アイスクリームは太るのか!太りにくい食べ方を紹介!

冷たくて美味しいアイス。いかにも高カロリーで太ることが気になりますが、アイスは本当に太るのでしょうか。暑い夏だけでなく、お風呂上りや運動の後にも食べたくなるアイス。太ることを気にせず食べる方法があったら、ぜひ知りたいですね。

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目次

  1. 1アイスは太る?でも食べたい!
  2. 2アイスを食べると太る原因
  3. 3アイスの種類とカロリー
  4. 4太りにくいアイスの食べ方
  5. 5アイスがダイエットに効く?
  6. 6毎日アイスを食べても大丈夫?
  7. 7アイスを食べる際の注意点
  8. 8アイスクリームは美味しい

アイスは太る?でも食べたい!

暑い夏はもちろんのこと、冬でも食べたくなるアイス。炬燵でみかんならぬ、炬燵でアイス派の人も少なくありません。こってりと甘いアイスは見るからに太る要素がですが、あの冷たさと口で溶ける感覚は、他では得難く、抗いがたい魅力があります。

アイスは食べたいけれどダイエットも気になる。アイス好きには悩ましい問題です。太ることを気にせずアイスを食べる方法があったらいいのに、そう思っている人は多いはずです。太る心配をせずにすむアイスの食べ方を探ってみましょう。

アイスを食べると太る原因

太るのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回るからです。これは、何を食べても同じことですが、とくにアイスを食べることで太る原因を探ってみましょう。

代謝が下がる

アイスの最大の魅力は冷たさですが、冷たいものの食べ過ぎは体を冷やし、代謝を悪くします。平均1200kcalある成人女性の基礎代謝が、体を冷やすことで低くなると、それまで通りのカロリーを摂取していたのでは、太ることになってしまいます。

つまり、体を冷やし過ぎると消費カロリーが減り、痩せにくい体質になってしまいます。また、内臓の働きも弱くなるので、浮腫みやすく、アイスを食べると太るということにつながります。

糖質と脂質が多い

アイスを手作りしたことがある人は良く知っているでしょうが、アイスに含まれる砂糖(糖質)は少なくありません。エネルギーに代謝しきれなかった糖質は、脂質として体内に蓄積されます。

アイスに含まれる脂質は乳脂肪で、エネルギーとして消費されやすいすが、代謝しきれなかった脂肪分は当然脂肪として体内に蓄積されます。アイスは高脂質、高糖質なので、食べ過ぎれば当然太ることになります。

食べ過ぎる

アイスが太る最大の原因は、食べ過ぎです。アイスは口溶けがよく、食べやすいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。何といっても咀嚼しないので、満腹中枢が刺激されにくく、なかなかお腹いっぱいにはならないので、気がつけばカロリーオーバーになりやすいのです。

アイスの種類とカロリー

アイスは、アイスクリームのことだと思われがちですが、乳固形成分と乳脂肪分の含有率によって、大きく4つの種類に分けられています。乳固形成分とは、乳成品から水分を除いたものです。

乳固形成分と乳脂肪分の含有率の高いものから、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓です。パッケージの成分表には、はっきりと表記してあります。

乳成分の含有率が多いほどカロリーが高く、食べ過ぎると太ることになりそうですが、実際にはどうなのでしょうか。

種類別のカロリー

アイスを食べると太るのは、アイスのカロリーが高いから。だったら、カロリーの低いアイスを食べるようにすれば、太る心配はないのではと、誰もが考えます。アイスの種類別に、カロリーの違いを見てみましょう。

アイスクリーム

アイスクリームは、乳固形成分が15%以上、そのうち乳脂肪成分が8%以上と法律で定められています。ハーゲンダッツに代表されるアイスクリームは、ミルクの香りが豊かでリッチな味わい。値段も比較的高価です。

アイスクリームの一般的なカロリーは100gあたり180~210kcalほどです。

アイスミルク

アイスミルクの乳固形成分は10%以上、乳脂肪分は3%と決められています。アイスクリームよりさっぱりとしています。イタリアンジェラートは、アイスミルクに分類されます。

アイスミルクのカロリーはアイスクリームより若干少なく、100gあたりおよそ180kcalです。

ラクトアイス

市販のカップアイスに多いラクトアイスは、値段も安く、種類も豊富です。乳脂肪の代わりに植物性油脂を含んでいるものもあります。ラクトアイスの規定は、乳固形成分3%以上ですが、乳脂肪分の量は定められていません。

