猫目メイク・キャットメイクのナチュラルなやり方!アイラインが重要?
最近流行りの猫目メイクをご存知ですか?二重はもちろん、一重や奥二重でも似合うアイメイクで、化粧のやり方も実はとても簡単です。ナチュラルに仕上げることもでき、印象をガラッと変えることのできる猫目メイクについてご紹介します。
目次
憧れの猫目メイクに挑戦したい!
可愛さとセクシーさを兼ね備えた猫目メイクに憧れている女性は多いのではないでしょうか。たれ目・丸目だから猫目メイクはできない、猫目メイクのやり方が分からない、濃い化粧はしないので似合わないかも、と思うかもしれませんが、猫目メイクはコツさえ掴めば簡単です。
猫目メイクだからと言って特段難しいことや、いつもの化粧と大きく変わったところがあるわけではありません。アイシャドウの塗り方を少し変える、アイラインの引き方を少し変えるだけで簡単に猫目になれます。
猫目メイクのやり方を知っているだけで、場面や服装に合わせて印象を変えることもできます。化粧のバリエーションが増えると、おしゃれの趣味もさらに広がっていきます。猫目メイクで新しい自分に出会いましょう。
そもそも猫目とはどんな目?
猫目のポイントはつり目であることです。丸くぱっちりとした可愛らしい目元ではなく、横幅のあるアーモンドアイが猫目と言えます。元々猫目の人は顔立ちも大人っぽいことが多く、猫目メイクは一重や奥二重に映える化粧です。キリっとした目元でツンとした印象がありますが、そこが猫目の魅力です。
猫目メイクの効果
ただの化粧とはいえ、猫目メイクには様々な効果があります。いつも猫目メイクをしていないなら尚更です。普段の化粧を少し変えて、違った自分になれる猫目メイクに是非挑戦してみましょう。
キリっとしたクールな印象に
普段「可愛い」と言われることが多いけれど、実はクールで大人っぽい女性に憧れている人は多いのではないでしょうか。そんな人は猫目メイクで簡単にクールな女性に変身してみましょう。
猫目メイクは目尻に濃い色のアイシャドウを使ったり、跳ね上げラインを引いたりと、可愛らしいメイクとは違った化粧のやり方です。アイメイクの際、目尻を締めることでいつもとは違うキリっとしたクールな目元を作ることができます。
知的な雰囲気を演出できる
クールでツンとした猫目は、意志の強さや自立した雰囲気から、知的な印象も受けます。ふわふわした女の子らしい印象を持たれがちな人は、猫目メイクで、いつもと違った雰囲気を演出してみましょう。自然と自分の言動も変わるきっかけになるかもしれません。
奥二重や一重が映える
猫目メイクは、目を丸く見せるメイクとは違って、目尻にポイントを置き横幅を意識することが多いので、一重や奥二重で目が大きくなくても似合う化粧です。むしろ、跳ね上げラインや目尻の締め色でツリ目に見せるアイメイクなので、元々キリッとしている一重、奥二重におすすめです。
一重や奥二重の人は目を大きく見せることに重点を置きがちですが、猫目メイクのような自分の元の目を生かしたメイクで、いつもより綺麗に、そして自分に似合ったメイクを探してみると楽しいです。
猫目・キャットメイクのやり方《基本編》
「猫目メイクをしたことがない」「やり方が分からない」という人のために、猫目メイクの基本的なやり方についてご紹介します。
アイメイクは横のグラデーションで幅を意識
猫目メイクでは、キリっとした目元にしたいので横幅を意識します。縦幅のあるアイメイクは、目が丸くなり、可愛い印象になりがちです。
目の横幅は、アイシャドウで簡単に作れます。まずはアイシャドウの発色や密着を高めるためにも、肌の色に近いベースカラーをアイホール全体に伸ばします。この時も、目尻側は少しオーバー気味に塗りましょう。
次に中間色となるカラーを塗っていきます。二重・奥二重なら線よりも上まで、一重なら目を開けた時に見えるところまで伸ばしてください。最後に締め色ですが、思い切って大胆に塗っていきます。
締め色を塗るときは、まず適当に濃い色を目尻に乗せ、その周りを少しずつぼかしていきます。この時広範囲にぼかしてしまうと、アイメイクが濃くなりすぎてしまうので注意しましょう。横幅が出るよう意識して、気持ち斜め上にぼかし広げてください。
跳ね上げのアイラインは忘れずに
猫目メイクになんといっても欠かせないのは跳ね上げのアイラインです。これがあるだけで一気に目元が締まってかっこいい印象になります。
目尻のアイラインを長くすればするほど、猫目は強調されますが、あまりに伸ばしすぎても舞台化粧のようになってしまうので気を付けてください。多少つり目に見える程度でいい、というときは、5ミリ程度跳ね上げてナチュラルに描くだけでもポイントになります。
