エリカの花言葉とは?ジャノメエリカの色別の意味を紹介!
エリカは可愛らしい小さな花が密集している、人気が高い花です。エリカの特徴を捉え、一般的な花言葉を見ていきましょう。否定的な花言葉が多いエリカですが、花の色や種類によっては、花言葉も変わってくると言います。良い意味があるエリカをプレゼントしてみませんか?
目次
エリカとはどんな花?
エリカという花をご存じでしょうか?エリカと言われると人の名前を想像してしまう人も多いかもしれませんが、実はエリカという名前の花もあるんです。エリカとはどんな花なのでしょうか?
エリカの名前の由来
まずはエリカという名前の由来を見ていきましょう。エリカという名前の由来には諸説あるようです。ギリシャ語の「ereike」(砕く)が由来になってると言う説や、ラテン語の「eric」(ほうき)が語源になってるという説もあります。
日本ではエリカという名前で知られていますが、イギリスでは「heath(ヒース)」、ドイツ語では「heide(ヘイデ)」という名前で知られています。エリカはヨーロッパの方では荒れ地に咲くツツジ科の花として知られています。
荒れ地は英語で「heath(ヒース)」ということから、イギリスなどでは「heath(ヒース)」と呼ばれているようです。
エリカの特徴
エリカは、ツツジ科エリカ属の植物を指しており、ヨーロッパや南アフリカなどを中心に咲いている野生種です。ヨーロッパ原産か、南アフリカ原産かで、花は異なるといいます。また開花時期も違い、全部で700種類ほどあります。
日本ではエリカは北海道での栽培が盛んで、エリカを楽しめる造園もあります。日本で有名な品種は「ジャノメエリカ」と言われるもので、約40種類~50種類ほどの品種があります。
エリカは種類が多い!
エリカは品種が多く、見た目も異なります。鉢植えでも地植えでもどちらでも楽しめ、その可愛い色から、プレゼントにも適した花と言えます。
色展開も豊富で、ピンクやラベンダーカラー、オレンジ、白、黄色などがあり、組み合わせ次第で違った印象を与える花です。
密集してたくさんの小さな花を咲かせるので、見た目にも鮮やかでゴージャス感があります。プレゼントとしてだけでなく、インテリアとしてもおしゃれです。
エリカの花言葉と意味
エリカの花言葉とその意味を見ていきましょう。日本と海外では花言葉は違うのでしょうか?
エリカの日本での花言葉
まずは、エリカの日本での花言葉とその意味を見ていきましょう。
孤独
エリカの花言葉には、「孤独」という意味があります。孤独とは1人という意味で、どこか暗い印象を与えてしまう花言葉になります。あまり良いイメージを与えませんので、プレゼントする際には気を付ける必要があります。
裏切り
エリカの花言葉には、「裏切り」という意味もあります。「裏切り」というと、あまり良い印象を与えず、マイナスなイメージを与える花言葉になります。「裏切り」という意味を込めてお花をプレゼントする際には、相手を選ぶ必要があります。
寂しい
エリカの花言葉には「寂しい」という意味もあります。こちらも1人を印象付ける言葉になりますが、プレゼントする相手によっては、「一緒に居たい」という気持ちを伝えることができるかもしれません。
エリカの海外での花言葉
続いては、エリカの海外での花言葉を見ていきましょう。日本とは違いがあるのでしょうか?ヨーロッパでは、エリカではなく「heath(ヒース)」と呼ばれていますが、花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか?
solitude(孤独)
エリカの海外での花言葉は、日本のそれと同じで、孤独という意味があるようです。英語表記は、solitude(孤独)になり、1人を印象付ける花言葉になります。
エリカをプレゼントする際には気を付けて!
