小木茂光は一世風靡セピアのリーダー！今現在は俳優で活動中！

名前を聞いてピンとこなくても、顔を見れば誰もが知っている、それほど多くの作品に出演しているのが、俳優小木茂光さん。クールなエリートや冷徹な経営者、刑事などがはまり役のバイプレーヤーです。

今でもかっこいい小木茂光さんですが、若い頃は本当に、そこいらのモデルやアイドルが裸足で逃げ出すほどの格好良さでした。

183cmの長身と整った顔立ち、渋い中年男性の魅力をいかし、俳優として存在感を示す小木茂光さんの前身を、どのくらいの人が覚えているでしょうか。小木茂光さんのかっこいい昔をご紹介します。

派手な活躍をするわけではないけれど、なぜか記憶に残る小木茂光さん。映画やドラマなど、たくさんの作品に出演している人気俳優です。

顔を見れば誰もが知っている小木茂光さんですが、素顔はどのような人物なのでしょうか。

寡黙で真面目な印象が強い小木茂光さん。役柄も大学教授や刑事、会社社長など、硬派な役が多いのですが、私生活では競馬が趣味と、見た目とは裏腹に遊び心も持っています。

100円の投資で30万円勝ったこともあるそうですが、どっぷりはまり込むタイプではなく、たまの休みに競馬場へ行く程度で、節度のある遊び方をしているそうです。

小木茂光さんは、趣味が長じて、グリーンチャンネルの競馬番組『KEIBAコンシェルジュ』の司会も務めています。

現在は俳優としてゆるぎない地位を築いている小木茂光さんですが、芸能界デビューのきっかけは何だったのでしょうか。小木茂光さんの経歴を見てみましょう。

福井県福井市出身の小木茂光さんは、男子バスケットボールの名門、私立北陸高等学校の卒業生です。身長183cmの小木茂光さんは、特技はバスケットボールと言っているので、もしかしたらバスケットボール部に所属していたのかもしれません。

1980年代に大流行した集団路上パフォーマンス。原宿や渋谷などでは、休日になるといくつものグループが思い思いのパフォーマンスを繰り広げていました。

小木茂光さんは、そんなパフォーマンス集団の一つ「一世風靡セピア」のメンバーとして、1984年から活動を開始しました。

「一世風靡セピア」は、数多あるパフォーマンス集団の中でもとくに目立ったグループで、絶大な人気を誇っていましたが、1989年に解散。その後、小木茂光さんは、俳優の道を歩み、硬派な実力派俳優として着実にキャリアを重ねました。

バブルに沸く1980年代後半、それこそ一世を風靡した「一世風靡セピア」。強面の男たちが迫力満点の歌やダンスを繰り広げる様は圧巻で、路上でも1000人を超えるファンを集めた伝説のパフォーマンス集団です。

平成世代の若い人の中には、知らない人もいるかもしれませんが、当時「一世風靡セピア」と言えば、男性からも熱狂的な支持を集めた人気グループでした。

歌とダンスの人気パフォーマンスグループ「EXILE」を、もっとワイルドに、やんちゃにした感じと言ったらわかりやすかもしれません。

現在ではクールで渋い中年男性になっている小木茂光さんですが、若い頃は眼光鋭い二枚目で、体も大きく、「一世風靡セピア」の中でもひときわ目立った存在でした。

「一世風靡セピア」は、「劇男一世風靡」からの派生ユニットで、「劇男一世風靡」は、遡れば「劇男零心会」、「東京ビクトリークラブ」へとつながります。

小木茂光さんは、「東京ビクトリークラブ」のメンバーで、「劇男零心会」や「劇男一世風靡」の旗揚げメンバーでもあり、1980年代前半から路上パフォーマーとして活動していました。その実績もあり、「一世風靡セピア」結成と同時にリーダーに就任しました。

元「一世風靡セピア」のメンバーには、今を時めく人気俳優の柳葉敏郎さんや、哀川翔さん、春海四方さんもいました。柳葉敏郎さんと哀川翔さんが親交が深いことは有名ですが、小木茂光さんと柳葉敏郎さんも仲が良く、今でもたまに一緒に飲みに行ったりしているとのこと。

