夜中の非通知のワン切りする目的!非通知着信の対策方法も解説
夜中に非通知のワン切りがかかってきて、イライラしたことがある人は多いでしょう。非通知のワン切りが頻繁にかかってくると、どんな目的でかけてくるのか気になる人もいると思います。そこで、今回は非通知のワン切りの目的や対策などについて、解説していきましょう。
目次
夜中にかかってくる非通知のワン切りがウザい!
夜中に電話がかかってくると、緊急の用事かと思って不安になるでしょう。しかし、非通知のワン切りだと一拍子抜けしてしまいます。非通知のワン切りでは折り返し連絡して用事を聞くこともできないため、モヤモヤした気持ちになってしまうでしょう。
夜中に迷惑な非通知のワン切り電話が多くなると、苛立ちと不安でよく眠れなくなってしまう人もいると思います。そこで、今回は夜中にかかってくる非通知のワン切りの目的や対策方法などについて、解説していきましょう。
夜中に非通知のワン切りが多くなって困っている人は、ぜひしっかり確認してみてください。
非通知でワン切りする目的とは?
そもそも一体どのような目的で、非通知のワン切りはかかってくるのでしょうか?自分のスマホや家の固定電話に、非通知のワン切り電話がかかってきたことがある人のほとんどは疑問に思うと思います。
そこで、以下ではまず非通知のワン切り電話の目的について、解説していきましょう。
個人情報の収集
個人情報を収集する目的で、スマホや固定電話に非通知にワン切りがかかってくることは意外と多いようです。銀行やクレジット会社などが顧客の信用調査を、電話調査会社に依頼することがあり、その電話調査会社から非通知にワン切りがかかってきます。
また、電話番号がまだ使われているかどうか、留守電設定をしているかどうかといった情報を集めるために、非通知のワン切りがかかってくることもあるそうです。
ただのいたずら
ただのいたずら目的で、非通知のワン切り電話が夜中のスマホや固定電話にかかってくることもあります。夜中にいたずら目的のワン切りがスマホや固定電話にかかってきて、安眠を妨害されてしまうと苛立つでしょう。
あまりにも頻繁にいたずら目的のワン切りがかかってくる場合は、電話番号を思い切って変えてみることをおすすめします。
間違い電話
単なるかけ間違いということも、非通知にワン切りにはよくあるようです。相手はかけた直後に間違いに気づき、焦って電話を切ってしまうため、ワン切りのような電話になってしまうのです。
しかし、単なる間違い電話だとしても、夜中に非通知のワン切りをされた人は不安になってしまいます。そのため、夜中に間違い電話をしてしまった時には、ワン切りせずきちんと相手に謝ってから切るように心がけましょう。
非通知のワン切りで分かることは?
非通知にワン切り電話をしてくる相手は、銀行やクレジット会社などから信用調査を依頼された電話調査会社であることもあります。
信用調査とは顧客が借金をきちんと返せる状況にあるのかどうか、確かめる調査です。ワン切りをして電話が通じるかどうか確認することで、電話料金の滞納や電話番号のレンタルなどの情報を得ることができます。
以下では、非通知のワン切りで相手に分ってしまうことを詳しく取り上げていきましょう。
レンタル電話かどうか
信用調査を依頼された電話調査会社は、スマホよりも固定電話に非通知のワン切りをすることが多いようです。数カ月間ほど非通知のワン切りを繰り返し、ある時点で電話がつながらなくなった場合は、レンタル電話か料金の滞納があるといった判断をします。
電話がつながる期間とつながらない期間の長さが一定の場合は、レンタル電話である可能性が高いと判断されるでしょう。レンタル電話であることがクレジット会社や銀行などに知られてしまうと、信用度に問題がある顧客と見なされてしまいます。
料金滞納者かどうか
料金を滞納しているかどうかという個人情報も、非通知のワン切り電話で相手に知られてしまいやすい情報です。
電話調査会社は、数カ月単位で非通知のワン切りをスマホや固定電話にかけ続けます。電話がつながる期間とつながらない期間の長さが一定でない場合は、料金滞納者であると判断されてしまいやすいのです。
電話料金を滞納しているという情報も、信用を損なう情報なので、クレジット会社や銀行などの組織に伝わると困った事態になりやすいでしょう。
非通知ワン切りへの対策方法
