2019年03月12日公開
2019年03月12日更新
目を合わせられない人の心理!人の目を見て話せない人って?
好きな人に会うと緊張して目を合わせられない人いませんか?今回は、人と目を合わせられない人の心理には、どのような心理があるのか、また、その内面にはどのような性格が隠されているのかも紹介します。練習次第で克服できる対処法も紹介します。
目次
相手と目を合わすのが苦手!どうしたらいいの?
目の前に自分の好きな人がいたら、あなたは目を合わすことができますか?目を合わせたいけれど、恥ずかしくて見れない人も多いのではないでしょうか?また、元々、人と目を合わせることが苦手な人もいるでしょう。
しかし、就活では、必ず面接があります。いくら、苦手でも、面接は、何よりも第一印象が大切です。その中でも、自分の意見を話す場合は、アイコンタクトが重要になるでしょう。
今回は、人と目を合わせられない人が、何とか克服するための対処法について紹介します。
目を合わせられない人とは?
目を合わせられない人とは、何が問題なのでしょうか?人と目を合わせられない人に対して、どんな印象があるのでしょうか?人と目を合わせられない人は他人から見て、デメリットがあることも知っておきましょう。
第一印象が悪くなる
例えば、人と目を合わせられない人が、面接をした場合は、面接官に対して、第一印象が悪くなります。また、相手の話を聞いていたとしても、ちゃんと聞いていないのではと思われてしまいます。このため、相手への印象はあまり良くは見えないでしょう。
信頼できるのか心配
人と目を合わせられない人に、金融商品などを勧められて来たとしても、信用できるでしょうか?また接客業の場合では、アイコンタクトも重要なポイントになるでしょう。人と目を合わせられない人は、ビジネスにおいて、デメリットこそあってメリットはありません。
コミュニケーションに影響する
人と目を合わせられない人は、結果的に、相手に対し消極的なイメージを持たれてしまい、コミュニケーションに問題が出るでしょう。誤解されやすくなりますので、ますます他人に対し、心を閉ざすようになるでしょう。
これらに関しても、本人にしてみれば、分かってはいるけど、人と目を合わせられないのです。本当は、克服したいと思っていても、できないのです。そして段々、人と会うことを避けるようになるのです。
目を合わせられない原因とは?
人と目を合わせられない原因とは何があるのでしょうか?原因が分かれば、克服する方法も見つかるはずです。
①緊張している
目を合わせられない人は、緊張しているとも考えられます。様々な形で人との出会いはありますが、友人や家族以外の人に対し、目を合わせられない人は、精神的にもかなり緊張しており、前日から既に、色々なシチュエーションを考えている人もいるかもしれません。
恋愛対象である
目を合わせられない人は、相手が恋愛対象である場合は、照れてしまい目を合わせられない人もいるでしょう。本当は、じっくりと見たいのに、本人を目の前にすると、話すのがやっとの人もいるのです。
苦手な人の場合も目を合わせられない
緊張の中には、相手が大嫌い過ぎて、目を合わせたくない人もいるでしょう。会うことですら苦痛で、話しもしたくないのなら、当然とも言えるでしょう。
また、自分にとって、得をしない人とは、話もしたくない人も、目を合せません。人によって対応を変える人が、このような行動をする場合があります。
人見知りでコミュニケーションが苦手
元々、人見知りのある人は、コミュニケーションそのものが苦手です。そのため、目を合わせるなんて、考えただけで拒否したくなるでしょう。
②視線に対し恐怖心がある
他人の視線そのものに関し極度に恐怖を感じる人もいます。視線恐怖症と呼ばれるもので、近しい人であっても、コミュニケーションに関し恐怖心を抱いているのです。
こちらの場合は、コミュニケーションをとることに関して、他の手段でやり取りをしなければならないほど深刻です。
③自信がない
自信がなくて、相手の目を見れないなどもあります。それでも、何とか、コミュニケーションをとろうと努めますが、最終的には、逃げ出してしまう弱さをあります。
目を合わせられない人の心
目を合わせられない人の原因は、極度の緊張や、性格的なものが考えられます。目を合わせられない人の心理は何があるのでしょうか?
