胴長短足の基準とは？足が短くなってしまう原因と脚長に見せる方法

女性なら美しく見られたいと思うのは、普通のことです。だけど私は足が短い、短足に見られがち。そう思って、自分磨きに妥協をしている方もいるのではないでしょうか。それはもったいないです。短足には理由があります。理由があるということは、治す方法もあるということです。

つまり、基準と原因を知り、改善方法を理解すれば、今日からあなたも脚長女性になれるのです。

そこで今回は、胴長短足の理由を明かしつつ、足が短いと思われる原因を改善し、脚長女性に見られる自分磨きテクを紹介していきます。

胴が長く足が短い人のことを、胴長短足と呼びます。日本人は昔から胴長短足だとされていますが、もちろん中にはスタイルのいい脚長女性だって存在します。成長期だったら、食生活の改善などで、自然に足を伸ばしていくことも可能かもしれないけれど、大人になってしまったらそれも難しいです。

しかしながら、成長しきってしまった結果の短足でも、長く見せる手段はあります。それを説明していく前に、知っておくべきことがあります。それは、そもそもどこからが胴長短足と呼ばれるのかについてです。まずは、足が短いとされる基準について、触れていきます。

短足には明確な基準があります。それは、股下の比率が４５パーセントを下回ることだとされています。この４５という数値は日本人の数値なので、外国人の場合はまた変わってきます。とにかく、股下の長さ、つまり股から地面までの長さが平均より下だった場合、胴長短足と言われるのです。とてもわかりやすい基準です。

では、その股下比率とはなんなのでしょうか。こちらは、「股下÷身長×100」という計算式によって、導き出すことが出来ます。単純に股下の長さだけを測ったとしても、身長によって必要な足の長さが変わるので、計算式を使わなければいけないというわけです。

上記をまとめると、自分が胴長短足かどうかを知る基準は、「股下÷身長×100＝股下の比率→４５％以下で胴長短足」となります。たとえば、身長150センチ、股下63センチの女性がいるとします。この場合の計算式は、「股下63÷身長150×100＝股下比率42」となり、基準値以下となります。これは足が短い胴長の数値です。

ではその股下というのは、どのようにして測ったらいいのでしょうか。方法も極めて簡単です。身体測定の時を思い出してください。身体の長さを測るなら、まっすぐの壁にピシッと伸ばした背中を押し付け、股間から下の長さを測るだけです。姿勢に自信のない方は、床に仰向けになって測るという方法もあります。

股間の辺りに、本や定規など曲線のないものを置き、印をつけるとスムーズに測ることができます。より性格な数値が知りたいのなら、下半身は下着１枚になっておくことをオススメします。印をつけたなら、あとはメジャーで股下から足裏までの長さを測るだけです。

胴長短足の基準と計測方法がわかったら、自分が本当に「足が短い女性」なのか、判断することが出来ます。その結果、胴長短足の基準に当てはまってしまったとしたら、どうにかして改善したいところです。なにかを改善するには、まずその原因を知り、そこから改善していく必要があります。これは、美容の世界でも同様です。

そこで、次に「足が短い身体」になってしまう原因について、触れていきましょう。脱胴長のための自分磨きを行うためには、重要なステップです。

そもそもの話をします。日本人は胴長で足が短い、だけど欧米の人は足が長い、と感じたことはないでしょうか。これには理由があります。アジア人、白人、黒人を見比べるとまず目につくのが、骨格の違いです。大昔、欧米人は狩猟民族でした。彼らは狩りをして、肉を食べ生きてきたため、身体つきが強靭なものとなりました。

対して日本人は農耕民族で、畑仕事をしたり、腰を丸めて稲を狩ったり、野菜やお米を多く食べてきました。長期に渡って行われてきた生活スタイルは、その人種の骨格に影響を与えたのです。こればかりは、改善のしようがありません。

骨格が違うと言われてしまえば、そうですと認めるしかないのです。けれど、日本人女性にだってスタイルのいい方はたくさんいます。つまり、これは自分磨きを諦める理由にはなり得ません。

ジャンプをするスポーツは、足の長さに影響を与えると言われています。たとえば、バレーボールやバスケットボールでは、ゲーム中に何度も高く飛び上がります。ただジャンプするのではなく、全身を伸ばすように、高く高くジャンプするのです。

