野菜を食べ過ぎると太る?サラダを取りすぎる時のダイエット効果とは?
野菜を食べると痩せることができるのでは?と思う人はとても多いでしょう。しかし、野菜を食べすぎることで太ることがあると言われています。野菜で上手にダイエットをするためにも、野菜を食べる量やどんな野菜を食べたらいいのかについてまとめました!
目次
野菜の食べ過ぎは健康に悪いって本当なの?
健康のためにも野菜を食べることは大切です。毎日、ある程度の野菜を摂取することで体のためにもダイエットのためにも有効に働くでしょう。しかし、野菜を食べるといっても限度があります。
また、野菜なら何でも食べすぎていいとは限りません。中には、食べ過ぎることで太る野菜も存在しています。野菜の食べすぎが健康を害することもあると考えている人もいます。
野菜を食べすぎることで、何がどう悪いのか、本当に太るのかについて見ていきましょう!
野菜は痩せる食べ物と思っている人が多い!
ダイエットに野菜を摂取する人が多いように、野菜を食べていると自然と痩せることができると思っている人はいます。お肉を食べずに野菜を食べていれば痩せるイメージを抱くことができるのは、なんとなく理解できることでしょう。
しかし、野菜を食べていれば痩せるというわけではありません。野菜だけを食べることで起こるリスクもあります。
1日の野菜摂取量の目安は?
1日の野菜摂取量の目安ですが、「350g~400g」と言われています。350gは必要と言われていますが、そんなに野菜を食べていない人にとっては、「かなりの量の野菜」と感じる人もいるでしょう。
だいたい、1日5皿ほどの量が野菜350gと言われています。一食あたり約120gの野菜を食べると、3食で360gになるのでちょうどいいと言われています。
350gを目指して野菜は摂取していくようにしましょう。
野菜の食べ過ぎが身体に良くない理由とは?
野菜はいくら食べてもいいものと思ったり、いくら食べても太らない、食べれば食べるほどいいものだと思ってしまうものです。しかし、食べ過ぎることで身体にとってよくないことも起きるのです。
野菜を食べすぎると、一体どんな問題が起きるのでしょうか。野菜ばかり毎日摂取してダイエットをしようと思っていた人はリスクについても知っておきましょう。
糖質の過剰摂取で太る可能性がある
野菜は、低糖質ではあるものの、糖質を含んでいます。低糖質だからといって、野菜ばかり食べていると、糖質を摂取してしまい結果的に糖質オーバーで太ってしまうこともあるのです。
野菜には糖質は含まれていないと思っている人もいるため、つい食べ過ぎてしまう人や、野菜でお腹いっぱいになろうとする人がいます。思っていた以上に糖質を摂取する可能性もあるので気を付けなければなりません。
「野菜しか食べていないのにどうして痩せないの?」と思っている人は、野菜の過剰摂取をしている可能性があるでしょう。
栄養が偏る
野菜ばかり食べて、肉類や魚類を食べないことで栄養が偏ってしまいます。確かに、野菜にはたくさんの栄養が含まれています。例えば、ミネラルやビタミンなどは野菜から摂取しやすいため、野菜を食べることで身体に栄養を送ることができます。
しかし、炭水化物やタンパク質、脂質も人間の体には必要不可欠なものになります。色んな栄養素がバランスよく摂取できた状態が一番いい状態です。野菜ばかり摂取していると、良いバランスを崩してしまう可能性があるでしょう。
結果的に、体が不調になったり、肌荒れしたり、パワーがでなくなるということも考えられます。
体が冷えてしまう
温野菜で摂取する場合はいいですが、冷蔵庫で保管していた野菜を生野菜でサラダとして食べるときは、野菜を過剰摂取することで体を冷やしてしまいます。体が冷えると、代謝が下がり野菜を食べても痩せにくい体になってしまうのです。
野菜には、カリウムが含まれていますがカリウムの過剰摂取も体が冷える原因になります。冷やした野菜を生で摂取しすぎるというのは、ダイエットにとっても体にとっても望ましいことではないのです。
また、生野菜を食べるときのドレッシングがカロリーが高いものだった場合、ドレッシングで太る可能性もあるので注意しましょう。
アレルギー発症も考えられる
野菜を食べすぎることでアレルギー反応を起こす人もいます。口の中がかゆくなったり、お腹がゆるくなったり胃痛がしたりです。場合によっては呼吸関係の疾患や吐き気などを催すこともあるでしょう。
アレルギーになりやすい野菜というと、トマトやきゅうり、セロリ、じゃがいもなどです。アレルギー症状が出ると、体の中のバランスが崩れてしまうためダイエットどころではなくなります。
アレルギーのせいで、イライラしたり落ち着かない時期を過ごすことにもなるので、あらゆる面でマイナスになってしまうでしょう。
食べ過ぎで太ってしまう野菜は?
