上から目線の人の心理・特徴や言葉!上から物を言う人って?
上から目線の人というのはどういった心理なのでしょうか?相手を尊重できない、自分が正しいと信じて疑わない、どんな理由にせよ、そういった態度は絶対に良い人間関係を築けませんよね。今回はそんな上から目線をやめられない人の心理や特徴についてご紹介していきます。
目次
上から物を言う人が周りにいませんか?何か偉そうなんだけど!
あなたの周りには上から目線の人はどれほどいますか?偉そうに自分の考えを主張したり、人の話を拒絶して自分の考え以外受け付けなかったり、特に仕事場ではそういった上から物を言う人に出くわす事は珍しくはないでしょう。
しかし、そういった上から目線の人が一人でも場にいると、その場の空気というのは非常に居心地の悪いものとなります。また、良好な人間関係も築けない為、仕事においても上手な連携が取れません。
上司や先輩といった立場の人であればあるほど上から物を言う態度になりやすくなりますが、そういった態度はチームの連携も崩してしまう為、決して仕事のできる人とは言い難いですね。
上から目線の人の心理
上から目線の人の心理とはどういったものなのでしょうか?自分の発言が場の空気を悪くしていると自覚はしているのか、相手が不愉快な思いをしてる事には気付いているのか、実際本音としてはどんな気持ちなのか気になりますよね。
ここからは上から目線の人の立場になって、その心理についていくつか考えていきましょう。
どうしても周りが見えなくなる
これは実際に上から物を言う人が発言していた悩みですが、忙しくて余裕がなくなったり、イライラする場面が発生したりなどすると、どうしても相手や周りが見えなくなって、冷静に考えれば相手を傷つけるとわかるような発言をしてしまうとの事です。
後で冷静になって「あれはまずかったな」と気付きますが、時間が経ってまた別の機会になると同じ失敗を繰り返してしまうそうです。
本人も自覚はしているものの、なかなかそういった感情的になってしまうところは無意識でやっている事の為直す事ができないようですね。
自分はできるのにと比較してしまう
自分はできるのに、なんであの人はできないんだろう?そういった自分の物差しで測ってしまう傾向が上から目線の人にはあるようです。
しかし、人それぞれ脳のスペックは個人差がありますし、得意不得意も人によって全く違います。その為、自分の物差しで測るといった事は本来全く無意味な事ですが、上から目線の人はどうしてもそこの意識や話し方を直す事ができないようですね。
その為「どうしてできないんだ!」と怒ってしまうとさらに周りが見えなくなり悪循環に。そういった性格を直す事をしないと上から物を言う話し方は改善できないでしょう。
自分の考えは正しいと信じて疑わない
そもそも上から目線の人は自分の考えを信じて疑わない傾向にある為、「なんで理解してくれないんだ!」とイライラしてしまう傾向にあります。
しかし、周りが理解できないという事は、そこには自分の考えに問題がある可能性があるという事。そういった可能性を一切除外して自分の考えを過信したまま話を進めてしまっては、それに共感してくれる人はいません。
また、話し方に問題があり周りに伝わらないといった事もある為、念頭から人のせいにして理解してもらえない事にイライラしてしまうと、いつまでも自分側に存在する問題点には気付けないでしょう。
無意識に偉そうな話し方をしてしまう
言葉の内容や対処方法などには問題がなくても、そもそも話し方が無意識に偉そうになってしまう人もいます。上から物を言うつもりはなかったのに、気付けば偉そうな話し方をしてしまう。そういった癖はなかなか直す事は難しいでしょう。
そういった人に必要なのは、自分では気づけない態度や話し方を指摘してくれる理解者です。しかし、そもそもが話し方に問題がある為、そういった人にはリスクを冒してまで短所を指摘してくれるような人間関係の構築は難しいでしょう。
多くの人は波風を立てたくないと考える為、偉そうな話し方や上から物を言う人に対しては距離を置いてしまうものです。結果誰もその人の偉そうな話し方を指摘してくれる人はいなくなり、悪循環の渦から抜け出せなくなってしまいます。
上から目線の人の特徴【男性編】
男性の上から目線の人はどのような心理を持った人が多いのでしょうか?また、その結果女性はどのような印象を受けるのでしょうか?
