すぐキレる人の心理や性格的特徴!すぐカッとなる原因も紹介
すぐキレる人が近くにいませんか?すぐキレる人がいると憂鬱な気持ちになってしまうものですが、何にそんなにキレているのでしょうか。すぐキレる人の心理や性格的特徴などについて見ていきましょう。すぐキレる人の対処法も紹介したいと思います。
目次
すぐキレる人ってめんどくさい!
すぐキレる人は、周りの人に「いつキレるか分からない。」とか「キレさせないようにしないといけない。」などのように色んな気を遣わせてしまいます。また、キレる理由が自己中心的なものであることも多いでしょう。
すぐキレる人は正直言って、周りから面倒臭いと思われていることが多々あります。自分が人からキレられるのは嫌がるのに、すぐキレるという人もいるのではないでしょうか。
今回はすぐキレる人の心理や特徴、すぐキレる人への対処法などについて紹介します。
すぐキレる人の心理とは?
すぐキレる人というのは、どんな心理を持っているのか?と思いませんか?そんなにすぐキレて周りを考えないのか?とか、キレるのが好きなのかな?と思わせるところがあります。
おおらかな人や、すぐキレることがない人にとっては、すぐキレる人の心理が全く分からないと感じるでしょう。一体どんな心理をしているのでしょうか?
思い通りにならないのが嫌
すぐキレる人の心理には、「思い通りにならないのが嫌」というのがあります。非常にわがままで、思い通りにならない出来事があったときにキレるという方法でしか対応できないのです。
世の中には思い通りにならないことがたくさんあるでしょう。自分1人で生きているわけではないので、思い通りにならないことが1日に何度も起きるということも考えられます。その度にすぐキレる人はキレだすでしょう。
思い通りにならないことに大きなストレスを抱えるタイプで、常にイライラしている可能性もあるでしょう。
自分が一番正しい
すぐキレる人の心理には、「自分が一番正しい」というものもあります。自分が一番正しいと思っているので、自分と違う意見を持っている人のことを敵対視するでしょう。そして、自分と違う意見を言う人に対してキレるのです。
常に自分が一番正しいと思っているので、間違いを指摘されることも嫌います。明らかに自分が間違っているときでも、自分の正しさを主張し意地を張ってしまうこともあります。
自分の意見を否定されたり、自分の意見が通らないことが我慢できないのがすぐキレる人の心理でもあるでしょう。
許せない気持ちが強い
すぐキレる人の心理には、「許せない気持ちが強い」というものもあるでしょう。おおらかな人なら、ちょっとしたことぐらいでキレたりせず、人に迷惑をかけられても大きな気持ちで包みこむ優しさがあります。
しかし、すぐキレる人は人のミスが許せず、迷惑をかけられたことに対して怒ってしまうのです。そして、その許せないという気持ちをずっと引きずってしまい、思い出してはまたキレるのです。
許すということが習慣になっていないため、キレることでしか自分を表現できなくなっているのでしょう。
すぐキレる人の性格的特徴
すぐキレる人の性格的特徴について紹介します。すぐキレる人は性格的に何か共通するものがあるのではないでしょうか。
プライドが高い
すぐキレる人の性格的特徴には、「プライドが高い」というものがあります。プライドが高いため、プライドを傷つけられたときにキレるのです。
周りからすると、「それぐらいのことで…。」と思うこともありますが、すぐキレる人にとっては「それぐらいで片付けることができない。」と思ってしまいキレるのです。
高すぎるプライドが自分の感情を支配してしまい、キレることでしか自分を表現できないのでしょう。プライドが高い人ほど、キレやすいということでもあります。
小心者
すぐキレる人の性格的特徴ですが、実は「小心者」です。すぐキレる人は、簡単に人を傷つけているようにも見えますし、狂犬みたいに見えて近づきたくないと思ってしまうでしょう。また、すぐキレる人に対して「怖い」と思う人もいます。
しかし、本当はすぐキレる人は小心者です。自分が傷つきたくないのでバリアを張るかのようにすぐキレるのです。キレることで自分を守り、周りに害を与えてしまっているのでしょう。
