テレビを見ない理由や心理!テレビを見なくなった人は何をしてる?
テレビを見ないという人が、特に若い人の間で増えていると感じる人は多いでしょう。テレビを見ない理由やその人の心理が、気になっているテレビファンも少なくないと思います。そこで、今回はテレビを見ない人について、解説していきましょう。
目次
テレビは見ないほうが幸せなのか?
テレビを全く見ないで生活している人は、年々増えています。友達や家族の中に、テレビを完全に断った生活をしている人がいるという人も少なくないでしょう。しかし、テレビは高度経済成長期から、ずっと日本の家族の憩いの場にあったものです。
そのため、何となくテレビがないと落ち着かないという人もまだまだ多いと思います。そこで、今回はテレビを見ない人の特徴や心理などについて、詳しく説明していきましょう。
特に、テレビを見ない人がよく理解できないという人は、ぜひ注目してみてください。
テレビを見ない若者の割合はどれくらい?
10代後半から20代の若い世代は、特にテレビ離れが進行している世代と言えるでしょう。サイバーエージェントによるネットアンケートによると、何と若年層の約60%が1カ月間テレビを全く見てないと回答しているそうです。
さらに、若い世代の約30%がテレビ自体を持っていないと回答しています。テレビの存在が当たり前という感覚で育ってきた人には、衝撃的な割合でしょう。若者の間では、もはやテレビはメジャーな情報源ではなくなっているのかもしれません。
テレビを見ない人の心理とは?
テレビから様々な情報を得ることが多い人にとっては、テレビを見ないという人の心理は想像しにくいものでしょう。そこで、以下ではテレビを見ない人の心理について、解説していきたいと思います。
テレビを見ないという人の気持ちが気になる人は、ぜひ注目してみてください。
忙しくてテレビを見られない
様々な理由で自由な時間が確保しにくくなっている現代では、忙しいという心理がテレビを避ける原因になりやすいのです。ある程度余裕のある心理状態でないと、気になるテレビ番組をじっくり見る気にはなれないでしょう。
時間が惜しい状態では、楽しいテレビ番組も十分楽しめませんし、夢中になっている間に長い時間が経ってしまうこともあります。そのため、時間に余裕が無い生活が続くと、自然とテレビを見ない生活になっていってしまいやすいのです。
最近のテレビ番組に興味が湧かない
テレビを見ない人の心理には、最近のテレビ番組に興味を惹かれないという特徴も見られます。リラックスしたい時に、家族皆で盛り上がれるバラエティ番組やドラマ、スポーツ中継などを観たいという人は多いでしょう。
しかし、最近では内容が似ているテレビ番組が増加したり、そもそもスポーツ中継に興味が無いという人が増えたりしています。
さらに、テレビよりも情報の伝達スピードや番組構成の自由度が高いネットメディアが流行しているのです。そのため、テレビ自体に飽きたという人が増えてしまっていると考えられます。
テレビの必要性をあまり感じない
テレビをよく見る人の中には、テレビのニュース番組を特によく見るという人が多いでしょう。テレビは長い間日本人にとって重要な情報伝達機器だったので、現代でもテレビを重要視する人は多いのです。
しかし、最近主に若年層の間では、テレビよりも素早く情報が伝達されるネットニュースが主な情報源になりつつあります。動画やSNSでも重要な情報を得ることができるため、テレビの必要性をあまり感じない若者が増えているのです。
テレビを見ない人の驚くべき理由
テレビをよく見る人にとっては、テレビを見ない理由はイメージしにくいものでしょう。テレビを見ない理由とは、一体どのようなものなのでしょうか?以下では、その理由について詳しく取り上げていきましょう。
テレビをじっくり見る時間が無い
テレビを見ない理由には、単純にテレビを見られる時間が無いということが挙げられます。共働き世帯が増えたことで、昼間にテレビのドラマを見る専業主婦が減りました。また、塾通いや習い事などが増え、テレビをよく見る子供も減っていると考えられます。
また、人手不足による業務時間の長時間化や仕事内容の増加などで、一人暮らしの人や家庭を支える父親などのテレビの視聴時間も少なくなっているのです。
バラエティ番組が楽しくない
最近のバラエティ番組にあまり魅力を感じないということも、テレビから遠ざかる理由となっています。出演者たちだけでひたすら騒いでおり、肝心な視聴者を置いていってしまっているバラエティ番組が増加していると感じる人が多いでしょう。
また、最近のテレビのバラエティ番組よりも、面白い情報コンテンツを提供するネット配信サービスも増えています。そのため、暇な時もテレビを避ける人が増えていると考えられるのです。
テレビ視聴以外のことに時間を割きたい
テレビを見ない理由には、テレビ視聴以外の趣味や好きなことに時間を割きたいという心理も挙げられます。最近では新しいスポーツや手芸、1人でも気軽の楽しめる旅行などの娯楽が増えています。
そのため、自分の好きなことに打ち込んでいると、テレビを見る時間が自然になくなってしまいやすいのです。
睡眠の質を落としたくない
睡眠の質を落としたくないということも、テレビから離れる理由と言えます。時間に余裕が無い生活を送る人の増加によって、短時間でもしっかり体を休めたいという人が増えているのです。
夜間にテレビを長時間見ていると、貴重な睡眠時間が減ってしまうだけでなく、光の刺激や興奮によって深い睡眠に入りにくくなってしまいます。そのため、快眠のために、テレビをあえて見ないという人が増えているのです。
テレビを見ない人は何をしているの?