ここからは、男性の上から目線の人の心理についていくつかご紹介しましょう。
女性の昇進を良く思わない
昔は男社会で、女性が仕事場にいる事を良く思わない傾向が強くありました。現代では男女雇用機会均等法によりそんな時代遅れな考えは減ってきましたが、まだ女性と仕事をする事を良く思わない男性は少なからずいます。
ましてや女性が管理職になるとそれを認めない男性は少なからず存在し、「女なんかに」と嫌味や皮肉を言う男性管理職もいます。そんあ男性の女性管理者に対する言葉には愛想はなく、同じ立場にも関わらず上から物を言う人もいます。
非常に残念な事ですが現代にも少数とはいえ存在する為、そんな男性管理者の心無い言葉に傷つく女性もいる事は事実です。
亭主関白な男性
亭主関白な男性だと、家庭で自分の意見や方針を周りの意見は聞かずに通してしまう人もいます。そんな夫を持つ奥さんや子供は自分の意見を主張しても聞き入れてもらえず、結局妥協して自分の考えは飲み込んで従うしかない状況になってしまう事も珍しくありません。
しかし、本来はお互いの意見を尊重して話し合い一番いい着地点を模索する事が理想とされています。その為自分の意見を飲み込むしかない奥さんの不満は友人への愚痴や浮気といった方向に進んでしまう事もあり、基本的には良い結果を生みません。
自分の意見しか通さないのではなく、お互いが納得できる着地点を探せる関係性の構築が大切です。その為にも相手の意見もしっかり聞き、言葉のキャッチボールができるように心がけましょう。
自己主張が強い
「俺ならこうする」「こうする方がもっといい」と、男性には自己主張の強い人がよく見られます。自分の意見を主張する事は決して悪い事ではありませんが、相手の意見を尊重できない事はいただけません。
そして、自尊心が強すぎる男性にありがちなのが、無意識に上から物を言う言葉使いになってしまう傾向です。「そんな事もできないの?」「なんでわからないの?」と、自分ができる事を理由に相手にそのスキルを求めてしまう男性は少なくありません。
しかし、人それぞれ長所短所は違います。過剰すぎる自尊心は相手さえ見えなくしてしまい、その為相手が嫌悪してる事にも気付かず自慢話をしてしまう事に。本当に仕事のできる人は、一緒に働く人を尊重し協調性のとれる人をいいます。個人でどんなに優秀でも、個の力は団の力には敵わない事を知りましょう。
自慢話が多い
男性の傾向として多いのが、自慢話が多い人です。「自分はこれだけ仕事ができる」「自分はこれだけ能力が高い」そういった自尊心が強く女性に自分をアピールしたい欲求が強い男性は少なくありません。しかし、その自慢話がくどいと女性はいい印象を持つ事はなく、むしろその様子は滑稽にさえ見えてしまいます。
また、本当に優秀な人は自慢話なんかせずとも周りの人がその優秀さを勝手に広めてくれます。仕事現場の様子を知らない自分の家族に時々自慢話をするくらいであれば問題ありませんが、同じ仕事場で働く同僚に仕事の自慢をする事は決していい結果を生みません。
女性によく見られたいという欲求もわからなくはないですが、女性に好かれたいのであれば自慢話はほどほどにしましょう。
上から目線の人の特徴【女性編】
男女雇用機会均等法が設立されてから、女性の社会進出が増えてきました。それに合わせて優秀な女性が上司となる事は珍しくない時代となってきました。しかし、そんな時代の変化が上から目線の女性を増加させている傾向にある事は否めません。
また、子供のいる女性や彼氏を持つ女性などの中には、その経験が少ない女性、または未経験の女性に対して皮肉を言う女性も現実には存在します。
ここからは、上から目線の女性によくある傾向についてご紹介していきましょう。
彼氏がいる女性の優越感
彼氏がいる女性でありがちな上から目線が、彼氏のいない女性に対して上から物を言う傾向です。「もっと女性らしくしないとモテないわよ」「早く彼氏作らないと取り残されちゃうよ」と、自分が既に彼氏がいる優越感から、彼氏のいない女性を虐げる上から目線の人がいる事は残念ながら否めません。
