感情的になる人の心理や特徴!感情的にならない方法や対処法も紹介
周囲に感情的になって話をするという人はいませんか?そういう人ってずっと一緒にいると疲れてしまいますよね。また、自分が感情的になっていると自覚している人は、どのようにして感情を抑えていいのかわからないはずです。どのように対処すればいいのでしょうか。
目次
感情的な人はちょっと疲れる…
あなたの周りに感傷的になってしまっている人はいませんか?感情的になる人と一緒にいると疲れてしまうことってありますよね。今回はそんな感情的になる人のことについて、ご紹介させていただきたいと思います。感情的になる人というのはなぜ感情的になってしまうのでしょうか。
また、感情的になる人と関わらなければいけない場合や、周囲の人が感情的になってしまっている人がいる場合はその人への対処法についてもご説明しますので、参考にしてみてください。
そもそも「感情的」の意味とは?
今回は感情的になる人についてご紹介させていただくのですが、そもそも「感情的」という言葉はどのような意味があるのかを存知でしょうか。感情的と聞くと感情が関係しているということが見て取れます。その通りで感情的という言葉は、感情に任せて行動してしまうということを意味しています。
普通の人であれば感情に任せて行動するということは少なく、自制心を持って自分の気持ちを抑えることができます。しかし、感情的というのはそれができない人のことを意味します。
感情的の対義語・反対語
「感情的」という言葉の反対語、または対義語のことを「理論的」という言葉で表します。感情的という言葉は感情に任せて行動するということを意味していますが、理論的というのは自分の感情を取り除いて考えた結果を意味しています。
ですので、「感情的」と「理論的」では何かトラブルが起きた時に感情的になってあれこれ行動してしまうのではなく、理論的に何をすればダメージが最小限に抑えられるかという行動の差が生まれます。
感情的になる人の心理
あなたの周りに感情的になる人はいませんか?この感情的になる人と一緒にいると疲れてしまうというのはもちろんですが、なぜ感情的になってしまうのだろう?と疑問に思ってしまっている人もいると思います。ですので、次は感情的になる人の心理についてご紹介させていただきたいと思います。
感情的になる人の心理を知ることができれば、どのような対処方法を取ればいいのかも自ずと見えてくることでしょう。また、この心理を見て自分が感情的な人だと気づかされる人もいるでしょう。
心に余裕がない
心に余裕がないという心理は、その人の感情を大きく揺さぶってしまう心理となっています。ですので、今回ご紹介している感情的な人も自分の心に余裕を持っていないという心理が大きく働いています。余裕がないと他の人のことをかまってられませんよね。それと同じです。
ですので、感情的な人を見かけた時には「心に余裕がないからだ」と思って、あまり追い詰めてしまうことはやめましょう。
理性を失っている
理性を失ってしまっているような心理を持っている人も、感情的な人と言っていいでしょう。冷静に話したり行動することができる人というのは自分の理性を持っている心理がありますので、今これを言うと相手に惹かれてしまう、嫌われてしまうということを察知することができます。
しかし、感情的な人はこのような考え方ができない心理となっていますので、自分の感情にままに行動してしまいます。
自分勝手な気持ち
自分勝手な心理というと子供を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。子供っぽい心理を持っていると言われてしまう人も、感情的な人が多いようです。自分勝手の行動してしまうという心理は、自分さえ良ければそれ以外がどうでもいいという心理なので周りへの心遣いもないでしょう。
しかし、ある程度友達との付き合いや社会経験をすることでこの心理は落ち着いていくはずです。そうでない場合は、そのあとも感情的な人だと思われてしまうことでしょう。
不安が常にある
感情的になる人の心理の中には不安が常に付きまとっているといった心理の人もいます。何が不安なのかと聞かれても、具体的なことを述べることはできません。しかし、感情的になっていないとその不安をかき消すことができないので自分でも制御が利かなくなってしまっているのではないでしょうか。
感情的になる人の特徴
