涙もろい原因と涙もろい人の性格や心理!泣きやすい人必見
涙もろい人だと言われている人が、あなたの周りにはいるでしょうか。もしかしたらあなたが涙もろい人であるかもしれません。今回は涙もろい原因や、涙もろい人の性格の特徴を紹介させていただきます。泣いてはいけない時に涙を止める方法なども紹介します。
目次
すぐ泣いてしまう…なんでこんなに涙もろいの!?
ドラマや映画を観て涙が出てしまうという人は多いでしょう。涙が出るタイミングは、全員が同じわけではありません。悲しいとか嬉しいと感じても、涙までは出ないという人もいれば、ちょっとしたことでも涙を出してしまうという人もいます。
今回はちょっとしたことでも泣いてしまう、涙もろい人の涙もろい原因と、涙もろい人の性格や心理について考えていきます。
そもそも「涙もろい」とは?
涙もろい原因や涙もろい人の性格などをみていくまえに、涙もろいという言葉の意味について改めてまとめておきます。そもそも涙もろいとはどういう意味なのでしょうか。
「涙もろい」とは「涙脆い」という漢字になります。「脆い」というのは、欠けたり壊れたりしやすいという意味です。
涙もろいになると、ちょっとしたことでも涙が出てしまうとか、情にほだされやすい様子をあらわしています。
涙もろい原因
涙もろい人は、些細な事でもすぐに泣いてしまうという人です。涙もろい原因には、どういう原因があるのでしょうか。涙もろい人がすぐに泣いてしまう原因についてまとめていきます。
感情のコントロールが苦手
涙もろい人がすぐに泣いてしまう原因になっているのが、感情のコントロールが苦手であるという原因です。自分の感情を上手にコントロールができないので、悲しいとか悔しいとか、逆に楽しいや嬉しいというちょっとした感情の起伏で泣いてしまうのです。
感情の起伏が激しいことで、涙もろい原因をつくってしまうようです。病気というわけではありませんが、ときどき病気のように激しい感情の起伏がある場合もあります。
感情のコントロールがあまりにも苦手で、子供の様に泣いてしまうという人の場合は、感情をコントロールしていけるようにすることも大切です。
ストレスが溜まっている
涙もろい人が泣いてしまう原因には、ストレスが溜まっているという場合もあります。ストレスが溜まっていることで、情緒不安定になっていることが原因になります。
ドラマや映画を観ただけで泣いてしまうなど、理由があって泣くという場合には、まだ病気のレベルではありませんが、意味も無く泣きやすい状態である場合には、病気になってしまっていることもあります。
気持ちが不安定になりすぎて涙もろくなっていると感じている人は、できるだけ早めにストレスを発散させる必要がありそうです。
体がとても疲れている状態
ストレスが溜まっている状態ではなく、ただ体が疲れている状態でも、泣きやすい涙もろい人になってしまうことがあります。
体が疲れすぎていると、逆に眠ることができないという状態に似ている原因です。気持ちが高まりすぎていて、感情が敏感になっているのです。
体が疲れて感情が敏感になっていることで、ちょっとしたことでもすぐに泣いてしまうことになります。
ホルモンのバランスが乱れている
男性にはあまりみられませんが、女性はホルモンの乱れが原因で涙もろい人になってしまうことがあります。生理前などは情緒不安定になりやすくなりますが、情緒不安定になってしまうのも女性ホルモンのバランスが乱れることが原因です。
女性がとくにホルモンバランスが乱れると言われるのが、妊娠をしたタイミングです。体の変化とともに、女性ホルモンが急激に増えたりします。そのときに、泣きやすい涙もろい人になってしまうことがあります。
妊娠したことで、体が自由に動かせないとか、食べたいものが食べられないというストレスも原因になっている場合があります。
ドライアイという病気
涙もろい人になってしまう原因には、ドライアイという病気である可能性もあります。