そして、試合で飛ぶということは、練習中はもっと飛ぶということです。彼ら・彼女らは、毎日何時間も走り込み、飛び続けていることでしょう。高く飛ぶことを意識してジャンプをすれば、脚の腱や筋がピンと伸びます。これは、足の長さに影響を与えます。

さらにいえば、もし成長期にこれを行っていたりすると、脚が長くなりやすいです。中学・高校のバスケットボール部員、バレーボール部員に高身長が多いのは、そういう理由もあるのです。事実、常日頃から脚を伸ばし、ジャンプをしているバレーボールやバスケットボールのプレイヤーには、国内外問わず高身長の方が多いです。

だからといって、今までとくにスポーツをしていなかった方が、いきなりこのレベルのスポーツをするというのは、ハードルが高いことでしょう。もちろん、ただジャンプだけをすればいいわけでもありません。繰り返しますが、バレーボールやバスケットボールのプレイヤーが高身長なのは、毎日高く飛ぶことを意識したジャンプをしているからです。

つまり、ちょっと跳ねていればいいというものではないのです。しかしながら、足をピンと伸ばすジャンプだけを繰り返しするのも、辛いです。スポーツの試合と違い、楽しくはありません。けれど、安心してください。ジャンプするスポーツをしていれば必ずしも脚が長くなる、というわけではないからです。

要するに、逆に言えばスポーツをしていない方が短足になる可能性はあるけれど、これだって１００％ではないというわけです。あくまで、基準の１つだと考えてください。

身長を伸ばすために牛乳を飲むというのは、昔から言われている手法です。しばしば物語の中でも、脚の長さを求め、牛乳をがぶ飲みする登場人物が描かれます。それは、カルシウムを摂取して固くしっかりした骨を作るためです。

しかしながら、強度・柔軟性を加えるマグネシムも身長を伸ばすためには必要であるため、単に牛乳だけを摂取すればいいというわけではありません。もし牛乳を飲んでいるのに足が短い・背が低いという方がいたら、それは摂取の仕方を間違っているのかもしれません。

また、食べ過ぎによる肥満も、体型の変化によって脚を短く見せる原因になります。横に長くなればなるほど、体型は美しさから遠ざかるので、当たり前の話です。運動不足によって肥満になることもありますので、ここでも「運動」という要素が関わってきます。

こちらは早い話が、親の影響を身体が受けてしまうということです。たとえば両親や祖父母に英国人の血が流れていれば、ハーフとしての骨格になるわけです。そうでなくても、美人の子は美人、スポーツ選手の子はスポーツ選手という例も多く見ます。つまり、胴長の親から胴長の子が、脚長の親から脚長の子が生まれる可能性もあるのだということです。

とはいえ、子は親から欲しい遺伝情報だけを引き継げるわけではありませんし、美人の親が必ずしも美人だとは限りません。美人の子が美人なのは、美容に関する知識を教わっているから、という可能性だってあります。したがって、これもまた基準になりえるけれど、自分磨きを諦める理由にはなりえないのです。

最後の原因は、正座です。今でこそ畳のある和風の部屋は減ってきましたが、昔の日本人は日常生活の中で、正座を行ってきました。食事のときだって、正座をしてきました。今でも、作法として存在することもあるくらいです。

しかし、正座をすると脚に体重がかかってしまい、良からぬ負荷を与えることになります。血流だって、悪化します。長時間正座をすることで足が痺れるというのは、そういうわけなのです。ジャンプして筋を伸ばすことで脚が伸びやすくなるように、逆に脚の長さにマイナスの影響を与える行為も存在しているというわけです。

胴長短足の原因を知った後は、対策・改善するだけです。ここからが自分磨きの本番となります。ここからは実際に足が短い方でも、脚長に見せる方法について触れていきます。さらに次の項目では、胴長を改善し、股下を長くする方法も紹介していきます。

コーデというのは、ただ可愛い服やかっこいい服を着ればいいというわけではありません。女性のコーデには、合わせるべき４つのシルエットが存在しています。これにそったコーデを纏うことで、外見から受ける胴長短足のイメージが改善され脚長になるのです。

つまり、もしあなたが鏡を見て、足が短いことに悩んでいるのなら、一度コーデを見直してみるべきだということです。では、どういうコーデにすればいいのでしょうか。詳しいシルエットの内容については、記事の後半で紹介していきます。

