大山のぶ代の現在!旦那が死去した?元ドラえもんの声優の今の生活に迫る
ドラえもんの声優として知名度と人気を高めたベテラン声優大山のぶ代さんは、現在認知症を患っていることを夫の砂川啓介さんが公表し話題となりました。今回は、多くのファンが心配している大山のぶ代さんの現在の健康状態や暮らしについて、詳しく調べていきましょう。
目次
大山のぶ代は今も生きてるのか?
初代ドラえもんの声優として有名なベテラン女性声優大山のぶ代さん。最近は認知症を患い、闘病中であることが公表されています。
しかし、大山のぶ代さんがテレビで取り上げられることは少なくなっており、現在も存命なのか不安になっているファンは多いでしょう。そこで、今回は大山のぶ代さんの今現在や、声優としての実績などについて、詳しく取り上げていきたいと思います。
大山のぶ代さんの現在が気になっている人は、ぜひ最後までしっかり確認してみてください。
大山のぶ代とは?
大山のぶ代さんは、20代で声優兼女優としてデビューし、46歳の時にドラえもんの声を担当しました。大山のぶ代さん独特のハスキーで可愛らしいドラえもんの声は、老若男女を魅了したのです。
26年間ドラえもんに声で命を吹き込んできた大山のぶ代さんですが、2000年代から脳梗塞や心臓病などを発症し、厳しい闘病生活を送っていた大山のぶ代さん。2012年には認知症を患い、以降芸能活動は休業しています。
以下では、大山のぶ代さんのプロフィールを紹介していきましょう。大山のぶ代さんに関心がある人は、ぜひ注目してください。
大山のぶ代のプロフィール
本名 | 山下羨代 |
生年月日 | 1933年10月16日 |
現在の年齢(2019年現在) | 86歳 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | O型 |
活動内容 | 女優・歌手・声優・タレント・エッセイスト |
所属グループ | 無し |
所属事務所 | アクターズ・セブン |
主な作品 | アニメ「リボンの騎士」「ドラえもん」 |
大山のぶ代さんは幼少から独特の響きのある声であり、子供の頃は声をからかわれ内気な性格になったそうです。しかし、あえてオリジナルのボイスドラマを学校で放送したり、演劇部に入ったりして、声のコンプレックスを克服したという大山のぶ代さん。
演劇に熱中するようになった大山のぶ代さんですが、高校生の頃に唯一の家族である母親を亡くし、生活費を得るために俳優を目指すことになります。23歳の時に女優デビューを果たすと、その翌年に声優活動も開始した大山のぶ代さん。
ハスキーで明るい大山のぶ代さんの声の演技は高評価され、1979年には最大の当たり役であるドラえもん役に抜擢されます。大山のぶ代さんが演じたドラえもんは老若男女に愛されるキャラクターとなり、その後26年間演じ続けたのです。
大山のぶ代の経歴
大山のぶ代さんは60年以上声優を続けている大ベテラン声優です。ドラえもんの初代声優として、国内外でも有名ですが、声優として成功するまでに多くの苦難を乗り越えてきたそうです。
以下では、大山のぶ代さんの経歴を、詳しく紹介していきましょう。大山のぶ代さんのファンは、ぜひ懐かしい大山のぶ代さんの出演作品も、見返してみてください。
1956年にドラマデビュー
大山のぶ代さんは東京都で生まれました。独特のハスキーな声がコンプレックスで、引っ込み思案な少女だったという大山のぶ代さん。しかし、タフな精神力でコンプレックスを乗り越え、高校時代には演劇と水泳に夢中になったそうです。
しかし、高校時代に唯一の家族であった母親が病死し、女優になることを決意した大山のぶ代さんは、高校を中退して俳優養成所に所属します。23歳の時にドラマに出演し、如湯湯デビューを飾りました。
1957年に声優デビュー
大山のぶ代さんは、1957年に放送された人気ドラマ「名犬ラッシー」の吹き替えで声優デビューも果たします。
大山のぶ代さんのハスキーで落ち着きのある声は高評価され、その後多くのアニメや海外ドラマなどの仕事をオファーされるようになった大山のぶ代さん。順調に声優として、知名度を上げていったのです。
数々のアニメで声優として活躍
1965年放送の人気アニメ「ハッスルパンチ」で、元気な少年の役を演じた大山のぶ代さんは、少年役の声優として人気を集めるようになります。
その後、アニメ「ハリスの旋風」や「無敵超人ザンボット3」でも、ハリのある明るい少年の声で注目を浴びた大山のぶ代さん。46歳の時には、最大の当たり役であるドラえもん役を演じることになりました。
ドラえもん役を26年担当
46歳の頃に、国民的アニメ「ドラえもん」の主人公、ドラえもんの初代声優に抜擢された大山のぶ代さん。様々な試行錯誤を重ねながら、ドラえもんの声を極めていきました。
独特の響きのあるハスキーなドラえもんの声は、子供だけでなく大人たちにも受け入れられ、26年間ドラえもんを演じ続けた大山のぶ代さんの人気も高まったのです。
大山のぶ代の若い頃の画像を紹介
上記の画像は、1978年放送のドラマ「スターウルフ」に、エルバ局長役で出演していた時の大山のぶ代さんの画像です。当時45歳の大山のぶ代さんは、愛嬌のある美しいルックスと、軽やかな演技で多くのファンを獲得していました。
大山のぶ代の現在は?