意味も無く涙がこぼれてしまうという人や、とくに悲しいなどの感情があるわけではないのに、ぽろぽろと涙が出てくるというのは、涙もろい人というよりは、ただ目が乾燥してないてしまうのかもしれません。
ドライアイは病気なので、治療をすれば治すことができます。病気をそのままにしておくと、別の病気を引き起こしてしまうこともあります。ドライアイだという病気だとわかったときには、なるべく早めに治すようにしましょう。
うつ病の可能性も
ドライアイという病気ではなく、うつ病という病気の可能性もあります。うつ病という病気である場合には、なんとなく気持ちが沈んでしまって泣いてしまうことが多くなったり、些細な事で泣きやすい人になります。
うつ病はなかなか自分では気が付くことができない病気でもあります。周りの人が気が付いて対応してあげることが必要になることもあります。
うつ病は、精神的な病気の1つです。うつ病が原因で泣いてしまうという人も、治療をすれば治すことができます。うつ病の病気は、自分1人では治すことができないこともあります。専門の病院でゆっくりと治す必要があるでしょう。
年齢を重ねた
涙もろい原因となるのが、年齢を重ねるということです。「年をとって、涙腺が緩くなった」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
涙もろい人になる原因には、年齢を重ねたことで、経験を多くしてきたり、感受性が豊かになったことが原因である場合もあります。
とても悲しい経験をしたときに聞いた曲を聞いて泣いてしまったり、昔観たドラマやアニメなどのことを思い出して泣いてしまうということもあるのです。
感受性が豊かである
涙もろい原因となるのが、感受性が豊かであるという原因です。基本的に感受性は、成長するにつれてどんどんと豊かなものになっていきます。
しかし中には物心ついたときから、とても感受性が豊かな人もいます。子供の頃から感受性が豊かであることで、泣きやすい人と言われたり、涙もろい人だと言われる原因になります。
感受性が豊かな人というのは、悪いことばかりではありません。感受性が豊かなことで、周りの人の気持ちがわかるというメリットもあるようです。
涙もろい人の心理
涙もろい人がすぐに泣いてしまう原因には、涙もろい人によって原因があることがわかりました。では涙もろい人は、どういう心理で泣いてしまうのでしょうか。涙もろい人の泣いてしまう心理について考えてみましょう。
悲しいと思っている
涙もろい人の心理には、悲しいという心理があります。涙もろい人が泣いてしまうのは、ちょっとしたことでも悲しいという心理が強くなってしまうことが理由になります。
悲しいという心理から泣いてしまう涙もろい人は、どちらかというとネガティブな心理をしている人に多いようです。ネガティブな心理から、悪い方向に物事を考えてしまうことで、すぐに泣いてしまう涙もろい人になってしまいます。
嬉しいと思っている
涙もろい人の心理には、嬉しいという心理もあります。涙もろい人が泣いてしまうのは、嬉しい気持ちが大きくなりすぎて泣いてしまう、いわゆる嬉し泣きをしてしまうのです。
涙もろい人の中でも、嬉し泣きをよくするという人の心理は、情に厚いという心理になります。周りの人からの優しさを真っすぐに受け止められる心理を持っている人だと言えるでしょう。
動揺している
涙もろい人の心理には、動揺しているという心理もあります。泣きやすい人というのは、精神的にあまり安定していない人でもあります。すぐに感情が変わってしまうことで、勘定をコントロールすることができずに泣いてしまうのです。
泣きやすい涙もろい人の中には、動揺する心理が強すぎて、涙が出てしまうという人もいるようです。どうしたらよいかわからない状態に、涙がでてしまうのです。
涙もろい人の性格的特徴《男性編》
泣きやすい涙もろい人には、性格的な特徴もあるようです。涙もろい人の性格の特徴には、男性と女性でも少しの違いがあるようです。涙もろい人の性格とはどんな性格なのでしょうか。涙もろい男性の性格からみていきましょう。
優しい性格である
