つまるところの意味や類語とは?使い方を例文を用いて解説

つまるところの意味や類語、使い方などについて紹介します。つまるところという言葉を使うという人や、どう使ったらいいか分からないという人もいるでしょう。つまるところの意味を把握して、上手に使えるようになると賢さがプラスされるでしょう!

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目次

  1. 1「つまるところ」の使い方をマスターしよう
  2. 2「つまるところ」の意味とは?
  3. 3「つまるところ」はいつ使う?
  4. 4「つまるところ」の使い方
  5. 5「つまるところ」の類語
  6. 6「つまるところ」を使う際の注意点
  7. 7「つまるところ」の英語表現
  8. 8つまるところは要約と覚えよう!

「つまるところ」の使い方をマスターしよう

つまるところの使い方を知らずに使っていると、周りから一発で「意味が分かっていないんだろうな…。」と思われてしまうでしょう。

しかし、つまるところの使い方をマスターすると、「この人頭の良い人なんだろうな!」とポジティブな印象を持ってもらうことも可能でしょう。どっちの印象が良いかというと、当然ポジティブな方になります。

つまるところの使い方をマスターするのは、社会人では当然のことでもあるでしょう。使い方をマスターして、仕事などで使っていきましょう!仕事で「つまるところ…。」を会話に使うと、かっこいい雰囲気を出すこともできるでしょう。

「つまるところ」の意味とは?

つまるところの意味とは、「結局は」とか「要するに」というものになります。「結局は」とは、最終的にはという意味を持ち、「要するに」とは、つまりはという意味を持ちます。

つまるところとは、言いたいことをまとめるために存在している言葉なのです。言いたいことをまとめるための言葉になるということは、便利な言葉の1つでもあるということです。

自分の言いたいことというのは、なかなかまとまらずに困ることもあるでしょう。しかし、「つまるところ」を用いることで、分かりやすく相手に納得してもらいやすい言葉選びができる可能性が広がるのです。

「つまるところ」はいつ使う?

つまるところという言葉はいつ使うものなのでしょうか?つまるところを使ったことがない人にとっては、この言葉を知っても使い道が分からないものでしょう。

どんなときに使ったらいいのかをチェックしましょう!

ビジネスシーンで使う!

つまるところという言葉は、ビジネスシーンで使われることが多いでしょう。日常会話で友達と「つまるところ」と言うのは少し固い言葉に聞こえます。

友達となら、「つまりは…」とか「結局は…」という使い方のほうが多いでしょう。ビジネスシーンで話をまとめるときや、質問があるときなどに「つまるところ…」と使うことになります。

日常ではあまり聞きなれないという人も多いのではないでしょうか?聞いたときはちょっと違和感を覚えるような言葉になる人もいるでしょう。しかし、つまるところという言葉を知っておかないとビジネスでは恥ずかしいことになります。

お客様に対して使う

つまるところというのは、お客様との会話で使われることもあります。「つまるところ○○でしょうか?」というように、お客様の要望を再確認するために使っていくのです。

お客様に対しては、かなり丁寧な言葉を選んで使わないといけないので、雑に使うと失礼にもなってしまうでしょう。

スピーチで使う

スピーチで、つまるところを使うのは固すぎるかな?と思う人もいますが、より強調して言いたいことがあるときに、「つまるところ、○○です!」と抑揚をつけて話すこともあるでしょう。

スピーチで使うときは、1番言いたいことを言うときに使う言葉にもなります。

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「つまるところ」の使い方

つまるところの使い方とは、先に何かを述べた後に使い、後にも何かを述べる形で使います。「○○です。つまるところ○○です。」のようになります。

つまるところは、先に述べたものをまとめるために使うので、文章と文章の間で使っていくことが多いのです。まとめのための接続詞みたいに捉えると分かりやすいでしょう。

たまに、会話の途中で誰かが何かを話した後に、「つまるところ○○でしょうか?」と繋げて使うことがあります。この場合は、文頭につまるところが入ってきます。

「つまるところ」を使った例文

つまるところを使った例文について見ていきましょう。つまるところの意味を知っても、例文を見ないと使い方が難しいと感じる人もいるでしょう。

しかし、つまるところの例文を見ると、「こう使うのか!」とすぐに把握することができるようになります。つまるところの使い方をマスターしたい人は、例文をしっかり見ていきましょう!

