2018年12月31日公開
2018年12月31日更新
主体性がない人の特徴や原因!自主性のない人の改善方法
いつも周りの意見に合わせてばかりの主体性がない人。お人好しなのかもしれませんが、消極的な姿勢にうんざりしてしまうことも。そこで今回はそんな主体性がない人の特徴について調べてみました。合わせて改善方法もご紹介していますので参考にしてみてください。
目次
主体性や自主性のない自分をなんとかしたい!
「上司から主体性がないと叱られた」「どう改善すれば良いのかわからない」など、自分の主体性の無さを自覚しながらも改善方法がわからないと言う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな「主体性」について調べてみました。主体性とは一体どんなものなのか。どうすれば主体性を発揮できるようになるのかなど、様々な角度からご紹介していきます。
「主体性」の意味とは?
ではまず「主体性」とはどう言った意味の言葉なのかを見ていきましょう。主体性とは「自分自身の行動において意志決定や判断を下すこと。またその結果において責任を持つ性質」のことを言います。
つまり自分自身の行動を自分で決めることができる。またその結果について責任を追うことができる人のことを「主体性がある人」と言うことができるのです。
主体性がない男性の特徴
主体性の意味について理解できたところで、早速主体性がない人の特徴についてみていきましょう。まずは主体性のない男性の特徴についてご紹介します。
決断できない
主体性がない男性の特徴の1つ目は「決断できない」です。
「仕事で重要な決断を迫られても自分だけでは意思決定できない」「いざという時に判断できない」など決断できない男性は主体性がありません。
責任を取りたくない・関わりたくないなど理由は様々だと思いますが、大事な時に頼りにならないのは大問題。周りの人からも頼られなくなってしまうでしょう。
人任せ
主体性がない男性の特徴の2つ目は「人任せ」です。
「旅行に行くと言ったのに計画してくれない」「家の家計管理に関わろうとしない」など、面倒なことにはノータッチな男性も多いのではないでしょうか?特に家庭内のことは全て奥さんに任せっきりと言う人は要注意。主体性がないと思われています。
興味を持たれているうちはいいですが、ありにも人任せにしすぎていると愛想をつかされて見限られることも。最低限自分のことは自分でするようにしましょう。
受け身である
主体性がない男性の特徴の3つ目は「受け身である」です。
「何かを頼まれないと行動しない」「言われないと気がつかない」など常に受け身な男性は主体性がありません。これは特に家庭内で見られやすい傾向があり、仕事ならば気がつくのに家では何もしないという男性も。
家はくつろぐ場所ではありますが、何もしなくても食事が出てきたり部屋が綺麗になるわけではありません。自分も家族の一員として主体的に行動するようにしましょう。
自分の意見がない
主体性がない男性の特徴の4つ目は「自分の意見がない」です。
誰かに意見を求められた際に「どっちでもいい」といいと答えていませんか?自分には関係のないことだと思い込んで適当に返事をしていると主体性がない人だと思われてしまいます。
あなたに意見を求めているということは、あなたの意見を参考にしたいと相手が思っているということ。相手の気持ちをないがしろにせず、誠実に向き合うようにしましょう。
主体性がない女性の特徴
ここまでは主体性がない男性の特徴についてご紹介しました。あなたの周りの男性に当てはまる人はいたでしょうか?では男性に引き続き、主体性がない女性の特徴についてご紹介していきます。
周りの意見に合わせる
主体性がない女性の特徴の1つ目は「周りの意見に合わせる」です。
女性は小さい頃かrグループで行動することが多く、協調性を大切にする人が多い傾向があります。そのせいか自分の意見を押し殺して周りの意見に同調することも。
協調性を大切にすることは悪いことではありませんが、そればかりを続けていると自分の意見がなくなってしまいます。主体性まで無くしてしまわないよう使い分けることが大切です。
文句は言うが改善しようとしない
主体性がない女性の特徴の2つ目は「文句は言うが改善しようとしない」です。
仕事や家庭内で不満がある時についつい口にしてしまいがちな不満ですが、女性の場合不満は言いつつも改善するための行動を起こさないことがほとんど。
文句を言うなら改善すればいいのにと言う提案にも「誰かがやってくれる」「目立ちたくない」と主体性のない意見が出てくることが多いです。行動に移さないとそれはただの愚痴。あまり気持ちのいいものではないのでほどほどにしておきましょう。
やる気がない
主体性がない女性の特徴の3つ目は「やる気がない」です。
「どうせ結婚したら仕事を辞めるつもりだ」「男性に任せよう」など、やる気のない女性には主体性がないことが多いです。これは将来への諦めや男性への甘えから来るもの。自分でなんとかしようという意思が感じられません。
全員がこのような考えではないだけに、真剣に取り組んでいる女性からすると迷惑そのもの。しないといけないことは責任を持ってやり遂げて欲しいものです。
他人の話を聞かない
主体性がない女性の特徴の4つ目は「人の話を聞かない」です。
「他の人が話しているのにスマホに夢中で話を聞いていない」「人が話している途中で話の腰を折ってしまう」など人の話を聞かない人は自分のこと以外に興味がありません。
その為、誰かと何かをする時にも人任せにすることが多く主体性がないことがほとんど。自分勝手な行動は周りから人が離れていく原因になりますので注意が必要です。
主体性がない人の原因とは?
