木村一八の今現在！若い頃の活躍や昔の事件なども紹介！

木村一八をご存知ですか？彼の父親は昭和の歴史に残る有名な漫才師　横山やすしです。偉大な父を持つ木村一八ですが、未成年時代に暴行事件を起こし少年院に入った経緯もあります。

かつては俳優として有望視されていましたが、現在は更生したのでしょうか。また俳優業は続けているのでしょうか。木村一八の若い頃の画像や活躍と共に今現在の様子についても紹介していきます。

はじめに木村一八をよく知らない人のために、木村一八のプロフィールから見ていきます。父親が芸能人だったために、木村一八は低年齢からメディアに姿を見せていました。

続いては、木村一八の経歴をみていきます。父の背中を見て育ってきた彼はどんな幼少期を過ごしてきたのでしょうか。また芸能界入りしたきっかけは何だったのでしょう。

木村一八の父親は昭和を代表する名漫才師「横山やすし」です。本名は「木村雄二」ですが、横山ノックに弟子入りし「横山 やすし」と芸名を付けてもらいました。吉本興行で西川きよしとコンビを組み「やすしきよし」として一世を風靡していきます。

横山やすしは、頭が切れて大変のみこみが早い天才肌でした。そのため真面目に練習を繰り返そうとする「きよし」とは喧嘩が絶えなかったのだそうです。私生活での横山やすしは、バツイチで再婚をしています。

木村一八は初婚の妻との間にできた子供です。天才だった横山やすしですが、お酒が止められず酔っぱらったままテレビに出て出演者に絡んだり、酒気帯び運転で一般人に怪我を負わせるなどで解雇されてしまいます。そして51歳の若さで肝硬変で亡くなりました。

波乱万丈の人生を歩み若くして亡くなった父横山やすしの息子、木村一八は1983年の中学校在学時にテレビに出演をします。

出た番組はレギュラーとして出た「やすきよの笑って日曜日」で、横山やすしの息子ということで一気に認知度があがるようになりました。

晩年の横山やすしはお酒に飲まれてしまい、解雇に追い込まれますが当時は人気の絶頂期だったので「横山やすし」の息子と言う事だけでも評判になったのです。

木村一八は翌年の1984年、父横山やすしが主演した「唐獅子株式会社」で映画へのデビューも果たします。当時の横山やすしは、周囲も舌を巻く天才漫才師だったので親子で出演するこの映画も話題になりました。

「横山やすしの息子」としての位置づけだった木村一八ですが、徐々に頭角を表しはじめ周囲にも高く評価されるようになります。

中学を卒業後はドラマ「毎度おさわがせします」の主役に抜擢されます。容姿も良く父親譲りの不良風の言動も人気を呼びました。その後、映画の主役にも選ばれるなと俳優としての順当な人生を歩んでいきました。

また、数は少ないですがシングルやアルバムもリリースし、歌手としても活躍をしていくようになります。

横山やすしは、晩年はお酒に飲まれ若くして亡くなったのは、先ほど説明した通りです。また、ギャンブル好きな事で金使いが荒かったり飲酒運転で吉本から解雇されてしまいます。では、横山やすしの生前の評判は悪いことばかりだったのでしょうか。

横山やすしは芸に厳しく粘着気質だったと言われています。合う芸人と合わない芸人の差が激しく、当時若手だったダウンタウンなどとは合わなかった逸話もあります。逆に可愛がってもらったのは「明石家さんま」「ビートたけし」「島田洋七」などです。

ビートたけしは横山やすしの事を「雲の上にいるような存在」と評していました。同い年の久米宏は横山やすしの頭の良さを買って、当時のテレビステーションのコメンテーターに呼び込んだと言われています。時代が違えば、もう少し活躍できたのかもしれません。

また、横山やすしの酒の量が増えたのは、きよしが参議院選に出馬したからとも言われています。きよしが参議院選に当選したために、二人で漫才をする機会がなくなってしまい、酒や趣味のボートレースにのめりこんでいったのです。

横山やすし自身も「選挙に出るのは裏切りだ」と言っていたそうで、せっかく二人で作り上げてきたコンビ漫才が出来なくなったことが、横山やすしの転落を早めてしまったとする見方もあるようです。

もちろん選挙に出馬するのは自由ですし、志があってしたことなので裏切りでも何でもありません。しかし、横山やすしは威勢の良い態度とは裏腹に寂しがりやの一面もあったのでしょう。ずっと一緒にやすしきよしの漫才をやっていきたかったのでしょうね。

ここで木村一八の若い頃の画像を紹介します。父横山やすしもきっと若者の頃はイケメンだったのでしょう。木村一八も若い頃はかなりのイケメンでした。

父のおかげでバラエティー番組でのデビューを果たし、その後は俳優や歌手として高い評価を得てきた木村一八ですが、残念なことに事件を起こしてしまいます。順調に行き過ぎていたこともあり、驕りの気持ちもあったのかもしれません。

木村一八は、1988年に暴力事件を起こしてしまいます。19歳の時でした。仲間と飲酒をした後にタクシーに乗り運転手に一方的に暴行を加え続けたのです。

暴行の発端は乗車拒否をされた事ですが、全く別のタクシーに八つ当たりをして執拗に暴行を加えて運転手は脳挫傷という重症を負います。この事件は大々的に取り上げられ社会問題になりました。

父横山やすしは当初は「男は、喧嘩するぐらいが丁度エエ」と開き直ったため抗議の電話が鳴りやまず、後に息子のしたことが喧嘩ではなく何の罪もない運転手への一方的な暴力だったことを知り「ホントにすんまへんでした」と謝罪をしています。