①自信がないので人と目を合わせられない
1つ目の、人と目を合わせられない人の心理は自信がなくて、相手に対して萎縮してしまい、目を合わせられないのです。
それでも、キチンと相手とコミュニケーションをとろうとする気持ちはありますが、いざ相手を目の前にしてしまうと、途端に自信がなくなるのです。
また、何等かのコンプレックスがあって、自信がもてない心理もあるでしょう。「自分なんか…」など思ってしまいがちな人は、自信がもてない心理が付きまとって、何をやるにしても消極的になってしまいがちです。
②自分の意志を貫きたい心理
2つ目の、人と目を合わせられない人の心理は、自分の意志、意見を貫きたい場合に、自分の意見に反対している人と目をあわせないこともあり得ます。これは、自分の意見に反対する人と目を合わせた場合に、必ずその話題になることを避けているのです。
1つ目の心理と違い、自分に対して自信がある人も時に、意識的に人と目を合せない人もいます。意見が最初から相違がハッキリしてるのだから、話すだけ無用だと思っているのです。
そのため、頑なに自分の意見を貫きたいので、目を合わせないのです。しかし、意見に関しての反対でない人に対しては、視線を合わせることもあり得ます。
③相手の威圧感に耐えられない
3つ目の人と目を合わせられない人の心理は、苦手な相手の威圧感に対し拒絶したい心理があります。苦手な相手に対し、極度の拒絶感から、人と目を合わせられないのです。
内心は、一刻も早くその場から離れたいと思っているでしょう。そのため、目を合せたくないのです。
④自分の内心を知られたくない
相手に対し、恋愛などの感情がある場合に、自分の内心を知られたくないと目を合わせない人がいます。照れている行動の一つでもあります。また、恋愛感情ではなくても、他人に自分の内心を知られたくないので、人と目を合わせないのです。
目を合わせられない人の性格的特徴
目を合わせられない人の性格には、どのような特徴があるのでしょうか?目を合わせられない人は、先述しましたように、他人に対して緊張のあまり、目を合わせられない人もいます。
また、単に、好き嫌いで目を合せない人もいます。目を合わせられない人の性格は、一概にこれだけとは、言い難いですが、このような行動する背景には、性格的なものもあるようです。
①消極的で小心者
元々、消極的な性格な人は、気が弱く小心者です。消極的であるため、他人との交流に対して、怯えているので、当然、視線も合わせられない人が多いでしょう。
また、消極的な人は、幼少期にいじめなどで、トラウマになっている可能性もあります。それ以来、他人を前にするとおどおどするのです。
②自己愛が強い性格
人と目を合わせられない人の中には、意図的に、目を合わさない人もいます。これは、自分にとって得のない相手を、意識的に、判断して、目を合わさないのです。
自分の方が優位だと判断すると、相手に対し、目を合わせない、つまり、小馬鹿にした態度をとります。その最初の行為が、相手に対して、無視することです。最初は、目を合せないで、相手の態度をチェックして徐々にエスカレートしていきます。
このように、人によって態度を変える特徴があるため、その他の人には、愛想もよく、受けは良いのです。しかし、目を合わせなかった人にしてみれば、なぜ、自分だけ無視されたのか悩むことになるのです。
③人を信用できない
②に近い性格ですが、根本的な違いは、他人対して無関心であることです。この性格の人は、人よりも、他のことに関心が強いタイプの人です。このような性格の人は、過去に人に裏切られたなど、様々な原因が考えられます。
そのため、裏切らない確固たるモノに対して関心を抱くようになります。そのため、他人を信用しないため、最初から目を合せないのです。
目を合わせて話ができない自分を克服する方法
自己愛が強い人や、人を信用できない人は、本当は、人と目を合わせることができる人です。しかし、相手により、態度を決めているので、結果的に目を合わせないことになるのです。
少し、消極的で恥ずかしがり屋な人の場合は、克服も可能です。人と目を合わせられない人は、自分一人だけではなりません。多くの人が同じような悩みを抱えています。まずは、3つの克服法を紹介します。
①相手の眉間など目周囲に視線を合せる
相手の眉間に視線を合せることから始めてみましょう。眉間、瞼など、時々ずらして見るようにするのです。相手の話を聞くときに、一度は、相手の眉間を見るだけでも、他人への印象は変わります。
違う意見であっても、相手の眉間、瞼などに視線を送り、軽く頷くだけでも印象は変わります。自分の意見を話す時は、「〇〇さんのご意見とは、少し違いますが、」とクッションを置いてから、自分の意見を話せば良いのです。
