存在意義の意味とは?自分の存在意義がないと思った人が意義を見出す方法
みなさんは、存在意義を持っていますか?実は、「なんのために生きている?」「なんで仕事をしている?」など考えいませんか?これらを考える人は、存在意義がないかもしれません!今回は、そんな存在意義がない人が存在意義を見出す方法など、「存在意義」についてを紹介します。
目次
存在意義って何だろう?
もしかしたらほとんどの人が、「なんで生きているんだろう」と時々思ったり、「なぜ、こんなことをしているのかな」と疑問や意味、何らかの価値を見いだしたいと考えたことがあると思います。
それは、「自分に」「誰かに」など、何かに必要であることを欲しているのです。存在意義が分からないと、自分が恵まれた環境にいても、自分が辛い環境や一面にぶつかっても、力強く生き抜くことができないかも知れません。
存在意義を見つけることは、自分のモチベーションを維持でき、人生を豊かにする、大きな意味があるでしょう。そのために、自分の存在意義について、把握することがと大切なのです。
今回は、「存在意義とは何か」から「存在意義がない人が存在意義を見つける方法」についてご紹介しましょう。
もしかしたら存在意義がない人かも?
もしかしたら、知らないうちに、存在意義がないと思っていたり、存在意義がない人かも知れません。
いくつか例をあげます。例のような事を考えたことがある人は、存在意義がない人かもしれません。
▼生きてる価値があるのでしょうか? |
▼必要とされているのかな? |
▼自分の存在意義がわからない。 |
▼自分がいなくても、世の中は何も変わらないと考えてしまう。 |
▼自分がいない方が、家族やみんなの人が幸せになるのではないか? |
▼自分はいくらでも代わりがきく存在と感じる。 |
▼生きることに興味が無い。でも、死にたい気持ちもない。 |
▼自分が生きてていいのか疑問に思う。 |
▼存在価値があるのかを、考えても答えがでないことに、寂しさを感じている |
そもそも「存在意義」の意味とは?
存在意義とは、そこに存在している意味や価値、重要性のことを言います。意味だけを示すと、難しく感じますが、最初に話した通り、何かに必要であることを欲していることを指します。
「何かの役に立っている」「自分に価値がある」「人から必要性とされている」など、人それぞれの存在意義を持っていたり、志しているのです。
そんな存在意義がないとなると、存在意義の反対のことを考えだしたり、ネガティブな発言をしたり、生きる意味や気力、活力が湧いてこないことがあるでしょう。存在意義は、その人のエネルギーの源とも言えるかも知れません。
「存在意義」の種類
存在意義を見つけるためにも、まずは、存在意義の種類について、詳しく知っていきましょう。今回は、存在意義の2つの種類を見ていきます。
1つ目は、「他人に依存する存在意義」。
そして、2つ目は、「自分だけで完結する存在意義」です。
他人に依存する存在意義
「他人に依存する存在意義」とは、他人からの称賛や評価(会社、学校に対して)、もしくは他人の笑顔や「ありがとう」という言葉などが、自分の生きる意味や、エネルギーの源になったりしている人ことを指します。
自分だけで完結する存在意義
「自分だけで完結する存在意義」とは、仕事をやり終えた達成感や、自分が納得できるものを作れた満足感などを指します。仕事で絵・文章・作品などを完成させるまでには、山あり谷ありの道が続くでしょう。
しかし、最終的に仕事の問題を乗り越えることで、仕事の結果に満足したり、悔しい思いからの向上心などが、自分自信に自信や誇りにつながります。
もしかしたら、周りの人の印象や反応が微妙、イマイチであったとしても、その結果に自分の中で評価し「満足」しているのであれば、仕事の軸や、自分の軸がブレることはないでしょう。
他人に依存する「存在意義」の危険性
「他人に依存する存在意義」には、リスクがあります。それは、相手の結果次第で、自分のモチベーションが左右されてしまうことです。
例えば、仕事を一生懸命やったけれど、相手にはその思いが伝わらず、相手をガッカリさせた、落ちこませてしまった。仕事を一生懸命しても、相手に伝わらない、結果に結びつかないことは、多少なり誰しも経験があると思います。
例のようなことが「他人に依存する存在意義」の意志が弱い状態で、起きてしまうと、自分自身の軸がブレて、「なんでこうなってしまった、なんでできないんだ」という気持ちになり、立ち直れない危険性があるかもしれません。
しかし、「他人に依存する存在意義」の意志がしっかりとあれば、例のようなことがあっても、失敗を改善することを考え、今よりもより良い対応を目指せるはずです。なので、「他人に依存する存在意義」を持つには、「自分だけで完結する存在意義」より強い意志が必要かもしれません。
存在意義の必要性とは?