例文を覚えておくと、つまるところを使うときに、自分の状況に置き換えて使うことができるので、とても便利です!

例文①物事はスピード勝負だ。つまるところ急げという事だ。

つまるところの例文には、「物事はスピード勝負だ。つまるところ急げという事だ。」があります。この場合のつまるところとは、理解の意味で使われたり、命令の意味で使われたりします。

先に言いたいことを述べて、つまるところを挟み、どう行動したらいいのかを分かりやすく説明している文章なのです。つまるところを挟むことで、言いたいことがより鮮明になってくるのが分かります。

このように、つまるところとは、先に述べたことを相手により分かりやすいように使っていく言葉としても存在しているということなのです。つまるところという言葉があるおかげで思いが伝わりやすくなるのです。

例文②ミスをしたのは、つまるところ準備不足だからだ。

つまるところの例文には、「ミスをしたのは、つまるところ準備不足だからだ。」というものもあります。この場合のつまるところとは、文章の途中で使われる「つまるところ」になります。

先に結果を述べて、つまるところを挟み、理由を述べる形になります。この場合のつまるところは、反省の意味や、指摘の意味で使われることが多いでしょう。そのため、ネガティブな雰囲気で使われることのほうが多くなります。

ただ、このように、なぜダメだったのかを自分でしっかりと把握するために「つまるところ」を使うと、頭の中が整理されやすくなるでしょう。つまるところとは、良い時にも悪い時にも使われる言葉になるので、前後の言葉を把握しないといけません。

例文③つまるところ、明日までに仕上げるということですか?

つまるところの例文にいは、「つまるところ、明日までに仕上げるということですか?」というものもあります。この場合の使い方は、相手の言葉に対して要約するために使っているものになります。

相手から「○○して!」と言われたときに、「つまるところ…」と使うので、質問の意味で使う場合や、確認の意味で使う場合が多いでしょう。

つまるところが文頭に来るときは、だいたい相手の言葉に対してかかるときになります。相手の言っている意味が分からないから使うというよりも、相手の言っていることを理解しつつも再確認するために使われることが多いでしょう!

「つまるところ」の類語

・つまり
・結局
・要するに
・内容としては
・本質的
・結果的に
・最後に

つまるところの類語について紹介します。つまるところには、類語がたくさんあります。意味としては同じようなものになるのですが、言葉が違うため使い方に迷いが生じることもあるでしょう。

つまるところの類語をいくつかピックアップして使い方を例文でチェックしていきましょう!「つまるところ」が使いにくいときには、類語でカバーしていくといいのです。

つまり

つまるところの類語には、「つまり」があります。例えば、「この問題はこう解くといい。つまり、○○するということだ。」などのように使うことができます。

他にも、「あなたはいつもギリギリにしか来ない。つまり時間に余裕を持てていないということだ。」というように、相手に現実を分かってもらうために使うこともあります。

つまりというのは、つまるところと同じように、文章をまとめるために使うものなのです。つまり○○というように、つまりをきっかけに言い換えることで相手に伝わりやすい言葉になるのです。

結局

つまるところの類語には、「結局」があります。例えば、「いつも同じだよね。結局何も変わっていないってことだよ。」とか、「明日するって言っているけど、結局やらないんだよ。」などのように使います。

結局とは、結果的にという意味を持ち、結果を表す言葉になります。よく話し言葉でも「結局○○だよね!」と使う人は多いでしょう。若い人の間でも使われることが多々ある言葉にもなります。

例えば、「数学のテスト明日あるよ!結局勉強しても分からないんだよね。」などです。結局○○というのは、どちらかというとネガティブな表現として使われることが多い言葉でもあります。

内容としては

つまるところの類語には、「内容としては」があります。例えば、「お客様のご要望は荷物が明日到着することです。内容としては○○」などのように、先に述べたことの概要を後で細かく述べるために使われる言葉になります。

内容としてはとは、情報を提供する意味を持つため、つまるところのように結果を言っているとか、まとめているというのとは違うのでは?と感じる人もいるでしょう。

しかし、先に述べたことに対しての情報提供で、結果的にまとめとして使っているようなものなので、つまるところの類語として正しいものなのです。ビジネスシーンでかなり多く使われる言葉になるでしょう!

