手首ラーメン事件の概要や犯人!人肉でダシを取ったラーメンなの?

手首ラーメン事件について紹介します。手首ラーメン事件とは、どんな事件だったのでしょうか。この事件は、普通の精神では考えることができない事件でもあります。そのために、興味を持つ人もいたのではないでしょうか。人肉が使われたラーメンについて見ていきましょう。

手首ラーメン事件の概要や犯人!人肉でダシを取ったラーメンなの?のイメージ

目次

  1. 1背筋も凍る手首ラーメン事件とは?
  2. 2手首ラーメンとは?
  3. 3手首ラーメン事件の経緯
  4. 4本当に手首ラーメンは出されていない?
  5. 5手首ラーメン事件のその後は?
  6. 6手首ラーメン事件と酷似した事件
  7. 7手首ラーメン事件と似ている映画
  8. 8手首ラーメン事件は悲惨な事件

背筋も凍る手首ラーメン事件とは?

手首ラーメン事件について紹介します。手首ラーメン事件なんて、面白おかしく誰かが言っているだけの事件だろうと思ってしまいますが、実際に人肉である手首をラーメンに入れた事件というものがありました。

想像を絶するような手首ラーメン事件ですが、どんな事件だったのか、また、犯人は誰だったのか、判決はどうなったのかなどについて詳しく見ていきましょう。手首ラーメン事件の真相は何でしょうか。

手首ラーメン事件の真相を知ると、びっくりするような事とか、嘘だろうと思うようなこともありますが、実際に起きた事件なので、事実です。

手首ラーメンとは?

最近のラーメン屋さんは、「○○ラーメン」のように商品にインパクトをつけて、他のお店との差別化をしているところもあります。そのため、手首ラーメンもその1つかな?と思うものです。

しかし、手首ラーメンはそんなに可愛いものではありません。殺人事件で殺害された人の手首をラーメンのスープに入れて出汁をとっていたラーメンが手首ラーメンなのです。

ある殺人事件の犯人である人物が、殺した被害者の手首を切って、その手首を商売していたラーメン店の鍋に入れたのが手首ラーメンのため、人肉を使ったラーメンだとも言われました。

手首ラーメン事件の経緯

手首ラーメン事件の経緯について紹介します。手首ラーメンというのは、手首ラーメンの概要を聞いただけで、気分が悪くなるものです。しかし、そもそもどうして手首をラーメンに入れようと思ったのでしょうか。

人を殺害するだけでなく、手首をラーメンに入れてしまうなんていうのは、普通の人ができる心理ではありません。犯人は一体誰だったのでしょうか。

手首ラーメン事件があってからか、殺した遺体を煮るという似たような事件を聞くようになったと思う人もいるはずです。

1978年にバラバラ遺体を発見

1978年の7月5日に兵庫県と岡山県の二箇所からバラバラになった遺体が発見されました。その遺体は、背中の部分に「天女」の刺青があったことから、暴力団の住吉連合の幹部であることが分かっています。当時29歳で殺されています。

暴力団の幹部がバラバラ遺体で発見されたということは、犯人も恐らくその道の人なのではないかというのが簡単に分かるでしょう。遺体をバラバラにした理由は、おそらく被害者の身元を分からなくするためです。

バラバラにすることで、事件を難航させて、警察の目が自分に届くのを避けたかったのではないでしょうか。

手首だけが発見されなかった

住吉連合の幹部の遺体は、バラバラになっていたものの、集めてみると手首だけが何故か見つかりませんでした。手首は、片方だけでなく、両手首なかったのです。

手首だけがないというのは、非常におかしなことではないでしょうか。犯人の何かしらのメッセージなのか?とも思いましたが、犯人いわく、「指紋から身元が判明するのが怖かった。」ために手首だけ持ち帰ったというのです。

人を殺しておいて、遺体の身元が判明するのを恐れていたというのは理不尽な話ですが、その理由で持ち帰ったために手首だけ発見できなかったというのは事実です。

犯人のヤクザが判明

手首ラーメン事件で住吉連合の幹部を殺害した犯人は、ヤクザでした。このヤクザも幹部をしていた人物です。また、犯人のヤクザは、別件の殺人容疑でも逮捕されていたため、殺したのは1人だけではないのです。

また、手首ラーメン事件のときは、犯人のヤクザと別に4人の子分も関わったとして、逮捕されています。ヤクザ同士の揉め事の末に起きた事件が手首ラーメン事件だったということです。

