指示待ち人間の特徴!仕事で指示待ちの人って?

指示待ち人間は言われたことしかできない、言われるまで何もしない人のこと。今仕事において指示待ち人間になってしまっている人が増えてるんです。指示待ち人間の特徴とは?その改善方法とは?指示待ち人間になってしまっている人は要注意です!

指示待ち人間の特徴!仕事で指示待ちの人って?のイメージ

目次

  1. 1指示待ち人間はなぜ生まれるのか?イライラする!
  2. 2指示待ち症候群とは?
  3. 3指示待ち人間になってしまう原因
  4. 4指示待ち人間の特徴【性格編】
  5. 5指示待ち人間の特徴【行動編】
  6. 6指示待ち人間を直したい!改善方法は?
  7. 7指示待ち人間への上手な接し方
  8. 8指示待ち人間に向いてる仕事とは?適職はこれ!
  9. 9指示待ち人間になってない?そんな人は上手い対処を!

指示待ち人間はなぜ生まれるのか?イライラする!

指示待ち人間、あなたの身近にはいませんか?指示待ち人間とは仕事などおいて、上司から指示された仕事やあらかじめ決められた仕事しかせずに、それが終わったら何もせず、新たに上司などから指示されるまでは何もしない、そんな人のことを指します。

特に最近指示待ち人間が増えていることから、同じ職場に働く人はイライラしてしまう人も。それは若者に限った話ではなく、上司や年配の人にも当てはまる話です。どうして指示待ち人間が増えてしまうのでしょうか?その特徴と対処法を見ていきましょう。

指示待ち症候群とは?

そもそもどうして指示待ち人間が生まれるのでしょうか?「指示待ち症候群」という言葉を聞いたことはありますか?指示待ち症候群とは、生い立ちや今までの人生経験から、指示待ち人間になってしまう原因を経験してしまったことが原因でなってしまいます。

実はこの指示待ち症候群になってしまう原因は意外と近くに転がっているもので、ある程度の訓練や対処を踏まないと、この指示待ち症候群を解消することはできません。ですが、逆に考えれば、指示待ち症候群は直すこともできる、ということにもなります。

特に最近では指示待ち症候群に陥ってしまう人がどんどん増えています。その原因とは、そして対処方法とは一体どのようなものがあるのでしょうか?今回はその指示待ち人間になってしまう原因から特徴、そして対処方法についてご紹介していきます。

指示待ち人間になってしまう原因

それでは指示待ち人間になってしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは指示待ち人間になってしまう原因についてご紹介していきます。指示待ち人間になってしまうにはそこに生い立ちや幼少期の過ごし方、そして人生経験が起因します。

どうして指示待ち人間になってしまうのか、その理由について読み解いていくことで、自分の子供が指示待ち人間になってしまわないように気をつけることにも繋がります。また、あなた自身指示待ち人間の自覚がある場合、これらの原因に心当たりはありませんか?

誰かに頼りきりになって生きてきた

例えば親や上司など、誰か信頼できる人に頼りきりになって生きてきて、その頼れる人もあなたに無条件で指示などを与えてきた、ということが指示待ち人間になってしまう原因です。親や上司、その他にあなたが信頼する人生の先輩や教師などが挙げられます。

例えば今まで親に指示された進学先、就職先に就いて、そこでも上司に頼りきりになって生きてきた、などが挙げられます。また上司が丁寧な人格者であることは賞賛すべき点ですが、その上司が部下に対し懇切丁寧に仕事を割り振る人だった場合。

部下はその指示に従うだけで仕事がなんとなく成功した、という経験を持ち合わせているからこそ、いざ指示がなく、自分で考えないといけない場面に直面した時、途端にどうしてよいかわからず指示待ち人間になってしまうことが挙げられます。

自分で考えて決断した経験が少ない

自分で考えて決断した経験が少ないことも指示待ち人間になってしまう人の特徴です。親や上司などからの指示に従って、レールを敷かれた人生を送ってきた人は若者・年配問わず指示待ち人間になってしまう人が多いことがその原因として挙げられます。

今まで自分で特に考えて決断することもなく生きてきた人にとっては、いきなり指示を仰がれてもどうすることもできません。「決断すること」「自分で考えること」はそれなりの訓練が必要なことでもありますが、その訓練を積まなかったことが原因です。

そして訓練を積むことを忘れた場合も同様で、子供時代は決断力があったのに、仕事では考える機会が少なくなって年配になると、途端に指示待ち人間になってしまい、そのことに自分が出世して指示を与える側になった時に初めて気がつくというパターンも。

