ずる賢い人の特徴11選！仕事では得をする？

老若男女性別問わず、１度はずる賢い人にしてやられたという人は多いのではないでしょうか。そんな悔しい思いをした人に、ずる賢い人を攻略する為の方法をご紹介していきます。

そもそもずる賢いとは、頭がよくキレる人のことをいいます。悪いことを考える人というイメージもありますが、犯罪等一般的に人としての道を外すようなことをするのではなく、1つの物事を人とは違った視点、反対側から見るような人のことを指します。

ずる賢いの意味とは、一般的に悪知恵が働く様と表現されています。この言葉の類義語としてよく使われる言葉では、腹黒いという言葉もあります。

賢い人が表舞台で人や世の中を動かす存在だとすれば、ずる賢い人は悪知恵を働かせて、陰で人に根回しをしたり周りに気づかれないように動きます。それでいて表での人との付き合い方はごく普通なので、気づかれにくい場合がほとんどです。

ずる賢い人と一くくりに表現しても、そのずる賢さというのは日常生活の様々な場面で活用されるものです。どのような人をずる賢いというのか、様々な場面から読み解いていきます。

ずる賢い人にはパターン化された特徴がいくつもあります。その中でもありがちな例を11選としてご紹介します。仕事をしている人や、人付き合いの多い人は必見！

今までの人の付き合い方で、当てはまる項目がある人は参考にしてみてください。もしかしたら、何気ない人の行動や付き合い方に重大な意味が隠れているかもしれません。

裏知恵の働くずる賢い人の特徴の1つとして、周りに対して自分を好印象に見せるために、媚びを売ったり煽てて相手の機嫌取りをする傾向にあります。特に目上の人、立場上自分にとって利がある人にはまるで猫のようにすり寄っていきます。

裏知恵の働く人は、自分にとって不利な話題が出てきたり立場に置かれると、話題転換をしようとしたり周りの人に話を振ったりする特徴があります。自分の頭の中にあるプランを狂わされたくないという一心から話をごまかす傾向にあります。

ずる賢い人は常に複数の逃げ口を持っています。そしてそれを適材適所で器用に使いこなします。それは時として話題転換や人に話を振ることから、いかにもそれらしい言い訳をして、それ以上詮索させないようにする特徴があります。

裏知恵の働く人は、相手が自分に逆らえないようにするために、何かしら相手の苦手なこと、嫌なことを探っている傾向にあります。そして、それを本人の目の前で言動にすることで、この人には逆らえないという先入観を植え付ける特徴があります。

弱みを握られないためには、まず人に自分の弱点や苦手なことといったマイナスを意味する言葉を誰彼構わず発しないことです。何故なら、ずる賢い人はそういう細かな話を一期一句逃さずに聞く傾向にあるからです。

例え話している相手が心許せる人だとしても、その話をしている場所が仕事場であった場合、いろんな人が聞く耳を立てている可能性があるので、極力公共の場で自分の話をするのは避けましょう。

ずる賢い人、その中でも悪知恵の働くずる賢い女性は俳優顔負けの演技力を持っている傾向にあります。例えば常套手段として、あえて人が大勢いる中で泣くことです。

私は何も悪くないのに、私はこんなに頑張っているのに、と泣いてアピールすることで周りの同情を引いて、例え自分が悪くても一瞬で責任転嫁してしまいます。

その他にもあの手この手で、ずる賢い人はたたみかけるようにして作戦を次々に遂行するのです。

裏知恵の働く人は、人から聞いた考えや意見を、あたかも自分が考え出したように話すことです。特徴として、大抵誰も聞きたいと言っていないにもかかわらず、自らすすんで妄想で作られた苦労話や経歴を延々と語る傾向にあります。

特に仕事場で、人の出したアイデアや意見をそのまま、もしくは少し変えただけの状態で発表し、自分の功績としてしまう傾向にあります。そのような付き合い方をしている人はずる賢い人である可能性がある為、一定距離を置くことをおすすめします。

裏知恵の働く人は、子供たちの間にもよくある、これしてあげるから、これしてよ。という交換条件付きの取引を持ち出します。言い出しっぺにもかかわらず、相手にさせるだけさせて自分は忘れたと適当に嘘をつくなど人を利用する特徴があります。

そういう付き合い方をしている人には、そのような話を持ち掛けられた時点で断ることが大切です。ずる賢い人に1度付き合ってしまうと、その後も延々と付き合わされる可能性があるからです。

