刺々しいの意味とは?刺々しさがある人の言い方や特徴

あなたの周りには、刺々しい言い方をする人はいないでしょうか。刺々しい言い方の人を話していると不快になったり、自分が悪いような気分になってくるものです。どうして刺々しい言い方をする人はキツい言い方をするのでしょうか。その心理や特徴をまとめていきます。

刺々しいの意味とは?刺々しさがある人の言い方や特徴のイメージ

目次

  1. 1刺々しい言い方は人の心を傷つける…
  2. 2そもそも「刺々しい」の意味とは?
  3. 3「刺々しい」の使い方《例文紹介》
  4. 4刺々しい言い方をする人の心理
  5. 5刺々しい言い方をする人の特徴
  6. 6ネットで刺々しい言い方をする人の特徴
  7. 7刺々しい言い方をする人への対処法
  8. 8刺々しい言い方をしないようにするには?
  9. 9刺々しい言い方は人を傷つけることもある

刺々しい言い方は人の心を傷つける…

刺々しい言い方をしてくる人っているものです。同じことを言われているのに、Aさんの言葉は刺々しいと感じるけれど、Bさんの言葉は刺々しい言い方に感じないということもあります。

同じことを言っているのに、刺々しいと思うときと思わない時があるのはどうしてでしょうか。

今回は刺々しいという言葉の意味から、刺々しい人の言い方や、刺々しい言い方をする人の特徴などを紹介していきます。あなたの周りに刺々しい言い方をする人がいるという場合の対処法も解説していきましょう。

そもそも「刺々しい」の意味とは?

刺々しい言い方をする人の特徴などをみていく前に、刺々しいとはどんな意味がある言葉なのかをみていきましょう。

刺々しいとは「とげとげしい」と読みます。トゲトゲしている、痛そうなイメージの漢字です。そんな刺々しいとは、その人のものの言い方が意地悪に感じる様子や、言い方がきつい様子という意味があります。

また漢字の意味そのままに、とげが多いとかとげ立っているという意味であることもあるようです。

「刺々しい」の類語

刺々しいという言葉の意味をもっと知るためには、刺々しいの類語をみていくという方法があります。刺々しいという言葉の類語には、気難しいや、つんけんした、愛想がない、ケンモホロロなどの言葉が類語になるようです。

どちらかというと相手を不快に感じさせてしまうことが多いという言葉が、刺々しいという言葉の類語になることがわかります。

「刺々しい」の使い方《例文紹介》

それでは刺々しいの使い方を例文を使ってみていきましょう。刺々しいとはどんな使われ方をする言葉なのでしょうか。

刺々しいというのは言い方に使われることが多い言葉ですが、刺々しい態度や刺々しい様子というような雰囲気に使われるということもあるようです。

例文①刺々しい態度で接してきた

会社などで刺々しい態度で接してくる上司がいるとか、刺々しい態度の客がいるというような使い方をすることがあります。刺々しい態度をとられて怖いというようなニュアンスの使い方になるようです。

刺々しい態度で接してきたという使い方をするときは、「どうしてそんな態度をとられなくてはいけないのかがわからない」という意味も含まれている使い方になりそうです。

例文②相手に刺々しい気持ちを抱く

何か嫌なことを言われたりしたことで、相手に不快な感情を抱いたというときには、相手に刺々しい気持ちを抱くという使い方をするときもあります。刺々しい態度をとったり、刺々しい言い方はしないものの、気持ちの中ではとげとげしているという使い方です。

ずっと恨んでいるという相手に対しての気持ちや、突然の怒りや不安に対しても刺々しい気持ちという言葉を使うこともあるようです。

刺々しい言い方をする人の心理

刺々しい言い方をする人の心理とはどんな心理になるのでしょうか。刺々しい言い方をして、人を傷つけてしまような人の心理について考えてみましょう。

もしかしたらあなたも、誰かから刺々しい言い方をすると思われているかもしれません。当てはまらないかチェックしてみてください。

余裕がない

刺々しい言い方をする人の心理とは、余裕がないという特徴があります。精神的に余裕がないことで、本人に自覚がなくてもついうっかり刺々しい言い方をしてしまうということがあるようです。

例えば仕事がとても忙しくて、あれもこれもと仕事をしている時というのは心の余裕がなくなっていきます。そんな時に「ちょっと質問があるんですが・・・」と後輩に声をかけられたらどうするでしょうか。

普段ならちょっとくらい忙しいなら「ちょっと待ってて」とか「後でもいいかな?」と言えるのに、心に余裕がないことで「それくらい自分で考えられない?」なんて言ってしまうということです。

