机・テーブルの数え方!単位の種類はたくさんある?

生活に必要不可欠な机やテーブルですが、数える機会は多くはありません。改めて聞かれると分からない方も多いのではないでしょうか?実は机の数え方の単位は一つではありません。今回は、机やテーブルの数え方の単位や使い分けをご紹介いたします。

机・テーブルの数え方!単位の種類はたくさんある?のイメージ

目次

  1. 1机やテーブルの数え方の単位はいっぱいある!
  2. 2そもそも机とテーブルの違いは?
  3. 3机・テーブルのよく使う数え方の意味と具体例
  4. 4机・テーブルの特殊な数え方の意味と具体例
  5. 5机・テーブルの英語での数え方
  6. 6知っておきたい間違いやすい数え方とは?
  7. 7数え方の単位に迷ったときの判断基準
  8. 8机やテーブルの数え方には多くの単位がある!

机やテーブルの数え方の単位はいっぱいある!

机やテーブルの数え方の単位は一つではなく、多く存在します。一般的な数え方は「台」「脚」「卓」ですが、机の種類や状態などによって数え方が変わってきます。

また間違えやすい数え方もあるので、あわせてご紹介します。

そもそも机とテーブルの違いは?

「机」と「テーブル」は、使用目的や使用する人数、特徴の違いから区別して使用します。それぞれ以下のようになります。
 

  テーブル
使用目的 勉強、仕事、作業など 食事、会議など
使用する人数 1人 複数人
特徴 引き出しや棚がある 引き出しや棚がない

それでは言葉の意味や由来、それぞれの違いなど詳しく説明していきます。

「机」の意味や特徴

「机」は、中国が由来の言葉です。元々は神へのささげ物を置く台として使用されていました。後に似たような机が使われるようになり「文机(ふづくえ)」と呼ばれていました。

そしてその文机と同じ使い方をする西洋の「desk」が「机」と呼ばれ、現在に至ります。「机」には、長方形で脚のあるものや床に直接置けないものを置く台、書き物や本などを読むための台といった意味があります。

さらに「机」はひとりで使うものとされ、基本的にひとりに対して1台使用します。また「机」には収納に使用できる引き出しがついているのも特徴です。

「テーブル」の意味や特徴

「テーブル」は西洋が由来の言葉です。西洋の家具で食事をするのに使用されます。主な使い方は食事でしたが、形の似ている台も「テーブル」と呼ばれるようになり、今では様々な使い方をされるようになっています。

「テーブル」は机と違い、引き出しなどがついていないのも特徴です。また机には傾斜のついているものもありますが、「テーブル」は床に平行の台の事を指します。

机・テーブルのよく使う数え方の意味と具体例

まずは一般的な机やテーブルの数え方についてご紹介します。身の回りにある机やテーブルはほとんどがこの単位で数えることができます。使う機会も比較的多い単位ですので、覚えておきましょう。

「台」を使う机・テーブルの例

「台」は、最も一般的な数え方の単位です。本来「台」とは、食べ物を乗せる平らなものを数える単位です。そのため、同じ用途で使用する机やテーブルも「台」と数えます。

また学校や職場で使用する机など、幅広く使用できる単位でもあります。

「卓」を使う机・テーブルの例

「卓」も、一般的な数え方の単位のひとつです。元々は仏前に置き香華を供えるために使用されていました。現在では主に食卓台などといった、名前に「卓」がついている机やテーブルを数えるときにも使用されています。

他にもレストランなど、テーブルを囲むタイプの机やテーブルを数えるのにも使用されます。

「脚」を使う机・テーブルの例

「脚」は、脚が細く長い机やテーブルを数えるのに使用されます。文字通り「脚」で支えられているタイプの机やテーブルを指します。基本的に4本脚の物が多いですが、カフェなどにある1本脚や2本脚にも使用することがあります。

基本的に脚のあるタイプの机やテーブルは、「脚」を使って数えます。

机・テーブルの特殊な数え方の意味と具体例

普段使用することは少ないですが、意外と身の回りで使用できる数え方もあります。知らない数え方も多いと思いますので、なるほど!面白いな!と感じて頂けることでしょう。

もし使う機会があり、友達や知り合いに知らない方がいれば教えてあげましょう。

「席」を使う机・テーブルの例

「席」というと椅子を数えるのに使うイメージがあると思いますが、机やテーブルを数えるのにも使用されることがあります。今ではあまり使用されなくなっていますが、机やテーブルの、自分の使用する場所を指して使われます。