裏知恵の働く人は、自分の考えや気持ちに対して賛同させる話し方をする特徴があります。それも、半ば強引に賛同させることが多い傾向にあります。

例えば、「あなたもそう思いませんか？」や「あなたもそう思いますよね？」といったような、相手に対して、「いいえ。」と言えないような不利な状況を作り出すことを得意とします。

その際には大抵目を合わせて逃げられないようにする人が多いので、怯まないように堂々と接しましょう。

裏知恵の働く人は、自分より上の立場の人には、いい子を演じるのがずる賢い人の特徴です。逆に陰では自分よりも立場の弱い人に対して、「悪いようにはしないから協力して。」といつでも自分のことに当たり前のように巻き込む傾向にあります。

裏知恵の働く人は、外面こそいいですが、内面は常に自己中心的な考えがあります。いかに自分が楽をして利を得ようか、そのためには誰をどこでどういう風に利用しようか、常に自分以外の人間を動かす考えを持つ特徴があります。

そのため、自分中心で考えられたプランはとても視野が狭く、あらゆる事に対応していないため、妥協をしないといけない状況でも、「いやいや、それでもやっぱり」と、それを強引に押し通そうとする傾向にあります。

裏知恵の働くずる賢い人の特徴として、自分の考えやプランに絶対の自信を持っている傾向にあります。当人なりに完璧に組み立てられたプランや考えを崩されたり貶されたりすると、ものすごい勢いで食って掛かってくるのが特徴です。

ずる賢い人に利用されやすい人には、いくつかの特徴があります。それは今までの生き方にも、これからの生き方にも大きく関わってきますので、もし当てはまることがあれば、今までの経験を踏まえて今後は注意して人付き合いをしてみてください。

人を疑わない生き方をしている人は、ずる賢い人にとっては絶好のターゲットです。人を疑わないと確信するなり、ありとあらゆる手段を使って利用を試みます。それも初対面の時にはあえて利用せず、ある程度絆を深めた頃に関係になってから利用し始めます。

その際には、それらしいことを言うためか、利用されている人からしてみれば、この人が言うんだから間違いないとすぐ信じ込んでしまい疑わないため、そのまま利用されてしまうのです。

今まで自力でほとんど何も成さず、他力本願でこの人に一任しておけば間違いないだろうという何も確証のない状態で賛同する生き方をしてきた人は要注意です。

この傾向にある人も、ある意味人を疑わず一任してしまうため、あれをして、これをして、と結果として足のように使われてしまいます。

常に、これはこうだからこうなんだ、という固定観念に囚われた生き方をしている人も要注意です。そのような人は大抵人の意見に耳を傾けず文献が狭いため、逆にそこをずる賢い人に利用されてしまう傾向にあります。

そういう執着心のある人は誰が見ても分かりやすい傾向にあるためか、ずる賢い人はあえてまずそこに賛同し否定はしません。それで相手の心を掴んでから、その流れにあった方面で巧みに利用し始めます。

自分の意見が頭の中にはあるものの、自力でそれを人に言うことが苦手で引っ込み思案な生き方をしている人も要注意です。ずる賢い人は、そういう人に対してまるで自分がヒーローのように振る舞う傾向にあります。

例えば「私が代わりにあの人に言ってあげるから、その代わりに私が困っていたら助けてくれる？」と表向きは自分の身代わりになってくれる優しい人だと思わせるような言動をする傾向にあります。

ですが、よく聞けばそれは交換条件で、いざという時に「あの時、私が困っていたら助けてくれると言ったよね？」と、その人を逃げられないようにして巻き込む可能性があります。

では、巧みに騙してくるずる賢い人と上手な付き合い方をするにはどうすればいいのでしょうか。特に人の付き合い方が難しい仕事場は、その付き合い方が上手くいかずに仕事を辞めてしまう人も多いと思います。

げんなりしてしまっているあなたのために、老若男女問わず、今日から使えるずる賢い人との上手な付き合い方をご紹介します。

誰しも褒められると嬉しくなり、いい気分になるものです。ですが、あえて社交辞令だと思っておくことが大切です。そして、誰に対しても分け隔てなくありがとう、と笑顔で答えておくことで、少なくともその場で相手を不快にさせることはありません。

もしその時、媚びを売る目的で言った人と本心から言った人が居たとすれば、その後の態度に表れる時があります。本心で言った人は、大抵1度しか言いません。ましては目上の人であれば、しつこく褒めるのは印象がよくありません。