小心者なのに、プライドが高い性格をしているので、小心者であることを認めていないのも特徴の1つです。自分で「自分はすごい。」と思っている可能性もあるでしょう。
根に持つ
すぐキレる人に性格的特徴には、「根に持つ」というものもあります。非常に嫌なタイプの性格をしており、何かあるとそれをずーっと心の中で恨み続けるという特徴があるのです。
根に持つタイプなので、イライラしたことが何個も何個も積み重なっていき、最終的にはキレる速度も速くなっていくでしょう。また、イライラしたことを根に持っているので全く関係ない人にも自分の気分次第で当たり散らすこともあります。
すぐキレる人の性格は損するものが多いですが、根に持つ性格というのはクセにもなっているので自分でもどうすることもできないのでしょう。
小さなことにストレスを感じる
すぐキレる人の性格的特徴には、「小さなことにストレスを感じる」というものもあります。ストレスの許容範囲がとても小さく、常にイライラしてしまう可能性もあります。他人と接することでストレスも最大限に感じるのではないでしょうか。
小さなことでも感じてしまうストレスを発散するために、キレていると言っても過言ではありません。キレなければ、自分の心がやられてしまうのです。
そう考えると、すぐキレる人は繊細で鈍感力を持ち合わせていないということもできるでしょう。
すぐにキレてしまう原因
すぐキレる人がすぐにキレてしまう原因について紹介します。自分はすぐキレてしまう性格だという人は、是非原因を知って解決していきましょう。
気持ちをコントロールできない
すぐキレる人は、気持ちをコントロールすることができないという特徴があります。自分の気持ちと上手に向き合うことができないので、イライラしたらその気持ちがそのまま表に出てしまうのです。
おおらかな人は、イライラすることがあっても、すぐに自分で納得させる力を持っているので表に出してキレるということはほぼありません。
しかし、すぐキレる人はその瞬間に気持ちが出てしまうので、精神的にも幼いのです。子供がわがままを言うときと同じような感情を持っているので、それが原因になってキレてしまうのでしょう。
相手に期待している
すぐキレる人は相手に期待しすぎているという特徴も持っています。これは、キレる大きな原因になっているでしょう。すぐキレる人がキレたとき、「私はこれだけしたのにあの人は…。」などのようなことを言っていませんか?
すぐキレる人は他人に見返りを求めすぎているところがあるので、その期待通りのことが起きなかったらキレるのです。これも1つの「思い通りにならないこと」に当てはまるでしょう。
勝手に人に期待しているということにはおそらく気づいていません。「〇〇するのが当たり前なのに、あの人は恩知らずだ。」などのように思っているので、自分の常識を人に押し付ける特徴もあります。
自尊心が強い
すぐキレる原因には、自尊心の高さもあります。自分は正しいという気持ちや、自分は優秀であるという気持ちを強く持っていることが原因ですぐキレてしまうのです。
頭が固くて頑固な人がすぐキレるイメージがありますが、つまりはそういう方は自尊心が高いということでしょう。
すぐキレる人が損すること
すぐキレる人は多くのことで損をしますが、一番損しているのは「人間関係」ではないでしょうか。すぐキレるので、友達からも距離を置かれ、仕事でも距離を置かれてしまうでしょう。異性関係も当然うまくいきません。
ひどい場合には、家族や親戚からも見放されてしまうことがあります。すぐキレる人に本当に自分を分かってくれる人というのは、なかなか存在しないのではないでしょうか。
人間関係の幅も極端に狭くなるので、狭い世界で生きることでなかなか性格を改善することができなくなってしまいます。人生を充実させる上で大切なことを失いやすいというのは大きな損になるでしょう。
すぐキレる人への上手な対処法
すぐキレる人の上手な対処法について紹介します。すぐキレる人が近くにいる場合、その人のことばかりを意識してしまいませんか?そのせいで疲れてしまうこともあるでしょう。
特に会社ですぐキレる人と一緒に仕事をしなければならないときは大きな苦痛を伴います。友達関係でもすぐキレる人が近くにいると気を遣ってしまうでしょう。
どうやって上手に付き合っていけばいいのか、対処法をチェックしましょう!