仕事に対して意欲がない

特に若い年齢層の人の場合に多い原因がこの「仕事に対して意欲がない」というところ。なんとなくで就職先を選んで、特に将来何をしたい、仕事で特別出世したいというわけでもないという理由から、仕事に対して意欲的になれないことが原因になってしまいます。

仕事に対して意欲がないので、必要以上のことはしたくない、仕事に対してあまり深く追求したり、なんのためにこの仕事をしているのかよくわかっていないままとりあえず指示されたことだけやっている、ということが指示待ち人間になる原因です。

特に安定した収入があればそれでよい。私生活が充実していればそれでよいと思っている人にとっては、仕事はただのお金を稼ぐ手段で、それ以上でもそれ以下でもありません。なので仕事に対する人一倍の意欲はなく、指示に従えばよいだけだと思ってしまいます。

指示待ち人間の特徴【性格編】

それでは指示待ち人間になってしまう人はどのような性格の持ち主なのでしょうか?指示待ち人間になってしまう原因には上記のようなものがありました。それではその原因をダイレクトに受け止めやすい人の性格の特徴について見ていきましょう。

特に指示待ち人間の特徴には、意欲やネガティブな気持ちが垣間見えることが。自分が指示待ち人間に当てはまっているかも、と思ったらその性格の特徴についてもチェックすることで、自分がどうして指示待ち人間になったのかより詳細にわかります。

自分に自信がない

まず、自分に自信がないことが指示待ち人間になってしまう人の性格でいちばん大きな特徴だと言えます。指示待ち人間は自分に自信がないことから、自分で判断すること、自分で決断することに対しても自信がありません。そこに強い不安を感じてしまいます。

自分で判断したことが間違っていたらどうしよう、これが重大なミスに繋がってしまったらどうしよう、という不安から、自分で判断すること・決断することを嫌がるようになってしまいます。それよりも信頼できる人の判断を待ったほうがよいという結論に。

何か間違ったことをして失敗するよりも、誰かに言われたことをしているだけの方が間違いがない、という安全な橋を渡りたい性格から、自分で決断することはせず、上司や親の指示に従う性格へと形成されていってしまいます。

基本的に優柔不断

また、基本的に優柔不断です。優柔不断な性格でどれがよいのかわからない、という気持ちになってしまいます。勉強ではこれが正解、これが不正解と決まっていたからこそ正解がわかりやすく、指示待ち人間の中には勉強はできた人が多かったかもしれません。

勉強ができれば偏差値で定まっている進学校や有名校に進学することができ、さらには就職に関してもなんとなく有名で安心できるところを選んで就職した、という場合が多く、今まで自分が行けるところに周りの評判やおすすめなどで選んできたという人も。

ですが仕事にはこれが正解、というひとつの選択肢があるわけではありません。そこでどれを選んでよいのかわからず、途端に優柔不断な性格が出てきてしまいます。そのことから優柔不断で自分では決めたくても決められない、指示待ち人間になってしまいます。

責任をとりたくない

また、仕事には責任が伴います。ですが人の中にはその責任を極力とりたくない、と思っている人も。自分でした判断には、自分に責任が伴います。その判断が正解だった場合はもちろん評価に繋がりますが、間違っていた場合は責任がのしかかります。

特に仕事において強く出世や成功を望んでいない、意欲的ではない人だった場合は、仕事での評価もあまり魅力的には見えません。なので判断が間違っていた場合のデメリットが強く目について、指示待ち人間になってしまう、という性格が挙げられます。

責任を取りたくない、という気持ちを持つ人は今どんどん増えています。もちろん誰しも責任が思い仕事は強いプレッシャーが掛かりますが、そのことから逃げたい、責任を押し付けられたくないという気持ちを正直に表に出す人が増えています。

あまり周囲からの評価を気にしない

指示待ち人間は自分から判断しない、言われたことしかしないことから周りからの評価も下がり、特に上司や同僚からイライラされる、嫌われる傾向が強いです。周りからの心象が気になる、という人も多いでしょうが、中にはそうでない可能性も。

あまり周囲からの評価や、周りからどう思われているかを気にせず、自分が楽で自分の生活が安定してたらそれでよい、と思っている人は、周りの目も気にせず自分は指示待ち人間に徹する、そんな性格の持ち主であることも指示待ち人間の性格の特徴です。

