赤城神社主婦失踪事件の真相!ホームビデオの人物や駆け落ちの噂【神隠し】
あなたは1998年に起こった赤城神社主婦失踪事件を知っていますか?そういえばそんな事件があったなと思い出した人もいるでしょう。ここでは、いろいろな謎が多く残されていて神隠しとも言われた赤城神社主婦失踪事件についていろいろと紹介していきます。
目次
「赤城神社主婦失踪事件」概要
あなたは赤城神社主婦失踪事件を知っていますか?赤城神社主婦失踪事件は神隠しとも言われた事件で当時大きな話題となったので憶えている人も多いでしょう。また、どういう事件だったかなという人でも概要を見ると思い出す人もたくさんいるでしょう。
そこで、ここでは赤城神社主婦失踪事件の概要をまずは紹介していきます。
1998年5月に群馬県の赤城神社で起きた未解決事件
赤城神社主婦失踪事件は1998年5月に群馬県の赤城神社で起こった未解決事件です。
赤城神社は群馬県前橋市の赤城山にある神社で、群馬だけでも赤城神社と同じ名称の神社がたくさんあるため、大洞赤城神社とも言われています。赤城神社には周辺には絶景ポイントもたくさんあり、地元はもちろんのこと、遠方からも多くの人が訪れる神社です。
赤城神社主婦失踪事件が起きた時期もゴールデンウイーク期間中で赤城神社には多くの参拝者や観光客が訪れていました。
主婦志塚法子さんが家族でツツジ見物に訪れる
赤城神社主婦失踪事件を知らないという人でも事件の名称から赤城神社で主婦が失踪した事件なのだろうということは想像がつくでしょう。
その主婦というのが志塚法子さんという方で、事件の当日、千葉県から赤城神社へ家族で訪れました。赤城神社への参拝はもちろんのこと、この時期赤城山で綺麗に咲き誇っているツツジを見物するのが主な目的だったと言われています。
雨の中夫と叔父に遅れ神社の参道を登る
赤城神社主婦失踪事件の当日、志塚法子さん以外にも旦那さん、義理のお母さん、祖父母、娘さん、お孫さんが一緒にいて、7人全員で神社を参拝したりツツジを見物したりするつもりでしたが、志塚法子さん達が赤城神社に着いたときには大雨が降っていました。
千葉からせっかくやってきたわけですが、かなりの大雨であったため、志塚法子さんの祖父と旦那さんだけで参拝してくるということになり、残りの人達は駐車場の車に残っておくことになりました。
しかし、父祖と旦那さんが赤城神社に向かってから数十分後に志塚法子さんもやっぱり行くと言って、祖父と旦那さんを追いかけるように赤城神社の参道を登っていきました。
境内とは違う場所にいる法子さんを娘が目撃
志塚法子さんが車を降りてから、車には祖母、義理のお母さん、娘さん、お孫さんが車に残っていることになり、参拝に行った3人の帰りを待っていたわけですが、車で帰りを待っていた間に娘さんが志塚法子さんの姿を目撃しています。
しかし、娘さんが志塚法子さんを目撃した場所は志塚法子さんが向かったはずの神社の境内とは違う方向になる位置で、駐車場からは100メートルくらいの距離でした。
神隠しのように姿を消す
車の中から志塚法子さんを目撃した娘さんは、神社の境内とは違った方向にいる母親を見て、あんなところで何をしているのだろうと不思議に思ったそうです。そして、娘さんがほんの少し目を離し、再びその方向を見たら志塚法子さんの姿はなかったそうです。
また、赤城神社に参拝し車に戻ってきた祖父と旦那さんも、駐車場と赤城神社との間を往復する間、志塚法子さんとは会っていませんでした。
その後、志塚法子さんが姿を見せることはなく失踪事件となりました。娘さんが志塚法子さんを目撃して、姿が見えなくなった間の時間は数十秒であったということから、神隠しにでもあったかのような事件として注目されることになりました。
「赤城神社主婦失踪事件」失踪当時の志塚法子さん
赤城神社で神隠しにでもあったかのように失踪してしまった志塚法子さんですが、赤城神社主婦失踪事件当日はどのような髪型や格好をしていたのでしょうか。
ここでは、赤城神社主婦失踪事件当日の志塚法子さんの特徴について紹介していきます。
志塚法子さんの服装や髪型
赤城神社主婦失踪事件当日の志塚法子さんの服装は黒のスカートにピンクのシャツ、そして眼鏡をかけているという格好でした。
そして、足元はサンダルでした。雨のなかサンダルを履いていたのは、先に車を降りて赤城神社の境内に向かった夫と叔父に追いつこうと、急いでいたため慌ててサンダルを履いたと考えられています。
