信頼される人の特徴!人から信頼されるためには?その方法を解説
「信頼されたいけど、職場でなかなか信頼されない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。または、信頼される人には何か特徴があるのか気になっているかもしれません。そんな人のために、信頼される人になる方法や特徴をまとめてみました。
目次
人から信頼される人になりたい!
信頼される人になるには、自分からどう動いていけばいいのかわからない人の方が多いでしょう。しかしその方法があるのであれば、知りたいと思うのではないでしょうか。
「仕事でなかなか信頼されない」「信頼される人ってもともとそういう人じゃないの?」という悩みを持つ方に、信頼されるための方法や信頼される人の特徴を紹介します。職場やプライベートで意識すれば、徐々に信頼されているという実感がわいてくるかもしれません。
そもそも信頼って?
信頼と一言で言っても色々あります。それが誰に対する信頼なのかによっても意味は変わり、自分が信頼される人であるかによっても違うでしょう。
定義での信頼とは、その人に全てを任せられるかどうかという意味があります。つまり、一部分でも信頼できない箇所があればそれは信頼とは言えません。信頼される人になるためには、相手に確実な安心感を与えなければいけないのです。
何のために信頼される必要があるの?
信頼される人になるために、方法や特徴を学んでまでする必要があるのかという考えの方もいるかもしれません。では例を挙げてみましょう。
職場で信頼される人と信頼されない人のどちらかに仕事を任せるとして、どちらを選びますか?よほどのことがない限り、ほぼ全ての人が信頼される人を選ぶのではないでしょうか。つまり、信頼されないと誰からも頼られなくなるという事態がおきます。
面倒なことが増えなくてありがたいと思いがちですが、こういうことが続くとその内孤立してしまう可能性があり、仕事でのストレスに繋がるかもしれません。こういったことを防ぐために信頼される必要があるのです。
信頼される人の特徴《行動編》
信頼される人は日常的にどういう行動をしているのでしょうか。信頼される人の行動からいくつかの特徴を挙げてみましょう。
遅刻をしない
信頼される人は、無断での遅刻をしません。大抵10分前行動を心がけ、相手を待たせないように配慮しています。どうしても間に合わないときには、必ず事前に遅れる旨を報告するので遅刻しても許されることが多いです。
「相手も遅れているし、別に遅く行ってもいいか」とならないのも信頼される人の特徴で、相手が遅刻していても自分は先に待っているという気遣いができます。そのため遅刻した相手も「悪いことしたな」と感じて、待ってくれたことに対して信頼度が上がるのです。
報連相を欠かさない
職場での重要な決め事とされるものに、報連相というものがあります。報告、連絡、相談はどれが欠けてもいけません。一つでも欠けると、信頼を落とすことに繋がります。
信頼される人は、この報連相がしっかりしているため、安心して仕事を任されているのです。一方で、報連相を受ける側の人にも同じことが言えるかもしれません。信頼しているからこそ安心して報連相ができるのであって、これがもし威圧的な上司や先輩だったら、報連まではできても相はしづらいのではないでしょうか。
受ける側にとってもする側にとっても、報連相は信頼されるための重要なファクトと言えるでしょう。
人が見ていないところでも行動的
大勢の前でゴミを拾っている人に対し、多くの人は「良い人だな」と感じるのではないでしょうか。ではその人が、普段は全くゴミを拾わない人だったとしたらどうでしょう。
大勢の前ですらゴミを拾わない人と比べると良いように思えますが、単体だけで見ると他人に評価されたいだけで動いていると言えます。信頼される人との差はそこにあって、信頼される人は自分が気になれば人目を気にせず行動に移せます。
人がいないところでも積極的に良い行動を取るのは、信頼される人の特徴と言えるでしょう。
出来ないことをそのままにしない
苦手なものは誰にでもあります。しかし、それを改善しようとするにはかなりの意志がないと成立しません。大抵はできなくても「才能がないから」「面倒くさいからいいか」と諦めてしまうのではないでしょうか。
信頼される人は、苦手なものをそのままにしておくことは少ないです。できるように努力し、人の意見を積極的に取り入れます。だからこそ応援したくなり、力になってあげたいと多くの人が協力するのです。
できるようになるにはそういった協力も必要不可欠で、才能の有無は関係ありません。信頼される人であれば、自ずと道が開かれていくでしょう。
信頼される人の特徴《態度編》
一方で信頼される人の態度にも特徴があります。日常的にも言えることですので当てはまるように行動していきましょう。