周囲に感情的になる人がいるから自分は違う!と思っていても、意外と自分も感情的な人だった…。なんてこともあります。なので、周囲の人からその部分を注意されてしまわないように、自分が感情的な人なのかどうかを知っておきましょう。そのためには感情的になる人の特徴を知る必要があります。
また、感情的な人はだいたい自分がどのようなことで感情的になるのかを知っていることでしょう。それを治すという意味でも感情的になる人の特徴をご紹介させていただきたいと思います。
理論的な考え方をしない
感情的になる人の特徴としては、理論的な考え方をすることができないという特徴が挙げられます。理論的な考え方と言うのは初め方でもご紹介したように、どの選択が周りにとっても自分にとっても一番最適なのかを考えるということです。しかし、感情的な人は何度も言うように自分の気持ちが第一です。
自分の気持ちばかりをいう人というのは、正直者とは少し違っているでしょう。ただ、理論的な考えをすることが正解というわけでもありません。
感情がよくわかる
一緒にいてその人の感情がよくわかるといった状況になったことはありませんか?そのような特徴を持っている人も感情的な人の特徴に当てはまります。感情的な人の特徴は、感情が相手に筒抜けになってしまっている部分なので、感情的な人は人との付き合いがうまくいかないという特徴もあるでしょう。
ほとんどの人は嫌な相手であってもそれを隠すように接することができます。しかし、感情的な人が先ほどのような特徴があるので嫌だということが相手にバレてしまいます。
冷静に考えることができない
感情的になる人というのは冷静に考えることができないという特徴があります。冷静に考えることができないという特徴があるという人は、自分の感情に任せて何かを言ってしまうという特徴でもありますので、それがひどいと周囲の人から嫌われてしまう可能性もあるでしょう。
ですので、感情的な部分を治そうと思うのであれば冷静に考えることを意識するといいでしょう。
周囲に甘やかされていた
感情的になってしまう人の特徴として、今まで甘やかされてきたという特徴があります。特に子供の頃に甘やかされて育ったという人は大人になってもその部分が抜けないので、自分が感情的になっても許されると思っている節があります。また、大人になってからも甘やかされていたということも考えられます。
このような特徴から感情的になる人になってしまっているという人は、自分の意志でそれを変えたいと思うことができなければ根本的に改善することができません。
何をしても許される
先ほどの甘やかされてきたという特徴と似ているのですが、自分は何をしても許されると思っている人がいます。このような自分勝手な考え方をしてしまう人も感情的になりやすいと言えるでしょう。自分のことしか考えていないので自分の気持ちを直球で伝えても相手は傷つかないという考え方です。
感情的になる人への対処方法
あなたの周りで感情的な人の特徴に当てはまっているという人がいるのであれば、その感情的になる人にどのような対処方法を取るといいのかが疑問だと思います。感情的になる人というのは、こちらが少しでも責め立てるようなことを言ってしまったり、怒ってしまうとそれは逆効果になってしまうので注意です。
感情的な人だからと言って距離を置くなんて対処方法をしたくないという人も多いと思います。ですので、最終手段である対処法にたどり着く前にいろいろなことを試してみましょう。
聞き流す
感情的になってしまう人と感情的にならない人が接する場合は、ある程度路感情的にならない人が聞き流すといった対処法がおすすめです。聞き流すことによって感情的にならない人が感情的になってしまうことを防ぐことができます。しかし、なかなか聞き流すことができないといった場面もあると思います。
そのような場面では相手が感情的になってしまっている部分は聞き流して、そうでない部分だけを聞くようにするという対処法を試してみてください。そうすることによって、感情的にならない人にとってもよい対処法となることでしょう。
感情的にならない
感情的にならない人でも感情的になる人と接しているといつの間にか感情的になってしまっていた…。ということもあります。ですので、感情的になる人と接する時の対処方法としては感情的にならないように注意するという方法です。感情的にならない人が感情的にならないようにすることはそれほど難しいことではありません。
感情的になって自分の意見を相手に押し付けるといった方法ではなく、相手の反応を見つつ「これは言っていい」「これは言ってはいけない」の判断をつけてください。