日常生活の中でテレビを見るという人は、暇な時間があると何となくテレビを見るということが多いでしょう。そのため、テレビを普段から見ないという人は、少し空いた時間をどのように潰しているのか、気になる人もいると思います。
そこで、以下ではテレビを見ない人の空いた時間の過ごし方も、3つ紹介していきましょう。
ネットの配信サービスを利用する
テレビを見ない人は、流行しているテレビ番組も一切見ないと思われがちです。しかし、最近では利用料を支払えば、自由に人気のテレビ番組が見られるネット配信サービスが充実しています。
そのため、テレビを普段から見ないという人の中には、ネット配信サービスで流行のテレビ番組だけを、空いた時間に見ていることが多いのです。
ネット配信サービスを利用すれば、好きな時間に好きなテレビ番組をスムーズに見ることができます。映画やテレビドラマなどをスマホで見られる手軽さでも、ネット配信サービスの人気は高まっているのです。
趣味に没頭する
テレビを見ない人の中には、テレビ視聴以外の趣味で忙しいという人が多いのです。特に、多くの人の生活に無くてはならない存在になっているネットを使う趣味にはまり、テレビを見なくなったという人が増えています。
例えば、ネットを介して世界各国の人と楽しむことができるネットゲームや、あらゆるタイプの動画を楽しめる動画サイトなどに、空いた時間を費やす人が増加しているのです。
何もせずゆったり過ごす
テレビを見ない人の中には、空いた時間をゆったりと過ごす時間にしている人も多いのです。何かと急かされることが多い現代では、のんびりと何もせずに過ごせる時間が、最高の癒しと感じる人が増加しているのでしょう。
テレビを見ていると、ただ時間を浪費した気分になってしまうので、あえて何も見ずに精神を集中させるという人も多いのです。
テレビを見ない生活で得られる効果
テレビを見ないことで、身体や精神、家族関係などに良い影響が出たという人もいます。テレビを見ないことで、どのような良い効果が得られるのでしょうか?以下では、テレビを見ない生活に切り替えることで、得られる効果を具体的に紹介していきましょう。
趣味や勉強に当てられる時間が増える
テレビを見ない生活には、趣味や勉強などの時間が増えて充実感が増すという効果が期待できます。
テレビを何となく見ている時間は意外と長いですが、無意識で見ていることが多いので、貴重な自分のための時間が予想以上に減ってしまっている可能性が高いのです。
テレビを見る時間が減れば、それだけ自由に使える時間が増えるので、趣味や勉強などにたっぷり時間を使えます。
部屋が広々とする
テレビ自体を処分して、完全にテレビを見ない生活には、部屋が広々したと感じやすいという効果もあります。
テレビは当たり前のように部屋にあることが多いので、その大きさを意識することは少ないでしょう。しかし、1人暮らしようのサイズのテレビであっても、意外と部屋のスペースをとってしまっていることが多いのです。
そのため、テレビが無くなると部屋の中が広くなったように感じて、過ごしやすくなります。
家族同士の会話が増える
昭和の時代には、リビングの真ん中にあるテレビは、家族同士の会話のきっかけにもなる重要なものでした。しかし、そのテレビに集中するあまり、家族の自然な会話が減ってしまうということもあります。
そのため、テレビを見ない生活には、家族同士の自然なコミュニケーションを増やすという良い効果も期待できるのです。特に、思春期の子供がいる家庭では、あえて家族でテレビを見ないことで、会話の機会が増え、家族円満に繋がる可能性もあります。
夫婦だけの家庭でも、テレビではなくお互いの顔を見て会話することが増えるので、テレビを見ないことは夫婦の仲が良くなるきっかけになり得るでしょう。
テレビを見ないことの気になるデメリット
