人前で絶対に泣かない方法!涙を止めるコツやこらえ方を紹介
大人になると、人前で涙するのは恥ずかしいと思う人もいるでしょう。人前で絶対に泣かない方法を徹底解説!意識や行動により、泣かないことはできますので、参考にしてみてください。また、思わず泣いてしまった時の対処方法も紹介しますので、最後までご覧ください。
目次
人前で絶対に泣きたくない!涙を止めるには?
あなたは、人前で涙したことありますか?仕事で失敗したり、上司や同僚に辛く当たられたりして、泣きたくないのに、つい涙が出てしまう人もいると思います。
もちろん泣くのは悪いことではありません。泣くことで、悲しみや苦しみを吐き出すことができ、ストレス解消の効果があると、科学的にも実証されています。
ただ、大人になると、泣いてはいけないシーンってあると思います。友人や彼氏の前で泣くのなら良いですが、やはり会社などで泣いてしまうと、後々気まずい空気になり、周りの人にも良い印象を与えないでしょう。
特に女性は、怒られたりして、つい泣いてしまう人もいるでしょう。涙もろい自分をなんとかしたい。泣かないようになりたい。そう願う女性は意外と多いと思います。
今回は、涙もろくなってしまう原因を捉え、泣かない方法を見ていきたいと思います。つい涙が出ちゃった時の対処法も見ていきますので、泣き虫の人も、そうでない人も、参考になる部分があるかと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
涙が出るメカニズムとは?
生まれてくる赤ちゃんを思い出してみてください。人は、泣きながら生まれきます。生まれた時から、涙とは深い関係があり、涙は必要不可欠な要素です。
涙には3種類あり、眼球や網膜を守るための涙(基礎分泌)、外部からの刺激で出る涙(刺激性分泌)、感情が動いたことで出る涙(情動性分泌)があります。通常、涙もろいとされる人は、この情動性分泌が多い人と言えます。
ストレス物質を体外に出すため!?
情動性分泌のメカニズムについてですが、実はまだ解明されていないと言います。色々な考えがありますが、一番有力とされているのが、「ストレスで生じた有害な物質を、体外に排出するために流れるのではないか」というアメリカのフレイ博士(生化学者)の説です。
強い感情を抱いた時、人はストレスを感じ、様々なホルモンを分泌します。そのホルモンが涙に含まれていることから、ストレス物質を体外に出して、楽になるために、涙が出てるのでは?と言われてるようです。
泣いた後、どんな気分になりますか?大抵の人がすっきりした。と答えると思います。涙にはストレスを発散させる効果があり、泣くことで心を整えてくれると言えます。
涙もろくなってしまう原因とは?
よく、「年を取ると涙もろくなる」と言いますが、涙もろくなってしまう原因はどこにあるのでしょうか?加齢のせいでしょうか?それとも性格的な問題があるのでしょうか?
原因を知れば、人前で泣かない方法も見えてくると思いますので、まずは原因を探っていきましょう。
加齢により女性ホルモンが乱れてくるため
女性の身体は、女性ホルモンによって左右されます。若い時は問題ありませんが、更年期を迎えると、塞ぎ込んでしまったり、イライラが止まらなくなります。また、涙腺も緩くなる傾向にあり、泣きたくないのに、涙が止まらなくなる人もいます。
涙が出るのは、生理前のPMS(月経前症候群)に伴う人が多く、感情のコントロールができにくくなると言います。浮き沈みも激しく、泣いてる理由がわからなくなる人もいます。
また、年齢と共に、脳の機能も衰えていきますので、感情のブレーキが効きにくくなると言います。女性だけでなく、男性も加齢とともに涙もろくなると言われるのは、脳の働きに原因があるようです。
ストレスが蓄積されており涙が出てしまう
人は気付かぬ内にストレスを溜めてるもんです。自分ではストレス発散できてるつもりでも、小さなストレスが蓄積されてる場合があります。
ストレスが溜まりすぎていっぱいになってしまうと、正常な脳の働きを妨げてしまい、涙となってストレスを発散しようとします。自分でも泣くつもりないのに、なぜか涙が止まらない現象が起こってしまいます。
涙と共に、溜まっていた物が取れて、楽になれる人もいるでしょう。また、涙と共に溜まってた物を誰かに話出す人もいると思います。ストレスは意外と自分で気が付きにくいものです。日頃から小出しにして発散するようにしましょう。
感情表現が豊かな人
涙もろい人の性格を探ってみると、感情表現が豊かな人が多いことがわかりました。悲しみだけでなく、喜怒哀楽すべてにおいて、人より感動を示し、喜びを感じてしまう人は、涙もろい人が多いです。
相手の話や、映画等に感情移入しやすく、オーバーリアクションで表現する人が多いでしょう。相手がしっかり話を聞いてくれる人だと、話しやすく感じるので、人から相談を受けやすいとも言えます。
しかし、自分の中で感情を処理することができず、人の悲しみを引き継いでしまう人も居ます。感情表現が豊かだと、色んなことに感動が大きいですが、その分傷つきやすいとも言えます。
人前で絶対に泣かない方法【意識編】