複数で付き合う
感情的にならない人から感情的になる人に対する対処法の中には、複数人で付き合うといった対処法があります。感情的にならない人が一人で対処していても疲れてしまうことでしょう。かといって、距離を置くということができないという性格の人もいると思います。
そんな人には複数人で付き合うという対処方法をおすすめします。複数人であれば、何かあった時に他の人が助け舟を出してくれることでしょう。もしかすると、相手に感情的になってしまうことを気づかせることができるかもしれません。
相手を肯定する
感情的になる人への対処方法には相手を肯定するという方法もあります。感情的になる人は自分を否定されてしまうと全否定された!と勘違いしてしまって、それが感情を高ぶらせてしまうきっかけとなることもあります。ですので、感情的にならない人はどこかで相手を肯定してみてください。
感情的にならない人と感情的になる人は根本的に考え方が違うので、意見の食い違いも多いことでしょう。しかし、そこであえて肯定することで相手には自分のことを分かってくれる人だと認識させることができます。
距離を置く
上記でご紹介させていただいた対処方法ではどうにもならない…。と感情的にならない人が思ってしまうこともあるでしょう。そんな時には、最終手段である距離を置くという対処方法を取りましょう。距離を置くというのはその人と離れることで心の距離も離れていってしまうこともあります。
ですので、実際には合わないけれど連絡だけはきちんとしておくといったメリハリをつけておきましょう。そうすることで、感情的になる部分が治った時に笑い話として仲を深めていくことができます。
感情的にならないための方法
周囲の人が感情的になっているのではなく、自分がもしも感情的な人だった場合はどのような方法で感情的にならないようにするといいのでしょうか。感情的な人は感情的にならないようにしようと心がけていても、実際その場面になると自分の感情を抑えられなくなってしまっているのではないでしょうか。
ですので、感情的な人は自分の気持ちを無理に押し込めようとせずに、他の方法をまずは試してみてください。無理に抑え込もうとする方法は逆効果を招いてしまうこともあるでしょう。
客観的に見る
感情的になりやすいという人は自分を客観的に見ることをしてみてください。少し感情が高ぶってきたかも、と思った時には自分が怒っている姿を見て周りの人はどう思うかな?ということに集中してみてください。他のことに集中することで気持ちを自然と抑えることができます。
また、客観的に見ることができれば自分が今まで恥ずかしいことをしていたということに気づかされます。特に、外などで感情的になってしまう人は周囲の知らない人にまでその姿を晒しているということになります。
数秒待つ
何か自分の感情があふれ出てしまいそうな感覚になってしまった時には、数秒まってみましょう。少しの間だけ言いたいことや行動したいことを抑えてみることで、感情的になってしまう部分も抑えることができます。感情的になる人は思った瞬間に言ったり行動することが多いので、意識するだけでも大きく変わります。
規則正しく生活を送る
感情的になる人の中には規則正しい生活を送ることができていないという人が多くいます。規則正しく生活を送るというのは、朝は同じ時間起きて朝食を取り、昼食夕食をなるべく同じ時間に食べて夜も同じ時間に寝るということです。簡単そうに見えてなかなか実行することができていないという人が多いでしょう。
完璧に規則正しい生活を送ることが難しくても、同じ時間に起きて同じ時間に寝るということくらいはできるのではないでしょうか。これをすることで感情に関係している自律神経を整えることができます。
不安を取り除く
感情的になる人というのは何か不安があるといった場合もあります。そんな時にはその不安を取り除くようにしましょう。人によって何が不安な要素となってしまっているのかはわかりませんので、まずは自分が何に対して不安だと思っているのかを知るために自分を見つめ直してください。
感情的にならないための話し方
感情的な人は話し方からして、「感情的になっている」ということが周りにバレてしまいます。ですので、周囲の人にそのことを悟られないように感情的にならないための話し方を知っておきましょう。感情的にならない話し方を知っておけば、危ないと感じた時に自分で気持ちを抑えることができるはずです。