しかし、もしそんな上から目線の言葉に傷ついた事のある人は安心してください。そんな相手を思いやれないような女性は遅かれ早かれ彼氏からフラれます。性格の悪い人が結果的に上手くいかないのは世の中の摂理です。そんな思いやりのない人の言葉は聞く価値がない為、社交辞令でも加えて聞き流しましょう。
また、悪い噂というものはすぐに広まりやすいものです。そんな性格の悪い行いは巡り巡って周りの男性の耳にも入ります。日頃の行いは誰かが見ているもの。彼氏がいない内は反面教師として割り切り、自分がいつか彼氏ができた時には上から目線にはならないように心掛けましょう。
子供がいない人への皮肉
子供のいる女性にありがちなのが、子供のいない女性の自由さを皮肉るケースです。子育てに追われていると、独り身で自由に過ごしている女性、仕事でバリバリ働いている女性を羨ましく見えてしまう心理は仕方ない事です。
しかし、その心理がそのまま言葉に出てしまうと、その話し方は自然と上から目線になってしまう傾向にあります。「いいね自由に遊べて、私は子育てが大変で遊ぶ暇もないよ」「私は子供がいるから仕事なんかしてられないよ」と、無意識とはいえ子供がいない女性を皮肉る言葉が出てしまう事もあります。
もちろん、そんな皮肉はなんの利益も生みません。ただ周りから嫌われるだけです。子育てで大変なのは自分が選んだ人生です。それを理由に独り身の人を蔑むのは愚かな行為であることを肝に命じましょう。
結婚の幸せを語る
幸せな話というのはついつい誰かに話したくなってしまうものです。ですが、それが未婚の女性に向けての場合は注意が必要です。何気ない言葉でも、立場が違えばそれは上から目線ととられてしまう事もあります。
例えば、「あなたもすぐに素敵な相手見つかるよ!大丈夫大丈夫!」と励ますつもりで言った言葉でも立場が違えば相手によっては「上から物を言う人だ」と思われてしまう事もあります。
幸せな気持ちを誰かに聞いてほしい気持ちはわかりますが、その話をする相手はちゃんと選んで話しましょう。
結婚を捨てて仕事に生きる
上記とは逆に、結婚を諦めて仕事に生きる女性もいます。そんな女性にありがちなのが、仕事のできない男性を虐げる話し方です。
皮肉なことに、仕事のできる女性ほど男性からモテないという傾向が世の中にはあります。自分より仕事ができて収入のある女性に対しては負い目を感じてしまうのは男性によくある心理でしょう。その為仕事ができればできるほど男女の関係がうまくいかないといった話はよくあります。
その為、仕事に生きる生き方を選ぶことになるのはやむを得ないとも言えますが、上司であっても偉そうな話し方はせず、部下目線で物事を考えられる上司ほど尊敬されます。もしそういった話し方をしている人はその癖を直すよう心掛けましょう。
上から目線の人のイラつく言葉
上から物を言う人の言葉はどれも聞いていて不愉快に感じるものばかりです。そもそも相手の気持ちが考えられないといった問題点が根底にある為、上から目線の人の言葉は自分本位で協調性のない話し方になりがちです。
そんな上から目線の人の言葉とは一体どんなものがあるのか?ここからは、上から目線の人のイラつく言葉の中で特に多い言葉をいくつかご紹介しましょう。
「なんでわからないの?」
この言葉は上から目線の人の言葉で最も多いのではないでしょうか。そもそも上から目線の人は相手の立場になって考えるといった事ができません。その為、「なんでわからないの?」と口癖のようによく言ってしまう傾向にあります。
そんな人にありがちなのが、そもそも説明が下手くそといった問題点です。自分が説明が下手な事に気が付いていない、もしくは相手のペースを把握できていない為、自分のペースだけで説明してしまい、結果相手に伝わってないといった事はよくあります。
「ホントにお前は使えない」
使えない上司ほど人のせいにします。「お前は使えない」と言う上司の多くは、まず自分に管理能力が足りていない事に気が付いていません。部下が効率よく動けていないという事は、それだけ自分の指示が適切ではない可能性も高いという事。そこに気付けない内は決して仕事ができる人とは呼べないでしょう。