落ち着くのを待つ
すぐキレる人への対処法は、キレたときに落ち着くのを待つことです。なだめようと思って声をかけても、それが相手にとって不服なものであれば余計にキレられてしまいます。
すぐキレる人はキレたときに共感してくれる人でないと受け入れません。しかし、すぐキレる人が何を望んでいるのかは分からないものなので、火に油を注がないようにしてください。そのうち収まるので落ち着くのを待ちましょう。
下手に刺激したほうが被害が増えると思ってください。「また始まった。」ぐらいに思って、心を無にしておくのがポイントです。
当たり障りないように接する
すぐキレる人は、キレていないときでも「いつキレるか分からない。」と思わせる特徴を持っています。そのため、普段から当たり障りない程度で接していたほうがいいでしょう。
深く接してしまうと、キレられることも多くなり、あなたもストレスがどんどん溜まっていくだけになるので、ろくなことがありません。挨拶するとか、最低限のコミュニケーションをとるぐらいにしておくだけでいいのです。
すぐキレる人の沸点がどこにあるかなんてわからないので、最初から関わりを薄く持つように心がけてください。
キレたらスルーをする
万が一、すぐキレる人からキレられた場合はスルーしてください。キレてきたことに対して相手にしていると、さらにキレられる可能性があります。また、すぐキレる人は根に持つ性格をしているのでスルーしないといつまでも目の敵にされるでしょう。
キレられたときは、「はいはい。」と思って相手に合わせるふりをしておくのが一番です。そして、その後はできるだけ関わらないようにしてください。
すぐキレる人は自分が一番正しいと思っているので、否定すると面倒なことになってしまいます。
すぐキレる性格を直す方法
自分はすぐにキレる性格をしていると自覚している人は、その性格を変えることができる可能性があります。なかなか変えるのは難しい可能性もありますが、今後の人生のためにも変える努力をしませんか?
キレる前に時間を置く
すぐキレる人は、イラっとしたら瞬時にキレるという特徴を持っています。そのため、イラっとしたときに敢えて自分で時間を置く意識を持ってください。最初は難しいですが意識しておけばだんだんと慣れてくるはずです。
おすすめは、数を数えることです。イラっとしたときに「1、2、3…。」と数を数えてみてください。気づいたら気持ちが落ち着きイライラがどこかに飛んでいくことを感じるでしょう。
キレない自分のほうが徐々に好きになってきますし、キレないことのメリットも感じられるようになります。イライラしたら、数を数えて気持ちをコントロールする技を身に付けましょう。あらゆる面で使える技なので覚えておいてください。
笑顔を心がける
すぐキレる性格を改善したいときは、笑顔を常に心がけてください。いつでも口角を上げることを意識しておくべきです。笑顔でいると、心が不思議と余裕をもってくれるようになります。
笑顔を心がけることで、イライラしたときにも精神面で対応していくことができるでしょう。どんなときもできるだけ笑顔でいるようにすれば、嫌なことがあっても受け止めずにスルーできる可能性だってあります。
また、周りが自分を指示してくれるようにもなるので、嬉しいことが多くなり嫌なことが少なくなってキレる回数も減っていくでしょう。
すぐキレるのは病気の可能性がある
すぐキレる自分をどうしてもコントロールできないとか、意識しているのに改善されないという場合は、病気の可能性もあります。
病気の場合は自分のせいとか性格のせいですぐにキレているわけではありません。そのため、治療の力を借りて自分と向き合ったほうが精神的にも楽になれるでしょう。
発達障害の可能性
すぐキレる人は発達障害の可能性があります。発達障害の症状に「気持ちのコントロールができない。」というものがあるのです。思い通りにならないことに大きなストレスを感じることが多いでしょう。
怒って泣きわめいてしまったり、大きな声で怒鳴りつけたりと、自分の気持ちが落ち着くまで周りも手がつけられない状況になることがあります。自分でも自分をどうしたらいいのかが分からなくなっていることも多いでしょう。
発達障害の場合は、自分が感じるストレスとどうやって向き合うのが自分に一番向いているのかを考えなければなりません。プロのカウンセラーに相談することが自分が変われる近道になる可能性もあるでしょう。
うつ病の可能性
うつ病というと、自分を追い込んでしまうとか完璧主義で小さなことにストレスを感じる人、責任感が強い人などがなるイメージがありませんか?実は、新型うつとも言われているのですが、何かあるとすぐキレるというタイプのうつ病も存在しています。
非常に攻撃的になり、キレることで自分を奮い立たせているところもあります。キレた後にどこかすっきりしているなんてこともあるのではないでしょうか。
最近キレやすくなったとか、穏やかな性格が攻撃的になったという人は要注意です。
すぐキレる人の性格に注意しよう!
すぐキレる人というのは、実はどこにでもいます。すぐキレる人は周りを不快な気持ちにさせることが多いでしょう。そのため、キレる人とは上手に付き合う必要があります。
もし周りにすぐキレる人がいるのならば、正面から受け止めないようにしましょう。自分が大人になってすぐキレる人に対応するのも大切です。
また、自分自身がすぐキレるタイプならば穏やかになれる方法を探してください。そして自分から変わっていきましょう。