赤い傘と小銭101円
赤城神社主婦失踪事件当日の志塚法子さんの持ち物ですが、車を降りた時は大雨が降っていたため赤い傘をさしていました。赤い傘というのは非常に特徴的で、大勢の人が傘をさしていても目につきやすい傘になります。
そして、志塚法子さんは参拝をするときのお賽銭のために101円だけ持って車から出て行っています。所持金が101円だけということがはっきりと分かっていることから車を降りる際にそれが分かるようなやり取りが車の中で行われたのが分かります。
「赤城神社主婦失踪事件」警察の捜査の経緯
赤城神社の駐車場で娘さんが目撃したのを最後に、神隠しにあったかのように姿を消した志塚法子さんを心配した家族は警察にも通報しました。そして、警察によって捜査が行われました。
ここでは、赤城神社主婦失踪事件の警察の捜査はどのように行われてきたのかを紹介していきます。
10日間付近一帯を捜査したが発見できず
志塚法子さんの家族によって群馬県警に通報され、警察の捜査が始まりました。赤城神社や付近一帯の捜査が警察や消防団によって10日間行われ、延べ100人もの規模で捜査が行われましたが、志塚法子さんを見つけることができませんでした。
そして、志塚法子さんを発見するための有力な手がかりも10日間の捜査で見つかることはありませんでした。
神社には沢山の人がいたが有力情報もなし
赤城神社主婦失踪事件が神隠しとも言われていますが、神隠しと言われるようになった理由の一つが事件当日はゴールデンウイーク中で赤城神社には大勢の人がいたことです。志塚法子さんは大勢の人がいるなか姿を消したことで神隠しにあったと言われています。
当然、警察による捜査でも目撃情報がなかったと聞き込みが行われましたが、不審な人物を見たというような情報や、不審な物音や声を聞いたという情報は得ることができませんでした。
その後も警察から情報提供が求められ、20件くらいの情報が警察に提供されましたが、どの情報も捜査が進展するような有力な情報ではありませんでした。そして、有力な手がかりとなる情報を得ることができないまま捜査は打ち切られることになりました。
「赤城神社主婦失踪事件」ホームビデオの真相
赤城神社主婦失踪事件の捜査が行われた当時は有力な手がかりがないまま捜査は打ち切りとなってしまいましたが、後のテレビ番組で赤城神社主婦失踪事件当日、赤城神社を撮影したホームビデオが存在していたことが明らかになりました。
そのホームビデオには事件の真相が分かるような有力な手がかりとなるものが写っていたのでしょうか。ここでは、赤城神社主婦失踪事件のホームビデオの真相について紹介していきます。
事件当日のホームビデオをテレビ局が入手
赤城神社主婦失踪事件の捜査が行われた当時には有力な手がかりがなかったのに、後から事件当日に赤城神社の様子を撮影したホームビデオが存在していることがわかった理由は、「奇跡の扉TVのチカラ」というテレビ番組による呼びかけがあったからです。
「奇跡の扉TVのチカラ」という番組は未解決事件を取り扱う生放送番組で、行方不明者の親族が情報提供を視聴者に呼びかけたり、記憶喪失になった本人が自分の身元を明らかにするために情報提供を呼びかけたりする番組でした。
志塚法子さんの家族もこの番組に出演して、志塚法子さんの情報提供を呼びかけを行いましたが、それを見た視聴者のなかにたまたま事件当日赤城神社に観光で来ていてホームビデオで撮影していた人がいたのです。
ビデオに映る志塚法子さんらしき人物
「奇跡の扉TVのチカラ」を見た視聴者から番組に赤城神社主婦失踪事件当日の現場を撮影したビデオテープが提供されました。そのビデオテープには、当時の志塚法子さんの格好と同じ、赤い傘をさしてピンクのシャツを着た女性が映っていました。
これまで全くと言ってよいくらい手がかりがなかった赤城神社主婦失踪事件にとってこの映像は事件の真相に近づく大きな手掛かりとなるのではと期待されました。
家族の確認で別人と判明
赤城神社主婦失踪事件当日、赤城神社で撮影された映像に志塚法子さんらしき人物が映っていましたが、その映像を志塚法子さんの家族が確認したところ志塚法子さん本人ではないということがわかりました。
長年、志塚法子さんの家族が確認して判断したため、その人物は志塚法子さん本人ではないことはほぼ間違いないでしょう。
画面右下に小さく映り込んでいるのが法子さんか?