ここまでは主体性がない人の特徴について男女別にご紹介してきました。それぞれの特徴をしっかりと理解して、うまくお付き合いをしていくようにしましょう。
では次は主体性がない人の原因についてご紹介していきます。なぜ主体性がないのか?どんなことを考えているのかなど、主体性がない人の心理について見ていきましょう。
当事者意識がない
主体性がない人の原因の1つ目は「当事者意識がない」です。
仕事でプロジェクトに参加しているにも関わらず「リーダーじゃないから」「担当ではないから」などと責任を丸投げしている人はいませんか?そんな人には当事者意識が欠けているのかもしれません。
当事者意識とはある物事に対して「自分が当事者である」と言うことを意識していること。人ごとではなく「自分のことである」という認識ができない人には主体性は芽生えないでしょう。
責任感がない
主体性がない人の原因の2つ目は「責任感がない」です。
何かトラブルが起きたとしても知らないふりをしたり、自分は関係ないと言う素振りをしたり。責任感のない人は意外と多いもの。そんな人はトラブルや面倒なことを避ける傾向がある為、自ら進んで物事を始めるという事がありません。
トラブルを恐れるあまり積極性や主体性を書くことになりますが、彼らにとっては平凡が一番。周りが咎めても響かないこともありますので、対応には苦労することになるでしょう。
自分以外に興味がない
主体性がない人の原因の3つ目は「自分以外に興味がない」です。
自分のことが大好きで、他の人に対して興味関心が薄い人もいます。そんな人にとっては、自分が苦労するのが何よりもダメなこと。周りの人が困っていたり助けを求めていても関係ありません。
その結果、「いかに楽をするか」「どうやって苦労せずに成功するか」など、自分本位な考え方に移行していくことに。このタイプの人には周りも巻き込まれやすくなりますので、付き合う時には注意が必要です。
見返りを求めすぎる
主体性がない人の原因の4つ目は「見返りを求めすぎる」です。
「自分はこれだけしてあげたのに」「頑張ったのにご褒美がない」など、見返りを求めすぎる人は要注意。自分に対するメリットがなかった時に、一気にやる気がなくなるという特徴があります。
何かを頑張った時の見返りは目に見えるものだけではありません。「信頼」や「評価」など長い年月をかけて得られるメリットも多いので、一時的なものに振り回されず広い視野で物事を見るようにしましょう。
主体性がない人が主体性を持つための改善方法
ここまでは主体性がない人の原因についてご紹介してきました。ではそんな主体性がない人はどのように改善していけば良いのでしょうか?そこで次は主体性がない人が主体性を持つための改善方法についてご紹介していこうと思います。
自分の意見を持つ
主体性を持つための改善方法の1つ目は「自分の意見を持つ」です。
いつも周りの人の意見に同調していたり、物事に対して真剣に考えたことがないという人は自分の意見を持つことから始めてみましょう。自分の意見がないということは、自分はその事柄について関係ないと感じていることの表れです。
どんなことでもいいので「自分ならどうするか」「自分ならこう考える」ということを表明してみましょう。積極的に考えることで主体性が培われるようになります。
自分で決断する
主体性を持つための改善方法の2つ目は「自分で決断する」です。
「何か決める時は家族や恋人に丸投げしている」「優柔不断で決められない」という人は、小さなことからで構わないので「自分で決断する」という経験を積み重ねるようにしましょう。
どんなことでも人に選んでもらえば自分に責任は降りかからないので楽なもの。しかしそんな状態を続けていると、あなたの人生は他人が選択した人生になってしまいます。小さなことからでいいので自分自身で決断を下し、主体性を育てましょう。
前向きに考える
主体性を持つための改善方法の3つ目は「前向きに考える」です。
主体性がない人は「どうせいつか意味がなくなるだろう」「頑張っても無駄だ」など、ネガティブな考え方が原因の可能性もあります。どんな出来事も今の自分を作っているものだと理解し、前向きに考えるようにしましょう。
前向きな考えを持つことによって「もっと工夫した方がいいかも」「別の方法でもやってみよう」など、新しい考えが出てくるもの。自分自身で主体性を潰してしまわないよう注意しましょう。
目標を持つ
主体性を持つための改善方法の4つ目は「目標を持つ」です。
仕事やプライベートに関わらず目標を持つことは大切なこと。目標がない状態で試行錯誤しながら努力し続けるのは終わりが見えず、挫折につながりやすいからです。
「物事を成し遂げられない」「達成感を得られない」というのは自己否定につながり主体性を無くしてしまう原因になることも。自分に自信をつける為にも適切な目標を設定することは重要だと言えるでしょう。
部下に主体性を持たせるには?