非通知のワン切りがかかってくる頻度があまりに高いと、何か有効な対策がないか知りたくなるでしょう。非通知のワン切りへの対策方法は意外とたくさんあります。そこで、以下では特に有効な対策方法を4つ挙げていきましょう。
非通知のワン切りが多くなって不安になっている人は、ぜひ試してみてください。
スマホ本体で非通知を着信拒否する
スマホに非通知のワン切りが多くかかってくる場合は、スマホ本体の機能を利用して、非通知の電話を着信拒否するという対策をおすすめします。
非通知の電話を完全にシャットアウトできるので、ワン切り電話に悩まされることはなくなるでしょう。特別な手続きや費用も必要ないので、手軽に試すことができます。
しかし、知人からの非通知の電話も着信拒否してしまうため、電話で連絡をよくとる知人には教えておく必要があるでしょう。
電話会社のサービスを利用する
電話会社のほとんどには、非通知のワン切りを防いでくれるサービスがあります。契約している電話会社に連絡して、そのサービスを利用してみるということも、非通知のワン切りへの有効な対策になるでしょう。
しかし、電話会社によってはサービス利用に料金がかかることもあるので、利用する前に必ず料金が発生するか確認してください。また、サービス利用開始のための手続き方法も電話会社によって異なるので、事前の確認は怠らないようにしましょう。
電話番号を変更する
非通知のワン切り電話を根本的に解決したい人には、電話番号を変更するという対策がおすすめです。電話番号を変えることで、迷惑電話をしっかり防ぐことができます。
電話会社への手続きや、知人への電話番号変更の連絡が少々面倒かもしれませんが、ワン切り電話の根本的な解決になるでしょう。
また、ワン切りだけでなく、詐欺のような非通知の電話がかかってくる場合は、電話番号が悪質な犯罪グループに渡っている可能性があります。そのため、そのような場合は速やかに電話番号を変える手続きを取りましょう。
徹底的に無視する
徹底的に無視するという対策も、非通知のワン切り着信の対策になります。ワン切り着信の多くは、何度か繰り返したら止むのです。
また、いたずら目的のワン切り着信である場合は、反応があればあるほどエスカレートすることまおります。そのため、徹底的に無視をするという対策が、ワン切りには有効と言えるのです。
しかし、無視してもワン切り着信が止まない場合は、悪徳業者や詐欺集団などに回っているリストに、自分の電話番号が入っている可能性があります。そのため、ワン切り着信が止まない時は他の対策法を試してみましょう。
スマホで非通知拒否できるサービスを紹介
スマホに非通知のワン切り着信が多く困っている場合は、各電話会社で行っている非通知拒否サービスを利用してみてください。
電話会社によって申し込み手続きが必要か、料金がかかるかといったことは異なるので、必ず契約している電話会社に確認してから利用しましょう。
ドコモの場合
大手の携帯電話会社ドコモでは、複雑な手続き無しかつ無料で非通知拒否サービス「番号通知お願いサービス」を利用できます。このサービスを利用すると、非通知でかけてきた相手には電話番号を表示してかけ直すことを促すアナウンスが流れるのです。
もちろん、非通知のワン切りも着信しなくなります。ドコモの携帯かスマホで「148」の番号にかけ、音声ガイダンスに従って必要な情報を入力すれば設定完了です。
解除したい時には、「149」に電話をかけて同じように音声ガイダンスに従って情報を入力してください。無料で設定や解除も簡単なので、非通知のワン切りに困っているドコモユーザーの人は、ぜひ利用してみてください。
auの場合
auにも無料で手続き不要の非通知拒否サービス「番号通知リクエストサービス」があります。非通知の電話は着信せず、相手には専用のアナウンスが流れるようになるのです。
auの携帯かスマホで「1481」にかけて、音声ガイダンスを聞くだけで利用することができます。解除する際には、「1480」にかけて同じようにガイダンスを聞けば完了です。何も情報を入力する必要が無いので、スピーディーにサービスの設定や解除ができます。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの非通知拒否サービスは、有料で手続きが必要なので注意してください。月額100円を払うことで、非通知拒否サービス「ナンバーブロック」を利用できます。