ホームビデオに映っていた志塚法子さんと似た格好をした人物は志塚法子さんの家族の確認によって本人ではないということがわかりました。
またその人物とは別に、画面の右下に小さく映り込んでいた人物が志塚法子さんかもしれないということで映像を解析したところ赤い傘をさしていて志塚法子さんと同じくらいの髪の長さをした女性が映っていることもわかりました。
その人物を志塚法子さんの家族が確認しましたが画像が小さく、間違いなく本人だと判断することはでいませんでした。結局、志塚法子さんらしき人が映っていたという以上の情報は得ることができず真相に近づくことはできませんでした。
「赤城神社主婦失踪事件」無言電話の関係性
赤城神社主婦失踪事件が発生してからは、志塚法子さんの家族は志塚法子さんが帰ってくるのを待つかたちになりますが、その間に志塚法子さん宅には無言電話がかかってきています。その無言電話は赤城神社主婦失踪事件と関係性があるのでしょうか。
ここでは、その無言電話と赤城神社主婦失踪事件との関係性について紹介していきます。
失踪後に関西地方から数回の無言電話
赤城神社主婦失踪事件後に消息を絶った志塚法子さんの家には無言電話が何度かかかってきています。局番を調べたところ、米子と大阪からかかってきたことが分かっています。
しかし、その無言電話に関してわかったことはそれだけで、赤城神社主婦失踪事件に関わった人物からかけてきた電話なのか、赤城神社主婦失踪事件を知った人が好奇心やいたずらでかけてきた電話なのかもわからず、真相へ近づく手掛かりにはなりませんでした。
志塚法子さんがかけてきたのか?
赤城神社主婦失踪事件発生後にかかってきた無言電話は志塚法子さん本人である可能性もじゅうぶんに考えられます。
仮に誰かに連れ去られていたとするならば、助けを求めるために電話をかけてきたという可能性も考えられますし、仮に自主的に失踪したとするならば、家族の様子を伺うために電話をかけてきたという可能性も考えられます。
さらに仮に記憶を失ってしまっているとするなら、記憶を失ってしまっているけど電話番号は憶えていて電話をかけたという可能性も考えられます。しかし、これらは全て仮定の話であり、実際に本人がかけてきた電話かどうか真相はわかりません。
「赤城神社主婦失踪事件」駆け落ちの噂
真相に近づく手がかりがほとんどなく神隠しとも言われるほど謎が多い赤城神社主婦失踪事件にはいろいろな憶測が飛び交っています。そのなかの一つに志塚法子さんは事件や事故に巻き込まれたのではなく駆け落ちしたのではないかという憶測も飛び交っています。
駆け落ちしたのであれば、神隠しのように消息が絶ったのも、赤城神社主婦失踪事件発生後も手がかりが全く出てこないのも辻褄が合ってきますが、本当に駆け落ちした可能性はあるのでしょうか。
ここでは、赤城神社主婦失踪事件の駆け落ちの噂について紹介していきます。
家族とツツジ見物中に駆け落ちできるのか?
仮に赤城神社主婦失踪事件の真相が志塚法子さんが駆け落ちしたというのであれば、志塚法子さんは家族と千葉から群馬の赤城神社までいった日に駆け落ちをしたということになります。
赤城神社主婦失踪事件当日はたまたま大雨になりましたが、雨が降っていなければ家族7人全員でつつじを見に行く予定だったので、そんななか駆け落ちをしようとしていたということになります。
こうした状況を考えると、わざわざ家族と遠出をして、家族がたくさんいるなか駆け落ちをしようとしたということは一般的に考えにくいので、駆け落ちの線は薄いと考えるのが妥当です。
志塚法子さんは孫の成長を楽しみにしていた
赤城神社主婦失踪事件で消息を絶った志塚法子さんに駆け落ち説も浮上しましたが、遠方に家族で観光にでかけている最中に駆け落ちすることは考えにくいと紹介しましたが、もう一つ駆け落ちすることが考えにくい根拠があります。
志塚法子さんにはお孫さんができたばかりで、お孫さんの成長をすごく楽しみにしていたと言われています。事件当日も赤城神社まで一緒に来ていますし、大雨のなか参拝行こうとしたのも、かわいいお孫さんの成長をお祈りしたかったからだと言われています。
それだけ、お孫さんのことを大切に思っていた志塚法子さんが、しかも101円だけをもって駆け落ちするというのは状況からしても考えにくいと判断するのが妥当です。
「赤城神社主婦失踪事件」超能力者による透視
神隠しとも言われるくらい謎が多く真相に近づくことができない赤城神社主婦失踪事件を解決するために、「奇跡の扉TVのチカラ」の番組で超能力者の透視も行われました。
その超能力者の透視では、これは駆け落ちでも事故でもなく事件であるという結論が出ています。そして、どのような状況で姿を消してしまったのか、そして現在はどうなっているのかも詳しく透視しています。
ここでは、その超能力者の透視の内容について紹介していきます。
男に助けを求められた?
