話術を磨く方法!トーク力を鍛えるためのコツも紹介
話術を磨く方法とは?会話力、トーク力を鍛えるためにはどのようにしたら良いのかというところをご紹介します。また、そもそもの「話術」の意味も解説します。さらに話術や会話力、トーク力がある人にはどのようなメリットがあるかもご紹介しますので、確認してください。
目次
話術を磨いて上手に会話したい!
会話が苦手でトーク力のない人は「話術を磨いて上手に会話したい!」という願いを持っている人が多いです。上手に会話できたら世界が変わるのに…、と思っている人も少なくありません。
しかし、実際に話術を磨くにはどうしたらいいのか、トーク力を高めるためにやるべきことは?となると何から始めれば良いのか分からず途方に暮れている人も多いのです。
そんな人の参考になり役に立つ「話術を磨く方法」をご紹介します。そもそもの話術の意味やトークが上手い人の特徴やメリットもご紹介しますので、チェックしてみてください。
そもそも「話術」の意味とは?
そもそもの「話術」の意味とはどのようなものでしょうか。これは人と会話をするときの技術やテクニックのことを指しているものになります。
話術を磨くことによって、自分の周りに人が集まってきたり、より多くの人達と「良好な関係」を築くことができるということが言えます。また、仕事などでも信頼され、尊敬される存在となることができるなど話術を磨くことで得られるものは多いです。
トークが上手い人の特徴
話術というのは「トーク力」とも言い換えることができるもので、この「トーク」が上手い人から話術については学べるものがたくさんあります。
そこで、「トークが上手い人の特徴」の代表的なものをいくつか挙げていきますので、自らの話術を鍛えるために参考にし、役立ててください。
会話の中で自然に褒めるのが上手い
トークが上手い人というのは、「会話の中で自然に褒めるのが上手い」人が多くなっています。特別際立ったテクニックや、上手な言い回しができなくても、「相手を褒める」ことができるだけでも話術は鍛えることができます。
「話術を鍛える」とか「トーク力を高める」というと難しく感じますが、ようするに「会話をお互いに気持ちよくできるようにしたい」ということが目的であれば、相手を上手に褒めることができるだけでも、大部分の目的は達成できるのです。
会話中は常に自然な笑顔をキープ
こちらも「お互いが気持ちよく会話を続けるために」必要となるものですが、「会話中は常に自然な笑顔をキープ」できるのが、トークが上手い人の特徴です。
やはり、言い回しが絶妙だったり、ずば抜けた語彙力を持っているというわけではなくとも、自然に笑顔をキープして、相手が話しやすい雰囲気を作ることができれば、会話が自然と進みやすくなります。
自分が口下手であまり言葉がとっさに出てこないような性格であっても、笑顔をキープして相手が話しやすい雰囲気を作ることができれば、相手にとっては「あの人との会話は楽しい」「あの人は話やすい」と感じるものです。
会話の幅が広い
トークが上手い人というのは、「会話の幅が広い」ことが特徴として挙げられます。会話が長続きして、沈黙が入って気まずい雰囲気が流れない人はやはり会話にたくさんのバリエーションを持っていることが多いです。
もちろん、ここまでにご紹介した内容ができていれば、会話の幅が広いことが絶対条件ではないですが、会話の幅が広ければ、より会話が弾むことは間違いないでしょう。
性格が明るい
トークが上手い人は、性格も明るい人が多いです。色々なものを素直に楽しむことができる人なので、会話自体も本気で楽しんでいるので、自然と会話が弾みトークも上手にできるということです。
もちろん口下手な人でも性格が明るい人はいますが、やはりたくさん喋って会話が盛り上がっている人のほうが「あの人は明るい人だなぁ」と思われるのは確かなので、トークが上手い人は性格も明るいという特徴が挙げられます。
話術がある人のメリット
話術がある人にはどのようなメリットがあるでしょうか。これは先にも挙げたとおり、その会話の「楽しさ」や「興味深さ」から人が集まるような存在になることができます。
そして、トークが上手いと仕事やコミュニティの中で信頼を得やすく、頼りにされる存在、尊敬される存在になりやすい傾向があります。
もちろんそのように「周りの人からの評価が高い」ということは、『出世』などもしやすいことになりますので、経済面でのメリットも考えることができるでしょう。ですので、話術を鍛える価値は十分にあります。