女性が気軽に脚の長さをプラスさせる方法、それが履物でカバーする手法です。厚底の靴を履いて、物理的に脚長に見せるというのが１つ。パンプスを履いて、オシャレに脚長に見せるというのも１つです。ショートブーツという手もあります。足が短いのなら、好みやコーデに合わせ、オシャレに「高さ」を足してしまうのも、自分磨きです。

上半身が短くなれば必然的に短足は脚長へと変化します。それを簡単に行うのが、トップスは短いものにするという手法です。長さによってはおへそを見せることになるので、その分お腹周りの美容も頑張ろう！と思えるようになります。自分磨きには、ときにそういった”やる気を出す工夫”も必要です。

黒い色の服は細く見えると言われています。黒色のパンツやストッキングなどをコーデに取り込んで、視覚的に細く見せるという手法です。脚が細く見えれば、足が短い人でも脚長の印象を与えます。また、ボトムスとシューズのカラーを統一することもオススメです。なぜなら、双方がつながり脚長に見えるからです。

上記にて「黒色のパンツやストッキング」と記載しましたが、女性にはスカートという手段もあります。スカートで可愛く細く見られたい方には、ワンピースもオススメです。ベルトできゅっとウエストを絞れば、着痩せします。さらに言えば、脚を見せるワンピースの方が効果的なのです。

太ももを補足するというのは、とても重要な項目です。服のカラーや靴、ベルトによる着痩せ術などを行っても、肝心の脚が太くては、脚長女性にはなりません。お腹周りも大事ですが、太ももはベルトで絞ることができませんので、優先的に絞るべきなのは、太ももとなります。

一見、足が短いことと、お尻には関係がないように思えます。しかしながら、脚長女性に見られるためには、お尻もまた重要な改善ポイントです。お尻がだらしなくタレているよりかは、きゅっとカッコよく持ち上がっている方が、脚長に見えるものなのです。嘘だと思ったら、スタイルのいい欧米人のお尻を観察してみてください。彼女たちのお尻は、かっこよく引き締まっているはずです。

では、実際に胴長で短足である人は、なにをすれば股下を長くすることができるのでしょうか。これは日常生活の中で出来る、ちょっとした意識の改革やトレーニングによって、成すことが出来ます。「足が短い」基準に当てはまり嘆く時間があるのなら、これから紹介する手法を試してみてください。股下美人への扉を開く、具体的な手法を紹介していきます。

もう一度述べますが、脚を伸ばすには、お尻もまた重要です。欧米人のお尻は引き締まっている、という話をしました。しかし、だからといって日本人女性には、お尻を引き締めるのは骨格的に不可能である、というわけではありません。お尻のたるみは、筋力トレーニングによって改善することができるのです。

たとえば、仰向けの状態で両の足裏を床につけ、腰を浮かせるというヒップリスト。こちらの体勢を15～30秒キープ×2～3セット行うことで、お尻を効果的に鍛えることが可能です。

筋力トレーニングには正しいフォームが必要なので、どうしてもやり方がわからない方は、ジムのトレーナーなど、詳しい方に見てもらうのも手です。やった気になって、間違いに気づかないこと。これだけは、避けなければなりません。

脚を伸ばすためのお尻の強化には、お尻を浮かせる以外にも、肛門に力を入れることで鍛えるという手法もあります。肛門にきゅっと力を入れると、お尻周りやお腹の筋肉にまで力が入ることがわかります。こちらは、外から見てもやっていることがわからないトレーニングです。日常生活の中で、時々肛門に力を入れるだけでいい、と考えると、とてもやりやすいです。

美容を極める女性は、ときになにげない工夫で自分磨くものです。ごく自然に会話をしている女性も、実は見えないところで、このような伸ばす努力をしている可能性があります。ぜひ、日常生活の中に取り入れてみてください。

こちらは太ももを細くさせるマッサージです。運動も大事ですが、それだけではなかなか脂肪を落とせないのが太ももでしょう。しかしながら、先述した通り脚長女声を目指す自分磨きには、太ももを絞ることは必要不可欠。そこで行いたいのが、リンパマッサージとなります。

お金や時間に余裕のある方は、リンパマッサージのサロンへ足を運ぶといいでしょう。余裕があまりない方は、入浴中に脚を優しくマッサージしてあげてください。老廃物の排出やむきみの改善など、美容効果のほかに、健康にもよいのでオススメです。

