佐田正樹(バッドボーイズ)の現在！結婚した嫁は？伝説の武勇伝なども紹介

佐田正樹を知っていますか。よしもとの芸人でM-!グラプリの決勝に進んだことがあるバットボーイズのツッコミ担当です。佐田正樹の結婚した嫁や伝説の武勇伝も詳しく紹介して行きます。

お笑いに詳しくない人にとっては、佐田正樹と聞いてもピンとこないでしょう。はじめに佐田正樹についての基本情報を紹介いたします。

福岡県糟屋郡篠栗町に生まれた佐田正樹ですが、出身中学の情報は掲載されていません。恐らく地元の中学校を卒業したと思われます。中学時代から相当悪かったらしく時計屋のショーウインド―を割って時計を盗む強盗事件を起こしていたようです。

高校は福岡第一高校です。ここの高校の当時の評判はあまりよくはありませんでした。私立ですが荒れていて、勉強をせずにいるヤンキーがいる学校だったのです。

でも野球部はいい成績を残しており、現在はバスケットがかなり強いと評判になっています。昔と比べて荒れている様子もないそうです。

佐田正樹の身長は173cmで体重は67kg、標準的な体重と身長です。高校時代の写真を見ても昔からスマートな体格ですが、幼い頃にイジメに合った経験もあり父親に勧められ柔道を習い始めました。おかげで喧嘩に強くなりヤンキーになってしまいました。

体を鍛えていた佐田正樹は、筋肉質な体を保っています。現在は大工の棟梁という二足のわらじを履いているため、更にムキムキな体になっています。見た目もガッチリ体型です。

ここからは、佐田正樹の経歴について見ていきましょう。佐田正樹のヤンキー時代の武勇伝については、あとで紹介します。まずは芸能界入りするまでを説明します。

佐田正樹は、当時の福岡では最大勢力を誇る暴走族の総長でした。その頃の暴走族の仲間でもあった相方と一緒にバットボーイズというコンビを結成し、お笑い芸人なります。

暴走族は高校卒業と同時に引退をするのが当たり前とされており、高校卒業以降も残るのは格好悪いことなのだそうです。いつまでも暴走族ではいられないと思い、進路を考えた結果がお笑い芸人だったのでしょう。

お笑い芸人になるきっかけは、高校の担任の一言です。「将来何になりたいのか」と聞かれ「俳優か歌手」と答えたところ「それは難しいから、清人（相方）とコンビを組んでお笑い芸人になったらどうか？」と提案され一念発起することとなりました。

バッドボーイズとは佐田正樹と大溝清人のお笑いコンビです。佐田はツッコミ大溝がぼけ担当です。動画は佐田の生い立ちをネタにしており軽快なトークは笑えます。

暴走族だった佐田が教師から「俳優はセリフ覚えるの無理だし、歌手ってガラでもないから清人と組んでお笑いやれ」とアドバイスから、二人でコンビを結成しました。

1997年にコンビを組んでからすぐに売れたわけではなく、爆笑オンエアバトルで3回出場したにもかかわらず、オンエアされなかった事もあるそうです。

福岡から東京の吉本に移って、最初の内は売れなかったバットボーイズですが、2004年と2006年にM-1で準決勝進出し、一気に知名度があがります。

ちなみに2004年のM-1グランプリ獲得者は「アンタッチャブル」二位は南海キャンディーズ。2006年のM-1グランプリは「チュートリアル」二位はフットボールアワーです。

M-1で勝ち抜いたお笑い芸人は今でも活躍しています。ここで準決勝進出したのは、二人がお笑いの実力をつけてきた証でもあるでしょう。

さて、いよいよ佐田正樹の悪かったころの話をしていきましょう。佐田正樹は見かけによらず幼い頃はいじめられっ子でした。

それを見かねた父が佐田正樹に「ビーバップハイスクール」を繰り返し見せて、柔道も習わせた事から、ヤンキーになり暴走族の総長にまでなってしまいます。

佐田正樹は学生時代から髪型はリーゼントでした。今の暴走族でリーゼントはいないと思いますが当時は、あの頭がヤンキーの証でした。ビーバップハイスクールにも影響を受けたそうです。