テレビを見ないことには、知っておきたいデメリットもあります。以下では、テレビを見ない生活にチャレンジしようとしている人は、ぜひ以下で紹介するデメリットもしっかり確認するようにしてください。
世間の情報に疎くなり他人との共通の話題が減る
世間に流れる情報が掴みにくくなり、結果的に他人との共通の話題も少なくなるということが、テレビを見ない大きなデメリットと言えるでしょう。簡単に操作できるテレビから流れてくる様々な情報は、意識していなくても頭に残りやすいのです。
興味のない情報も何となく記憶できるので、世間の動向を掴みやすくなります。現代でも意外とテレビ番組は共通の話題のきっかけになりやすくもあるので、テレビを全く見なくなると、周囲の人や世間とズレを感じやすくなるでしょう。
重大なニュースを掴みにくくなる
速報や重要なニュースを掴みにくくなるというデメリットも挙げられます。テレビ以外でも速報や重要なニュースは報道されますが、スマホやパソコンなどの機器を使えない環境にいると、それらの情報が得にくくなってしまうのです。
重要な情報を素早く得られないことで、大きな損害を被ることもあります。そのため、テレビを見ない生活をする時には、代わりの情報源となる機器をこまめに確認する癖をつける必要があると言えるでしょう。
テレビ見ないアピールが嫌われる理由
テレビを見ないということを、周囲に過剰にアピールする人は、周囲の人からうっとおしいと思われてしまいがちです。そのため、テレビを見ないことには様々なメリットがありますが、テレビを見ないということを強く主張しすぎることは避けましょう。
以下では、テレビを見ないというアピールが、周囲の人に嫌われてしまう理由について、詳しく述べていきたいと思います。
高圧的な雰囲気
テレビを見ないと声高に主張する人に対して、何か嫌な気分になってしまう理由には、高圧的な雰囲気が挙げられます。
テレビを見ないということを、スタイリッシュさの象徴だと思い込んでしまう人は、何となく高飛車な雰囲気でテレビを見ないとアピールしてしまいがちです。
周囲の人は、その空気を感じとり、深いな気持ちに陥りやすいと考えられます。
空気が読めない印象
流行しているテレビ番組は、会話の糸口になることがよくあります。同じ番組を見ているというだけでも、他人に親しみを感じて話が盛り上がることもあるでしょう。
テレビの話をしている時に、テレビを見ないというアピールをされてしまうと、その後に周囲の人はテレビの話題を出しにくくなります。そのため、その場の空気が読めない人という悪い印象になり、嫌われてしまいやすくなるのです。
テレビを見ない人はNHK受信料は払う必要はない?
テレビを家で見ないという人の中には、家にテレビが無いという人もいるでしょう。そのような場合は、NHKの受信料を払う義務があるのかどうか、気になる人もいると思います。
確かにテレビを持っていない人が、NHKの受信料を支払う義務を負うことに違和感を覚えるでしょう。しかし、NHKは公共性の高いテレビ局なので、日本国民でいる限りは、テレビが無くても支払う義務が生じます。
国民で料金を平等に負担し、誰でも必要な情報をNHKの番組で得られるようにする必要があるのです。そのため、テレビを持っていなくても、NHKの受信料は支払うようにしましょう。
テレビを見ない人も見る人も快適に過ごせるようにしよう
今回は、最近増えているテレビを見ない人について、詳しく取り上げました。テレビを見ない人は、テレビをよく見る人にとっては理解しがたい存在かもしれません。しかし、テレビを見ない理由やその心理を知ることで、理解しやすくなるでしょう。
また、現在でもテレビを楽しみにしている人は多くいます。このことを考慮して、テレビを見ない人も、あまり周囲の人にテレビを見ないことを、しつこく主張しないようにしましょう。