「お前が悪い」
上から目線の人はそもそも自分が悪いとは微塵も思っていません。だからこそ上から物を言う話し方になりますし、相手を責める言葉しか出てきません。その為何か問題が発生しても、「お前が悪いからこうなった」と、とにかく相手を責める言葉を言い続けます。
そんな上司の下で働く部下は自分に自信が持てなくなってしまい、決してよい流れにはなりません。相手を責める言葉しか言えない上司は、結果的に何も良い結果は出せないでしょう。
上から目線の人の話し方
上から目線の人の話し方というのは一体どういった話し方が多いのでしょうか?ここからは上から目線の人の話し方で最も多い言葉をいくつかご紹介しましょう。
偉そうに上から物を言う
これは言うまでもありませんが、上から目線の人の話し方の基本は偉そうな態度で上から物を言う話し方です。確かに上司などの立場であれば実際に偉いわけですが、だからといってそのままに偉そうに話してしまうと、誰も良い印象は受けません。
人を管理する管理職であればあるほど部下とのコミュニケーションを大切にし連携をとりやすい関係性の構築が必要不可欠ですが、常時偉そうに上から物を言う話し方をしてしまっては、部下はついてきてはくれません。
基本的に敬語はなし
上から目線という事は、そもそも相手に敬意がないということ。当然その口調は敬語無しのタメ口となり、基本的に相手を見下した話し方となっていまいます。
上司であればそれでよいかもしれませんが、プライベートでそれをやってしまっては簡単に信用をなくしてしまいます。
もちろん、友人や家族のように親しい間柄であれば問題ありませんが、そうでないただの知人やお店の店員に対して敬語なしの偉そうな話し方をしてしまうと、それを見た人からは印象の悪い人としか映りません。
主観でしか物事を見られない
上から目線の人の話し方の特徴として多いのが、相手の立場を考えられずに主観でしか物事を見られないという事です。そうなるとどうしても偉そうな話し方になってしまう為、相手から信用を得られる事も相手に自分の意見を吸収させることもできません。
非効率でしかない偉そうな言い方は避けるべきですが、主観でしか物事を見られないと自分の問題点には気付けない為それも不可能になってしまいます。
上から目線の人は周りからどう見られてる?
上から目線の人は周りからどのように見られているのでしょうか。印象として多いものをいくつかご紹介していきましょう。
人の気持ちのわからない人
そもそも、上から物を言うという事は、相手が不愉快な思いをしている事に気づかない、もしくはわかっていても言い方を変えられないということ。そうなると言われた側としては、そんな人には決して良い印象を抱きません。
「この人なんでこんな言い方しかできないんだろう」と思われても仕方ない言動ですし、仕事で仲間と連携をとるにしてもいらぬ衝突を招き、効率がいいとは決して言えないでしょう。人を不愉快にさせる言動は控えなければ、自分の株は下がる一方です。
器の小さい人
自慢話が多い、ちょっとした事も我慢できず主張しなければ気が済まない。そんなタイプの上から目線の人は、器の小さい人と思われても仕方ありません。
器の大きい人であれば、周りの空気を読んで発言を控える場面では堪える事ができますし、自慢話なんかしなくても、自然と周りの人が認めてくれます。
距離を置きたい
仕事でもプライベートでも、上から目線の人とはお近づきにはなりたくないものです。そんな人は公私共に親しい人間関係の構築は難しいでしょう。
上から物を言うという事は、相手を尊重できていないということ。そんな人の発言はどれをとっても気持ちのいいものではありません。良好な人間関係を築きたければ、同じ目線で話をするよう心掛けが必要です。
上から目線の人への対処法
ここまで上から目線の人の特徴や心理についてお話してきましたが、基本プライドが高く人の話を聞かない人とはどうコミュニケーションをとっていくのが最善の対処方法なんでしょうか?また、どんな対処方法をとれば上から目線の人のご機嫌をとることができるでしょうか?