なぜ、存在意義を持つことが重要なのか。考え方は人それぞれですが、存在意義を持つことは、「自分が心の底から信じていること」だからです。
存在意義によって、「自分自身を納得させる」「自分の生きる意味や、誰かに、何かに役立っていると感じられる」など、人によって強制されて目指すのではなく、自分が納得して、志していることなので、物ごとを考える軸としても使えるでしょう。
自分の存在意義がないと思う人の特徴
今までは、存在意義について話してきましたが、存在意義がない人とは、どんな人のことを指し、どんな特徴があるのでしょうか。それでは、見ていきましょう。
常に孤独である
孤独感を感じている人は、存在意義がない可能性が高いです。
孤独な人とは、人と合わせて行動することが苦手で、なぜか仕事場や学校などで自然と一人になってしまいます。中には、好んで一人でいる人もいますが、今回は、自分の意思ではないのに、孤独になっている人を指します。
孤独を感じていると、一人で「社会に必要とされていない」「どうして働いているんだ」など、色々な事を考えてしまい、存在意義がない人になりがちです。
やる気がない
やることがない人は、気づかないうちに、存在意義がない人になりがちです。
やる気がない人とは、仕事があまり上手くいかない、やりがいがない、飽きてしまったなど、仕事ややらなくてはいけないことに対してやる気をだせない人のことを指します。
いくら存在意義を作っても、やる気がなければ、色々な理由をつけて、問題から逃げてしまいがちです。最終的にはやれることがなくなり、その結果、「世間が悪い」や「会社がいけない」などと、決めつけ、存在意義がない人になってしまうのです。
コミュニケーションがうまく取れない人
孤独と似ていますが、コミュニケーションをとることが苦手な人も存在意義がないかもしれません。
コミュニケーションが取れないことで、周りの視線が気になってしまったり、空気が読めず、的外れなことを言ったりして、気疲れをしてしまいます。その気疲れによって、存在意義がなくなることもあるでしょう。
無気力である
何に対しても無気力になってしまった人は、特に存在意義がない人かもしれません。
本当は、一歩踏み出してみれば、実は必要とされているのに、その一歩が踏めず、悪循環に陥って。やる気はすでに消失。「何をやってもうまく行かない」「自分はダメなんだ」と感じてしまっているので、存在意義がない状態になっている可能性が高いでしょう。
習慣的にマイナスなことを考える
常に考え方が、マイナス思考の持ち主だと、何をするにしてもマイナスに考えてしまいがちです。
相手の気持ちを素直に受け入れられず、変に裏をかいてしまい、良いこともダメにしてしまいます。すると、自分の良いところがどんどん見えなくなり、最後には存在意義のない人になってしまうのです。
情緒不安定な人
情緒不安定な人は、気持ちが一定にすることが難しく、存在意義に対して起伏があります。
自分の調子が良いときは、しっかりと存在意義を持つことができたのに、何かをきっかけに、とたんに気持ちは落ち込み、存在意義を消失してしまうのです。
存在意義を見出す方法
そんな、存在意義がない人は、どうやって自分の存在意義を見つけだせば良いのでしょうか。
今回は、4つのポイントを使い、自分の存在意義を見出しましょう。
4つのポイントのなかに、少しでも自分の中で「ビビッ」とくる答えが見つけ出せれば、もしかしたら、存在意義を見出すヒントかもしれません。
誰に(何に)貢献できるのか?
例えば、子供たちのために、会社のために、優勝のために、仲間のために、世界のために、恋人のために、芸術のために、会社の未来のために…と自分が想像できる、貢献について考えていきましょう。
それは、大きな規模でなくて、家族のことや、自分のことでも良いのです。
そこに何をもたらすことができるのか?