着信拒否する番号を最大20件登録でき、登録した相手には着信を断るメッセージが流れます。そのメッセージは9種類から選ぶことができるのです。
利用したい場合はまず、ソフトバンクユーザーの会員サービスである「マイソフトバンク」にログインし、「ナンバーブロック」の申し込み手続きをします。その後、「144」にかけて音声ガイダンスの通りに、必要な情報を入力してください。
解除したい場合は、「144」にかけて電話ガイダンスの通りに情報を入力します。ただ、ソフトバンクのナンバーブロックでは、非通知の国際電話や番号通知機能が無い電話からの着信は拒否できないので注意してください。
非通知ワン切り対策におすすめの固定電話機
固定電話への非通知のワン切り対策には、ワン切り防止に対応した固定電話機に変えることが有効です。以下では、非通知のワン切り対策におすすめの固定電話機を、いくつか紹介していきましょう。
迷惑ブロックサービス付き固定電話機
最近では、着信拒否機能が初めから付いている固定電話機が販売されています。NTTのナンバーディスプレイに加入した上で、この固定電話機に変えることで、怪しい非通知電話は着信しなくなるのです。
例えば、パナソニックの「迷惑ブロックサービス」付き固定電話機は、ナンバーディスプレイの機能を活用して、怪しい番号からの非通知電話は自動で着信拒否します。
警察や自治体から提供された危険な電話番号や、全国で着信拒否されている番号を集めたデータベースと、かかってきた電話番号を照合してくれるのです。
ナンバーディスプレイ機能だけでは、安全かどうか判断できないこともあるので、非通知着信が多い人はぜひこの固定電話機とナンバーディスプレイを利用してみてください。なお、ナンバーディスプレイの利用には料金がかかるので、慎重に検討しましょう。
迷惑電話対策付き固定電話機
パイオニアの迷惑電話対策付き固定電話機も、非通知のワン切りに悩んでいる人にぴったりの固定電話機です。自動録音機能や録音開始を相手に伝える警告機能、名前表示機能など、迷惑電話をシャットアウトする機能がたくさんついています。
ナンバーディスプレイと併用することで、非通知のワン切りも着信拒否することができるのです。
年配の方を狙ってかかってくる詐欺の電話への対策にも役立つので、ワン切り対策だけでなく詐欺対策のためにも、買い替えを検討してみてください。
頻繁に非通知ワン切りがあったら警察は動いてくれる?
頻繁に非通知のワン切りがあった場合、悪質な迷惑行為として警察は動いてくれるのか、気になるでしょう。非通知のワン切りが多いと深刻なストレスに悩まされがちですが、警察にワン切りだけを訴えても、動いてくれる可能性は低いようです。
弁護士もワン切りだけで動いてくれることは稀とされています。ただし、非通知のワン切りの犯人に心当たりがあり、その相手から他にも迷惑行為をされている場合は、警察や弁護士が動いてくれる確率は上がるようです。
しかし、その場合でも確かな証拠が必要になるので注意してください。ワン切りだけで警察が動いてくれる可能性は低いので、警察に相談する前に自分でできる対策を行いましょう。
非通知の電話に出て金銭を請求された場合
非通知のワン切り電話は、悪質な詐欺犯罪者グループからかかってくることもあります。このような相手からの電話に出てしまい、金銭を要求された場合は、すぐに電話を切って一切の情報を伝えないようにしましょう。
また、不安が残る場合は国民生活センターに相談してみることをおすすめします。国民生活センターとは、詐欺被害や不良商品の返品などといったトラブルに対応している組織です。
非通知の電話からの詐欺や悪質なワン切りの被害などの相談も受け付けているので、不安な時は相談してみましょう。お金を払ってしまった場合は、すぐに警察に連絡してください。
非通知のワン切りには正しい対策を講じよう
今回は夜中にかかってくると特に迷惑な非通知のワン切り電話の目的や対策などを、取り上げました。非通知のワン切り電話は数回かかってくるだけで、ぱったりと止むこともあるので、最初はあまり深く考えず無視することをおすすめします。
頻繁な非通知のワン切りに悩まされている場合は、着信拒否サービスの利用や電話番号を変えるなどの対策を講じてみてください。非通知のワン切りにはスマートに対策して、迷惑電話に振り回されない日常を送りましょう。