泣きやすい涙もろい人の男性の性格には、優しいという特徴があります。優しいという性格の特徴は、男性にも女性にもみられる特徴だと言われます。
涙もろい男性というのは、誰かのためにも泣くことができる人です。自分以外の人の感情や心理にも寄り添うことができるという意味で、優しい性格の持ち主ということになります。
古風な男性の場合は、男が涙を見せるものではないという考え方で育ってきた場合もあるので、涙は見せないということもあるようです。
正義感が強い
涙もろい人の男性の特徴には、正義感が強いという性格の特徴があります。正義感が強い男性というのは、気持ちが熱い人が多くいます。気持ちが熱いために、ちょっとしたことでも泣きやすいという特徴もあるのです。
正義感が強い性格をしていると、悪いことに対して許せないという気持ちを強く持つことになります。そのことが相手に伝わらないような場合にも、気持ちが溢れてしまって泣きやすい涙もろい男性になってしまうことがあります。
情にもろい
涙もろい人の男性の性格には、情にもろいという性格の特徴もあります。理屈ではなく、相手の気持ちに触れたり、自分の気持ちが相手の気持ちを合わさったと感じたときに、泣きやすくなるという性格をしている男性になります。
相手の気持ちに近づくことができるという意味では、優しい性格と同じような部分があります。相手の気持ちに心を動かされやすいというのが、涙もろい男性の特徴になります。
精神的に不安定である
涙もろい男性の特徴には、精神的に不安定な性格であるという特徴もあります。泣きやすいというだけではなく、怒りっぽい人や笑っていたと思ったら突然無口になるような性格の男性であっても、涙もろい男性の特徴になることがあります。
男性は外で働いている人も多いため、ストレスを溜めやすいというのも精神的に不安定になってしまう原因なのかもしれません。
精神的に不安定であるので、感情の起伏が激しい性格になっているのが涙もろい男性の特徴になることもあります。
涙もろい人の性格的特徴《女性編》
涙もろい人の男性の性格をみてきましたが、あなたの周りにいる涙もろい男性の性格の特徴とあっていたでしょうか。それでは女性の性格はどうでしょうか。
涙もろい人の女性の性格とはどういう性格なのでしょうか。涙もろい人の女性の性格の特徴をまとめてみましょう。
素直である
モテる女性と言われる、素直な性格の女性にも涙もろい人は多くいるようです。
泣きやすい涙もろい人の女性の性格の特徴には、素直な性格であるという特徴があります。涙もろい女性というのは、なんでも素直な気持ちで受け入れてしまうことで、泣きやすい性格になってしまうのです。
素直なので、悲しいことは素直に悲しいと表現してしまうという特徴もあります。素直な女性というのは、自分の気持ちにも素直なので、気持ちを我慢するということもないのが特徴になります。
感情的になりやすい
涙もろい女性の性格の特徴には、感情的になりやすいという特徴もあります。涙もろい人の女性には、気持ちに正直すぎて、その気持ちを大きく出してしまう女性も多いのです。
悲しいという気持ちには全力で悲しいという気持ちをぶつけます。嬉しいという気持ちにも全力で嬉しい気持ちをぶつけます。そのために気持ちが高まりすぎて、泣きやすい涙もろい性格になっているのです。
ストレスを溜めやすい
涙もろい女性の性格には、ストレスを溜めやすいという性格の特徴があります。ストレスが溜まることによって涙もろくなってしまう原因になることがあります。
ストレスを溜めやすい女性というのは、涙もろくなる原因をつくりやすい性格であると言えるのです。ストレスを溜めないように、適度にリフレッシュする方法をみつけることも大切になりそうです。
悲劇のヒロイン症候群である
涙もろい女性の性格の中には、悲劇のヒロイン症候群である女性もいます。悲劇のヒロイン症候群の人は、自分が不幸であることに、ある種の快感を感じる女性です。幸せではないという象徴が泣くことだと思っている女性は、涙もろい性格であることがあります。
涙もろいのを治すには?
