アーモンドを食べ過ぎると副作用が?消化や体に悪い?便秘にもなる?
アーモンドが与える体への効果を紹介。美味しすぎて食べ過ぎ注意。アーモンド中毒に注意が必要?様々な角度からアーモンドを分析し、食べ過ぎて起こる体調の変化も気になるところです。おつまみにして良しお料理にして良し!アーモンドの魅力を見ていきましょう。
目次
中毒性の高いアーモンド!食べ過ぎによる体への影響とは?
美容や健康に良いと人気の高いアーモンドですがアーモンドに含まれる栄養成分や体に及ぼす影響を皆さんはご存知でしょうか?アーモンドは食べだすと止まらなくなり一種の中毒性?もあるので副作用に気を付け一日の目安となる摂取量にも気をつけましょう。
アーモンドを摂取しすぎると体に及ぼす悪い影響もあります。ニキビや吹き出物。下痢等、脂肪燃焼効果があるのですが、アーモンドは高カロリーの為運動せずに体に取り入れすぎると逆に太ってしまう結果にもつながりかねません。
それではアーモンドの成分や副作用を知りどう付き合って行くのが良いのか見ていきましょう。
アーモンドの栄養成分
アーモンドは栄養価が高い事で世界的に認知されています。栄養素はビタミン EとビタミンB2でビタミンEはアーモンド内に100gあたりおよそ30mgも含まれています。
他食材と比較してもビタミン E の量が多い食材で、体に摂取すると抗酸化作用があり老化防止や美肌に影響されると言われています。アンチエイジングが期待され、その他に含まれるビタミン B 2には脂肪の燃焼効果がありダイエット目的で食べられる方も非常に多いです。
アーモンドを食べて体に良い影響をと考えている人も少なくない様です。
ビタミンE
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれます。その他の食材では、うなぎやたらこといった魚介類や植物油にも多く含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用を持つ栄養成分で上手に取ると体に与える影響も抜群です。緑黄色野菜を植物油で炒めるなどして、アーモンドとうなぎやたらこといったビタミンEが豊富な食材といっしょにとると効果的です。
その他にもアーモンドが体に影響を与える事として生体膜の機能を正常に保ち赤血球の溶血の防止などにも関与しています。摂取しすぎの副作用にも注意しましょう。
ミネラル
アーモンドに含まれるミネラルはカルシウムやカリウム、鉄分、マンガン、マグネシウムなど、豊富に含まれ、ミネラルは骨や歯の成分、血液の成分になったりと、エネルギーの元となり体の調子を整えます。
ミネラル不足が続くと体に不調が現れてきます。ミネラルは細胞の働きを助けるなど、体の臓器をにとっても必要で不足がちな人はアーモンドを食べて健康に注意しましょう。
ミネラルは摂取しすぎると、過敏症や中毒を起こす原因にもなりますのでアーモンドの食べ過ぎにも注意が必要です。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は魚類や植物油に多く含まれており脂質に分類されます。エネルギーや体の構成成分となり、中性脂肪やコレステロール量の調整を助ける働きがあります。他の脂肪酸にはない有効な働きがあるのも特徴です。
その他にもアレルギー症状の緩和を助けるともいわれるため魚やアーモンドを食べると体にいいと言われる要因です。
悪玉コレステロールを減らす。中性脂肪を減らす、善玉コレステロールを増やす。エネルギーを作るなど、体を形成するうえで大事な役割を担いますが食べ過ぎには注意が必要で、食べ過ぎた場合にはエネルギーの上限を超え肥満の原因にもなりますので気をつけましょう。
食物繊維
食物繊維は便秘予防だけでなく、ダイエット効果もあるのです。食物繊維を含む食べ物は良くかんで食べる食品が多くさらにお腹がすきにくいといった特徴があります。なので満腹間を得られ、食べ過ぎを防いでくれるのです。食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
食物繊維が多い食品であげられるのが穀類、野菜、果物、穀物、豆腐などです。食物繊維は食事から摂るのが難しくサプリメントで補う人も少なくありません。しかし、逆に体に摂取し過ぎるとお腹がゆるくなったりするので、食べ過ぎ、飲みすぎには注意しましょう。
食物繊維が不足すると腸内環境が悪化したり、便秘になりやすかったりします。その症状がひどくなると痔や糖尿病、大腸がんになる可能性も上がってきます。
アーモンドの効果
アーモンドは高カロリーとエネルギー生成にてきしており、体に溜め込みたくない脂肪分は低脂質と、運動を交えたダイエットに適した食品と言えます。体に良い様々な栄養素もたくさん含んでいますので、美容や健康にも効果的です。アーモンドの成分で最も注目されているのがビタミン E です。