負けず嫌いである

負けず嫌いな人も刺々しい言い方をする人の心理の特徴になります。負けず嫌いな人は、ともかく負けたくないのです。負けたくないという気持ちが強いことから、相手を陥れるためにわざと刺々しい言い方をしているという特徴もあります。

「こんなこともできないの?」とか「やっぱり〇〇さんではダメだね」と相手を自分より下であることを印象づけるような言葉を選んで使ってしまうことで、刺々しい言い方をしていると思われてしまうこともあります。

負けず嫌いであるので、自分が相手に負けていると感じているとき、その気持ちを隠すためにわざと刺々しい言い方をしてしまうという人もいるようです。

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警戒している

刺々しい言い方をする人の特徴とは、相手を警戒しているという特徴もあるようです。人を信じることができないので、相手を疑うような言い方をしてしまうことが、刺々しい言い方につながっている可能性もあります。

相手の言葉に対してすぐに否定的になってしまう人であったり、まずは拒絶から始まるという人の場合、相手のことを警戒している場合が多いようです。

プライドが高い

プライドが高い人も刺々しい言い方をする人の特徴になります。プライドが高い人の多くは、相手よりも自分のほうが上だと感じているものが多いようです。例えば社会的地位であったり、学歴や身長というような場合もあるでしょう。

相手よりも自分のほうが仕事ができるはずだと思っていたりすることもあるようです。プライドが高いことで、相手のことを馬鹿にするような刺々しい言い方をするような人もいるようです。

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刺々しい言い方をする人の特徴

刺々しい言い方をする人の心理をみてきましたが、自分のことを高く評価している人ほど刺々しい言い方をしてしまう人が多いようです。

それでは刺々しい言い方をする人の特徴とは、どんな特徴があるのでしょうか。刺々しい言い方をする人の言動や性格の特徴をみていきましょう。

上から目線

刺々しい言い方をする人の特徴には、上から目線であるという特徴があります。例えば上司であったり年齢が上である場合が多いようです。

プライドが高い人などは、同僚であっても上から目線な態度で刺々しい言い方をする人もいるようです。上から目線で刺々しい言い方をすることで、その人よりも自分が優れているということを周りの人に周知させたいという気持ちがあるようです。

仕事で認めてもらうのではなく、言い方で上から目線になろうとするのが刺々しい言い方をする人の特徴です。

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寂しがりや

刺々しい言い方をする人は、キツイ言い方をするので一人でも平気な人なのではないかと思われがちですが、実は寂しがりやだというのも特徴になります。

刺々しい言い方をする人とは、寂しがりやだからこそ強がって刺々しい言い方になってしまうという人も多いようです。寂しがりやで刺々しい言い方をしてしまう人ほど、自分が一人になってしまうのが怖いと考えているタイプになります。

そのため一人になったときに、どうしてあんなことを言ってしまったのだろうと、後悔をしていることも少なくないようです。

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他人に厳しい

他人に厳しいというのも、刺々しい言い方をする人の特徴です。自分甘すぎるというわけではありませんが、自分よりも他人に厳しく接してしまうというのが、刺々しい言い方をする人の特徴になります。

他人に厳しいからこそ、言い方がキツく、相手を不快に感じさせてしまうことが多くなります。刺々しい言い方をする人からすれば、こんなこともできないのだろうかと思う気持ちが、刺々しい言い方に表れてしまうのでしょう。

相手の弱いところを探す

刺々しい言い方をする人の特徴とは、相手の弱いところを探すという特徴もあります。刺々しい言い方をする人は、負けず嫌いで相手よりも優位に立ちたいと思っていることが多い人です。

相手よりも優位に立つために、相手の弱いところを探してその部分を攻撃しようと考えているところがあります。弱い部分を見つけては「だからダメなんだ」とか「そういうところがあるからミスをするんだ」ととことん攻撃をしていきます。

敵に回すと面倒くさくて怖いタイプになるというのが、刺々しい言い方をする人の特徴になります。

ネットで刺々しい言い方をする人の特徴

本人に直接刺々しい言い方をする人もいます、本人に直接刺々しいことを言うことはないけれど、SNSや匿名の掲示板への書き込みでは刺々しい言い方をしてしまうという人もいます。ネットで刺々しい言い方をする人とは、どんな特徴があるのでしょうか。

気持ちが大きくなっている

ネットで刺々しい言い方をする人の仲には、匿名やニックネームでの投稿であることから、気持ちが大きくなっているという特徴があります。本人を前にしたら言えないような刺々しい言い方も、匿名だったり本名ではないからこそ言えるという特徴です。

匿名や本名ではないからといて、相手を傷つけるような刺々しいことを書くのはあまり好ましいことではありません。誰かのブログなどにわざわざ行って、刺々しいことを言うということはやめたほうがいいかもしれません。