仕事をする上で「部下に主体性がない」と頭を悩ませている上司は多いのではないでしょうか?そんな困った部下に主体性を持たせるには、どのようにすれば良いのでしょうか?
仕事内容を理解させる
部下の主体性について悩んでいる人は、まず自分の部下が本当に仕事内容について理解しているか確認してみてください。「なんども聞けないので知っているふりをしていた」「本当は理解できていない」など、どのように仕事に向き合うのかわかっていない人のたくさんいます。
仕事の進め方さえ理解できれば、今までとは比べ物にならないくらいスムーズに話が進むことも。頭ごなしに叱る前に困っていることがないか確認してがてください。
任せてみる
部下が仕事について理解しているようなら、思い切って仕事を任せてみるのも悪くありません。「一人でやり遂げられるか心配」「取引先に迷惑をかけるかも」など不安な気持ちはわかりますが、いつまでも手出しをしていると部下も独り立ちできません。
思い切って仕事を任せてみて、部下が相談に来たらアドバイスをしてあげる。そして一人でやり遂げたら褒めてあげる。そんな成功体験をもとに部下も自信を付けて成長していきます。主体性を育てるためには、思い切って任せてみるのも一つの方法でしょう。
「主体性」と「自主性」の違いとは?
「主体性」と似たような言葉に「自主性」という言葉があります。この二つの言葉は似ていますが、その意味は違うもの。
「自主性」とは独立して物事を考え行動できる性質を表す言葉です。つまり受け身ではなく、自分自信で考え誰かに言われる前に行動ができるということ。
一方、今まで紹介してきた「自主性」は自分が中心となって物事を進めていくことを表しています。
自主性がない人の改善方法
ではそんな「自主性」がない人はどのような対策を取れば良いのでしょうか?自主性がない人のために。改善方法をご紹介していきます。
自分で考える
自主性がない人の改善方法の1つ目は「自分で考える」です。
インターネットが発達した今ではわからないことがあっても検索すればすぐにわかる時代。自分で考えなくても誰かが答えを教えてくれます。しかしそれを繰り返していると考える力がなくなってしまうことも。
なんでも調べたり誰かに聞くのではなく「自分はどう思うのか」「自分ならどうするのか」を考える癖をつけることで、自主性を身に付けることができます。
新しいことにチャレンジする
自主性がない人の改善方法の2つ目は「新しいことにチャレンジする」です。
慣れ親しんだ環境や、熟知した仕事に取り組むのもいいですが、その繰り返しばかりだとただのルーティーンになってしまうことも。「そのやり方で本当にいいのか」「もっといい方法はないのか」など現状を疑い新しいことにチャレンジしてみることも大切です。
また仕事だけではなくプライベートで新しい趣味を初めてみるのも良いでしょう。同じことの繰り返しではなく、新しいことを始めることによって自主性を身につけましょう。
一人暮らしをする
自主性がない人の改善方法の3つ目は「一人暮らしをする」です。
実家に長く暮らしている人は勝手にご飯が出てきたり、洗濯機に入れておくだけで洗濯物が綺麗になっているような生活を送っているかもしれません。そんな楽な暮らしを覚えてしまうと自主性は育たないもの。思い切って一人暮らしをしてみましょう。
一人で生活を始めれば自分面倒を見るのは自分しかいません。強制的に自主性が育つ環境になるので、なんとしてでも主体性を育てたいという人にはオススメの方法です。
主体性を持って行動しよう
今回は主体性のない人の特徴や原因についてご紹介してきました。「やる気がない」「向上心がない」など良い印象のない主体性のない人。そんなレッテルを貼られないためにも、あなたも今日から主体性を持って行動してみてはいかがでしょうか?