逆に媚びを売りたい人は、その後もべったりと相手のそばに付き添うようにして、とことん褒めたりその人が嬉しくなるような話題ばかりをひっきりなしに話す傾向にあります。判断材料にするには、その人のその後の言動が重要になります。

もし強引に「あなたもそう思うでしょう？」といったような同意を求めてきた時には、同意はせずにあくまで毅然とした態度で接しましょう。その際に便利なのは、例え相手と自分の1対1の場面だったとしても、客観的な視点で受け止め話すことです。

一旦相手の話を全て聞いた後に、「それでも、それはあくまであなた個人の意見でしょう。」や「それも1つの意見としてはいいと思います。」といったような返し方をしてみましょう。

こう答えを返すことで、相手と一定距離を置くことができ、尚且つ相手の言いなりにならないという意思表示をすることができます。

ずる賢い人とある程度の絆が深まり信頼を得ると、相手が味方を作ろうとプランを話してくる場合があります。そのプランは時として聞いている側にとっては不快なものもあると思います。

ですが、その場ではあえて反論せずに、もし話を振られた際には「そうなんだ。」「なるほどね。」といった曖昧な表現を使った相槌のみの短い返事にするといいでしょう。そのような返事の仕方は無関心を意味する為、その後絡まれにくくなります。

律儀に返事をしてしまうと、ずる賢い人はそれを脈ありという意味に捉えてしまうため、その後巻き込まれないためにも冷静沈着に対応することが大切です。

人は誰しも、人生の生き方や人との付き合い方で身につけてきた癖やパターンというものがあります。それはどんな性格の人にもあります。勿論その癖やパターンは、ずる賢い人にも必ずあるのです。

癖やパターンは、直そうと思っても意識していないとなかなか直らないものです。ましてや、無意識に出てしまっていることも多くあります。人のそんな部分を利用して、ずる賢い人を人間観察してみましょう。

そうすれば、どこかで必ず癖やパターン化されている部分が出てくるはずです。もし癖やパターンを見つけることができたら、頭の中で「この人は、こういう時にこういうことをする癖がある。」と箇条書きをするように片隅で覚えておきましょう。

癖やパターンを見つけられるようになってきたら、今度はあえて話を振るようにしてみましょう。「私はこう思うけど、あなたはどう思う？」と質問すれば、本心から出る言葉であれ、心にもない言葉であれ、何かしら相手からの反応が返ってきます。

そこで、相手の癖やパターンで自分の知りたい部分を引き出せるように、質問や会話を用いて誘導していきます。便利なのが英語の授業でよく使われる5W1H。それらはそれぞれ、いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように、を意味しています。

それを何気ない雑談の中で使い質問をしてみることで、徐々に相手の考え方や癖、パターンの傾向が分かってくる時があります。例えば、昨日は出かけていたという話から、こちらが誰と行ったのかと聞けば、相手は1人で行ったか誰と行ったか答えてくるはずです。

もし、1人で行ったと答えた時には、いつも1人で出かけているの？と会話を広げることができます。そこから相手がそうだと答えるか今回は偶々と答えることで、相手が普段一人で行動しているのか複数で行動しているのか把握することができます。

そうして5W1Hを駆使することで、相手の様々な行動パターンも把握できるようになるのです。その情報収集の積み重ねこそが、相手の行動パターンや癖を見抜くことに繋がり、以後同じようなことを誰にされても騙されにくくなるのです。

ずる賢い人は、ある意味世渡り上手な性格をしています。人によっては仕事場で大いに意味を持ちそれを発揮して、自分自身に利益をもたらします。

そしてそれは、同時にその仕事にも実際に貢献しているため、周りは自分たちがずる賢い人の掌の上で転がされていることなど知る由もありません。

ずる賢い人はどの状況においても存在するものですが、特に仕事場での人間関係や取引先での人との付き合い方においては、ずる賢い女性が思い浮かぶのではないでしょうか。どんな女性がずる賢い女性なのか、一例をご紹介します。

仕事場には多くの人間関係が存在しています。そんな様々な情報や人間関係が錯綜している場所で、やたらとそこの仕事場の人や取引先の人についての情報を持っている人は、ずる賢い女性である可能性があります。

何故ならその情報網を使って、いざという時には人の懐に潜り込むことができるからです。戦国時代の生き方のように、ずる賢い女性は、力を持っている人にその都度乗り移っていくことで、生き残るという生き方をしているのです。