特に職場の人とはあまり接点を持たず、イベントや飲み会などにもあまり積極的に参加しようとしないなどが、その性格の持ち主の特徴として多いです。周囲にどう思われても構わない、私生活で関わる大事な人との交流だけを大切にする人が多いです。

指示待ち人間の特徴【行動編】

そんな指示待ち人間はどのような行動をするのでしょうか?指示待ち人間は何か行動する、という特徴よりも人が普通行う行動も「あえてしない」という特徴が多いです。その指示待ち人間の行動すること、しないことについて特徴をご紹介していきます。

無駄なことはしたくない

まず、指示待ち人間は無駄なことはしたくありません。その気持ちから、必要以上の仕事はしない、言われたこと以上の仕事はしない、という特徴が挙げられ、指示待ち人間としての特徴を形作っています。特に仕事に意欲がない場合はそれに当てはまります。

指示されたことをやっているだけでも仕事は成立するのに、自分の興味がないことまで労力を払ってやりたくない、という性格から指示された以上のことはしません。特にそれが労働時間外のことなら尚のことで、残業もしたくない、という人が多いです。

そもそも指示されたことだけやっていれば仕事が成立する、という考え自体が周りからすると疎まれる原因にもなっていますが、基本的に人にどう思われてもよいという性格から、その点に関しても全く気にしない、という人が多いのが特徴です。

わからないことを質問しない

仕事をしていて何かわからないことがあっても質問しない人が多いです。聞かなくても言われたこと自体はできる、という心理が働いている人はもちろん、一方で「これを質問したら怒られるんじゃないか」と質問することで相手に嫌がられることを恐る場合も。

過去に質問して「こんなこともわからないのか!」と怒られた経験がある、というケースが多く、その職場環境が原因で質問すらできなくなる、指示待ち人間になってしまうということが挙げられます。特に上司が細かに指示を出しているとその傾向が強いです。

人とのコミュニケーションが苦手・嫌い

質問云々ではなく、そもそも人と必要以上にコミュニケーションを取ることが苦手な人、嫌いな人もその特徴のひとつです。特別好きでもない人と話すこと、仕事以上にコミュニケーションを取ることが嫌だから、相手から言われたことだけをやる、という特徴が。

コミュニケーションを取ることが嫌い、という人だけでなく、そもそもコミュニケーションを取ることが苦手で、相手に指示を仰ぎたくても仰ぐことができないという人も。仕事をしようという意欲はあれど、上司にちゃんと言えないことが挙げられます。

予期せぬトラブルへの対処ができない

そんな指示待ち人間は、決められた仕事、指示された仕事はちゃんと遂行できる、という人がほとんどです。ですが一方で、言われてない仕事や予期せぬ仕事に対する対処ができないという特徴も。なので仕事のトラブルにはめっぽう弱いことが挙げられます。

指示待ち人間には上司に当たるような年配の人にも当てはまる人が多いです。今まで指示待ち人間で上からの指示で部下に指示を出してきたのに、予期せぬトラブルを対処しなければいけない、という場面で途端に何もできなくなるという特徴が。

なのでトラブルの対処を部下に丸投げするなど、ピンチの場面に限って自分は何もしない、ひどい場合はそのトラブルの責任を部下に押し付けるなど、責任や対処を部下に押し付けてしまう人がいることも、指示待ち人間の疎まれる特徴です。

指示待ち人間を直したい!改善方法は?

それでは自分が指示待ち人間の特徴に当てはまる、直したい!そう思った場合は指示待ち人間を改善する方法を実践していきましょう。指示待ち人間になることには自分に対する自信のなさ、仕事に対する知識が浅いことが原因になってしまいます。

わからないことは聞くようにする

まず、基本的にわからないことがあればちゃんと聞くようにしましょう。「こんなこともわからないのか!」と怒鳴られる心配はありません。あなたが質問することそのものは決して悪いことではありませんので、しっかり勇気を出して聞きましょう。

もちろん何度も同じ質問をすることはNGです。一度聞いたことはしっかり覚えて、次の仕事に活かしつつ、それでもわからないことがあったらまた聞いて、を続けて質問する力を身に付けることがとても重要です。

周りをよく見てどう動くべきか考える

仕事に意欲を出したい、そう思ったら周りをよく見てどう動くべきか考えましょう。あなたの周りの上司や同僚は、どういった目的で自分で考えて動いているのか、判断しているのか。それは周りの人の仕事ぶりを見ていると少しずつ理解することができます。