その他にもミネラル類も豊富に含まれています。ミネラル成分は便秘などにも効果があり、体に取り入れたい成分です。
アーモンドで中性脂肪低下
アーモンドに含まれるオレイン酸は血糖値の急激な上昇を緩やかにし、血中コレステロールを整える働きがあります。コレステロールには善玉、悪玉があります。
悪玉コレステロールは動脈硬化、心臓病、高血圧の原因。善玉コレステロールは動脈硬化を予防する効果などがあげられます。オレイン酸にはこの善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われています。
アーモンドに含まれる成分でナイアシンがあります。体内でがエネルギーを作るのに必要な成分です。
血行をよくしたり、血中コレステロールや中性脂肪減少させる働きがあります。オレイン酸やナイアシンの働きによって中性脂肪が付きにくくなる効果が期待できるのです。
糖尿病予防
アーモンドは糖尿病予防にも期待されています。アーモンドを食事の前に食べるとよく噛んで食べる為、満腹中枢に影響を与え、食べる量が少なくなります。食事を食べ過ぎない為、食後の血糖の上昇を抑え食事前に食べる人と食べない人では差がでるそうです。
アーモンドを食べる事により肥満体質で糖尿病のリスクを感じる場合でもオレイン酸やビタミン成分で血中コレステロール下げ血液をサラサラにする効果に加え、血糖を下げ糖尿病の発症を抑える効果がある事から、糖尿病予防や健康促進として食べる人に良い影響をもたらします。
アーモンドは抗酸化作用のあるビタミン E が豊富なので血液をサラサラに、更に血糖コントロールに必要なマグネシウムをたくさんあるので糖尿病予防にはおすすめです。
便秘対策
アーモンドは食物繊維やビタミン E が豊富です。ビタミンEの効果で体に取りすぎた糖質や脂質を便として出す働きがあると言われています。アーモンドに含まれるオレイン酸の成分は余分な糖や脂肪の消化吸収を防ぎ便として出す働きがあります。
しかしこれは摂取量守って食べた場合であって、食べ過ぎた場合には副作用で逆効果だとも言われています。食物繊維は消化に時間がかかる為、食べ過ぎると下痢の原因にもなります。アーモンドに含まれる食物繊維はおよそキャベツの2玉分と言われ、とても食事で補う事は出来ません。
食物繊維が足りておらず便秘に悩まされるという方はキャベツ2玉食べるよりアーモンドを食べる事の方が体にも精神的にも良い影響を及ぼすと言えるでしょう。食べ過ぎには注意が必要です。
糖質制限ダイエット
アーモンドは低糖質であり成分としてビタミン E が多く含まれています。ビタミン B 群のタンパク質、ナイアシン、鉄や良質な脂質も含まれています。そして不飽和脂肪酸やオルレン酸により血中コレステロールを整え、糖の吸収を抑えると言った効果があります。
運動を交えた食事制限や糖質ダイエットを行うと相乗効果が期待できます。アーモンドには脂質が多いというイメージからダイエットに良くないという考えもありますがそれは運動も何もせず、しかも食べ過ぎた場合です。
アーモンドは高カロリーであることからエネルギー補給に長けています。不飽和脂肪酸、オルレン酸効果で善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす効果で中性脂肪も付きにくくする事からダイエット中には最適な食材です。
むくみやアンチエイジングに効果的
アーモンドに含まれているカリウムは余った水分を排出してくれる特性があり足のむくみが気になる人にも効果的です。
体にとって酸化は老化など嬉しくない効果をもたらします。アーモンドに含まれるビタミン E には強い抗酸化作用を持っていますので、強い抗酸化作用に寄ってアンチエイジングにも期待されます。
アーモンドの1日の摂取量の目安
アーモンドの1日の摂取量の目安と食べ過ぎによる副作用はどんなものがあるのか、どのくらい食べれば体に効果的で食べ過ぎると、どのような副作用が出て体に影響を及ぼすのか見ていきましょう。
また、男性、女性では摂取量に違いがあるのかも気になる所です。
男性・女性の摂取量の目安
アーモンド摂取量の1日の目安ですが、女性は1日の30粒程度。おおよそ30g1粒1gの計算です。男性は40粒程度。おおよそ40g1粒1gの計算です。
男性、女性ともに、1日の摂取カロリーの1/10kcall程度が理想の摂取量と言えます。
アーモンドのカロリー
アーモンドのカロリーは1粒6kcal程度。そこから計算すると女性は1日の摂取カロリーがだ大体1800kcal~2000kcal程度ですのでそれの1/10に当たるアーモンド180kcal ~200kcal が適切な摂取量。
男性は1日の摂取カロリーが2000kcal~2500kcal程度なのでその1/10としてアーモンド200kcal~250kcal程度の摂取が1日摂カロリーの適切な量と言えます。