その為に常に最新の情報を得ておく必要があり、その情報が後程大きな意味を成すのです。そんなずる賢い女性の生き方は、ある意味で人間観察と人との付き合い方に関するプロと言えます。

仕事場でのずる賢い女性の典型的な例として、お目当ての人に気に入られようと、自分は仕事のできる女アピールをします。その方法の1つとして、ターゲットになる人の好み等を周りから聞いたり下調べし、いざという時に誰よりも早く対応する傾向にあります。

そのようなずる賢い女性を目の当たりにした際には、無意味に接触はせず見て見ぬふりをするのが吉です。ずる賢い女性との付き合い方は、ある意味で男性との付き合い方よりも奥深く難しい場合があるからです。触らぬ神に祟りなしとは、まさにこのことです。

ずる賢い女性の例として、仕事場での飲み会の席等にて、お目当ての人に対して私だけを見てと言わんばかりに最初から隣の席を陣取りずっと居座る傾向にあります。そして飲み物や食事を積極的に分けたり持ってきたりと、気が利くアピールをします。

仮にそんなときに違う女性が近寄ってこようものなら、ここは間に合っているからと、やんわり笑顔で断りつつも目が笑っていない場合があります。このような時の女性の心理としては、私のものを奪わないでという嫉妬心を意味しています。

ずる賢い女性は、自分を物語の中のヒロインのように見立てる生き方をしています。物語のヒロインと言えば、大抵その対として彼女を助ける王子様のような人が存在しています。

その為、ずる賢い女性は、常に自分を守ってくれるボディーガードのような人を探っている傾向にあります。仕事場で目上の人に出来る女であることをアピールしたりする意味には、そんな理由も含まれていることがあります。

女性に頼られがちな男性は、もしかしたらそのようなずる賢い女性が近寄ってくる可能性があるので、仕事場等で絡まれた時には付き合い方に十分な注意が必要です。

ずる賢い女性は、普段からいい顔をしてあたかも人付き合いよく見せていますが、それよりも厄介なのは彼女絡みで何か問題が起きた時です。ずる賢い女性は、基本的に自分が傷ついたり不利な状況にされることを1番嫌っています。

その為、仕事場で少しでも自分にとって嫌な事があると、ある事ない事を話の内容に盛った上で、周りの味方になってくれそうな人に、あたかも自分は被害者だと訴えるように言いふらすのです。その演技力は時として女優顔負けの迫真の演技をすることがあります。

その際には迫真の演技のあまり、それが周りにとっては演技だと気づかないことがあります。そうなればずる賢い女性の術中に嵌まったも同じこと。そのまま信じ込まされて巻き込まれ、振り回されてしまうのです。

ずる賢い人について様々なことを述べてきましたが、人のずる賢さは把握できても、自分自身がずる賢さに関しては把握しきれないものです。そんなあなたに必見！自分自身のずる賢さを診断して、どのようなずる賢さを持ち合わせているのか把握してみましょう。

インターネット上で、自分自身のずる賢さを参考までに診断できます。幾つかの質問を選択式で答え、その答えから導き出される診断結果が出できます。案外自分では気づかないずる賢さを診断されることもあるため、自分探しの一環として診断してみましょう。

オススメサイトとして、『要領が良すぎ、ズルっ子度診断』というサイトがあります。このサイトでは、ずる賢さを診断するためにチェック式の選択肢が用意されており、そこに出題される複数の質問に答えていくことでずる賢さを診断してくれます。

診断が当たった人もそうでない人も、あくまで1つの診断結果ですので、重く捉えず1つの考えとしてその診断を今後の生活の参考にしてみましょう。

もしくはその診断結果に当てはまるような人が周りにいた時には、それもその人の情報の1つとして活かしてみるのもいいでしょう。

たかが診断、されど診断。案外このような診断結果が思わぬヒントになったりすることもあるので、偶にこのような診断をしてみることをオススメします。

ずる賢い人といっても、そのパターンや言動はそれぞれ異なります。そんなずる賢い人たちを目の当たりにした際には、こんな人たちもいるのだということを静かに学んで、以後引っかからないために、ずる賢い人という項目の資料を頭の中に作り対策しましょう。

1度頭の中にそのような資料を作ってしまえば、新しいことを発見する度に幾らでも付け足しができるので、とても便利でオススメです。そして、それをしっかり活用してずる賢い人と堂々と相対しましょう。