話し方と言うのはその人の印象を決める部分でもありますので、普段から話し方に注意してみてもいいかもしれません。
質問を繰り返す
感情的にならない人と話しているとお互いの意見の違いに気づくと思います。なので、感情的にならない人と接する時には相手に質問を繰り返してその違いを埋めるようにしましょう。このような話し方をすることで相手の思っていることと、自分が考えていたことが違っていたことがわかります。
ただし、この話し方は感情的にならない人が質問に答えてくれないと成立しません。感情的にならない人が無視をしてしまうと「歩み寄ろうとしたのに無視された!」ということになりますので、この場合は感情的にならない人から距離を置きましょう。
笑顔を忘れない
これは感情的になる人以外にもおすすめなのですが、話をする時には常に笑顔を忘れないようにしましょう。感情的になる人というのは主に怒ったり悲しんだりという感情が表に出てしまいやすいですので、笑顔を意識するだけでも相手への印象を大きく変えることができるでしょう。
笑顔になっているつもり、という人は怒っている時の顔を鏡で確認してみてください。自分が思っているよりも感情が出てしまっているかもしれません。
感情的になりやすい人へおすすめのトレーニング
感情的になりやすいという人は少なからずいます。特に、最近では精神的に疲れてしまっている人や過剰にストレスを受けているという人も多いため、どうしても感情を抑えることができない場合もあります。そういった感情的になりやすい人におすすめなトレーニング方法をご紹介させていただきたいと思います。
このトレーニング方法を少しずつすることで、最終的には感情的にならずに人と接することができるようになるでしょう。
実況中継する
感情的にならないトレーニング方法として、自分の感情を実況中継するというトレーニングがあります。どのような方法なのかというと、イライラした気持ちが出てきてしまった時には「おっと!イライラな気持ちが高ぶってきた!」というように、自分の気持ちを実況することでどんな気持ちなのかを再確認できます。
この方法は自分のことを客観的に見ることと似ているので、他の場面でも役立つ方法です。
感情に名前を付ける
自分の感情というと喜怒哀楽で完結してしまいますよね。しかし、感情的になってしまう人というのはそれ以外にも複雑な心境になっていることもあります。そんな時には自分の感情に名前をつけてみてはどうでしょうか。名前のない感情は自分でもどうしていいのかよく分からなくなってしまいます。
しかし、自分で名前を付けることによってその感情が出てきた時に、自分はどう行動すればそれを抑えることができるのかを把握することができます。
自分は素直だと知る
感情的になる人はイコールで言うと素直ということです。とてもピュアな心を持っているからこそ自分の感情を隠さなくてもいいと考えています。大人になっていろいろなことを経験するうちに、自分の立ち位置を決めてその立ち回り方を取得するという人が多いです。
しかし、感情的になる人はそれに左右されず自分の心をしっかりと持っています。それがいい部分で出るのであればいいのですが、悪い部分として出てしまうのであれば注意が必要です。感情的になりそうに奈多時には、自分のピュアな部分が出てしまう!と思うようにしましょう。
漢方もおすすめ
感情的な人の中には精神疾患を患ってしまっている人もいると思います。その場合は病院へ行ってどのような治療が必要なのかを聞きましょう。しかし、そうでない場合は「病気じゃないのに何で?」と余計に自分を苦しめてしまうことに繋がることもありますが、感情的になるというのは悪いことではありません。
しかし、治したい!という強い意志があるのであれば、先ほどのトレーニングや話し方のほかにサプリメントや漢方といったものを取り入れることもおすすめです。お守りとして持っているだけでも気持ちがかわるはずです。
トレーニングで改善しよう
どうでしたでしょうか。今回は感情的になってしまう人についてご紹介させていただきました。感情的になってしまうという自覚のある人も多いと思いますが、どのようにその部分を治せばいいのかと悩んでしまっていたのではないでしょうか。そんな人は普段からご紹介したトレーニングをしておいてください。
また、話し方などにも意識をむけることによって、感情的になってしまうのを防ぐことができます。始めは、なかなか思うようにならないかもしれませんが、継続的に続けていくということが大切です。