大山のぶ代さんは、2000年代から次々と大病に襲われ、厳しい闘病生活を送りながら声優活動を続けていたのです。最近では、旦那の砂川啓介さんが大山のぶ代さんの認知症を公表し、大きな話題となりました。
以下では、大山のぶ代さんの気になる今現在の状況について、詳しく取り上げていきましょう。大山のぶ代さんの健康状態が気になる人は、ぜひ注目してみてください。
2008年に脳梗塞を発症
大山のぶ代さんは68歳の時に、直腸癌を発症し、手術を受けて癌を摘出しました。手術後すぐに声優活動に復帰し、精力的に活動していましたが、その7年後には脳梗塞と心筋梗塞を発症し、仕事中に倒れてしまったのです。
その後、必死の治療とリハビリを続けた大山のぶ代さんは、2年後の2010年声優活動を再開させました。
2012年にアルツハイマー型認知症と判明
大山のぶ代さんは仕事に復帰し元気な姿を周囲に見せていましたが、2012年にアルツハイマー型認知症を発症してしまいます。
大山のぶ代さんの旦那である砂川啓介さんは、大山のぶ代さんの仕事への影響を考慮し、しばらく認知症であることは公表しませんでした。
砂川啓介さんは2015年に出演したテレビ番組で、大山のぶ代さんが認知症であることを告白し、世間に大きな衝撃が走ったのです。
現在は老人ホームに入所している
大山のぶ代さんは、今現在老人ホームに入所し穏やかな生活を送っているようです。旦那の砂川啓介さんは必死に大山のぶ代さんの介護を行いながら、仕事を続けていましたが、2017年に尿管癌を発症し亡くなってしまいました。
大山のぶ代さん夫婦には子供がいなかったため、旦那の砂川啓介さんは生前から、自身の死後大山のぶ代さんが安心して暮らせる老人ホームを探していたようです。
大山のぶ代が老人ホームに入所している理由は?