全ての野菜が太りやすいわけではありません。野菜の中にも太りやすいものと太りにくいものがあります。太りやすいと言われている野菜は、過剰摂取しないように気を付けましょう。
過剰摂取しなければ、食べても問題はありません。野菜の中でもバランスの良い食べ方をすることを心がけることをおすすめします。
ここでは、太りやすい野菜と太りにくい野菜について紹介するので両方ともチェックしてください。太りにくい野菜を中心に摂取していくようにするとダイエットもスムーズにいくようになるでしょう。
太りやすい野菜
太りやすい野菜には、「でんぷん類のもの」という情報があります。例えば、じゃがいもやサツマイモ、サトイモです。豆類の野菜も太りやすいことで知られており、とうもろこしがその代表です。
他にも、たまねぎ、ニンジン、ブロッコリーなども太りやすいと言われています。野菜の中に含まれている糖質も高めなものが多いので、過剰摂取はしないようにしましょう。
ただ、たまねぎにはコレステロールを下げる働きがあるなど、良い効果もあるので上手に摂取するようにしてください。
逆に痩せやすい野菜
痩せやすい野菜の代表的なものは食物繊維が豊富に含まれているものです。例えば、葉物類は食物繊維豊富で食べると腸の働きを活発化させてくれるためダイエットにも効果的です。
他にも、ピーマンやナス、トマト、きゅうり、オクラも痩せやすい野菜と言われています。ゴボウも食物繊維がたっぷり含まれているので、積極的に摂取するといいでしょう。
野菜の食べ過ぎを防ぐ正しい摂取方法
野菜は、食べだすと止まらなくなるほどの美味しさを持っています。野菜が好きな人からすると、「毎日野菜だけで生きていける!」と思うこともあるでしょう。
しかし、ここまで紹介してきているとおり、野菜は食べ過ぎるのもよくありません。食べすぎを防ぐための正しい摂取方法について紹介します。
野菜は副菜として食べる
ダイエットをしているときや、野菜が好きな人は野菜を主食にすることがあるでしょう。お昼ご飯や夜ご飯にサラダしか食べないということはありませんか?これは、繰り返していると野菜の過剰摂取に繋がります。
そのため、野菜は副菜として摂取するようにしてください。主食はお肉やお魚などを選ぶといいでしょう。主食をきちんと作ることで、野菜の過剰摂取は明らかに抑えることができるようになります。
野菜だけでダイエットをしない
今日はサラダ、明日は野菜スープなどのように野菜だけを使ったダイエットはしないようにしましょう。要するに、食事のバランスを整える必要があるということです。
野菜だけにすると、どうしても栄養が偏ってしまいます。そして、なかなかお腹いっぱいにならないことから、野菜を過剰摂取することにも繋がるでしょう。その結果、野菜太りをすることにもなるのです。
そうならないためにも、野菜だけに頼る気持ちを捨てて、バランス重視の食事に切り替えてください。
食べる順番に気を配る
野菜を食べるときは、食事の1番最初か2番目がいいと言われています。お味噌汁があるときは、お味噌汁から最初に摂取して、2番目に野菜がいいのですが、ない場合は最初に野菜を摂取しましょう。
野菜を最初に摂取することで、野菜を食べすぎるのでは?と心配な人は、汁物を作って汁物から摂取することをおすすめします。また、一日に決まっている量だけを食卓に並べるなどの工夫もしてください。
野菜を最初に摂取することで、「まだ他にも食べるものがある」ということも意識しましょう。そうすることで、「これくらいでやめておこう」と自分でストッパーをかけることに繋がります。
野菜の食べ過ぎで太らないようにしよう!
健康にもダイエットにもいいと思っていた野菜には、実は落とし穴もあります。確かに、食べることは必要で野菜をたくさん摂取して健康的な体を目指すこともとても大事です。
ただ、食べ過ぎて太ったり、食べ過ぎて体の調子が悪くなると意味がありません。適量を毎日食べて、健康的な体を手に入れましょう!
上手に摂取することで、痩せるだけでなく肌や髪の毛も美しくなります。