スモーキーなカラコンで更に猫目っぽく
もっと本物の猫目っぽくしたい、という人はカラコンを付けることをおすすめします。カラコンを付けると一気に印象を変えることができて、より猫目メイクを極めることができます。また、アイメイクが薄くてもカラコンをしていれば猫目に近づきます。
カラコンの色は、本物の猫のような透き通ったグレーや青、緑がいいでしょう。ただ黒目の印象を強めるためにカラコンを使用するのであれば、黒や茶でも良いですが、可愛らしい目元になる可能性が高いです。
猫目・キャットメイクのやり方《ナチュラル編》
猫目メイクはしてみたいけど、濃い化粧は苦手、という人は多いのではないでしょうか。猫目メイクだからといって、濃いアイメイクが必須というわけではありません。ここからはナチュラルな猫目メイクのやり方をご紹介します。
アイシャドウだけで仕上げれば優しげな猫目に
ナチュラルな猫目メイクにしたいときは、アイラインを引かずにアイシャドウだけで仕上げてみましょう。アイシャドウも濃すぎるカラーや、ギラギラしたものは控え、発色の弱いもの・薄いものを選びます。
ベースカラー・中間色・締め色の順番は変わりませんが、締め色はあまり広範囲に広げないようにしてください。本当に少しだけ指か筆にとって、アイラインをぼかす程度で良いです。筆でぼかすと広がりすぎてしまうことがあるので、指でポンポン伸ばすと失敗せずナチュラルに塗れます。
また、ベースカラーと中間色だけでアイシャドウを仕上げても良いでしょう。その場合はベースカラーも少しブラウンがかった色を選び、中間色を目尻から中央に向かってグラデーションになるように塗ってください。
キラキラのラメで目元を強調
アイシャドウを発色の薄いナチュラルなものを選んだ代わりに、上からラメで立体感を出します。ラメは色の付いたものや、グリッターのようなギラギラしたものは避けてください。
ラメを乗せる位置は、黒目の上です。目の真ん中に明るいカラーが乗ることでハイライト効果で目がふっくらして見えます。あまり乗せすぎたり、全体的に伸ばしてしまうと、ナチュラルメイクにならないので気を付けましょう。
長くボリュームのあるまつ毛がポイント
まつ毛以外のパーツでナチュラルに抜け感を作ってあるのでまつ毛は印象的に仕上げましょう。しっかりとビューラーでまつ毛を上げて、マスカラ下地を付けます。カールキープはもちろん、繊維入りのものでボリュームが出るよう仕込んでおくのも良いです。
長く、ボリューミーなまつ毛を意識してマスカラを塗っていきますが、猫目っぽさを出すために目尻側にたっぷりマスカラを塗りましょう。まつ毛も目尻側が長いとクールな印象になります。たくさん塗りすぎてダマにならないように、最後はコームでといてください。
猫目・キャットメイクのやり方《一重編》
一重さんの多くは化粧のやり方について一度は悩んだことがあるでしょう。猫目メイクは元々の目元を生かした化粧ができる、一重さんにぴったりのアイメイクです。
アイシャドウで丁寧に陰影をつけて
一重さんは目を開けた時にせっかく塗ったアイシャドウが見えない、ということがよくあります。アイシャドウの塗り方を工夫して、一重を生かした猫目メイクをしましょう。
まずベースカラーをアイホール全体に塗ったら、発色の弱いマットなブラウンを細めの筆にとってクリースと呼ばれる目の上の窪みに乗せていきます。こうすることで陰影ができ、一重でも目が大きく見えます。
クリースに塗ったカラーを目印として、それよりも下に中間色を塗っていきます。締め色はクリースと重なるか少し下に薄くぼかして広げてください。最初に陰影をつけているので、あまり濃いカラーを選ばなくても大丈夫です。
黒目上と涙袋の小技で縦幅もお忘れなく
縦幅のあるアイメイクは可愛い印象になりがちですが、重たく見えてしまう一重さんは横幅と同時に縦幅も意識しましょう。
目の縦幅を出すためには、黒目の上と涙袋がポイントです。黒目上はジェルライン等でまつ毛の間を埋めることで錯覚で黒目が大きく見えます。このとき、黒目上のアイラインを太くする方法もありますが、一重だと目を開けた時に瞼が被って見えない事が多いので無理にアイラインを引かない方が綺麗に仕上がります。
そして次に重要なのが涙袋です。涙袋があるだけで目が一気に大きく見えます。涙袋に入れる色は、白よりも肌色に近いベージュやアイボリーがおすすめです。ラメの入ったものを使用すれば光を反射してぷっくりみえます。
まつ毛は根元からしっかりカールさせて