態度が誰に対しても同じ
上司に対してもタメ口という訳ではなく、接し方の問題です。「あの人には優しいのに自分には冷たい」と思われていたら、それは態度が一定でない証拠でしょう。信頼される人は決して媚を売らないというのも覚えておくといいかもしれません。
嘘をつかない
信頼される人は、無駄な嘘をつきません。それは嘘をつく必要がないのもありますが、自分自身の意志がしっかりしているからとも言えます。周りに流されず、しっかりと自分を持っているのは信頼される人の特徴です。
出しゃばり過ぎない
信頼される人は自分の立ち位置を理解し、何をすべきかがわかります。どんな場面でもとにかく動いている人は、空回りしていることに気づかずに浮いてしまうこともあるのではないでしょうか。引くときは引くのも信頼されるためには必要です。
その場の空気を読んで合わせられる
空気が読めるというのは、信頼されるための条件の一つです。真面目な場面でもふざけている人は、面白いと思われても信頼はされないでしょうし、最悪の場合嫌われてしまうかもしれません。その場の空気に合わせる気遣いは、信頼される人の特徴と言えるでしょう。
信頼される人の特徴《仕事編》
職場に信頼される人がいると空気感が違います。職場全体の空気がよくなれば仕事も捗りますが、そう言った人がいないという職場もあるでしょう。
そこで自分自身が信頼されるように、仕事での信頼される人の特徴を紹介します。
職場での専門知識が豊か
職場に一人はいるであろうその道のプロフェッショナル、頼りになると感じる人は多いのではないでしょうか?専門知識があるのは間違いなく信頼されます。自分より詳しい人がいれば、その人の意見が正しいと思うのはほぼ全ての人に共通します。
ここで重要なのは、決して自分の知識におごらないことです。信頼される人は自分の能力を過信しません。常に謙虚にしている姿勢が、知識はあっても信頼されない人との差です。
自分の発言に責任を持っている
職場の会議などで意見をコロコロ変える人や、発言に批判が出たときに「そんなことは言っていない」という人はニュースなどでも話題です。そういった人を信頼している人はほとんどいません。
自分の発言に責任を持っていればこういったことは起きないはずです。裏を返せば、終始意見や発言が一貫している人というのは信頼できるということになります。
信頼される人はさらにそこに柔軟性も持ち合わせています。頑固にならず、自分の考えを伝えれば自ずと信頼されるはずです。
その業界での実績がある
専門知識と同じで、その業界ですでに実績がある人は、仕事面から見ると非常に信頼できます。職場に入ってすぐに働けるというのは安心感があり、効率的です。
信頼される人は、地固めをしっかりと築きあげ、のちの成功に繋げるという特徴があります。面倒臭がらずに地道に行動していくのも、信頼される人になるためには必要でしょう。
他人が困っているときにフォローができる
仕事ではフォローというのがときに重要になってきます。「自分は終わっているからいいや」という考えの人は、あとで自分が困っているときに助けてくれる人はおそらくいないでしょう。
フォローする際にもそれを恩だと強制する人は信頼されません。信頼される人は、特に見返りを求めていないので、された側からの信頼を得られるのです。
人から信頼される人になる方法
「どうやれば信頼される人になれるのか」と思ってきたのではないでしょうか。人から信頼されるにはいくつかこなさないといけないものがありそうですが、具体的な方法となると疑問でしょう。
特徴は前述しましたが、方法についてはこれから紹介します。といっても今までの応用ととらえていただいて構いません。
メールや提出物は素早く
報連相にも関わってくることで、誰かに渡すという場合にはできるだけ素早くしたほうがいいです。方法というよりも社会ではルールになっていますが、仕事に慣れてくると怠りがちになってしまうことでもあります。
書類の確認なども締切直前にしてしまうと、もし修正があった場合に間に合わなくなります。そうなると信頼が下がるのは確実です。
慣れてきたからといって気を抜かず、しっかりとした即日対応が理想です。取り組みやすい方法なので意識してみてください。
言葉遣いに気をつける
特に新入社員にありがちですが、敬語に不慣れでぎこちなくなってしまうケースがあります。そのため年上にとっては「失礼な人」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
この方法は手間かもしれませんが、やはりきちんと相手に合わせた言葉遣いを学ぶことをおすすめします。堅苦しすぎるのもどうかと思いますが、気軽に接するのも相手を選んだほうがいいでしょう。
意見・質問するのを恐れない
この方法は非常に勇気がいるかもしれません。誰かに対して意見すれば、その人からの評価が下がるかもしれないと感じる人はたくさんいるでしょう。