タクシー運転手への傷害致傷罪により木村一八は少年院に送られました。当時はまだ未成年だったからです。

少年院送致となった後は当然芸能活動は停止しますが、出所した後も芸能活動は数年間自粛の姿勢をとりました。

被害にあったタクシー運転手に対する損害賠償は、吉本興業が肩代わり弁済をしていました。しかし、父横山やすしが、飲酒運転で摘発されることとなり「息子の問題も解決しない内に問題を起こすとは不謹慎だ」と、親子共々吉本から解雇をされてしまいます。

数年自粛した後は、株式会社PowerMという（今は存在せず）プロダクションに入り新たな芸能活動を始めます。また、Vシネマというビデオ専門映画への出演という形で復帰を遂げました。

木村一八の悪事が話題になったのはタクシー運転手への暴行事件ですが、実はその前から木村一八の素行は問題になっていました。

デビュー前から、飲酒、喫煙をするのは当然のようにしていましたし、デビュー後は撮影現場にこない、二日酔いのまま仕事場に来る、スタッフへのセクハラなど、親の七光りを利用した横暴ぶりだったと言います。

また、少年院を出て芸能活動を開始したのちの1995年2月にも、友人と共に路上で米国人の少年を殴り負傷させ傷害罪で再び逮捕される事態も起こしています。

木村一八は天才肌の父を持ち才能を高く評価されていましたが、思いあがった態度や素行の悪さで評判は悪くなっていきました。

父も亡くなってしまった今現在、木村一八は何をしているのでしょうか。やくざになっているとの噂も有りますが本当なのか見ていきましょう。

はじめに「ヤクザになっている」との噂からですが、これは全くのデマであることが分かりました。Vシネマでヤクザの役が多かったことや、素行がヤクザ的だったからこのような噂が立ったのだと思われます。

木村一八は、今現在は俳優として真面目に活動をしています。中年となった木村一八は穏かそうな風貌となり、父横山やすしにそっくりになっています。

では、今現在、木村一八に妻や子供はいるのでしょうか。俳優、木村一八のプライベートを見ていきましょう。

木村一八は若い頃は容姿端麗で人気のある俳優でした。したがって、女性との噂もあったのですが今現在は結婚はしておらず独身で過ごしています。

木村一八は結婚はしていませんが、交際している女性はいるようです。噂によると一人ではなく数人いてお金も援助してもらっているのだそうです。

ここからは、木村一八と熱愛の噂があった芸能人について触れておきます。結婚はしておらず今現在は彼女数人とお付き合いしている木村一八ですが、以前はタレントとの噂もありました。

ますはじめは、大物演歌歌手「藤あや子」との噂です。これは噂ではなく本当に結婚を前提に交際をしていたことが分かっています。

舞台での共演がきっかけとなり親しくなった二人でしたが、素行が悪かった木村一八との結婚を芸能事務所側が反対したため二人は破局に追い込まれてしまいます。

次は飯島直子との噂です。これは噂の域を出ておらず本当に付き合っていたのかどうかは分かっておりません。

飯島直子とは1980年代に付き合っていて、タクシーの暴行事件の時にも一緒にいたのでは？とも言われていますが本当のところは分かっていません。

では、これまでの木村一八の主な出演作品について紹介していきましょう。前にお話ししたとおり最初の内は「親の七光り」だったものの、徐々にその演技力が評価され主役にも選ばれています。

はじめに木村一八出演のドラマから見ていきます。木村一八は切れ味のある演技と不良っぽい言動が受けて、テレビドラマでも主役を任されました。また、有名なドラマにも出演するなど俳優として順調な一歩を歩んでいきます。

毎度おさわがせしますは、中学生の性を扱ったドラマでした。真面目な性教育を題材にしており決してふざけた番組ではありませんでした。

しかし、内容がストレート過ぎたため視聴者からは「内容が過激すぎる」と批判もされるなど何かと話題になりました。木村一八は、主役の男の子、性に悩む少年の役で中山美穂と共演をしています。

はぐれ刑事純情派は、テレビ朝日の人気ドラマでした。主演は今は亡き「藤田まこと」です。木村一八は、レギュラー出演ではありませんでしたが、新藤刑事役で、第1シリーズと第10シリーズ（最終話）に出ています。

第一シリーズの途中で事件を起こして降板となりますが、事件を起こしていなければずっと出演出来ていたのかもしれません。

つづいては、木村一八出演の映画を紹介していきましょう。ドラマ「毎度おさわがせします」で好評を得た彼は映画の主役にも抜擢されています。

「いつかギラギラする日」 は、1992年公開のアクション映画です。萩原健一が主演でギャングの親分の役を務め、銀行強盗を企てたり、それに伴う派手なカーチェイスが売りの映画でした。

木村一八は、函館のライブハウスのオーナー役で出演しています。この映画は武器や車などにかなりのお金を費やしていますが、その割には興行成績が振るわずに終わっています。しかし、有名な深作欣二監督の映画だったので話題になりました。

「FAMILY」は、2001年に公開されたマフィア映画です。岩城滉一が三輪秀志役（やり手の実業家兼マフィアの親分）で主役を務めました。木村一八は三輪秀志の弟、三輪隆志の役で出ていました。

木村一八の若い頃の画像や活躍と共に今現在の様子についても紹介していきました。天才漫才師、横山やすしの息子でその血を受け継いだのか、短気で暴力事件も起こしてしまった木村一八。

年齢と共に落ち着きを見せて今は真面目に俳優業に取りくんでいるようです。木村一八には、偉大な父を超える活躍を期待したいと思います。