エリカの花言葉や、意味を見てきましたが、いかがでしたか?見た目の華やかさや可愛らしさに反して、花言葉はどこか暗い印象を与えるものが多いことが分かりました。
しかし、エリカには様々な品種があり、色のバリエーションも豊富です。品種ごとに花言葉も異なりますし、色によっても花言葉は変わってきます。
誰かにプレゼントする際には、品種や色の組み合わせで、良い意味になるようにすることができます。せっかくの可愛らしい花ですので、ポジティブな花言葉でプレゼントしたいものです。
エリカの花言葉と意味【色別】
エリカの花言葉と意味を、色別に見ていきましょう。色によっては花言葉も変わってくると言いますので、参考にしてみてください。
白いエリカ
まずは、白色のエリカの花言葉と意味を見ていきましょう。白色のエリカには、「幸せな愛」「幸福な愛」という花言葉があります。花言葉は白色が持つ意味から強い影響を受けており、そのピュアな白色は愛を象徴するようです。
白色のエリカには、幸せな意味が込められているので、大切な人にプレゼントすると喜ばれること間違いありません。また、永遠の愛を誓いたい相手にプレゼントしたり、誕生日などの特別な日の贈る花としても最適です。
紫のエリカ
続いては、紫色のエリカの花言葉と意味を見ていきましょう。紫色のエリカには、「閑静」という花言葉があります。「閑静」とは、ひっそりとして静かなことを意味しています。こちらの花言葉も、紫の色からきており、落ち着いたイメージを与えます。
紫色のエリカをプレゼントすれば、その人と一緒にいると落ち着けるという意味が伝わりますので、喜ばれる花言葉でもあります。また自宅に飾れば、リラックスできるので観賞用に楽しむにも最適です。
白色と紫色のエリカはプレゼントにも良い!
白色と紫色のエリカの花言葉と意味を見てきましたが、この2つの色に関しては、良い花言葉があり、プレゼントするにもぴったりかと思います。特に白色のエリカは、大切な相手にプレゼントすれば、気持ちが伝わり安いと言えます。
エリカをプレゼントする際は、白色や紫色を混ぜると良いかもしれません。
エリカの花言葉と意味【種類別】
エリカには様々な品種があります。品種ごとに花言葉も若干ことなりますので、見ていきましょう。
アワユキエリカ
アワユキエリカは、エリカの品種の1つで、冬咲きのエリカです。そのビジュアルが小枝に積もった雪のように見える事から、アワユキエリカと名付けられています。
アワユキエリカの花言葉は、「協力」「無欲さ」の2つです。小さな花がちりばめられた様子は、まるで協力しあっているように見えることから、この花言葉がつけられたと言われています。
また花全体を見た時、落ち着いており控えめに見えることから「無欲さ」の花言葉がつけられたようです。「無欲さ」はあまり良いイメージを与えませんが、「協力」は生きて行く上で必要なことですので、信頼できる相手にプレゼントするのにぴったりです。
ジャノメエリカ
ジャノメエリカは南アフリカの大型種で、赤色や白色など、色のバリエーションが豊富な品種です。花言葉は、「愛らしい姫」「寂しさ」です。「愛らしい姫」の花言葉は、可愛らしいイメージを与え、大好きな人にプレゼントするのにぴったりです。
「寂しさ」という花言葉は、エリカ全般の花言葉でも出てきましたが、悲しいイメージを与える花言葉になります。
スズランエリカ
スズランエリカは、冬の終わりから春にかけて咲く白い花が特徴的な品種です。その小さな白い花はまるですずらんのように見えることから、スズランエリカと名付けられたようです。
花言葉は、「幸福」「幸せな愛」になります。スズランエリカも白い花を咲かせるので、白色のエリカと同じ花言葉になります。しかし、スズランエリカは大切な恋人にプレゼントしても良いですが、深い友情関係にある人に贈るのに最適な花と言われています。
プレゼントする相手の幸せを願ってプレゼントすると、思いが伝わりやすく喜ばれるでしょう。
クリスマスパレード
クリスマスパレードはその名の通り、クリスマスシーズンによく見かける花になります。ピンクの小枝が列をなしてる姿が、パレ―ドしてるように見える事から名付けられています。
花言葉は、「博愛」「心地よい」です。「博愛」という花言葉は、平等に愛するという意味があるので、プレゼントする際には相手を選ぶ必要があると言えます。「心地よい」は、異性に対しても同性に対しても使える花言葉ですので、プレゼントにぴったりです。
品種によって花言葉は異なる!
エリカの種類別の花言葉と意味を見てきました。エリカには様々な品種があり、花の形も異なり、花言葉も若干違うようです。中には良いイメージを与える花言葉もありますが、マイナスの印象を与える花言葉もあります。
花自体は色鮮やかで、小さめの花が密集した可愛らしい花になり、女性受けも良いです。しかし、花言葉にはネガティブな意味もありますので、プレゼントする際には細心の注意が必要です。
色や種類を組み合わせて、良い花言葉があるエリカを多めに混ぜると素敵なブーケになります。
エリカ(ヒース)で作る危険なビールの話
エリカは外国では「heath(ヒース)」と呼ばれており、古くから薬草として使われていたと言います。ヒースには美白効果があると言われており、顔に塗るパックとして使っていた人もいるそうです。
そんなエリカ(ヒース)ですが、スコットランドの先住民であるピクト人は、ビールにヒースを入れて、独自の”ヒースビール”を楽しんでたと言います。
”ヒースビール”には麻薬効果がある?