コンビでお笑いをやる時も、リーゼントをトレードマークにしておりそれを清人から突っ込まれる場面もあります。

福岡連合とは福岡県の中では一番大きな暴走族の組織です。佐田正樹は、そこの二代目総長にのし上がりました。

福岡連合の傘下にあるグループに「幻影」という組織もありましたが、そこでの総長も務めます。

いじめられっ子だったのに、柔道で自信をつけ喧嘩もつよくなったのですから、相当な転身を遂げたことになります。

佐田正樹の愛車は日産ローレル、日産ローレルは現在は販売していませんが、当時は日産の小型自動車の中では高級な部類に入り、相当な人気になりました。

かつては名車と言われたローレルはモデルによっては手に入れるのが難しいですが、現在も中古車として買う事ができます

佐田直樹の特技はバイクのコール。暴走族らしい特技ですね。バイクのコールとはバイクを空ぶかしして「ブンブン」鳴らす事です。

一般人にはあの音は「迷惑音」としか感じられませんし、マジでやめて欲しいと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、暴走族の中では、コールが上手い＝リズミカルに楽器のように扱えると仲間からは一目置かれる存在になるようです。

佐田正樹と暴走族で威勢を放っていた大溝清人ですが、噂によると彼も佐田直樹に劣らず「ワル」だったのだそうです。二人のコントを見る限りでは、大溝清人は元ヤンキーの面影もなく大人しい青年ではあるのですが実際は違うようです。

大溝清人は複雑な家庭で育った事もあり、ぐれてしまったようです。芸人になった理由も、幼い頃に離婚して消息が分からない母に見つけてもらうため、なのだそうです。

そのような生い立ちの清人も、現在は結婚し幸せな家庭生活を築いています。佐田直樹とのコンビ活動も相変わらず続け、大溝清人も自伝を書いて発表しています。これからも頑張ってほしいと思います。

ここからは、佐田正樹が残した伝説的な武勇伝を具体的に紹介していきます。武勇伝と言っても人助けをしたわけではないです。一般人にも迷惑をかけています。

また、何度も言いますが、お店を襲撃してものを盗んだりしているのですから犯罪を犯している事になります。格好いい事ではない事を肝に命じてほしいですね。

佐田正樹は悪くなったのは中学生の頃からです。先ほども言いましたが時計屋に強盗に入るなど悪事を繰り替えしてきました。

他の暴力団との喧嘩も絶えなかったそうです。そのためとうとう逮捕されてしまい福岡少年鑑別所に収容されることとなります。

佐田正樹少年は修学旅行の準備をしていたそうですが、その前に逮捕となり大変残念がっていたようです。警察にも懇願したそうですが希望は叶わなかったとのこと。

佐田正樹の母親は、何とか高校だけ入ってほしいと、勉強しなくても入れる、ハワイが修学旅行先になっている高校進学を勧めます。その高校への入学も危ぶまれる中なんとか入学をしたのですが、すぐに停学処分となってしまいます。

停学処分になったものの、最終的には高卒の資格は得る事ができました。噂によると、お父さんが頼み込んだから・・？とのことでした。両親も息子のことを一生懸命に考えていたのでしょう。

また、高校で出会った担任の一言が、お笑い芸人としての人生の歩むことに繋がっているのですから、ここの高校に入学できたことは幸せでした。

佐田正樹は、喧嘩で負けた事はありません。高校生活1日目に上級生にガンを飛ばした事で囲まれ殴られますが、ここで負けてはいけないとモップの柄で相手を倒しました。もっとボコボコにしようとしていたところ先生に取り押さえられて終わります。

2年生を倒したことで、彼は、校内でも評判になりました。その後1年生と2年生の全面戦争になりますが1年生が勝つことになり佐田正樹は校内でヒーローになります。暴走族間の争いでも負け知らずで佐田正樹に逆らう者は誰もいませんでした。

学生時代は喧嘩に負けた事がなかったものの、芸人になって番組の企画で初めて負けてしまいました。その時の佐田正樹は大泣きでした。その後トレーニングを行って、リベンジを果たしましたが、足を損傷してしまう結果になります。