②相手を見続けるのはやめる
相手とのアイコンタクトは重要ですが、ずっと視線を送り続けるのは、相手にしてみれば息苦しく感じます。熱意は視線で伝わりますが、逆に相手を見続けることは、失礼な印象を抱かせてしまいます。
話の合間に、相手の眉間などに、視線を送ることだけで十分なのです。
③身近な他人で練習をしてみる
自分と関係のない人に対して、眉間に視線を合わせる練習をしてみましょう。まずは、行きつけのコンビニで店員さんと練習してみましょう。
コンビニはお客さんが多いです。しかし、接客業なので、店員さんは、客に対してアイコンタクトします。わずかの時間ですが、失礼な対応する店員さんは少ないです。
分かりやすい質問で練習する
例えば、弁当を購入したのなら、必ず「お弁当は温めますか?」と質問されるでしょう。この時、店員さんは、必ず、客に一度はアイコンタクトしています。
この時に、相手の眉間をみて、「お願いします」または「いいです。」と言います。これだけですが、練習としては、一番良い相手です。また自分の意見が、お願いするのか、断るのか、二つに一つなので、悩む心配もありません。
他人に緊張してしまう人は、この練習するだけでも、以前よりは、変化が見られるようになるでしょう。
好きな人と目が合わせられない時の対処法
ここからは、好きな人と目が合わせられない時の対処法について紹介していきます。誰でも、好きな人の前では、ドキドキしてしまいます。相手も同じ気持ちなら、二人とも目を合せられないかもしれません。
しかし、二人とも目が合わせられない場合は、片方が「もしかして、嫌われているのかも」と思ってしまうかもしれません。
両想いでも、どちらかが、勇気をもって告白でもしない限り、平行線のままでは、残念です。勇気を振り絞って、まずは、こちらから、相手を見ることからでもスタートしてみましょう。
①話をする際に顔に近い部分を見る
好きな人を目の前にしてしまうと、話すのもやっとな人は、とりあえず、顔に近い部分を見るようにしましょう。顎から少しずつ上に顔をあげて、最後にチラッとでよいので、目付近を頑張って見てみましょう。
また、視線を向けるだけで精一杯な人は、話が思うようにいかなかった場合は、メールなどで、補足すると誤解を避けられます。
そもそも、他人とも目を合わすことに、緊張してしまう人は、先にお伝えしました、お店の店員さんなどの例を参考に練習してみてください。
②好きだと告白する
そもそも、好きな人のどこに惹かれたのでしょうか?多くの場合、最初は外見に惹かれることが多いでしょう。自分が意識していなくても、実際には、好きな人の顔をそれとなく何度も見ているのです。
そのような外見の人なら、誰からも好意を寄せられることを意識しなければならないでしょう。自分がうじうじしている間に、より積極的な人に、アタックされてしまったら、どうでしょう。仕方ないとあきらめますか?
負けたくないのであれば、頑張って、告白をしましょう。この際、相手の目を見れなくても、告白すれば、気持ちは伝わります。最後に好きな人の目を見て笑顔を見せてください。これまで視線を合せなかった人から見れば、とても好印象を抱くはずです。
目を合わせられないのは病気の可能性もある
目を合わせられない人の中には、病気の可能性もあるようです。病気が原因の場合は、先に紹介した対処法では、対処できません。もし、病気の可能性がある場合は、専門医に相談するようにしましょう。
発達障害の可能性
発達障害の可能性の中には、幼少期から、視線が合わないという事例もあるそうです。一概に発達障害が原因なのかは不明です。
もし、注意力がなく忘れ物が多い、相手の話を落ち着いて聞くことができないなど、特性がありましたら、病気の可能性も疑う必要があるかもしれません。
発達障害は、本人自身と家族も辛い思いをします。病気かもしれないと思ったら、早めに専門医に相談しましょう。
視線恐怖症の可能性
社会不安障害は、コミュニケーションの際に、あらゆることに関して、恐怖を抱く病気でもあります。視線恐怖症と呼ばれるものも、社会不安障害に入ります。
人と目を合わせられないのは自分だけではない!
人前で堂々と話している人も、鏡の前で話す練習をしたり、カメラで録画して自分の話し方をチェックしたり、努力をしています。人と目が合わせられない人は、まず、今回お伝えした対処法の練習をしてみましょう。
好きな人と目を合せられない人は、思い切って告白してみましょう。気持ちを伝えずにいても、後悔するのなら、告白した方が得られるものは多いです。付き合えるようになるかもしれません。振られた場合でも、告白した自分の勇気は自信につながります。
また、精神的に辛いなどの場合は、社会不安障害などの場合もあります。その場合は、専門医に早めに相談しましょう。