アイスクリームやアイスミルクより、さっぱりとした味わいですが、カロリーが低いとは限りません。ラクトアイス100gあたりのカロリーは、100~220kcalと、商品によってかなり幅があります。

ソフトクリーム

ソフトクリームの製品温度は、マイナス5~マイナス7℃です。マイナス18℃が適温のそのほかの冷菓に比べて柔らかいのが特徴です。ソフトクリームは含まれる乳固形成分や乳脂肪分の決まりがありません。

ソフトクリームの100gあたりのカロリーは、製品によって全く違いますが、コーンを除いておおよそ150kclです。

氷菓

冷菓のうち、乳固形成分3%未満のものは、アイスクリーム類とは別に分類され、氷菓と呼ばれます。シャーベットやかき氷がこれに相当します。

これも原材料によってカロリーはいろいろですが、100gあたりのカロリーは100kcal前後です。

市販のアイスのカロリー

種類 アイスの名称 容量(ml) カロリー(kcal)
アイスクリーム ハーゲンダッツ(バニラ) 110 244
  ハーゲンダッツ(クッキー&クリーム) 110 247
  ハーゲンダッツ(ストロベリー) 110 236
アイスミルク MOW(モウ)(バニラ) 140 239
  MOW(モウ)(宇治抹茶) 140 213
  MOW(モウ)(チョコレート) 140 218
ラクトアイス 牧場しぼり(濃厚バニラ) 120 161
  牧場しぼり(つぶつぶいちご) 120 163
  牧場しぼり(クリームチーズケーキ) 120 181
ソフトクリーム ミニストップ(バニラ)   172
  ミニストップ(ベルギーチョコ)   189
  ミニストップ(完熟あまおう苺)   155
氷菓 ガリガリ君(ソーダ) 110 69
  ガリガリ君(グレープフルーツ) 110 47
  ガリガリ君(レモンスカッシュ) 110 53

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太りにくいアイスの食べ方

アイスは商品によってカロリーがまちまちです。カロリーが高いものが太りやすいのは当然ですが、脂肪の成分によって、代謝されやすいもの、蓄積されやすいものがあり、カロリーだけで判断はできません。

さらに、食べ方によっても、太りやすくなったり、太りにくくなったりします。美味しいアイスを心置きなく食べるためには食べ方やアイスの選び方にも工夫しましょう。

良質の乳脂肪を含むものを選ぶ

乳脂肪分は、エネルギー代謝がいいので、食べ過ぎなければ体内に蓄積されることはありません。カロリーだけで判断して植物油脂を含んだアイスを選ぶより、良質な乳脂肪分を含んだアイスクリームのほうが、体に脂肪がつきにくいと言えます。

ちょい足しで栄養バランスを整える

アイス、なかでもアイスクリームは、良質なたんぱく質、日本人に不足しがちなカルシウムを豊富に含んでいますが、ビタミンやミネラルはあまり期待できません。必要な栄養成分が不足すると新陳代謝に影響し、冷えと相まって痩せにくくなってしまいます。

果物や野菜を加える食べ方で、栄養バランスを整えましょう。その分カロリーが上がってしまうので、アイスの量は控えめにするのがポイントです。

コーンではなくカップで

アイスを食べるとき、コーンにするかカップにするか、迷う人は多いかもしれませんが、太らない食べ方を模索するなら、ここはカップ一択です。

コーンには当然小麦粉、バター、砂糖などが使われているので、コーンだけでもカロリーが30~50kclあります。カップにすればその分のカロリーをカットできますから、カップを選ぶのが、太らないようにアイスを食べる方法です。

ナッツやチョコレートコーティングは要注意

ナッツやチョコレート入りのアイスは美味しいですが、ただでさえカロリーが低いとは言えないアイスに、高カロリーのナッツやチョコレートは厳禁です。できるだけシンプルなものを選ぶのが、太らないアイスの食べ方のポイントの一つです。

アイスがダイエットに効く?