例えば、笑顔をもたらすことができる、希望を感じる、活気をもたらすなど、自分には何を与えることができるのかを考えましょう。
自分にできる役割はあるか?
例えばその場所で、自分はリーダーになれる、ムードメーカーになれる、縁の下の力持ちになれる、管理人や、アイデアマン、教える人など、自分ができる役割を見つけてみましょう。
必要としてくれる場所(人)はどこ?
例えば、それは、仕事だったり、学校であったり、家族、ボランティア、恋人、友達、ペットなどなんでも良いのです。実は自分のおかげだったり、自分がいないといけないことだったりを考えてみると良いかも知れません。
仕事で存在意義を見出す方法
なかなか、存在意義を見出す方法だけでは、存在意義を見つけられない人のために、具合的な例として、仕事で存在意義を見出す方法を紹介します。
存在意義の参考として、ぜひ見てみてください。
①給料をもらうこと/給料が昇給すること
働くことで、給料がもらえます。このやりとりは、一見すると簡単な事に見えますが、給料はとても大切な要因といえます。
仕事で実績を残すことで、給料が昇給しますし、給料をたくさんもらうことで、いい生活が送れたりと、給料によって、自分の自信や励みにつながります。
人によっては、お金のために仕事をすることに対して、不純と思うかもしれませんが、お金によって、自信や、心が満たされるのであれば、立派な存在意義になるでしょう。
②昇格すること
①昇給すると似ていますが、仕事で昇格することは、会社があなたを高く評価していることなのです。
仕事で実績を残し、役職をもつことは、責任というプレッシャーもありますが、大いなる自信につながるでしょう。
③頑張って完成した達成感
やっていた仕事が達成することは、自分の達成感を感じるでしょう。
普通は、辛くて大変な事の方が多いですが、その辛かった仕事が、終わり、いざ自分の仕事姿を振り返ってみると、結果的に幸福感、満足感を感じるでしょう。
「存在意義」と「存在価値」との違いとは?
意味 | |
存在意義 | ここに、存在しているということの、価値や重要性を意味する語。 |
存在価値 | その存在を意義あるものとして認めるような、人や物事のもつ価値。 |
「存在意義」と「存在価値」の意味を表にして見比べてみると、「意義」と「価値」の漢字の違いがあるだけで、特に意味に違いがある訳ではないようです。
意義と価値の違い
意味 | |
意義 | 意味。わけ。物事が他との連関において持つ価値・重要さ。 |
価値 | 物事の役に立つ性質・程度。ねうち。 |
今度は、意義と価値を表で比べると、意義は、「自分だけで完結する存在意義」のような意味合いを感じます。
そして、価値の方は、自分の価値を計るためにも「他人に依存する存在意義」のように、感じます。
よく調べてみると「意義」と「価値」には、違いがあるので、この結果を見て、使い分けてみるのもよいかもしれません。
存在意義がないと苦しんでいる人におすすめしたい本
存在意義がないと苦しんでいる人が、心の支えになるような本を2つ紹介します。
存在意義がなくてどうしようもない人は、もしかしたら、存在意義のヒントえお見つけることができるかも知れません。
7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー
『7つの習慣』とは、人格主義の土台とし、時代を通して変わらない軸となる原理原則について書かれています。これだけでは、難しい本のように見えますが、この本には、自分のあり方をプラスの方向で考えつつ、ものの見え方を違うものに、感じさせてくれる1冊です。
自分の存在意義がないと思う人の特徴のマイナス思考な人におすすめの1冊です。
「自分には価値がない」の心理学/ 根本橘夫
この本は、「自分に価値がある」「がんばっているのにつらいことが多い」など、とにかく存在意義がない人がこの本をよんで少しづつ、無価値感を乗り越えることができる1冊です。
存在意義を見つけよう!
存在意義は、自分の生きる源でもあります。存在意義を持つことで、仕事や、学校、未来に対する、負の感情を払拭することができるでしょう。それは、自分が楽しい、幸せ感じることができるきっかけかもしれません。
存在意義を見つけて、楽しい、幸せと思える人生を!