犯人のヤクザがなぜこのような殺人事件を起こしたのかというと、屋台の縄張り争いをしていたからです。屋台の縄張り争いだけで殺されてしまった被害者も、虚しい思いをしていることでしょう。

手首はラーメンのダシになっていた

手首ラーメン事件では、手首がラーメンの出汁になっていたことは有名な話しです。では、なぜ手首がラーメンの出汁になっていたのかというと、持ち帰った手首の始末に困ったからというのです。

手首を持ち帰ったはいいものの、その手首をどう処理していいかわからずに、自身が経営しているラーメン屋のスープの鍋に手首を入れてしまったのです。

手首の人肉部分は、溶けてなくなったものの、骨が残り、骨は砕いて始末したとも犯人のヤクザは言っているのです。人肉部分が溶けてなくなったということは、人肉がはいりこんだラーメンが出来上がっていたということです。

客から警察に問い合わせが殺到

犯人のヤクザが経営していたラーメン屋に行ったことがある人たちから、警察に問い合わせが殺到しました。自分が食べたラーメンがもしかしたら手首ラーメンの可能性があります。

それだけは避けたいですし、どうしても人肉の入ったラーメンなんて受け付けることができません。そのため、手首ラーメンを出したのかどうか、食べた人がいるのかどうかを警察に確かめたかったのではないでしょうか。

もしも、自分が行ったラーメン店だったとしたならば、食べた可能性があるという人も多くいたことでしょう。警察に確かめずにはいられない気持ちになるのも当然です。

食べた人はいないと発表

警察は、手首ラーメンを食べた人はいないと発表しています。なぜ、ラーメンの出汁をとる鍋に手首を入れて営業していたにも関わらず、手首ラーメンを食べた人がいないといえるのでしょうか。

実は、ネタがないことを理由に、お客さんを断っていたり、色んな事情があってラーメンを提供できなかったということを犯人のヤクザが説明しているのです。そのため、警察は手首ラーメンを食べた人はいないと発表したのです。

半信半疑になってしまいそうな人もいるでしょうが、この発表で安心できた人もいたのではないでしょうか。

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本当に手首ラーメンは出されていない?

手首ラーメンは本当に出されていないのか?という疑問は当然のように沸いたでしょう。営業していたにも関わらず、手首ラーメンを出していないというのはおかしいという意見もあるのです。

また、この手首ラーメンには都市伝説もあります。実は手首ラーメンは売られていて、食べた人からはおいしいと評判になったのです。しかし、煮え切れなかった被害者の爪が残っているラーメンを出してしまいます。

そのラーメンから人の爪を発見した人が、騒ぎだして事件が発覚したという話しもあるのです。これは、都市伝説なので、誰かがそういっているだけの可能性もありますが、本当に1杯も売っていなかったのかは謎です。

手首ラーメン事件のその後は?

手首ラーメンの事件のその後について見ていきましょう。手首ラーメンの事件は、犯人のヤクザが逮捕されましたが、そのヤクザはどうなったのでしょうか。

手首ラーメン事件は、かなり大きな事件であり、社会的影響も与えた事件です。色んな影響を踏まえると、犯人はとても重い罰を受けるのではないでしょうか。

犯人には懲役17年が下された

犯人のヤクザには、求刑では無期懲役だったのですが、結果的には懲役17年になりました。この事件に関わったヤクザの子分4人には、それぞれ懲役8年~12年の判決が下っています。

これだけのことを起こして、たったの懲役17年なのか?と思った人も多いでしょう。確かに、人を殺しているのですから、17年というのは短いものです。

1978年に起きた事件なので、順当にいくと1985年には出所しているということにもなるでしょう。

ラーメン業界の売り上げがダウン

手首ラーメン事件が起きたその後、ラーメン業界の売上げがダウンしてしまいました。これは、手首ラーメン事件が起きた場所だけではなく、全国的にラーメンの売上げが落ちたとされています。

ラーメン業界全体が悪いわけではないものの、ラーメンと聞くと当時は手首が入っていることを連想させてしまったのではないでしょうか。そのため、ラーメンを食べる気になれなかった人が多かったのです。

そのため、ラーメン業界は警察にきちんとラーメンを食べた人はいなかったと弁明してほしいと猛攻撃もしています。ラーメン業界の人からすると、非常に迷惑な事件だったことでしょう。

手首ラーメン事件と酷似した事件

手首ラーメンと似ている事件がほかにもいくつかあるので紹介します。手首ラーメン事件に似ているなんて、想像しただけでも気分を害するものでしょう。しかし、似ている事件は実際に起きているのです。