要するに

つまるところの類語には、「要するに」があります。例えば、「人の気持ちが分かっていないなんて要するにあなたは自分勝手すぎるんだ。」などのように使います。

要するには、なぜそうなったのかという結論を言う場合に使うもののため、ズバっと決め付ける意味で使われることもあるでしょう。

他にも、誰かが何かを言ったときに「要するに○○ということですよね?」と質問する形で使うこともあるでしょう。

「つまるところ」を使う際の注意点

つまるところを使う際の注意点について紹介します。つまるところという言葉は、ちょっと注意をして使わないといけないという意味を持っているということです。

どんな言葉にも、使うときの注意点というものはありますが、つまるところはビジネスシーンで使われることが多い言葉のため、より注意して使ったほうが良いということになります。

ビジネスシーンで使われる言葉というものは、注意して使っていかないと相手に失礼にあたることもあるということなのです。どこに注意したらいいのかに着目して、使い方をマスターしておきましょう!

会話の中で何度も使わない

つまるところの使い方の注意点には、何度も使わないというものがあります。会話しているときに何度も「つまるところ○○」という言葉を使っていると、結局何を伝えたいの?と相手を惑わせる気持ちにさせてしまうのです。

何度も何度もつまるところを使った会話は、「自分が何を言いたいのかも分からないのでは?」と思われることもあり、ビジネスでは「この人に任せるのが不安だ…。」と思わせる要因にもなってしまいます。

つまるところと言うのは、その会話で1回使うぐらいがちょうどいいと思ってください。同じ話題なのに何度も使っていると、ブレてきてしまい、1番伝えたい事が伝わらないという大惨事になってしまうのです。

上から目線になりがち

つまるところを使うときの注意点には、上から目線になりがちというものがあります。これは、人の話を要約するために使う、つまるところが該当するものになります。

会話の中で1度「つまるところ○○ですか?」のように使うのは良いでしょう。しかし、何度も「つまるところ○○ですね。」と使っていくことで、相手がイライラしてくることがあるのです。

なぜなら、何度も何度も自分の話しを要約されることで「バカにされている気がする…。」という気持ちを相手に与えてしまうからです。要約で使うときは、なるべく質問系で下から使うようにしましょう!

「つまるところ」の英語表現

つまるところというのを英語で表現するとどうなるのでしょうか。英語でも「つまりは」とか「つまるところ」という意味を持つ言葉があります。

英語で会話をするときも、つまるところの意味は日本語と同じでしょう。「要するに」とか「結局」というニュアンスを持っている言葉になります。

つまるところを英語で表現する言葉も一緒に覚えて、使えるときに使ってみてください。最近では、ビジネスシーンで英語が登場することも多々あります。どう使いこなせばいいのか知っておくと良いでしょう!

after all

つまるところの英語表現は、「after all」です。これは「結局」という意味を持ちます。「後でまとめると…」と訳すこともできるでしょう。

英語での会話の中で「after all」という言葉が聞こえてきたら、話しのまとめの段階に入ったと思うといいのです。「つまるところ」もまとめで使われることが多いので、この英語はとても分かりやすいでしょう。

「after all」は覚えておくと便利な言葉にもなります。英語を話す機会が多い人は、よく使っている言葉の1つにもなるでしょう。

in the end

つまるところの英語表現には、「in the end」があります。「end」が終わりを意味する言葉になるため、この言葉には「最終的には」と意味が含まれています。

最終的にはというのは、まさに「つまるところ」を意味する言葉になるでしょう。「in the end」も非常に覚えやすく、英会話をしない人にとっても分かりやすい英語になります。

「after all」でも「in the end」でもどちらでも使える言葉になるため、自分にとって覚えやすいほうを覚えておきましょう!

つまるところは要約と覚えよう!

つまるところという言葉の意味や使い方を見ていきました。つまるところという言葉だけを聞くと、かなり難しい言葉なのでは?とか、固すぎる言葉なのでは?と思う人がとても多いでしょう。

しかし、つまるところという言葉は、意味や使い方が分かると楽々と使っていけるということが分かったと思います。ただ、注意点があるため、使うときは注意点のことを頭にしっかり入れて使っていきましょう!

つまるところというのは、主に要約のために使っていく言葉です。自分の言いたいことをまとめるときや、相手の言いたいことをまとめて確認するときなどに是非使ってください。

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