涙もろいという性格が、悪い性格であるとはいいませんが、あまりにもよく泣いてしまうという人は、目が腫れてしまって恥ずかしい思いをするという人もいるかもしれません。恥ずかしい思いをしたくないという人は、涙もろいのを治したいと考えるようです。
では涙もろいのを治すには、どんな方法で治すといいのでしょうか。涙もろいのを治す方法を紹介します。
感受性豊かであることが原因の場合
感受性が豊かであることで涙もろいという人は、極端な話を言えば治す必要はありません。
泣くことでストレスを発散しようとしていることもあるので、泣くことを我慢するよりは、自分の中で泣くタイミングをコントロールしてあげることで、治すことができる場合もあります。
プライベートな時間を利用して、思いっきり泣いておくことで、泣いてはいけないときには泣くことがなくなる、治すことができるということがあります。
ストレスなどで涙もろい場合
ストレスなどで涙もろい場合、うつ病などの病気で涙もろくなっているという時には、早めに受診をして治すことをおすすめします。
ドライアイもうつ病も、病院で治すことができる病気です。病院を行くのを先延ばしにすることで、病気を悪化させてしまったり、治すのに時間がかかってしまうこともあります。
もしかしたらドライアイかも、もしかしたらうつ病なのかもと感じたときには、早めに病院を受診して治すようにしていきましょう。
涙もろい人へ!泣きやすい場面で泣かないための対処法
涙もろい人が涙もろいことで困るのは、泣きたくないときに泣いてしまうということです。
例えば仕事中に、何気なくみた動画などで泣いてしまって、お客様や同僚に心配されてしまって困ったということはないでしょうか。映画館でたくさん人がいるのに、1人だけ泣いてしまうというのも恥ずかしい経験です。
今は泣いてはいけない、泣きたくないというときには、どうしたらいいのでしょうか。泣きやすい場面でも泣かないための対処法を紹介させていただきます。
口を開ける
泣きたくないときに、涙が出そうになったら、口を開けるという方法があります。声を上げて泣くときには別ですが、多くの場合涙を流しているときというのは、口を強く閉じているときになります。
これは口を開けているときには、考えがまとまらないためだと言われています。口を開けているときには、考えがまとまらないので、悲しいとか可哀相だという気持ちが起きにくいのだそうです。
何も考えずにぼーっとしている状態のイラストをみると、口を開けているものが多いのも、口を開けていると考えがまとまらないというのが理由になっているようです。
飴をなめる
泣いてはいけないときに泣きそうになってしまったら、飴をなめたり、炭酸水を飲むという対処法もおすすめです。どういう理由なのかはわかりませんが、舌に刺激を与えると涙が出ないのだそうです。
舌に刺激を与えることができればいいので、仕事中などで何かを食べたり飲んだりすることができないときには、舌を軽く噛むという方法もおすすめです。あまり強く噛んでしまうと刺激を通りこして痛いという場合があるので注意してください。
手をグーパーする
泣きそうになったときには、手をグーパーするというほほうもおすすめです。ストレスなどが溜まっていて泣きやすい状態のときには、おすすめの方法になります。
手をグーパーすることで、緊張している気持ちをほぐす効果があります。緊張をほぐしながら、手を動かすという動作に意識を集中することもできるので、悲しい気持ちや悔しい気持ちを紛らわすこともできるのです。
上を向く
「上を向いて歩こう」という歌がありますが、上を向いて歩くと涙がこぼれないというのは、本当に効果があるようです。
顔を上に向けるということができないときには、視線を上に上げるだけでも、涙が出てくるのを抑えることができる効果があるそうです。
映画館などで、大きな動作ができないというときにぴったりの涙を止める対処法になりそうです。
「涙活」というものもある
涙もろい人は、すぐに泣いてしまって良くないことばかりがあるようにも感じます。泣いた後は目が赤くなったりして、ちょっと恥ずかしいというのはあります。しかし最近では涙活というものがあるほど、泣くことは良いことだと言われているのです。
涙活とは?
涙活というのは、あえて泣く時間をつくる活動のことです。週末に泣けるドラマや泣ける映画を観て思いっきり泣くことで、ストレスを緩和させるという活動になります。特に社会人に涙活をしている人が増えているようです。
泣くことはストレス緩和になる
泣いて涙を流すという好意には、自律神経の働きを整えるという効果があります。神経の中には興奮をすると出てくる交感神経の働きと、リラックスさせる働きの副交感神経があります。
自律神経というのは、交感神経と副交感神経のバランスを整える働きをしてくれる神経になります。しかし普通に生活をしていると、ストレスを溜めやすく、交感神経が高まりやすい状況になります。
このバランスを整えるために、涙活を行うのです。
涙を出して泣くことで、まず交感神経が刺激されます。たくさん泣くことで、次に副交感神経が高まります。泣いた後にすっきりした気分になるのは、副交感神経が高まったことが原因です。
このように交感神経と副交感神経の両方に刺激を与えることができるために、泣くということはストレスを緩和させる効果があるのです。
涙もろい人は悪いことではない
今回は涙もろい原因と涙もろい人の性格や心理についてまとめてみました。泣きやすい人というのは、些細なことでも泣いてしまうので、もしかしたら涙もろい性格を治したいと思っている人もいるかもしれません。
しかし人が涙を流して泣くという行動には、何かの原因があるかもしれません。もしかしたら気持ちをすっきりさせたくて、涙を出しているのかもしれません。
仕事の最中であれば、ぐっと涙を我慢する必要があることもありますが、プライベートのときには、泣きたいときには思いっきり泣くようにすることも大切だということを忘れないようにしましょう。