「前」を使う机・テーブルの例

普段「前」という単位で数えることはなかなかありませんが、書き物をする際に使用する机や、読経の際に経文を乗せる机を数えるのに使用します。

机やテーブルではありませんが、肘置きとして使われる脇息を数えるのにも使用されます。

「枚」を使う机・テーブルの例

「枚」と数えるものと言われると、ほとんどの人が薄い形状のものや脚のないものを想像するのではないでしょうか。机の場合、折りたためるタイプのものが該当します。

通常「枚」と数えない机も、折りたためば「枚」と数えます。逆に折りたたんでいない時は通常の数え方をします。

「本」を使う机・テーブルの例

働いたことがある方は経験があると思いますが、家具屋などのお店では家具に限らず全ての商品を「本」や「点」と数えます。そのため机やテーブルも、通常の単位ではなく「本」と数えます。

「基」を使う机・テーブルの例

「基」は、地面に固定されていて動かない机やテーブルを数える単位です。例えば公園にあるテーブルなども「基」と数えます。

さらに文化財に指定されているものや、博物館に財宝として展示されてる机やテーブルを数えるのにも使用されます。

「点」を使う机・テーブルの例

先ほどの「本」という単位と同じく、家具屋などで家具として数えられる場面で使われる単位です。家具問わず商品として扱い数えるので、椅子とセットになっているものでも「点」と数えます。

ただこの数え方は店員側の考え方になるので、客として数える際は「台」や「脚」などと通常の数え方をします。

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机・テーブルの英語での数え方

英語での数え方は日本語と比べとてもシンプルです。数える対象が単体の場合は、名詞の前に「a」か「one」をつけます。複数の場合は「two」や「three」などに加え、名詞の語尾に「s」をつけます。

机であれば「a desk」「two desks」と数え、テーブルであれば「a table」「two tables」と数えます。

知っておきたい間違いやすい数え方とは?

基本的には紹介した通りの数え方をしますが、中にはひっかけ問題のような数え方があります。身近にもある間違えやすい数え方をご紹介します。

うさぎの数え方

机やテーブルではありませんが、同じような例としてうさぎが挙げられます。ウサギを数える際、「匹」と数える方が多いのではないでしょうか?実はうさぎは、鳥と同じ「羽」を使います。

由来は諸説ありますが、生類憐みの令の発令後、鳥に見立ててうさぎを食べたという説が有名です。他には鳥と名前が似ているからなど、さまざまな説があります。

ソファの数え方

ソファは脚がついているものがほとんどなので、椅子としての役割だけをもつ通常のソファは「脚」と数えます。睡眠用や収納など多機能なソファは、「台」と使い分けるといいでしょう。

座椅子の数え方

座椅子とは文字通り座って使う椅子なので、床に直接置き使用します。そのため座椅子には脚がついていないので、「台」と数えるのが一般的です。

また折りたたみでき平らになる座椅子は、「枚」と使い分けて数えることもできます。

ベンチの数え方

ベンチは椅子の一種であり、簡易的な長椅子です。基本的には「台」と数えますが、公園や庭などにある動かないように固定されているベンチに関しては「基」と数えます。

車椅子の数え方

車椅子を数える際は「台」を使用するのが一般的です。車椅子は椅子ではありますが、車輪がついており移動手段として使用します。そのため車などの移動手段と同じように、「台」と数えます。

テントの数え方

テントは「台」や「梁」と数える方もいますが、「張り」が正しい数え方です。「張り」とは、テントのように解体できて持ち運べる、布や骨組みで作られた簡易的な物を指します。

他にも傘や蚊帳、提灯を数えるときにも使用できます。

数え方の単位に迷ったときの判断基準

色々な数え方の単位をご紹介しましたが、どの単位を選んでいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時に判断基準として使える考え方をご紹介します。

脚はある?

脚のある机は基本的に「脚」と数えます。他に使える単位があったとしても、脚があるものは「脚」と数えていれば間違いではないので、迷ったら「脚」と数えましょう。

逆に脚のないものや勉強机などの脚かどうか判断できない机やテーブルは、基本的に「台」と数えます。

移動できる?

日常的に使用する机やテーブルは移動できるものがほとんどなので、上記のように「脚」や「台」を使います。しかし公園や庭、お店には固定されたものがあります。このような移動できない机やテーブルは「基」という単位を使います。

机やテーブルの数え方には多くの単位がある!

机やテーブルの数え方には多くの単位が存在します。基本的には脚があるものは「脚」、無いものは「台」と使い分けることができ、「卓」や「枚」など、種類や特徴、状況によって同じ机やテーブルでも数え方が変わります。

数える機会は多くはありませんが、機会があればぜひ参考にして正しい数え方を使いこなしてみてください。

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