佐田正樹は中二の時に左の肩の部分に刺青を入れたのだそうです。現在は刺青を入れるのは「反社会勢力」ととられかねないことから、刺青は晒すことはしていません。本人は「若気の至りで」と話しています。

ちなみに刺青は皮膚を小さく切開し溝に色素を入れ込んでいくものです。病院などで行われる訳ではないので、切開のための針や消毒が不完全な可能性はかなり高く、肝炎などの温床になることもあります。したがって、どう考えてもお勧めはできません。

また、一度刺青を入れてしまうと容易に消すことはできず、一生刺青と一緒に生きることになります。

では、佐田正樹の中学高校時代の昔の写真画像はありませんでしたが、芸人になったばかりの頃の画像があったので掲載します。ビーバップハイスクールに憧れてリーゼントにしていた頃の佐田正樹の様子が良く分かると思います。

次は佐田正樹の現在のプライベートに迫っていきます。ヤンキーな生い立ちから厚生した後は、結婚もして幸せな生活を送っているようです。

1997年にバットボーイズを結成して、M-!グランプリの準決勝に進むなど地道に売れ始めた佐田正樹ですが、その波に乗って？2007年に一般女性と結婚することとなります。

奥さんは、高校時代の同級生で「佐田恭子」さんと言う方です。何と奥さんも元ヤンキーだったそうで考え方がいろいろと合ったのでしょう。交際は11年にも及びました。

そして、佐田正樹が芸人になって2007年に放送された番組内で「公開プロポーズ」をして結婚に至りました。奥さんは佐田正樹が売れない頃から応援していたとのことで、良い女性に側にいてもらったことも芸能界で成功した理由の一つかもしれません。

2007年に結婚し現在41歳になる佐田正樹ですが、二人の間に子供はいないそうです。子供がいなければいつまでも恋人同士の関係を築けると言いますので、これからも仲良し夫婦でやっていくのでしょう。

また、佐田家にはワンちゃんがいて、このワンちゃん（ちわわ）が、かなり可愛い！と評判になっています。

さて、佐田正樹は現在どんな活動をしているのでしょうか。佐田正樹は芸人として今でも活動をしています。それとともに、得意の大工仕事を生かした仕事もしています。

佐田正樹は現在も芸人として活動をしています。今は、相方の清人が脚本を書いて佐田直樹が一人舞台に立って芝居をする「一人芝居」の講演を行っていて、それが大変評判となっています。

昔はリーゼントがトレードマークでしたが、最近の佐田正樹はリーゼントにはしていません。黒いカラーで、いたって普通の髪型になっています。
 

また、佐田正樹は、DIYを広めるために東京都千代田区に「佐田工務店」を開いてそこの棟梁としても活動をしています。

佐田正樹の実家は塗装屋さんだったそうで、隣の家が大工だったのだそうです。小学生の頃からDIYの基礎を自然に学んできた事が今の仕事にもつながっているようです。

佐田正樹の実家のDIYも大変話題になっています。賃貸のお部屋をリノベーションして、まるで西洋のカフェのようなお部屋に模様替えをしてしまったのです。

元ヤンキーの家とはとても思えないお洒落な室内で、センスの良さも伺えます。佐田正樹の腕にかかるとどんな古い家でも小洒落た内装に変わるのでしょう。

更に佐田正樹は、2009年に自伝を書いています。「デメキン」は、その後「ヤングジャンプ」で連載漫画となります。2017年にはそれが映画化されるなど大変な話題を呼ぶことになりました。

映画「デメキン」は、健太郎が主役の佐田正樹役を務め、本物さながらのヤンキーぶりを披露、その演技は大絶賛されました。

映画の内容は佐田正樹のいじめられっ子だった幼少時代から不良になった中学高校時代、お笑い芸人になるまでを描いた作品となっています。佐田正樹の歩んできた人生そのものですね。

いじめられっ子から不良に、そしてお笑い芸人で一躍話題となり自伝が映画化までされて大成功を収めた佐田正樹は、もともとの器用さとセンスから佐田工務店の棟梁としてDIYを広める活動もしています。

プライベートでは長年交際を温めてきた奥さんと結婚し、良き旦那さんでもあります。本当は心優しい佐田正樹の今後にも期待しましょう。