どんな事件だったのかについてチェックしてください。

八王子ホスト殺人事件

八王子ホスト殺人事件は、金銭トラブルから起きた事件です。当時、ホストクラブを経営していた人が失踪したことにより事件が発覚します。この経営者は、失踪していたのではなく、殺されていました。

ホスト仲間7人が逮捕されたのです。まず、射殺で殺し、遺体を鍋などを使って煮詰めて溶かし、残った骨を下して、バーベキューを装って川に捨てたというのです。結果的に、汚水層から被害者のインプラントが発見されました。

人肉を溶かして、殺人を隠蔽しようとするところが、手首ラーメン事件に似ています。この事件は、犯人の父親までもが遺体処理に手を貸してしまい、逮捕されるという悲しさもある事件でした。

幸楽苑の指入りラーメン事件

幸楽苑の指入りラーメン事件は、静岡清水インター店で親指が入ったラーメンが提供されたことで発覚した事件です。これは、殺人事件ではありません。パートの女性従業員がチャーシュースライサーで指を切断してしまいます。

その指が仕込み終わったチャーシューの容器に入ってしまっていたのです。そして、それに気づかずにお客さんに提供してしまい、この事件につながりました。指が入っているラーメンなんて、とんでもないラーメンです。

誰も殺されていないので、大きな事件ではありませんでしたが、明らかに衛生問題を取り上げられるような事件だったというのは容易に判断できます。また、人肉が入ったラーメンということで、手首ラーメン事件にそっくりだとも言われています。

浅草遺体カレー事件

3年間も行方が分からなくなった人物がいたのですが、なんとその人は、カレーで煮込まれていました。3人の人が犯人として逮捕されたのですが、被害者を殺して遺体をバラバラにしてカレーで煮込んだのです。

なぜカレーで煮込んだのかというと、匂いを消すためだったといわれています。結果、主犯の人には懲役30年が与えられました。

手首ラーメン事件と似ている映画

なんと手首ラーメン事件と似ている映画まであるので紹介します。これらの映画を見ると、手首ラーメン事件を思い出すという人も多いのではないでしょうか。

人肉ラーメン

人肉ラーメンは、タイで放映されたホラー映画です。母と娘で切り盛りするラーメン店で、非常に人気があったのですが、このラーメンでは人肉を材料にしていたというものです。

非常に残虐的な話しですが、映画の中では恋愛を絡ませていたりもします。人肉ラーメンは、見ると忘れられない映画にもなるのではないでしょうか。意外に評価が高い映画でもあります。

八仙飯店之人肉饅頭

八仙飯店之人肉饅頭は、マカオで本当に起きた事件を参考にしている映画です。映画の中でマージャンのいかさまをした人に対して頭にきた犯人が殺してしまいます。

殺した人の遺体をバラバラにして、飲食店のメニューに入れてお客さんに提供していました。そのため、人肉饅頭を売っていた店ということになるのです。

この内容は、なかなか手首ラーメン事件に似ているのではないでしょうか。ちなみに、この映画は日本では公開されていません。日本では見るとあまりにもひどいと判断されたのではないでしょうか。

カニバ/パリ人肉事件38年目の真実

カニバ/パリ人肉事件38年目の真実は、パリ人肉殺人事件という友人の女性を殺害した犯人がその遺体の人肉を食べたという本当にあった事件を参考にしている映画です。

あれから38年経過した今、犯人が何を語るのかという部分にも注目することができるでしょう。この映画は、2019年の夏に公開されたまだ新しい映画です。

パリ人肉殺人事件は、パリで起きた事件だから日本の事件ではないと思われがちですが、犯人は日本人です。

手首ラーメン事件は悲惨な事件

手首ラーメン事件は、本当にこんなことがあるのか?と疑いたくなるような事件だと改めて思いませんでしたか?かなり残虐的でもありますし、とても気分を害するような事件です。このような事件を起こせる人がいるのが不思議です。

手首ラーメン事件では、人が集う屋台で人肉を煮込まれていたため、その日にその近辺の屋台を利用した人からすると、とてもじゃないけど平気な気持ちではいられなかったことでしょう。気分が悪くなった人もいたのではないでしょうか。

もう随分と昔に起きた事件でもありますが、手首ラーメン事件の経緯を見ていると、忘れることができない事件にもなっていることが分かります。何十年も時間がたったとしても、記憶に残る事件です。

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