涙もろくなってしまう原因を探ってきましたが、当てはまる項目はありましたか?涙もろい自分をなんとかしたい。涙を止めたい。と願う人は多いと思います。原因がわかったら、ここかは泣かない方法を探っていくことが大事です。
意識を他に向けたり、考え方を変えることで、落ちてきそうな涙を止めることはできますので、詳しい方法を見ていきましょう。
他のことを考える
涙が出るときは、何か感情を揺さぶられる出来事があったはずです。今、あなたの頭の中は悲しいことや悔しいことでいっぱいになっています。その感情が高ぶって、涙が出てしまうのです。
だったら、意識を他に向けてみませんか?違うことを考えるのです。例えば、今日の夜ご飯は何にしようかな?と真剣に献立を考えはじめても良いでしょう。
なかなか思いつかない人は、好きな歌を心で歌ってみるのはいかがですか?極力明るい歌が良いです。夢中で歌って、意識を歌に集中させましょう。そうすると、意外と涙が止まってるかもしれません。
自分は強いと言い聞かせる
泣きたいとき、あなたはどんな気持ちですか?ダメな自分を責めて、涙がこぼれそうになってる人もいるでしょう。悲しみや悔しみ、様々な理由はあると思いますが、自分自身で暗示をかけてみるのはどうでしょうか。
「私は強い。だから涙なんて出ない」「自分は強い人間だ!」と言い聞かせれば、強い人間なりの対応をするはずです。強い人は人前で泣いたりしません。例え泣きたい時でも、涙をこらえて前向いて進んで行くのが、強い人です。
または、守りたい誰かを思い浮かべるのも良いでしょう。彼氏やお子さんでも構いません。守りたい人がいれば、強くなれるはずです。「こんなところで泣いてる場合じゃない」と気持ちを切り替えることができるでしょう。
可笑しいことを思い出す
人前で泣かない方法は、可笑しいことを思い出して、笑いで涙を消すことです。悲しい時に、可笑しいことを思い出すのはかなり難しいと思いますが、最近なにか面白いことはなかったですか?思い浮かばない人は、お笑い芸人のネタを思い出すのも良いと思います。
可笑しいことを思い出して、思いっきり笑ってみましょう。泣きそうな時は、眉間に皺が寄って、表情も暗くなってると思います。まずは、口角をあげて笑顔を作ってみませんか?表情が緩み、笑顔が取り戻せたら、成功と言えます。
涙を止めるには、笑顔を取り戻す方法が有効と言えますので、ぜひ実践してみてください。
人前で絶対に泣かない方法【行動編】
人前で泣かない方法は色々ありますが、意識ではなく、口を開けたり、上を向くなどの行動で、涙を止める方法もあります。人前で涙がこぼれそうな時、なかなか意識を他に持っていけない人もいると思います。
そんな人にもおすすめしたい、簡単に涙を止める方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
口を開ける
泣かない方法として、口を開けるのも有効です。この動作は、涙が出そうな時に、無意識で行ってる人も多いと思います。
口を開けると、集中して物事を考えられなくなると言います。悲しいことで渦巻いてる頭を少し軽くしてくれますので、涙を止めたいなら、少し口を開けて対処してみましょう。
大きく開ける必要はありません。軽く開ける程度で効果ありますので、周りからも変に思われず実行できると思います。
上を見る
こちらも、涙がこぼれそうな時、無意識にやってしまう行動です。テレビや映画などの影響もありますが、上を向くことで涙がこぼれるのを止めることができ、次第に泣きたい気持ちがおさまってくると言います。
人前で、上を向くのが恥ずかしいなら、眼球だけ動かすのもいいです。同時に他のことを考えて、気を紛らすようにすると、なお効果的です。
舌を噛む
人前で泣かない方法は、前歯で舌先をちょっと噛むことです。黒柳徹子さんの本に書いてる方法ですが、効果は絶大だと言います。こぼれそうな涙を止めたい時、口を開けたり、上を向いたりすると「この人泣くのかな?」と勘付かれてしまいます。
しかし、舌先を噛むであれば、相手に全く気付かれず実行することができるでしょう。噛む強さは、あくまで軽くで大丈夫です。噛みちぎるほど力を要れる必要はありませんので、涙を止めたい時、使ってみてください。
手を握ったり開いたりする
手を握ったり開いたりするのも、泣かない方法としては有効だと言います。グーパーを繰り返していると、手に神経を集中させることができ、気持ちを紛らすことができます。
また手に刺激が走ることで緊張がほぐれ、徐々に楽な気持ちになってくると思います。即効性を求めるなら、グーパーしながら舌先を噛むなど、2つ同時に取り入れるのも手です。
飴や炭酸飲料で舌を刺激する
人前で泣かないためには、涙が出そうな時、すかさず飴や炭酸飲料などで舌を刺激してみましょう。舌を刺激すると、涙を止めやすいと言います。飴を舐めるのが難しいなら、炭酸飲料なら比較的飲みやすいと思います。
泣いてしまうかも?と思う日には、炭酸飲料を持参しておけば安心かもしれません。もちろん、人から怒られてる時であれば、飴も炭酸飲料も口にすることはできないでしょう。
そんな時は、先ほど紹介した、舌先を軽く噛む方法がおすすめです。かなり効果があり、人に気付かれずできるので、泣かない方法として、ぜひ覚えておいてください。
思わず涙が出ちゃった!対処法とは?
