帰宅部のメリットとデメリット!高校で部活動に入らない人って?

帰宅部で学校が終わったらすぐに帰っていたとか、自由時間を過ごしていたという人もいるのではないでしょうか。部活生と違って帰宅部の人は授業が終われば基本は自由時間です。そんな帰宅部のメリットやデメリットについて見ていきましょう!

帰宅部のメリットとデメリット!高校で部活動に入らない人って?のイメージ

目次

  1. 1帰宅部で部活に入らないと後悔するの?
  2. 2そもそも帰宅部とは?
  3. 3帰宅部を選ぶ理由とは?
  4. 4帰宅部のメリット4選
  5. 5帰宅部のデメリット4選
  6. 6帰宅部は就職に不利?
  7. 7帰宅部でも学生生活を楽しもう!

帰宅部で部活に入らないと後悔するの?

帰宅部の学校生活は、授業と休み時間、学校のイベントが主なものになり部活をしていない分部活生よりも時間に余裕をもっています。

しかし、「帰宅部で部活に入っていないと後悔する。」というのを聞いたことがありませんか?本当に帰宅部の人は後悔するのかをチェックしていきましょう!

そもそも帰宅部とは?

部活生は、「バレーボール部」とか「陸上部」、「吹奏楽部」などのようにスポーツ系や文科系の部活に所属している人のことを言います。「帰宅部」も「部」がつくので、何かしらの部活に入っているように思いませんか?

しかし、帰宅部というのは、どの部活にも所属せずに学校が終わったら帰る人のことを言います。部活生が放課後の時間を部活に使うように、放課後の時間を帰宅や自由時間に使う人のことを帰宅部と言うのです。

帰宅部を選ぶ理由とは?

中学校のときは部活をしていたが、高校生になって部活をしなくなったという人もいるでしょう。中学校3年間部活生として頑張った分、高校は帰宅部になるというのを決めていたという人もいます。

しかし、高校では中学よりもよりハイレベルな部で活動することが期待できるでしょう。それなのに帰宅部を選ぶ理由とは一体何なのでしょうか。

そもそも、高校生はまだ若いので部活をする時間を作ってもいいはずです。

学業優先にしたい

高校で帰宅部を選ぶ理由には、学業を優先にしたいからというものがあります。高校に入学したときから大学進学を考えている人は、特に帰宅部を選ぶでしょう。部活をしている時間に勉強がしたいのです。

大学受験は、高校受験よりも規模が広くなり、全国から受験生が集まります。そのため、勉強していないと第一志望大学に受からない可能性も高くなるでしょう。早めに準備をして受験に備えたいために帰宅部を選択するというのはある意味正しいことでもあります。

高校生になると、自分の将来についてより深く考えるようになるでしょう。大学のその先までを考えたら、今部活をするよりも帰宅部を選択して、勉強をしておくべきだと考える人も少なくありません。

高校の部活のレベルが高い

高校で帰宅部を選択する理由には、中学と違って高校の部活のレベルが高いからというものもあります。自分の力では、高校の部活のレベルには追い付くことができないので高校では帰宅部を選択する人もいます。

中学校のときは、そこそこ良い結果が残せていたり、いつもレギュラーになれていたのに高校になるとレベルが高い人が集まり自分の限界を感じてしまうということもあります。

部活に入ることで、高校生活が部活だけに染まってしまい、楽しめない可能性もあるかもしれないと考えて、高校は帰宅部にしようと部活を断念する人も中にはいるのです。

帰宅部のメリット4選

高校で部活に入らなければならないということはありません。帰宅部には帰宅部のメリットがあります。そのメリットについて紹介します。

1.人間関係に悩まない

帰宅部のメリットは、部活における人間関係に悩まなくていいということがあります。年頃の年齢なので、部活内でも人間関係の問題が色々とあるでしょう。先輩や後輩との関係もあるので、部活をしているとそれだけ人間関係が大変になります。

しかし、帰宅部ならクラスの友達ぐらいしか人間関係がないので、部活生のように様々なところから問題が生じる可能性を防ぐことができます。

高校生のときの人間関係がこじれてしまうと、学校が楽しくなくなってしまうので、帰宅部のほうが精神的に良い環境にいれるということは多いでしょう。

2.放課後の時間が自由

帰宅部の最大のメリットは、放課後の時間が自由になるということです。学校が終われば、友達と遊んでもいいですし、バイトができるならバイトをし、恋人や家族と過ごすなんてこともできるでしょう。