この場合の意見や質問とは、反論ではなく疑問というのが大きなポイントです。疑問から生まれる意見や質問は、受け手にとっても糧になることなので評価が下がりづらいとされています。
なので怖がらず堂々と意見や質問をしていきましょう。
陰口で相手を貶めない
言葉遣いの悪さにも関わりますが、陰口というのは信頼を地に落とす行為と言っても過言ではありません。陰口は大抵の場合本人に伝わりますし、そうなるとその人やその人を信頼している人からの信頼は得られないでしょう。
陰口を言わないという簡単な方法ですが、実行できる人は少ないのが現状です。どうしても言いたいときは本人に直接言ったほうがまだいいかもしれません。ただし、言葉遣いや表現には十分に気をつけてください。
自分を信頼する
自分を愛していない人に、他人を愛せるはずがないというのはよく聞きますが、信頼でも同じことが言えます。自分を信じていない人には、他人を本心から信じることはできないでしょう。
そのためには自分を一番信頼しなければいけません。自分を信じていれば自分の発言や行動にも責任感が持てます。難しいかもしれませんが、ぜひ自分を信じてみてください。
人から信頼されるために必要なこと
信頼されるためには何が必要なのでしょうか。今まで前述したものをまとめて考えてみましょう。
慎重に考えて進める
人から信頼されたい場合、慎重に行動することはかなり大切です。発言や行動、全て自分の責任だと理解した上で考えて動く必要があります。
他人を支配しようとしない
人生において、誰しも一度は部下や後輩を持ちます。その際に自分の権力を振るい、支配的になる人も少なからずいるでしょう。
上司に必要なのは管理であって、支配ではありません。意味を履き違えずに、しっかりとマネジメントしていかなければならないでしょう。
信頼されない人の特徴から信頼される人を見分けよう
信頼される人と信頼されない人にはどんな違いがあるかご存知でしょうか?ここの違いを理解していないと「初めは信頼できたけど、段々信頼できなくなってきた」ということになりかねません。
ではどういう風に違いを見分ければいいのか、と疑問に思うかもしれません。信頼されない人を見分けるには、信頼される人とは異なる特徴を見つけなければいけません。
自己満足で動いている
職場でいつも積極的で声もかけてくれるし、アドバイスもしてくれるような人をどう思いますか?一見すると仕事で頼りになりそうな信頼される人の特徴だと感じてしまうかもしれません。しかし、それが自己満足だった場合はどうでしょうか。
信頼されない人の特徴は、自己満足的に行動してしまうことが挙げられます。自分は誰かの役に立っている、だからすごいんだというような、欲求を満たすために行動してしまうのです。
そのためアドバイスや行動も他人のことを考えずに自分本位になってしまい、結局はうっとうしいと思われてしまいます。信頼される人は自分の欲求を満たすためじゃなく、誰かのために行動するので、そこが見分けるポイントです。
約束が遵守できない
これはわかりやすい特徴です。全ての物事において約束したことを守れない人というのは信頼できません。特に仕事という責任が重要視される場では、大きなマイナスポイントであり最悪の場合仕事をクビになりかねないでしょう。
信頼されない人というのは、約束が守れないということが頻繁にあり、さらに本気で反省していない場合が多いです。納期に間に合わない場合も何かと言い訳をしてしまうのが信頼されない人で、そこから職場で孤立してしまうケースもあります。
信頼される人は約束を守れますし、守れなかった場合も即時にケアができるので信頼が下がりません。言い訳をせずに反省し、二度とそうならないように励みます。約束が守れなかったとき、言い訳をするかどうかで見分けをつけるといいでしょう。
連絡が遅い
前述した2つにも関係することで、信頼されない人は連絡が遅いという特徴があります。これはかなり個人差が発生し、例えば仕事では連絡がはやくてもプライベートではなかなか返ってこなかったり、その逆だったりする場合もあるのです。
これは連絡する側にとって非常に不安になることで、信頼を落とす第1の要因とも言えます。プライベートはまだしも、仕事でも連絡が遅いというのは考えられないことではないでしょうか。
信頼される人は、忙しくてすぐに連絡ができない状況であればまずそれを相手に伝えます。そのため相手の信頼を下げずに済み、良好な関係を築くことができるのです。
距離感を大切に
信頼される人になるために、いきなり距離を縮めて接する人がいます。しかしこれでは逆効果で、相手に不信感を与えてしまうことになり、それでは信頼されているとは言えません。
まずは関係が温まるまで待ち、お互いの距離感を把握する必要があります。信頼される人には、一朝一夕でなれる訳ではないのだと言えるでしょう。