スコットランドの先住民であるピクト人が楽しんでいた”ヒースビール”には、麻薬効果がある?と言われています。薬草とビールですが、その独自の製法により、どうやら麻薬のような効果が引き出せたと言います。
もちろんビールとエリカ(ヒース)を混ぜただけでは、そのような作用は出てきません。それは、ピクト人が編み出した独自製法によるもので、そのレシピは秘伝の物とされてきました。
ピクト人とスコットランド人の間で戦争になった際には、スコットランドのケネス王から、「”ヒースビール”のレシピを教えれば、解放してやる」と言われたそうですが、”ヒースビール”職人は申し出を断り、レシピは失われてしまったと言います。
エリカを楽しもう!エリカを使った素敵なリース3選
エリカはピンク色をはじめ、様々な色の小さな花が密集しており、リースにもぴったりだと言います。クリスマスリースなど、エリカを使ってリースを作る人も多いと言います。リースワイヤーとお好きなエリカを揃えて、手作りするのも楽しいです。
①エリカを使ったドライフラワーリース
エリカを使ったドライフラワーリースになります。使ってる花はエリカだけではなく、ユーカリやアカシアなども使っています。お好みの小ぶりの花や葉っぱを集めて、リースを作っていきましょう。細かい作業が必要にはなりますが、オリジナルのリースを作ることができます。
エリカでリースを作る際は、枝の分かれ目でカットして、下準備しましょう。様々な色のエリカを使えば、ふわふわでボリューム感のある色とりどりなリースができます。
②ウールリボン付きでクリスマスのリースとしても
こちらもエリカのドライフラワーを使ったリースになります。繊細で小さな花を咲かすエリカは、たくさん重ね合わせることでふわっとボリュームが出て、見た目にもやわらかい印象を与えてくれます。
赤いウールリボンを付けるだけで、一気にクリスマスの色合いがプラスされます。リースと言えば、クリスマスリースをイメージする人も多いと思います。エリカを使ったクリスマスリースを作れば、ふわふわのボリューム感を楽しめて、お部屋も華やぎます。
③エリカとミモザのコラボリース
こちらはエリカはもちろんですが、ミモザを多めに使ってることで、繊細さにダイナミックさもプラスされて色々な楽しみ方が出来るリースになります。エリカの優しい色とミモザのぱきっとしたカラーが良いバランスでミックスされており、目を引くリースに仕上がっています。
またユーカリを多めにプラスすることで、花の色味がさらに引き立ち、存在感が強調されているようです。お部屋のインテリアとしてはもちろん、プレゼントにもぴったりだと思います。
エリカでリースを作ればふわふわのボリュームが出る!
エリカは、小ぶりの花が密集しており、繊細さがあります。枝から分けてリースに編み込んでいけば、他の花では出せないボリューム感が出ます。
色味も鮮やかだったり可愛らしいピンク色などもあり、色の組み合わせでオリジナリティのあるリースができあがると思います。
フレッシュなエリカを使ってリースを作り、ドライフラワーになっていく工程を楽しむのも良いかもしれません。プレゼントにも喜ばれること間違いなしですので、手触りのよいふわふわのエリカリースをぜひ作ってみてください。
エリカの花言葉を逆手に取るのもいい!
エリカの花の特徴、種類別・色別のエリカの花言葉とその意味を見てきましたが、いかがでしたか?エリカの花言葉は、「寂しい」「孤独」などの1人を連想させる物が多いようです。
しかし、エリカには様々な種類があり、種類や色によって花言葉も違うことが分かりました。特に白色のエリカには、「幸せな愛」などの花言葉があり、愛する人に贈るのにぴったりです。
エリカの花言葉を逆手に取って、自分の思いを伝えてみるのも良いかもしれません。彼に会えなくて寂しいけど、なかなか言葉で言えない人は、エリカの花を贈ってみませんか?寂しい気持ちが伝わり、愛が深まるかもしれません。