学生時代に自由な時間があるというのは、それだけ自分が今やりたいことをやれるということでもあるので、とても貴重なものです。

また、自由な時間があるということは、やりたい勉強ができるということでもあります。大学進学を目指している人は、大学受験に向けて精一杯の勉強ができるでしょう。高校生活やりきったって思える時間の過ごし方ができる可能性もあります。

3.必要以上に先生に絡まれない

帰宅部のメリットには、必要以上に先生に絡まれないというものもあります。部活生はどうしても先生から覚えられてしまうことが多いので、普通の学校生活でも先生から絡まれることがあるでしょう。

例えば、部活生と帰宅部の人が同じ悪いことをしたとしても、先生からきつく怒られるのは部活生のほうです。帰宅部のほうが割と軽めに注意されるぐらいで終わるでしょう。

この点は、帰宅部のほうがラッキーな思いをしています。部活生は部に迷惑をかける可能性がありますが、帰宅部は個人なので、先生もそんなに絡む必要もないのでしょう。

4.学校のイベントが気軽に楽しめる

帰宅部のメリットには、学校のイベントが気楽だということです。文化祭や体育祭があるとき、部活生は必ずと言っていいほど前に出されることが多くなります。

また、帰宅部が手を抜いても怒られないのに、部活生が手を抜くと怒られるということもあるでしょう。部活生は学校のイベントにおいて、本気を見せなければなりませんが帰宅部は自分が楽しめる範囲でいいという気楽さがあるでしょう。

帰宅部のデメリット4選

帰宅部のデメリットについても紹介します。やはり、部活生のほうがメリットがあると感じられることも多々あります。帰宅部にはどんなデメリットがあるのかチェックしてみましょう。

1.青春が少ない

部活生に比べると、帰宅部は青春が少ないというデメリットがあります。学生時代を振り返ったとき、部活生は「部活に生きた!」とか「〇〇大会のために頑張った!」とか「仲間と3年間本当に頑張った。」などのような青春があります。

しかし、帰宅部は学校が終わったら家に帰っていたので、特に青春の思い出なんてないということもあるでしょう。学生生活のエピソードが弱くなるというのはデメリットになります。

充実しているように見えるのは部活生なので、部活生のほうが頑張った高校生活になりやすいでしょう。

2.友達が増えない

帰宅部の人は、同じクラスの友達ぐらいしかできない可能性があります。しかし、部活生なら違うクラスの人も友達になれますし、先輩に可愛がられて後輩に慕われるということもあるでしょう。

帰宅部と部活生は同じ学校に通いながら、知り合いの数が全く違います。大人になってから、そんなに多くの人に出会う機会というのはあまりないので、学生時代に友人が増やせないというのはデメリットになるでしょう。

3.学生生活をムダにした気分になる

帰宅部のデメリットには、夢中になれるものがなくて学生時代をムダにしてしまったと感じる可能性があることです。部活生のほうが頑張っているように感じ、自分が全く頑張っていないようにみえることもあるでしょう。

また、部活生なら部活を頑張るだけで素敵な3年間を送ることができますが、帰宅部は全てが自分次第なので何も頑張れないという選択をすることもできます。

その結果、卒業してから「何してたんだろう。」と強く思う可能性もあるのです。

4.恋愛のチャンスが減る

帰宅部のデメリットには、恋愛のチャンスが減るというものもあります。部活をしていれば、同じ部活内での出会いがあります。また、先輩や後輩との出会いもあるでしょう。

さらには、試合で別の学校の生徒との出会いもあります。多くのところで出会いがあるので、後々それが恋愛に発展することも多いにあり得ます。

しかし、帰宅部は出会いそのものがあまりないので、高校生活で恋人が全くできなかったという人もいるでしょう。

帰宅部は就職に不利?

帰宅部は就職に不利になるのでは?と心配する人もいます。必ずしも帰宅部が就職に不利になるとは限りません。しかし、学生時代に一生懸命頑張ったことがある人は、根性があると思われます。

特に厳しい学校の部活をやり遂げた人には忍耐もあると思われ、就職に有利に働くことは考えられるでしょう。そのため、帰宅部よりも部活生のほうが印象が良くなることはあります。

帰宅部でも学生生活を楽しもう!

帰宅部の人は、帰宅部だからこそ自由な時間があります。その時間をどう使っていくのかで人生が変わっていくでしょう。若いときの時間は本当に貴重です。帰宅部でも学生時代を思いっきり楽しんで後悔がないようにしましょう。

高校時代は振り返れば自分の人生に大きな影響を与えていることもあります。帰宅部だからといって、何もしなくていいわけではありません。今頑張りたいと思うことを見つけて、是非時間を有効に使ってください。

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