足を揃えて立った時、両膝が外側へと曲がってしまっている状態を、O脚と呼びます。実際には脚長の方や、脚を伸ばすことに成功した方でも、O脚であるが故に、胴長短足だと思われてしまうケースもあります。逆に言えば、O脚もまた短足の原因であると言えるのです。

エクササイズを行ったり、美脚用のサポートベルトを使用することで、O脚は改善することが可能です。まずは足を揃えて立ってみてください。もし両膝が外側を向いていたら、あなたはO脚です。伸ばすことも大事ですが、短く見えないようにすることも重要。脚長女声を目指すなら、必ず改善してください。

座り方もまた、脚を伸ばす美容には重要なポイントです。初めの方に、正座は脚に良くない影響を与えると書きました。その他にも、座るときに足を組むのもまたNGです。なぜなら、骨盤に悪影響を及ぼし、歪みを発生させるからです。歪みがあっては、キレイに脚を伸ばすことは出来ません。

とどのつまり、電車の座席、食事中など、日常の中のなにげない座り方1つにも、短足化の原因は潜んでいるというわけです。今日から座り方も意識し、もし足を組んでしまっていたのなら、すぐに改善しましょう。

筋肉とは、使うことで伸ばすことが出来ます。バスケットボールやバレーボールの選手が脚長になりやすいのも、高くジャンプすることで脚の筋肉を伸ばすようにしているからです。とはいえ、忙しい毎日の中、スポーツ選手のように運動をしろと言われても難しいことでしょう。そこで重要となってくるのが、「伸ばす」ストレッチです。

数分のストレッチでもいいのです。毎日寝る前に、使っていない脚の筋肉を伸ばしてあげるだけ。たったこれだけでも、十分自分磨きの「伸ばす」美容法です。大切なのは、毎日欠かさずやること。一日や二日では効果がないのもそうですが、習慣化することで、呼吸をするようにストレッチが行えるようになります。

こちらも先述しましたが、骨を鍛えるにはカルシウムの他にもマグネシウムも摂取する必要があります。成長期を過ぎたからと言って、骨を鍛えることに効果がないわけではありません。

あおのりやわかめの素干し、昆布類、ひじきなど、マグネシウムを摂取できる食材も、積極的に食べていきましょう。「伸ばす」のは外側だけではなく、中身もというわけです。ただし、何事もとりすぎは厳禁。脚を伸ばすためだからといって、暴飲暴食は逆効果。

体調悪化や肥満に繋がりますし、バランスも悪いのです。というのも、マグネシムとカルシウムの比率は、1:2とするのが理想的となっています。また、腸による吸収をサポートするビタミンDも必須です。ビタミンDは、きのこ類から摂取することが出来ます。

前半にも触れましたが、足が短いと思われる原因には、コーデが悪いというものもあります。では、脚長女性に見られるコーデとは、具体的にどのようなものなのでしょう。ここでは、具体的なファッションコーデについて触れていきます。脚だけではなく、ファッションセンスも伸ばす自分磨きを心がけていきましょう。

「コーデはシルエットで決めろ」という話をしました。シルエットには、具体的にいうと４つ存在します。その1つが、Aラインです。Aラインとは、アルファベットの「A」のごとく、肩の辺りを小さく見せ、そこから下を広げていく着こなしとなっています。ふんわりしたスカートを広げて履きたい、可愛さ重視のコーデ派にオススメなシルエットです。

コーデで細く伸ばす自分磨き術。第２のシルエット、それがIラインです。アルファベットの「I」から察せられる通り、Iラインのコーデとは細く長く見せるためのコーデとなります。下はパンツ、上もボリュームを抑え下と同じくらいに、脚のラインを強調した、スタイリッシュでかっこいいシルエットです。

Xラインと呼ばれるコーデの基準は、「X」の中央をみることです。アルファベットの「X」とは、中心が細く、きゅっと引き締まっているように見えます。これをコーデに当てはめたシルエットを、Xラインと呼ぶのです。

先述したベルトなどでウエストを絞ることで、細く伸ばすのです。グラマラスな体型の女性なら、出るトコは出て引き締まるところは引き締まった、俗にいう「ボン・キュッ・ボン」なコーデとなります。

Yラインの基準は、Aラインとは逆に“上半身にボリュームをもたせる”こととなります。ふわもこの可愛いトップスからの、しゅっとした細いボトムスといったコーデがこちらのシルエットに当てはまります。もちろん、ジャケットを羽織り、クールにかっこよくキメることだって可能。