これを超える量を食べ過ぎてしまうと副作用を起こし体に悪影響を及ぼす危険もあるので注意しましょう。
アーモンドの食べ過ぎによる副作用
アーモンドは美味しいからといって食べ過ぎると副作用が起こってしまいます。高カロリーなのを忘れて食べ過ぎてしまい逆に太った。なんて事も。
アンチエイジングに効くからといって食べ過ぎてニキビや吹き出物ができてしまった。と、本末転倒となってしまわない様注意しましょう。
ニキビや吹き出物ができる
アーモンドは体に良い栄養素も多く、体に良い脂質も多く含まれています。なので1日の摂取量以上に食べ過ぎてしまうとニキビや吹き出物ができたりと肌荒れの原因を引き起こします。
もちろん個々の体質にもよる事もあるでしょうが、アーモンドには良質といえど脂質が多い事を忘れずに摂取しましょう。
副作用・胃痛と腹痛
アーモンドは食べ過ぎるとお腹を壊したり下痢になることがあります。アーモンドには食物繊維が豊富に含まれていますので一度に摂取しすぎると、お腹を壊す可能性が高いのです。
それと共にアーモンドは非常に噛みごたえのある食べ物として解るように消化に悪く吸収に時間がかかります。そのことから食べ過ぎると消化不良で胃痛を引き起こし、吸収に時間がかかり腹痛を引き起こすと言った副作用及ぼします。
アーモンドに含まれるマグネシウムが頭痛に効く
アーモンドにはマグネシウムが豊富に含まれており偏頭痛や頭痛持ちで悩まされてる人は適量を摂取すると緩和されるかもしれません。マグネシウムは血管を緩める作用があり血液をサラサラに流してくれます。
血管の収縮を緩ませ頭痛の原因を抑える効果が期待できるのです。
食べ過ぎると鼻血がでる
アーモンドには血の流れを良くする働きがありますなので出やすい人や鼻の粘膜に傷がつている時、血液の流れが良くなって粘膜の弱っている部分から鼻血が出てしまうと言ったことがあるようです。
医学的には鼻血が出ることはアーモンドとは関係ない。関連付けることはできないとなっているようですが昔から食べ過ぎると鼻血が出るとよく言われています。実はキーゼルバッハ部位という部分が刺激され鼻血が出るということが多いようです。
キーゼルバッハ部位とは血管が終結した部位で、固いものを咀嚼した時にその部位が刺激され血管が切れ鼻血が出る。なのでアーモンドの様な硬い物を食べると鼻血が出ると言われるのです。
アーモンドと肝臓
実はアーモンドと肝臓は深い関係があるようです。肝臓は悪くなると栄養素をくれなくなります。肝臓の悪さはステージ1からステージ4で分けられるそうで、肝臓が硬くなって肝機能が低下していることを線維化する言うそうです。
ステージ1の線維化であればアーモンド内に含まれるビタミン E の働きで元に戻せるそうです。1日の摂取量を守り健康的に食べ続けると体に及ぼす影響は良いものと言えるでしょう。
アーモンドで体調が悪くなるのはアレルギーの可能性も!
アーモンドを食べるとかゆみや腫れ、じんましん、息切れや呼吸困難、吐き気、腹痛など。そういった症状が出た場合はもしかするとアレルギー症状かもしれません。
ひどい場合はアナフィラキシー反応で呼吸困難になったりします。アレルギー症状は治療を行わないと死に至ることもあり非常に危険です。
こういった食物アレルギーへの対処法はとにかく病院できちんと診察を受け、該当する食品を食べないこと。アレルギーの元になっているものを食べない。と言ったことが大切です。
アーモンドの食べ過ぎは薬の効果を弱めることもある
アーモンドはマンガンを豊富に含む食べ物と言われています。しかし血液中のマンガンが増えすぎると薬が効きにくくなるとも言われています。
病気の場合やお薬を飲んでいる時は、アーモンドの摂取は控えましょう。
注意したい薬
血液中にマンガンが増えると薬が効きにくくなる物でpH 調整薬、便秘薬、精神病の薬、血圧の薬、抗生物質などが効きにくくなると言われています。
病院で診断を受け当てはまるお薬を処方された場合は確実に注意しましょう。
アーモンド料理
材料
アーモンド130g
はちみつ大さじ3杯
塩少々
小刻みアーモンド少々
作り方
アーモンドをフードプロセッサーに入れ5分程かくはんする。なめらかになったところではちみつ、塩を加え、ペースト状になるまで更に1分~2分間かくはんします。瓶につめ小刻みアーモンドを混ぜ、甘さをお好みに調整すればアーモンドクリームの出来上がり。
アーモンドは知識を持って食べる事が大事
アーモンドは知識を持って食べることが大事です。正しい知識を持って食べる事で、より良い相乗効果を体に与えます。正しい知識を持たずに食べると副作用で体に悪い影響を及ぼすかも知れません。
アーモンドにはどんな効果があってどんな副作用があるかをきちんと把握して食べれば必ず体に良い効果をもたらしてくれるでしょう。
アレルギー症状が出る場合もあるので、必ずそういった場合は病院で診断を受けることも大事です。一日の摂取量しっかり解った上で美味しく食べましょう。