哀川翔さんは、「一世風靡セピア」の原型とも言える「東京ビクトリークラブ」の一員でもあり、柳葉敏郎さんとの付き合いより、小木茂光さんとの付き合いのほうが長いです。

この他にも「劇男一世風靡セピア」には、バラエティで活躍する勝俣州和さんや、俳優の中野英雄さんが所属していました。

30年以上も前の動画ですが、今見てもまったく色褪せない、魅力あふれるパフォーマンスです。

現在57歳の小木茂光さん。結婚していても不思議はありませんが、実際はどうなのでしょうか。小木茂光さんの妻や、子供について見てみましょう。

結論から言うと、小木茂光さんは結婚しています。しかし、結婚した時期がいつなのか、相手の女性がどんな人なのか、名前も年齢も一切不明です。

芸能人や有名人がお相手なら、どこかに何かしらの情報が残っているはずなので、おそらく小木茂光さんの結婚相手は一般女性だと思われます。

小木茂光さんの妻はデザイナーという噂もありますが、確かな証拠はありません。

名前や画像などは流出していませんが、小木茂光さんには息子さんがいます。年齢もはっきりとしませんが、2004年に開かれたファンの集いで、子供が小学校3年生と話していたので、お子さんが生まれたのは1995年ごろと推察されます。

であれば、息子さんはすでに成人していますから、独立して生計を立てているのかもしれません。息子さんに関しても奥様と同様、名前はおろか、学歴も就職先も一切が不明です。

一部では小木茂光さんがモデルで女優の西内まりやさんと結婚するとの噂が出回っているようですが、二人の間に接点はなく、いったいどこからこんな噂が湧いて出たのか不思議です。

そもそも小木茂光さんは既婚者ですから、西内まりあさんとの結婚はありえません。

今となっては、「一世風靡セピア」のパフォーマーとしての小木茂光さんより、俳優の小木茂光さんのほうが有名かもしれません。

知名度と言う意味では、柳葉敏郎さんや哀川翔さんのほうが上かもしれませんが、認知度は小木茂光さんも負けてはいません。現在の小木茂光さんの活躍を見てみましょう。

ふくいブランド大使は、「福井県愛」を全国にアピールする親善大使で、福井県にゆかりがあり、福井県を愛する人なら誰でもなることができます。福井県出身の小木茂光さんも、ふくいブランド大使の一人です。

ふくいブランド大使は、芸能人も多く、タレントのパックンことパトリック・ハーランさん、俳優の津田寛治さんも全国に福井県の魅力をアピールする活動を積極的に行っています。

かつてのやんちゃな面影はすっかり影を潜めた小木茂光さん。今では映画やドラマに欠かすことができない名バイプレーヤーの一人です。

硬派なイメージが強く、演じるのは官僚や管理者など、保守的で冷徹な役柄に偏りがちですが、時折見せるコミカルな演技も魅力的です。

主役を張ることはありませんが、確かな演技と抜群の存在感で物語を支える実力派の一人として、ますます活躍中です。

数多くの作品に出演している小木茂光さんですが、その中でもとくに記憶に残る代表作をご紹介します。

小木茂光さんは、主役を張ることこそありませんが、たくさんのドラマで重要な役どころを演じています。

織田裕二さん最大のヒット作にして代表作の『踊る大捜査線』。テレビドラマの他スペシャルやスピンオフ、映画も作られた人気作品です。

柳葉敏郎さん演じる室井管理官の同期の警察官一倉を小木茂光さんが演じ、元「一世風靡セピア」の二人の共演が話題になりました。

小木茂光さんは、『踊る大捜査線』シリーズの他、スピンオフ作品『容疑者室井慎次』にも出演しています。

若年性アルツハイマー症の女医と小説家との恋愛を描いて話題となったドラマ『大恋愛～僕を忘れる君と』は、戸田恵梨香さんとともに主役を務めたムロツヨシさんの演技も評判を呼びました。

小木茂光さんは、第5話に登場。戸田恵梨香さん演じる女医の元婚約者で、TOKIOの松岡昌宏さん演じるアルツハイマー病研究の第一人者の上司である、大学教授を演じました。

小木茂光さんの出演した映画についてもご紹介します。

驚異的な知能を持ちながら、思考が思念波となって周囲に電波してしまう「サトラレ」の苦悩と活躍を描く話題作『サトラレ』。原作は漫画家の佐藤マコトさんによる連載漫画です。

2001年には映画『『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』として公開されました。小木茂光さんは、「サトラレ」を保護する目的で設立されたサトラレ対策委員会のメンバーの一人、岡持勝則を演じました。

お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんが脚本を書き、相方の井上裕介さんが主演するということで話題になった映画『耳を腐らせるほどの愛』は、全編漫才のような構成の謎解きミステリーです。

コメディ・ミステリーと銘打っているとおり、ギャグやコントが満載の映画で、小木茂光さんは、黒柳徹子さんを彷彿とさせる、黒柳哲と言う名前の謎のを演じています。

オールバックにノーネクタイのだぼだぼのスーツでかっこよく踊り歌う「一世風靡セピア」。多くの若者を熱狂させた伝説のグループを率いた小木茂光さんは、今でも最高に格好良い二枚目俳優です。

HOKUTOのCMではきのこになったシュールな姿も披露しています。これからも、どんな新しい魅力を見せてくれるのか楽しみです。