アイスの主原料は乳脂肪と砂糖です。同じように乳脂肪や砂糖が含まれるケーキ屋クッキーの比べて、アイスには小麦粉が使われていない分、血糖値の上昇が穏やかで、太りにくいと言われています。

また、アイスに含まれる乳脂肪は、エネルギーとして代謝されやすく、体は、アイスを食べることで下がった体温を元に戻そうとしてエネルギーを使うので、結果的に、アイスの脂肪分は体に蓄積されにくくなります。

同じ洋菓子でも、ケーキやクッキーよりアイスはダイエット向きと言えます。

毎日アイスを食べても大丈夫?

アイスには、太る要素と太りにくい要素、両方が含まれています。アイスの食べ方や選び方を工夫すれば、太ることを気にせずアイスを食べることもできそうです。選ぶなら、乳脂肪分をほとんど含まない氷菓が一番です。

しかし、アイスは体を冷やす食べ物ですから、やはり毎日食べるのは、あまりお勧めできません。体が冷えると基礎代謝が落ちるだけでなく、内臓機能も低下し、浮腫みやすくなります。

何事もやりすぎはよくありません。アイスの食べ過ぎは百害あって一利なし、一週間に一つとか、マイルールを決めて、ほどほどを心がけましょう。

おすすめの市販氷菓

アイスクリームの濃厚な美味しさは非常に魅力的ですが、太ることを気にするなら、そこはグッと我慢です。一般的なアイスクリームと氷菓では、3倍以上もカロリーが違います。

いくらカロリーが低めだからといって、氷菓なら何でもいいかというと、そういうわけでもありません。氷菓は脂肪分は少ないか全く入っていないかですが、糖分がかなり含まれているものもあります。欲を言えば、ビタミンやミネラルなど栄養素が含まれているものが理想です。

太ることを気にせず、体にも優しいおすすめの氷菓は、「ガツン、とみかん」(84kcal)、「ICE DESSERT こだわりフルーツバー 果肉入りジューシーパイン」(71kcal)、「ICEBOX アイスボックス グレープフルーツ」(15kcal)などです。

アイスを食べる際の注意点

アイスは、食べ過ぎなければダイエットの妨げにはなりませんが、食べる際には大切な注意点があります。

注意したい食べる時間帯

アイスの食べ方で注したい点は、食べる時間帯です。それというのもアイスの体を冷やす作用で太るのを回避するためと、アイスのダイエット効果を最大限に有効に活用するためです。

人間は15~18時が最も体温が高く、しかも代謝も高いので、アイスを食べることで下がった体温を、比較的容易に回復させることができます。

アイスの食べ方で一番よくないのは、夜寝る直前に食べることです。内臓が冷えたままでは寝つきも悪く、消化にもよくありません。

お風呂上りや真夏の暑い時期に、体温を下げるために食べるアイスはそれほど心配する必要はありませんが、そうでないなら、アイスは15~18時の間に食べるのがおすすめです。

80キロカロリーアイスでも油断は禁物

太ることを気にする人たちの間で人気があるのが、コンビニやスーパーでもよく見かける、カロリーを抑えた低カロリーアイスです。ミルクの風味もあり、普通のアイスと比べても味に遜色ありません。

80kcalといえば、高脂肪アイスクリームなら約40gのカロリーに相当します。こうしてみれば、カロリーはかなり低く、太る心配はなさそうですが、問題は、カロリーだけにあるのではありません。

アイスで太る要因は、カロリーのほかに、冷たい、体を冷やすというところにあります。カロリーが低いからといって食べ過ぎれば、痩せにくい体質になって、最終的には太ることになりかねません。

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アイスクリームは美味しい

「おとぎ話の王子でも昔はとても食べられない。ぼくは王子ではないけれど、アイスクリームを召し上がる。」という歌詞の『アイスクリームの歌』。子どものころ、歌ったことがある人も多いでしょう。

「冷たいね、甘いね、おいしいね、アイスクリームは楽しいね」と続く歌詞の通り、子どものみならず大人もわくわくさせてくれるアイスクリーム。贅沢で濃厚な風味には抗いがたい魅力があります。

せっかくの美味しいアイスクリームを我慢しなくてはならないなんて、残念すぎます。アイスクリームに限らず、食べ過ぎれば太るのは当たり前です。アイスクリームを食べて太るか太らないかは、食べ方次第です。

カロリーが同じアイスクリームとラクトアイスを比べると、脂肪分の性質上、アイスクリームのほうが太る心配が少ないと言えます。このように、カロリーに縛られず、正しい知識でアイスを選んでください。

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