可愛さを見せるか、かっこよさを見せるか、それは着る女性次第。着る服が多くなってしまう秋や冬に、オススメのシルエットです。

次に紹介するのが、カラーを統一したコーデです。あの色もこの色もという風に欲張るよりかは、テーマを決めて、1つの色に統一するというのもまた手法です。このように、色を揃えたことでコーデが一体化し、視覚的に細く伸ばすことが可能です。

コーデ1つで脚を視覚的に伸ばすことができるのなら、その逆もしかり。間違ったコーデを行ってしまうと、短足がより強調されてしまいます。実施に脚長の女性でも、短足の基準を満たしていると思われ、損をしてしまいます。

簡単に述べてしまえば、紹介したシルエットに反するコーデは危険、ということになります。こちらをさらに詳しく見ていきましょう。

Iラインの基準は、上下の膨らみを統一することです。しかし、そこに細みがなければ、コーデは「太さ」で統一されてしまいます。結果、足が短い横長の女性になってしまうのです。とくにそうなりやすいのが、寒い冬の日でしょう。着れば着るほど温かくはなりますが、暖を取るか、自分磨きを取るか、よく考えないと短足化の原因になります。

見るからにトップスが長すぎるコーデ、危険です。せっかく「脂肪を落とし脚を細く伸ばす」「ヒールで高さを足し伸ばす」という努力を行っても、その脚が隠れてしまっては無意味です。細く魅せたい部分は、恥ずかしがらず自身を持って魅せていきましょう。

おしゃれは人それぞれです。ポップすぎるコーデもいいけど、こと脚長女性に見せるコーデとしては、減点になりやすいです。場合によっては、まだ脚を物理的に伸ばすことが出来ていなくて、ごまかしたいという時もあるかもしれません。

そんなときでも、奇抜すぎるコーデに入ってはいけません。短足を克服したいのなら、必ずシルエットに沿ったコーデで見せるところは魅せていきましょう。

ここまで、足を物理的に伸ばすトレーニングや、視覚的に伸ばすコーデなど、脚長女性のための自分磨き術を触れてきました。それでも、まだ不安、もうひと押しほしいという方もいることでしょう。

そんな方には、サポートアイテムの使用によって短足化の原因を改善する方法があります。道具に頼りすぎるのはいけませんが、道具によるサポートを受けるのは、美容テクのうちです。

リンパマッサージがオススメだという話をしましたが、実際にリンパ腺がどこにあるのか、いまいちわからない方もいることでしょう。そんなときは、履くだけで血行が改善され、むくみもケアされる靴下がオススメです。

スーパーの衣料品コーナーやドラッグストア、もしくは通販サイトで「足痩せ グッズ」と検索すると、見つかります。履くだけなので、とても簡単です。

履くだけで効果を発揮するのは、靴下だけではありません。着圧用のレギンスも存在しています。見た目は可愛くセクシーなレギンスなのに、履くと締め付けによって骨盤が矯正され、脚を細く伸ばすための身体に変わっていくというアイテムです。

コーデに組み込むこともできるので、オススメです。ただし、締めつけ感が強めなので、無理をしないこと。何事も無理だけはいけません。

こちらはぐるぐると脚に巻き付け、O脚を改善させるベルト「O脚改善ベルト」です。マジックテープによってベルトの長さ調節ができるものが基本ですが、ベルトそのものの長さにも違いがあります。購入前に、ベルトの長さを確かめておきましょう。

短足になる原因と、足が短いと見られてしまう理由、どうだったでしょうか。日本人は欧米人に比べて、こと胴長短足問題に関しては、不利です。だからといって、脱短足を諦める必要はありません。今回紹介してきたような、４つのラインに当てはまるコーデや、厚底靴、色の統一などを行えば、実際に足が短い人でも短足に見えないよう対策することが可能です。

また、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取するような、食生活への意識によっても、短足対策をすることが出来ます。そして忘れてはいけないのが、体型を改善していくトレーニング。日常生活の中で行える、肛門の引き締めやマッサージなどです。

はじめは面倒に感じるかもしれませんが、続けていけば日課になります。それをサポートする道具も売っていますので、うまく活用してください。

日常の何気ないシーンにも、足が短いと思われる原因を作らないこと。毎日継続して続けること。大切なのは、この２つです。たったこれだけで、「足が短い女性」から、「脚長女性」へと変身することができるのです。ぜひ、試してみてください。