判断する力を養うために、周りの人がどう判断しているかを見極め、学んでいくことで指示待ち人間を改善することができます。その周りの人の行動を見た上で、その行動を真似したり、自分はどう動くべきか、を考えることがトレーニングに直結します。

仕事仲間と積極的に会話をする

質問しにくい、周りとコミュニケーションを取りながら仕事をするのが苦手、そう思っている人は仕事仲間と積極的にコミュニケーションを取ることから始めてみましょう。最初は雑談程度で構いません。近くにいる人と会話を積極的にするようにしましょう。

仕事においてコミュニケーションはとても重要。仕事仲間との会話を積極的に行うことで、何か自分がわからない時、困った時にちゃんと質問することができます。なので仕事仲間と積極的に会話をすることも、指示待ち人間改善の緒となります。

指示待ち人間への上手な接し方

それでは、同僚や上司・部下が指示待ち人間だった場合、自分はどのようにして接していけば良いのでしょうか?どうしても指示待ち人間に対してイライラしてしまう人は多いです。その中でもうまく接する方法を知ることで、コントロールすることができます。

あえて責任感のある立場を任せる

指示待ち人間が部下や同僚だった場合、あえて責任感のある立場を任せることで強制的に自分で判断しなければいけない、決断させなければいけない場面に立たせることで、指示待ち人間を改善させることができる、ある意味ショック療法になります。

もちろん立たせたからにはちゃんとフォローしましょう。万が一その人が失敗しても自分がフォローできるようにちゃんと見ておくことが大切ですが、失敗しても大丈夫、とその人に気取られてはショック療法にはなりませんのでさりげなく、がポイントです。

仕事の目的や目標を明確に説明する

どうしてその指示を出したのか、仕事の目的やその仕事をする意味を明確に、事細かに説明しましょう。自分のしている仕事がよくわからないままとりあえず言われたからやっている、という様子だった場合はその意味をちゃんと説明しましょう。

特に新人だった場合は、まだ聞きたくても聞けないこともたくさんあるかもしれません。なので自分からそれを説明することで、仕事に意欲を出してもらう、やってもらう意味を考えてもらうようにすることがとても重要なことです。

指示待ち人間に向いてる仕事とは?適職はこれ!

自分が根っからの指示待ち人間で、改善したい、というよりもその性格を活かして仕事を選びたい、と思っている場合は、適職を選択することを意識しましょう。指示待ち人間に向いてる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?

大企業での事務・デスクワーク

大企業など、仕事のやり方が明確にわかっている会社での事務・デスクワークは指示待ち人間に向いています。特に古くからある保守的な企業は、昔からずっと仕事のやり方が変わっていないという傾向も多く見受けられるところが多い特徴があります。

なのでその古くからある仕事のやり方さえ覚えてしまえば、あとはルーティンワークで毎日決められた仕事をこなしていくだけなので、指示待ち人間でも比較的迷うことなく毎日の仕事をしっかりと行うことができるので、適職であると言えます。

経理などノウハウが定まった仕事

例えば数字に強い、特定の資格やスキルを持っているという場合なら、経理の仕事などもおすすめです。計算方法や仕事に必要な頭の使い方が最初から身についていれば、あとはその技術を活かして仕事をこなしていくだけなので、事務職同様向いています。

経理の仕事はしっかりとノウハウが定まっている場合が多いです。基本的には決められた仕事をすることがメインとなってきます。もちろん仕事をしていく上で頭を使うことは多いですが、定められたことがちゃんとできる、という点では適職だと言えます。

工場でのレーン作業

頭を使うことがそもそも苦手、という場合はレーン作業も向いています。レーン作業と言うとアルバイトなど低給なイメージを持つ人も多いかもしれません。ですがレーン作業の他に整備業など、自動車・乗り物関連の仕事なども適職として挙げられます。

最初に仕事のノウハウさえ覚えれば、あとはその設計図・やり方通りに技術を活かして働く、という点で指示待ち人間でも比較的頭の使い方を簡単に身に付けることができます。

指示待ち人間になってない?そんな人は上手い対処を!

いかがでしたか?今回は指示待ち人間の原因や特徴、そしてうまい改善方法についてご紹介いたしました。指示待ち人間になってしまう原因は様々。その原因をちゃんと把握して、うまくその性質をコントロールすることが対処の重要なポイントです。

自分が指示待ち人間の場合、また身近な人物が指示待ち人間だった場合も含めて、その特徴や性格、行動をしっかりと理解してうまくその性格をコントロールしましょう。そうすることで、指示待ち人間の改善、またはうまい付き合い方ができます。

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