやり遂げないといけない場合は別ですが、プライベートや自分で選択できる出来事なら逃げることも大切です。
逃げることに対して罪悪感や敗北感を感じるかもしれませんが、自分の心を守るためには大切なこと。逃げる=悪ではないということを理解しておきましょう。何事も頑張りすぎはよくありません。
モーニングページに挑戦してみよう
ここまでもやもやを解消する様々な方法をご紹介してきましたが、それ以外にも「モーニングページ」と言う解消法があるのをご存知でしょうか?
「モーニングページ」とは自分の心の内をノートに書き付ける方法のことで、ジュリア・キャメロンさんと言う方が「ずっとやりたかったことをやりなさい」と言う本で紹介している方法です。
「自分の気持ちを話すのが苦手」「人には言いづらい内容でもやもやしている」という時にはこの方法がぴったり。書いた内容は自分の心から吐き出したことになるので、書き終わった頃には気持ちが整理されスッキリした気持ちになることができます。
もやもやするのは病気の可能性もある
色々な解消法を試してみたけれども変化がない、原因にも心当たりがないと言う人に関しては、もしかしたら病気が潜んでいるのかもしれません。もやもやしている状態が長く続いている人は体の不調を疑ってみましょう。
もやもや病の可能性
まず考えられる可能性の1つ目は「もやもや病」です。
もやもや病とは別名「ウィリス動脈輪閉塞症」とも言い、脳の血管に生じる病気のことを言います。脳の血管が細くなることによって血流の流れが悪くなり、手足のしびれや言語障害が見られる病気です。
またそれらの症状の他にも高次機能障害といって、注意力や記憶力の散漫が見られることも。なんとなく集中できない、ミスが多いなどの症状が出てきた時にはもやもや病を疑ってみましょう。
くも膜下出血の可能性
2つ目の可能性は「くも膜下出血」です。
くも膜下出血といえば激しい頭痛や嘔吐、意識障害などを思い浮かべる人が多いと思いますが、出血が少ない場合には軽度の頭痛や視界がぼんやりするなど風邪のような症状だけの場合もあります。そのまま放置すると大出血を引き起こし、命に関わることも。
熱がないのにぼんやりする・物が二重に見えるなど違和感を感じた場合には躊躇せずに医療機関を受診するようにしましょう。
あなたのもやもや度を今すぐ診断
気持ちがもやもやする原因や対策がわかったところで、あなたの「もやもや度」を診断してみましょう。常に悩みや不安を抱えている人は、自分がどのくらいもやもやしているか把握できていない場合ばあります。
もやもや度数によっては、すぐに解消しないといけないほど負担になっている場合もありますのでぜひチャレンジしてみてください。今から簡単な質問が10問出てきますので、そのうち幾つに当てはまるかチェックしてみましょう。
もやもや診断
□自分の意見を飲み込むことが多い
□仕事や学校に行くのが憂鬱である
□恋人や好きな人とうまくいっていない
□夢や目標がない
□睡眠不足である
□お金に関するトラブルを抱えている
□苦手な人がいる
□将来が不安だ
□ストレスが溜まっている
□部屋が散らかっている
診断結果
【0から3チェック 問題なし】
チェックが3までの人は、問題ありません。このままの生活を続けましょう。
【4から6チェック 普通です】
チェックが6までの人は普通ですが、ストレスをためないよう注意しましょう。
【7から9チェック もやもやしています】
チェックが9までの人は、気持ちがもやもやしています。気分転換に出かけましょう。
【10チェック とてももやもやしています】
チェックが10満点の人は、頑張りすぎています。ゆっくりと休みを取って自分自身のケアをしてあげましょう。
もやもやの原因を突き止めよう
今回は心がもやもやする原因や、その対処法についてご紹介してきました。参考になることはあったでしょうか?日頃からたくさんのストレスやプレッシャーにさらされている現代人。なんとなくもやもやするなと思っても、その気持ちについてゆっくりと考える余裕もないかもしれません。
しかし、そのもやもやした気持ちはあなたが感じている大切な感情です。「嫌だ」「やりたくない」「逃げたい」などのマイナスの感情は、あなたをストレスから解放するための大切なヒントなのです。
なかなか自分自身と向き合う時間を作るのは難しいですが、この先の人生をよりよくするためにはとても大切なこと。自分は何にもやもやしていて、何を嫌だと感じているのか理解することによって正しい選択肢を選ぶことができるようになります。
今までは放置していた「もやもやする」と言う感情についてしっかりと向き合い、楽しく明るい毎日を送れるよう改善していきましょう。