どんなに我慢しても、悲しみの度合いが大きすぎて、つい涙が出てしまうこともあるでしょう。人前で泣かない方法を実践しても、涙が出てしまった場合は、周りに気付かれずなんとか対処したいもんです。
ここからは、思わず涙が出ちゃった時の、対処法を見ていきましょう。極力早めに対応して、泣いてることに気付かれないようにしましょう。
少しだけ泣く
人前では絶対泣かない!と決めていたのに、思わず涙がこぼれてしまうこともあるでしょう。涙が出てしまったら、言い訳をして、ちょっと泣いて涙を拭うようにしましょう。
例えば、よく言い訳として使われるのが「コンタクトがずれて」「花粉症で」「アレルギーで」などになります。このような言い訳は、勘付かれてしまう可能性が高いですが、少し泣いて涙を拭って、すぐ笑顔になれば、さほど心配されないでしょう。
隠れて涙を拭く
泣かないつもりだったのに、少し涙が出てしまったなら、相手に気付かれないようにさっと涙を拭って切り抜けるしかありません。おすすめは、くしゃみや咳をするついでに、腕で顔を覆ってささっと拭く方法です。
この方法ならあまり周りに気付かれることなく、涙を拭うことができます。また、目にゴミが入って痒いふりをして、目頭を軽く押さえるのも効果的です。少し溜まってる程度の涙なら、この方法でも十分にふき取ることができます。
その場から離れる
泣かないつもりだったのに、つい涙がちょっと出てしまった!そんな時は、これ以上涙が出てしまうのを防ぐため、その場を離れるようにしましょう。トイレなどに逃げ込み、相手の感情が静まるのを待つのも良い思います。
上司などから怒られているのであれば、向こうもついつい感情的になってしまってる場合もあります。その場から離れることで、あなた自身も気持ちを落ち着かせることができますし、相手の怒りを沈めることもできます。
しかし、決して逃げになってしまってはいけません。少しトイレで気持ちを落ち着けたら、元の場所に戻って話の続きを聞くようにしましょう。
深呼吸する
出てしまった涙を止めたいなら、深呼吸をするのが良いです。深呼吸にはリラックス効果があるので、感情をコントロールしやすくなります。
誰かからお叱りを受けてるなら、なかなか深呼吸はしにくいと思います。そんな時は、一旦退席してから、深呼吸すると良いでしょう。体内に空気が巡るだけで、気持ちが落ち着き、涙も止まりやすくなりますので、ぜひ実践してみてください。
1人になって思いっきり泣く
人前で泣かないと決めてるなら、涙が出たことに恥ずかしさを覚えるでしょう。なんとか、周りにばれないように切り抜けることができたら、1人になった時に思いっきり涙しましょう。
誰も見てない所なら、涙を流しても恥ずかしくないはずです。涙が枯れるぐらいまで、思いっきり泣けば良いのです。そうすれば気持ちもすっきりして、頭の切り替えもできやすくなります。
涙をこらえて、人前で泣かないようにすることは大事ですが、溜まったストレスは発散する必要があります。他のことで気を紛らわすのも良い方法ですが、涙を流すことはストレス発散にもつながりますので、定期的に泣くようにしましょう。
泣くのを我慢したら1人になって思いっきり泣こう!
涙もろくなってしまう理由や、人前で絶対に泣かない方法を見てきましたが、いかがでしたか?最後に、思わず泣いてしまった時の対処法も紹介しましたので、人前で泣かない対策はばっちりかと思います。
涙を止める方法ばかり見てきましたが、涙にはストレス発散・リラックス効果があると言われています。人前で泣くのを我慢したなら、1人になって泣ける時間を作るようにしましょう。
泣くのはパワーが要ることですが、悪い事ではありません。むしろ、気持ちを落ち着かせてくれ、前向きな気持ちを取り戻すことができます。1人で泣ける時間を確保するようにすれば、人前で涙しにくくなるので、適度に泣く時間を持つようにしましょう。