まつ毛があるだけで目の印象や大きさは変わります。しっかりとビューラーでまつ毛を上げて、存在感を出しましょう。まつ毛が上がるとすっきりとした目もとにも見えます。一重・奥二重用のビューラーは、一重で瞼が重い人にもおすすめですので試してみてください。
猫目・キャットメイクのやり方《二重編》
二重幅が広く、丸目で可愛い印象の二重さんですが、化粧のやり方次第でクールな猫目を手に入れることができます。ガラッと雰囲気を変えたい人におすすめです。
マットなアイシャドウと横グラデで可愛らしさを抑えて
二重幅が広かったり、丸い目は可愛いらしく見えるので、可愛さを抑えたクールなアイメイクにしましょう。アイシャドウはマットなものを選んで大胆な横のグラデーションを作ります。
締め色はアイホールよりオーバー気味に、広めにぼかします。下瞼にも締め色と同じ色を使ってキリっとした猫目を作りましょう。
アイラインの引きすぎには注意
猫目メイクに重要な跳ね上げラインですが、二重さんは引きすぎに注意しましょう。目が大きい分、アイラインが濃すぎるとやり過ぎ感が出てしまいます。少し引くだけでも印象は変わるので、全体的なバランスを見ながらナチュラルに描いていきましょう。
また、ジェルラインや濃いアイシャドウでぼかしながら描く方法もあります。アイラインを描いている感がなく、目元を締めることができるのでおすすめです。
ビューラーはせずにナチュラルなまつ毛に
アイシャドウ、アイラインで濃いめのアイメイクになっているので、まつ毛はビューラーをせず抜け感を出します。ビューラーをしないことで、ナチュラルなまつ毛に仕上がり、どこか儚げな雰囲気を出すことができます。マスカラは黒に限らず、茶色やバーガンディ、ネイビーもおすすめです。
猫目・キャットメイクのやり方《奥二重編》
一重ほど重たすぎず、二重ほどぱっちりしていない奥二重さんには猫目メイクがとても似合います。元からキリっとした切れ長アイの奥二重を生かして猫目メイクをしていきましょう。
アイシャドウは重ねすぎずナチュラルに
猫目にぴったりな切れ長アイをお持ちの奥二重さんは、元の目元を生かした猫目メイクをしましょう。アイシャドウは薄めに、使うカラーは二色程度で大丈夫です。
ベージュに近いブラウンカラーをメインカラーとしてアイホール全体に塗り、いつも中間色で使うようなカラーを目尻から中央にかけてグラデーションになるようにぼかします。これで簡単にナチュラルな横グラデーションのアイメイクが完成します。
アイラインで目元を強調
奥二重は元の目元の印象が弱すぎることも強すぎることもないので、アイラインを濃くしてもしっかりと映えてくれます。アイラインは全体的に引くのではなく、目尻だけ引くようにしましょう。それ以外は描かないか、まつ毛の間を埋める程度で十分です。
目尻にかけてボリューミーなまつ毛を
まつ毛も目尻にボリュームや長さを出して猫目メイクを引き立てます。奥二重は二重に比べて重たい印象ではあるので、目頭から中心にかけては根元からビューラーをしてぱっちりとさせます。マスカラを塗るときは目頭から中央は細く長く、目尻側は太く長くボリューミーになるよう、液量は調節してください。
メリハリをつけることでつけまつ毛やまつエクがなくても、存在感のあるまつ毛を作ることができます。まつ毛だけで目元の印象が変わるので、アイメイクの中でも特に時間をかけて仕上げていきましょう。
猫目メイクに使えるコスメ3選
ここでは、持っておくと猫目メイクの上級者になれる、おすすめコスメを3つご紹介します。どれもプチプラでかなり優秀なので、お手持ちのコスメに仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。
【フローフシ】アイライナー
フローフシのアイライナーは、なんと言っても描きやすく、絶対に落ちないのが特徴です。持ちやすくブレにくい八角形のフォルムと、コシのある筆で目尻のラインが非常に描きやすく、他のアイライナーと比べても引けを取りません。猫目メイクに欠かせない跳ね上げラインも失敗せず綺麗に描けます。
また、カラー展開も豊富です。ブラウンも濃いものと薄いもので二色ありますし、珍しいネイビーカラーも締め色としておススメです。バーガンディに近いピンクのカラーでアイラインを引けば、可愛らしいキャットメイクになるでしょう。
【KATE】アイシャドウ
ケイトから発売されているアイシャドウはどれも色展開が豊富でラメも繊細でキャットメイクに特におすすめです。ブラウンだけでもかなり種類があり、発色が良いので印象的な目元を作ることができます。1500円程のプチプラであるにも関わらず、綺麗なラメ感と夕方になっても落ちにくい点が魅力です。
