ターミネーター2の子役の現在！エドワード・ファーロングの今に迫る

ターミネーター2でジョン・コナー役として出演していたエドワード・ファーロングについてまとめていきます。エドワード・ファーロングは、現在はどのような活動をしているのかチェックしていきましょう。

ターミネーター2で子役として人気となったのが、エドワード・ファーロングです。エドワード・ファーロングの現在についてみていく前に、エドワード・ファーロングのプロフィールをチェックしてみましょう。

エドワード・ファーロングは実の父親とは面識がなく、幼い頃は母親だけで育てられていました。後に母親が再婚した事から、血の繋がっていない父親と父親が違う弟がいます。両親のもとで生活する事を嫌がったエドワード・ファーロングは、叔母と叔父に育てられています。

そんなエドワード・ファーロングが俳優になったのは、たまたまエドワード・ファーロングがバスケットボールをしているところを、映画「ターミネーター2」のキャスティングディレクターにスカウトされたからでした。

それまで全く演技経験がなかったエドワード・ファーロングですが、見事に役を演じきっています。その後、モデルとして活動の幅を広げていきました。

それではエドワード・ファーロングの出演作品についてみていきましょう。エドワード・ファーロングは映画「ターミネーター2」以外にはどのような作品に出演していたのでしょうか。

映画「判決前夜/ビフォア・アンド・アフター」では、ジェイコブ・ライアン役で出演しています。サスペンス映画で、小さな田舎町に住む家族の物語です。小児科医の父親の元に、息子のクラスメイトの少女の遺体が運び込まれます。

明らかに殺されている遺体で、容疑者として息子の名前が上がるのでした。そして、幸せな家族の歯車が狂っていくのです。エドワード・ファーロングは、容疑者となる息子という役どころでした。

映画「I love ペッカー」は、映画監督であるジョン・ウォーターズの自伝的な内容の作品です。エドワード・ファーロングは、ペッカー役で出演しました。

写真を撮るのが趣味の少年は、普段から色々な作品を撮っていました。その1枚だった、ストリッパーの局部を写したものがアートディーラーの目にとまった事から、彼の人生が変わっていくというストーリーです。

映画「アメリカン・ヒストリーX」では、ダニー・ヴィンヤード役で出演しました。ダニー・ヴィンヤードは、白人至上主義者です。そうなってしまった理由の1つは、父親を黒人に殺されてしまったという事がありました。

ダニー・ヴィンヤードの兄は、車泥棒をした黒人を殺してしまった罪で刑務所にいましたが、3年後に出所します。兄をヒーローだと思っていたダニー・ヴィンヤードですが、出所した兄は全く別人で、公平な考え方をする人間になっていました。

どうして兄がこれほどまでに変わってしまったのか、ダニー・ヴィンヤードの視点からアメリカの差別意識が描かれた作品です。

ターミネーター2の子役だったエドワード・ファーロングは、映画に出演後にどのような活動をしていたのでしょうか。映画直後の活動や活躍をチェックしていきましょう。

エドワード・ファーロングは日本で爆発的に人気者となり、日本のカップヌードルのCMに出演しています。キャッチコピーは「初めての、H」というキャッチーなものでした。

Hというのは「HOT NOODLE」の意味です。エドワード・ファーロングが彼女の元に走って行くという、青春を感じさせるストーリー仕立てのCMになっています。

エドワード・ファーロングは日本でのみ「君を強く抱きしめて」という楽曲をリリースしています。プロモーションのために、バラエティ番組「森田一義アワー笑っていいとも!」にも出演していました。

MCはダウンタウンの松本人志さんで、松本人志さんの無茶ぶりからエドワード・ファーロングはムツゴロウさんのモノマネにも挑戦しています。

日本語でのモノマネというだけでも難しかったでしょう。無茶ぶりにもかかわらず、真面目にモノマネのレクチャーを受ける姿が可愛いと話題になりました。

日本でも大人気になったエドワード・ファーロングですが、その後は転落の人生を歩んでいきます。もともと薬物を行っていたようですが、1999年に当時交際していた女性と破局した事をきっかけに、薬物に依存していったといわれています。

2000年にはリハビリ更生施設に入所しますが、1か月で施設から逃げ出してしまいます。薬物依存症となった事から、挙動不審になるなど、普通の生活ができなくなっていきました。

2001年には自分の嘔吐物によって死にかけているところを発見されて、緊急入院をしています。現在でも、完全に克服しているとはいえないようです。

エドワード・ファーロングは薬物だけではなく、アルコールの摂取しすぎで問題も起こしています。エドワード・ファーロングは1日に2度、逮捕されたこともありました。

1度目は無免許運転で逮捕されています。この時点では、車は押収されたものの釈放されています。ところがそのわずか4時間後に、飲酒運転で逮捕されたのです。

車が押収されたにもかかわらず、反省をしていないとして大きなニュースとして取り上げられています。同乗していたのは当時交際していた、女優のジョリーン・ブラロックだったようです。

逮捕歴などもあるエドワード・ファーロングですが、2006年には映画「Jimmy and Judy」で知り合った女優のレイチェル・ベラと結婚をしています。さらに、同じ年の9月に子供も産まれました。

ところが、2009年にレイチェル・ベラから離婚の申し立てがあります。エドワード・ファーロングは了承しなかったため、裁判になりました。

エドワード・ファーロングはストーキングしたり、嫌がらせを行ったため、レイチェル・ベラとは接見禁止となっています。さらに、暴力事件を起こすなど精神的にも病んでいき、そのために仕事も減ってしまったようです。

それでは、ターミネーター2の子役だったエドワード・ファーロングは、現在はどのような活動をしているのでしょうか。エドワード・ファーロングの現在をチェックしていきましょう。

2019年の頃のエドワード・ファーロングです。目の雰囲気はターミネーター2に出演していた頃と変わりがありませんが、だいふふっくらとしています。キュートさはありますが、子役の頃のイケメンのイメージはなくなってしまったようです。

エドワード・ファーロングが出演した映画「ターミネーター2」の続編にあたる、映画「ターミネーター：ニュー・フェイト」の制作が発表されました。舞台は映画「ターミネーター2」の30年後です。

この映画にエドワード・ファーロングが出演するといわれていますが、登場するのは冒頭の回想シーンだけなのだそうです。この出演に、エドワード・ファーロングは残念だと明かしています。

しかも、エドワード・ファーロングが出演したのではなく、CGでの出演だったのだとか。映画の中でエドワード・ファーロング演じるジョン・コナーは若い頃に死んでしまうという設定だったため、現在のエドワード・ファーロングが演じる事はできなかったのでしょう。

ターミネーター2の子役であるエドワード・ファーロングは、外見がかなり変わってしまいましたが、他のキャストはどうなのでしょうか。ターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガーとサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンのツーショット画像で比べてみましょう。

当然、年齢を重ねていますが、美しさとかっこよさに変わりはありません。戦闘シーンでは、リンダ・ハミルトンが「超絶かっこいい」と話題にもなっています。

ターミネーター2の子役だったエドワード・ファーロングについてまとめました。イケメンの子役として日本でも人気だったエドワード・ファーロングですが、成長して変わってしまった事に残念だと感じるファンは多いようです。