ここからは、そんな上から目線の人の対処方法についてご紹介していきます。
まずは謝る
上から目線の人はプライドが高いです。その為、こちらが下からの物言いをしなければそもそも話を聞いてくれません。
その為、何か指摘されそれに対して反論がある場合は、まずは建前だけでも一言謝ってご機嫌をとりましょう。まずはその対処をしないと話を聞く耳をもってくれませんし、プライドの高い人には最も効果的な対処方法となります。
この第一段階の対処を通さないと意見を聞いてもらう土俵にすら上がらせてもらえない為、まずは謝罪をしてから自分の意見を優しい言い方で伝えましょう。
指摘はしない
上から目線の人はそもそもが自分が悪いとは微塵も思っていない為、なにか問題点があって指摘してもまず話を聞いてはくれないでしょう。
その為、些細な事であれば指摘はせず、余程大きな問題が発生しそうな時にだけ対処するのが最も波風を最小に抑えるコツです。仕事ともなればどんなに関わりたくない相手でも指摘しなければいけない場面に出くわしてしまいますが、無理のない範囲で自分でフォローする事が結果的に最もストレスを最小限に抑えられます。
また、自分一人で対処できない時は、気持ちを理解してくれる見方を作っておく事も大切です。一人で対処できない事も仲間と対処する事で解決できる事は沢山ありますし、人の話を聞かない相手でも、複数人の意見が重なっていれば聞く耳を持ってくれることもあります。一人でできない時は誰か協力者を頼りましょう。
建前だけ頼る
上から目線の人とうまくやっていく最大のコツは、おだてることです。頼りにしてるといった態度を上辺だけでも作り上げ、時折何かで相談したり頼ったりすることでご機嫌をとりましょう。
どんな人も頼られる事は悪い気分にはなりません。あまり他力本願にならなければ、これ以上の対処方法はないでしょう。
この対処を基本として行っていれば嫌いな上司とも良好な関係が築けますし、何か問題が発生した時も上司と連携して対処する事ができます。
上から目線の性格を直す方法
ここまでは上から目線の人といかにうまく付き合っていくかの対処法について話してきましたが、ここからは逆に上から目線の人の立場になって、どうしたらそんな性格を直す事ができるのか、上から目線の人はどんな心理を持っていて、どこから改善していくのが効果的なのかについてご紹介していきます。
まずは相手の立場になって考える
まずはここから直す事を始めていかなければなにも始まりません。というのも、そもそも上から目線の考え方や物言いになっていまう最大の原因が、相手の立場になって考えられない点です。
相手の心理を読み取れないと和解する事も、円滑な人間関係を構築していくことも不可能です。その為、まずは相手の立場になって考え、考えられないようであれば、相手の立場を経験してみましょう。
そうする事で少しずつでも相手の心理を理解できるようになりますし、上から目線の性格を直す第一歩を踏み出す事ができます。正直なところ、性格を直すのは本人の直したいという気持ちがなければ絶対に不可能です。まずはここから初めて、上から目線の性格を直す一歩を踏み出してください。
偉そうな物言いは卒業
上から目線の人の話し方で最大の特徴が、偉そうな物言いです。その為、まずは敬語を使う事が基本ですが、立場上今更それはできないという事であれば、偉そうな物言いはしないよう心掛けましょう。
具体的に言えば、「なぜわからない」「なんでできない」といった不満をぶつける事は最低限控えましょう。代わりに、「どこがわからなかったの?」「どうしてそう思ったの?」と、相手に寄り添う言い方に変えてみましょう。
そこから始めるだけでも偉そうな言い方はかなり離れられますし、相手の印象もぐっと良くなります。
一緒に飲みに行く
上記の二つができるようになれば、最低限のラインまでは性格を直す事ができるはずです。そして、ある程度問題点を直す事に成功したのであれば、これまでずっと迷惑をかけてきた人たちと飲みに行って、これまで自分に対して抱えていた不満を吐き出させましょう。
これができれば関係性はかなり改善する事ができますし、相手の心理を理解する事への一番の近道でもあります。お酒の力を借りて本音を聞き出す。聞き出せたら今度はそれを目標にしてまた性格を直す努力をする。そうやって少しずつ焦らずこれまで壊してきた関係性を修復していきましょう。
ここまでこれればあと一歩
いかがでしたでしょうか。上から目線の人との付き合いは本当に気を使いますし、何よりストレスが多いです。ですが、ここまで読んでいただければその対処方法について参考にしていただけたのではないでしょうか。
また、上から目線の人自身がこの記事を読んで頂けたのであれば、是非とも最後の性格を直す対処方法を実践して、これまで壊してしまった人間関係を直す事にチャレンジしてみてください。きっと今までよりは良好な関係が築けるはずでしょう。