安心している

ネットで刺々しい言い方をする人は、ネットだからばれないだろうと安心している人もいれば、所詮ネットへの書き込みだから、誰も見ないだろうと思って安心して刺々しい言い方をする人という特徴もあるようです。

もちろんすべての発言が、誰かの目に留まるものばかりだとは限りませんが、誰かの目に何かのタイミングでとまることは十分にあります。そのときにその言葉が誰かを傷つけてしまうかもしれない可能性は十分に考える必要があるでしょう。

誰も見ていないからいいだろうというようなことを書きたいときには、紙ベースの日記にこっそりと書くということがおすすめになります。

刺々しい言い方をする人への対処法

あなたの周りに刺々しい言い方をする人がいる場合には、どういう風に付き合っていくといいのでしょうか。刺々しい言い方をする人への対処法をみていきましょう。あなたと刺々しい言い方をする人との関係性も考えながら対処法を考えてください。

刺々しい言い方だと指摘する

あなたと刺々しい言い方をする人が友達だったり、仕事の同僚だという場合には、刺々しい言い方をする人には、刺々しい言い方になっていることを教えてあげるとう対処法がおすすめです。

毎回注意をするのではなく、ちょっとキツすぎる言い方だなと思った時に「さっきのはきつすぎる言い方じゃない?」とか「そんな刺々しく言わなくても」と冗談っぽく言ってみるというのもいいかもしれません。

部下や後輩に刺々しく当たっているという場合には、部下や後輩に嫌われてしまう前に、それとなく教えてあげるということも大切になりそうです。

受け流すようにする

あなたと刺々しい言い方をする人が、それほど深い付き合いをしている間柄ではないときには、刺々しい言い方をする人の言葉は受け流してしまうという対処法もあります。いちいち真に受けていたら、心が持たなくなってしまいます。

この人はこういう言い方しかできないのだと思って、刺々しい言い方をされても気にしないで聞き流してしまうという方法がおすすめです。

受け止める前に考える

刺々しい言い方をする人が上司であるときには、刺々しい言い方がつらいと感じることもあるかもしれません。そんな関係性の時には、上司や目上の人の言葉を受け止めきる前に考えてみるという対処法もあります。

この人はこういう言い方しかできない人だと思うことができればいいですが、それができない時にはどうしてこういうことを言うのかを考えてみるという対処法になります。

もっと仕事を頑張ってほしいという激励の気持ちで言っているのかもしれないなとか、ちょっと今日は機嫌が悪いのかもしれないというように、少しだけ気持ちに余裕をもって相手の言葉を考えてみましょう。

刺々しい言い方をしないようにするには?

相手が刺々しい言い方をする時には、受取側が対応を変えることで対処法にすることができそうです。それではあなた自身が刺々しい言い方をしてしまうという場合には、どのような対策をするといいのでしょうか。

刺々しい言い方をしないようにするにはどうしたらいいかをみていきましょう。

思ったことをすぐに言わない

刺々しい言い方をしないようにするには、思ったことをすぐに言わないようにするということも大切です。刺々しい言い方をしてしまう人の中には、思ったことをすぐに口に出してしまうことで、キツイ刺々しい言い方になってしまうという人もいます。

思っていることを一度、話し言葉に変換できるようにするために、冷静になってみたり、深呼吸をしてみたり、考えてからワンテンポおいてから話すようにしてみましょう。

違う言い方がないかを考えてみる

刺々しい言い方をしないようにするには、思ってもすぐに口に出さないという方法がありますが、冷静になったときに違う言い方がないかを考えてから話すようにするという方法もおすすめです。

違う言い方がないか考えてみるというのは、相手がこれを言ったら傷つかないかを考えてみるということにもつながります。

後からもっと違う言い方があったかもしれないと後悔することが多い人は、言う前に考えるように変えていきましょう。

気が付いたら謝る

友達などから「刺々しい言い方になっている」と指摘をされたことがあるという人は、本当だと自分で気が付くことができたら謝るようにするという方法もあります。

刺々しい言い方を治すためには、自分が刺々しい言い方をしてしまっていることを認識することも大切です。

「ちょっと言い過ぎたかも」を少しずつなくしていけるように、刺々しい言い方をしてしまったと思ったら相手に「キツく言ってごめんね」というように謝るようにしていきましょう。

刺々しい言い方は人を傷つけることもある

今回は刺々しいの意味と、刺々しさがある人の言い方や特徴などを紹介させていただきました。刺々しい言い方をしてしまう人は、周りの人から気難しいを思われてしまったり、面倒くさい人だと思われることも多いようです。

あなたがそんな人になってしまうことがないように、刺々しい言い方をしないように気を付けていきましょう。

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