常に元気だった有名ベテラン声優である大山のぶ代さんが、今現在老人ホームで暮らしていることに、驚くファンは多いでしょう。以下では、大山のぶ代さんが現在老人ホームに入所している理由について、詳しく調査していきたいと思います。
認知症の大山のぶ代を夫が介護していた
2012年に大山のぶ代さんが認知症を患って以降は、旦那である砂川啓介さんが大山のぶ代さんの介護を引き受けていました。妻ののぶ代さんとは夫婦共演することも多く、夫婦共通の趣味である料理を活かして、料理本を共著したこともあるそうです。
おしどり夫婦であった砂川啓介さんと大山のぶ代さんですが、子宝に恵まれず子供がいなかったため、高齢の砂川啓介さんが介護の担い手となりました。しかし、介護中も睦まじい夫婦の様子を周囲に見せていたそうです。
夫・砂川啓介とは
大山のぶ代さんの旦那である砂川啓介さんは、俳優や司会者、タレントなどとして芸能界で活躍してきました。高校在学中に俳優を志した砂川啓介さんは、24歳の時に初代うたのお兄さんとして注目を浴びたのです。
その後、舞台俳優やタレントとして活躍した砂川啓介さんは、27歳の時に大山のぶ代さんと結婚し、以降も精力的に芸能活動を続けました。妻の大山のぶ代さんと出版した料理本はベストセラーとなり、砂川啓介さんは愛妻家としても有名になったのです。
夫が尿管癌を発症
2012年に最愛の妻大山のぶ代さんが認知症を発症すると、砂川啓介さんは大山のぶ代さんのイメージを崩さないために、認知症の事実を隠すことを決意します。
その後、4年間砂川啓介さんはほぼ独りで認知症の大山のぶ代さんの介護を行ったのです。2015年に大山のぶ代さんの認知症をテレビで公表した砂川啓介さんは、同時に自身の健康への不安も公言しています。
2017年に死去
砂川啓介さんは愛情深く妻のぶ代さんの介護を行っていましたが、2016年には尿管癌を発症してしまいます。介護を託せる子供や親戚がいなかったため、妻のぶ代さんは老人ホームに入所させることになったのです。
しかし、砂川啓介さんの病状は悪化し続け、2017年に80歳で亡くなってしまいました。
大山のぶ代と砂川啓介の馴れ初め
大山のぶ代さんと砂川啓介さんは、どのような出会いをしたのか気になるファンは多いでしょう。2人は、1963年に公開された舞台「孫悟空」での共演で出会っています。
実は、2人はNHKの番組「おかあさんといっしょ」でも共演していましたが、実際に顔を合わせたのはこの時が最初でした。
その後、友達となった2人はドライブをしていた際に、不良に絡まれる中学生を見かけ、勇敢に不良を追い払った砂川啓介さんに大山のぶ代さんは惹かれたそうです。その後、自然に恋人同士に発展した2人は、翌年に入籍に至ったのです。
大山のぶ代と砂川啓介の子供
大山のぶ代さんは、結婚直後の32歳の頃に、旦那の砂川啓介さんとの間の子供を妊娠しています。しかし、妊娠7カ月目で残念ながら死産となってしまうのです。
子供を望んでいた大山のぶ代さんは、38歳の時に2人目の子供を身ごもりましたが、妊娠7カ月目に超未熟児の状態で生まれ、肺と心臓の深刻な病ですぐに亡くなってしまいました。
この悲しく辛い経験によって、大山のぶ代さんは妊娠自体がトラウマとなってしまい、子供を設けることは諦めたそうです。
老人ホームでの大山のぶ代の様子は?
旦那である砂川啓介さんが癌を発症した後、今現在まで老人ホームで暮らしているという大山のぶ代さんは、現在どのような様子なのでしょうか?以下では、気になる大山のぶ代さんの今現在の様子について、取り上げていきましょう。
食欲旺盛で健康面に問題なし
今現在老人ホームにいるという大山のぶ代さんは、認知症との闘いは続いているものの、認知症以外の問題は無いようです。2019年現在86歳という年齢ながら、食欲旺盛な様子を見せており、周囲の人を安心させています。
しかし、最愛の旦那である砂川啓介さんが亡くなってしまった直後の大山のぶ代さんは、かなり気落ちした様子を見せていたようです。
認知症が改善することはあるの?
大山のぶ代さんが2012年から患っているアルツハイマー型認知症とは、どのような病気ななのでしょうか?アルツハイマー型認知症は、脳内にあるアミロイドβやタンパク質やタウタンパク質などが変質し、脳が委縮してしまう病です。
脳が委縮していくことで幻覚や記憶障害、人格崩壊などの症状が出るため、患者本人だけでなく介護をする家族の負担も大きな病とされています。
アルツハイマー型認知症を根本的に治す治療法は、未だに確立されていないため、認知症を改善することは難しいようです。しかし、現在では症状を軽くする治療や予防のための治療法の研究が進んでいます。
現在は穏やかな老人ホーム生活を送っている大山のぶ代
今回は、ドラえもんの元祖声優として有名な大物声優大山のぶ代さんの現在について、詳しく調査しました。大山のぶ代さんは旦那の砂川啓介さんと共に芸能界で活躍し続けましたが、2000年以降は大病と戦う生活を送っているようです。
最愛の旦那である砂川啓介さんは2017年に亡くなり、現在は老人ホームに入居している大山のぶ代さんですが。現在も元気な様子を見せています。これからは穏やかな余生を過ごしていくのでしょう。