また、ケイトはスモーキーアイが簡単に作れるようなベースカラー・中間色・締め色の組み合わせになっていて、キャットメイクで重要になるアイシャドウのグラデーションがしやすいです。ベースカラーやラメがクリームアイシャドウになっているパレットもあり、一色一色の質感にもこだわりが見られます。
【キャンメイク】マスカラ下地
680円というプチプラで超優秀なマスカラ下地があるのをご存知ですか?キャンメイクから発売されているクイックラッシュカーラーは一度塗ったら一日中まつ毛が下がらないことで人気の商品です。
透明と黒の二色展開で、コームは櫛のような形をしていてまつ毛をとかしながら一本一本にしっかりとついてくれます。クイックラッシュカーラーでまつ毛をしっかりと上げた後にマスカラをたっぷり塗れば、一気にまつエクやつけまつ毛をしたような存在感が出ます。一重や奥二重でまつ毛が下がってしまうという人にもおすすめです。
芸能人の猫目メイクを参考にしよう
実際にキャットメイクをやってみたいと思っても、いきなり挑戦するのは難しいという時は、猫目の芸能人を参考にしてみましょう。自分の顔立ちや目の形と似ている芸能人がいれば、その人を研究してみるといいかもしれません。
武井咲(女優)
武井咲さんは1993年12月25日生まれの24歳。愛知県名古屋市出身の女優さんです。元から猫目の彼女は、アイシャドウやアイラインは控えめにしています。その分、まつ毛をしっかりと上げ、目の存在感を出しています。
武井咲さんのようなキャットメイクにするときは、濃い色のアイシャドウはなるべく使わず、マットなもので軽く陰影をつける程度にしましょう。アイラインは細く長めに引いて、横幅のある目元を作ります。
マスカラは長さと太さを意識して存在感を持たせましょう。最後にはしっかりとコームでとかしてダマになっていないことを確認してください。
紗栄子(モデル・女優)
紗栄子さんは1986年11月16日生まれの31歳。宮崎県宮崎市出身のモデル・女優さんです。彼女の目もとは切れ長というよりも丸くぱっちりとしているので、可愛らしい顔立ちの人は彼女を参考にすると良いでしょう。
紗栄子さんのキャットメイクは目尻のアイシャドウとアイラインが濃いめです。濃いブラウンの締め色で目尻をぼかし、アイライナーは黒を選びましょう。短く斜め上に向かって猫目になるように目尻のアイラインを入れます。
写真のように赤のリップをすると、可愛らしさの中にもセクシーで少し小悪魔な雰囲気も出てきます。キャットメイクとはいえ、アイメイク以外の化粧でも顔の印象はガラッと変わるので、どんな印象のキャットメイクにしたいかによって使う色を変えることも重要です。
鈴木えみ(モデル)
鈴木えみさんは1985年9月13日生まれの32歳。中国の上海市出身のモデルさんです。上品でしなやかな印象の彼女は、大きな目が特徴的です。
彼女の普段のアイメイクはとてもナチュラルで、色の濃いアイシャドウは使わず、まつ毛もあまりカールさせません。アイライナーでまつ毛の間や目の際はしっかりと埋めていて、目尻は少し跳ね上げる程度です。
まつ毛は、すだれまつ毛と呼ばれるやり方です。ビューラー等でカールさせないことで、伏し目になったときまつ毛がすだれのように見えて、アンニュイで儚げな雰囲気を演出できます。鈴木えみさんのようなキャットメイクがしたい方は、まつ毛がポイントですので参考にしてください。
森星(モデル・タレント)
森星さんは1992年4月22日生まれの26歳、東京都港区出身のモデル・タレントさんです。森泉さんの妹としても知られています。整った顔立ちとキリっとした猫目でツンとした印象かと思いきや、元気で明るくいつも笑顔のギャップが魅力的です。
彼女のキャットメイクはアイラインがポイントです。目頭切開ラインと、目尻のキャットラインで彼女の猫目をつくります。目頭切開ラインは入れすぎると怖くなってしまうので、1ミリくらいの線を書き足す程度にしましょう。
元気ハツラツな印象にしたい人は森星さんの化粧を参考にすることをおすすめします。大人っぽい顔立ちの人にもおすすめしたいメイクです。
猫目メイクは万能で簡単!
アイシャドウの塗り方、アイラインの描き方を少し変えるだけで簡単に猫目メイクは完成します。また、使うカラーやチークやリップによって可愛さを取り入れることも、かっこよく仕上げることもできます。
一重や奥二重で可愛い化粧ができないと悩んでいる人も、元の目を生かした猫目メイクで化粧のバリエーションを増やしてみてはいかがでしょう。化粧一つで印象が変わるのはとても楽しいです。万能で簡単な猫目メイクを是非みなさん試してください。