TV番組の超能力者の透視によると、志塚法子さんは車を降りて神社へ向かう途中に男性に声をかけられ、倒れている男性がいるので手を貸してほしいと助けを求められたそうです。
超能力者の透視によると、その男性は若い男性だと言われています。
助けてあげるために言われるがまま行動?
超能力者の透視によると、志塚法子さんが神社へ向かっているときに若い男性に助けを求められて、神社の境内とは違う方向へ連れていかれたそうです。そして、そこには男性が倒れていて、その男性を車に運ぶのを手伝うように言われて手伝ったそうです。
志塚法子さんの娘さんが神社の境内とは別の方向で目撃したというのは、このときではないかと言われています。ちなみに倒れていた男性は透視によると中年男性であると言われています。
殴られて車に乗せられた?
そして超能力者の透視によると、倒れていた男性を助けるために車まで連れていくのを手伝わされた志塚法子さんは男達の車の近くまで来たところで暴行を受けてそのまま車に拉致されて連れていかれたそうです。
あくまで超能力者の透視ですが、これが本当であれば、娘さんが神社の境内とは違う方向で目撃したのも神隠しのように消えてしまったのにも矛盾はありません。
男たちの目的は暴行?
超能力者の透視が仮に本当であれば、男達は倒れている芝居をして、志塚法子さんを人気の少ない自分達の車までおびき寄せたことになりますが、なぜ男達はそのような芝居をして志塚法子さんをおびき寄せ拉致したのでしょうか。
超能力者の透視によると、拉致の目的は暴行が目的だったと言っています。男達は志塚法子さんを拉致した後自分たちのアジトに連れて行って暴行を加えたと言っています。
殴られて開放され森に迷い込んだ?
超能力者の透視によると、男達は志塚法子さんを暴行し、次の日の夜に赤城神社で解放されたと言っています。そして、解放された志塚法子さんは意識がもうろうとしていて森に迷い込んでしまい、途中で崖から足を滑らせて転落して死亡したと言っています。
かなり具体性のある透視結果ですが、あくまで超能力者の透視よるものなので、真相はわかりませんし、転落したとされる森の中の崖下の捜索が実際に行われることもありあせんでした。
赤城神社以外の神隠しスポット
赤城神社は志塚法子さんのように突然姿を消してしまう神隠しの都市伝説があり、神隠しのスポットとしても知られています。
神隠しのスポットは赤城神社の他にも、若い女性が神隠しにあって数十年後に老婆となって帰ってきたという話がある岩手県の松崎村サムトや、かつて水戸黄門が命を奪われそうになったという千葉県の八幡の藪知らずの森も神隠しのスポットと言われています。
「赤城神社主婦失踪事件」志塚法子さん失踪後の家族
いまだに事件の真相が明らかになっていない赤城神社主婦失踪事件では何より志塚法子さんの安否が心配されますが、最も志塚法子さんのことを心配しているのは志塚法子さんのご家族です。
ご家族の皆さんは志塚法子さんが発見されるように、そして無事に帰ってくるようにといろいろな活動を行っています。ここでは、志塚法子さんが失踪してからの志塚法子さんのご家族の皆さんの活動について紹介していきます。
TV番組の力を借りるも解決に至らず
志塚法子さんのご家族は、赤城神社主婦失踪事件当日はもちろんのこと、いろいろな手段を使って志塚法子さんを見つけようとしましたが見つからず、失踪してから7ヶ月後にテレビ番組に出演して、視聴者に情報提供をお願いしています。
志塚法子さんのご家族のテレビ出演によって、赤城神社主婦失踪事件がクローズアップされたものの有力な手がかりとなる情報は得ることができませんでした。
2008年6月に失踪宣告がなされる
赤城神社主婦失踪事件が発生してから10年後の2008年の5月には警察から情報提供を求める大量のビラが配られて最後の活動が行われましたが、それでも有力な手がかりとなる情報を得ることはできず、その次の月についに失踪宣告されることになりました。
今も待ち続けてる家族の思い
志塚法子さんは2008年に失踪宣告されました。失踪宣告というのは生死不明となった人を法律上死亡したとみなすものになります。
よって現在、記録上は志塚法子さんは死亡したことになっていますが、残された家族は真相が明らかになっていない状況で、死亡してしまったと思っておらず、今でも帰ってくるのを待ち望んでいることは容易に想像することができます。
赤城神社主婦失踪事件の今後
赤城神社主婦失踪事件についていろいろと紹介しました。赤城神社主婦失踪事件は2008年に失踪宣言がされ、いったん幕が引かれたかたちになっていますが、真相は明らかになっておらず、志塚法子さんの消息も判明していません。
真相が明らかになるまで、そして志塚法子さんの帰りを待つ家族がいる限り赤城神社主婦失踪事件の本当の終わりはやってきません。いつの日か真相が明らかになること、そして志塚法子さんと家族が再会できることが願われます。