周りの人から好かれる・信頼される
こちらは先にもお伝えしましたが、「周りの人から好かれる」とか、「信頼される」ということが挙げられます。話術があると話が楽しいので「好かれる」のは当然です。
また、トークが軽快だと、「自信がある」ようにも見えるので、それによって「信頼される」ことに繋がりますから、いろいろと周りから頼りにされる存在となることができます。
プレゼンなどが上手くいく
話術を鍛えることで得られるメリットとしては、「プレゼンなどが上手くいく」というものが挙げられます。プレゼンなどは資料作りなども重要ですが、それをいかに上手く伝えられるかというところも重要になります。
話術を鍛えることで、その「伝える」という能力も上がりますので、プレゼンの内容をより魅力的に、かつ、分かりやすく伝えることができるので、仕事を取れたり、コンペに勝てたりと良い成績を残すことにも繋がります。
好きな人を射止めることができる
話術がある人というのは、会話そのものが上手で、話の運び方も上手いので、「好きな人を射止めることができる」というメリットも挙げられます。
こちらもさきほどのプレゼンと同じように、「同じ想い」があったとしても、それをどれだけ相手にしっかりと魅力的に伝えられるかというところが好きな人を射止める上では大切になります。
また、「告白」などの段階の前でも、会話が盛り上がったり、相手をトークで喜ばせたりできるので、やはり話術を鍛えることで好きな人を射止められる可能性は高まります。
話術を磨く方法【勉強編】
話術を磨くにはどのような方法があるでしょうか。それには様々な方法がありますが、今回は「勉強」、「会話テクニック」、「行動」とに分けてお伝えしていきます。話術を磨きたいと考えている場合は、ぜひチェックしてみてください。
会話中の表情にバリエーションを増やす
話術を鍛えるには、「会話中の表情にバリエーションを増やす」という方法が有効です。そして表情というのは、「どんな表情があるか」ということを意識し、それを学ばなければバリエーションは増やせませんので、勉強が必要です。
表情の作り方を勉強し、それを鏡を見ながら練習することで、少しずつ自然と色々な表情をすることができるようになるのです。
表情が会話の内容に合っていることで内容が分かりやすくなりますし、豊かな表情は会話の内容をさらに引き立てることに繋がりますので、話術を鍛えるには良い方法です。
語彙を増やす
話術を鍛えるには、「語彙を増やす」ということは非常に効果の高いものとなります。1つのことを伝えるにも、それに則した言葉を使えるほうが、より相手に内容が伝わりやすいです。
会話上手というのは、相手に自分の伝えたいことがしっかりと「正しく」伝わることも重要な要素なので、語彙を増やすために勉強をして、言葉選びに幅を持たせることは話術を磨く方法として効果が高いです。
いろいろなことに関心を持つ
「なんでも勉強」という意識を持って、様々なことに関心を持つことで話術を磨くことができます。効果としては「語彙を増やす」ことに近いものがあります。
見聞きしたことのある内容であれば、そのことについての会話で率先して言葉を発することができますから、何事にも興味関心を持って「適度に頭に入れておく」ことは、話術を鍛えるのに非常に有効となる方法です。
話術を磨く方法【会話テクニック編】
話術を磨く方法には、勉強をして得られるものもあれば、「会話テクニック」として、「技術」や「ワザ」といえるようなものを駆使する方法もあります。
テクニックだけでカバーできるほど話術は甘くないので、同時に勉強もする必要はありますが、ポイントポイントで活きてくるのが「会話テクニック」なので、こちらもしっかりと確認していつでも自然に使えるようにしておきましょう。
共感や共通のポイントを探す
話し相手を『引き込む』会話というのは色々とありますが、「共感」や「共通のポイント」があると感じたときに、人は相手の話をよりしっかりと聞くようになります。聞く姿勢を持ちやすいです。
相手が「ちゃんと聞こう」と思っているとか、「この人の話は共感できる」とか「納得できる」と思うことは、会話をスムーズに進ませるための話術として有効に使えるものです。
ですから、会話の中に相手が共感できるであろうものを織り交ぜつつ、他にも、自分と相手の共通ポイントなどを探して、それを会話に入れ込むことを意識して実行することは、話術のテクニックとして使えます。
5W1Hを意識して話す
話術を磨く方法の会話テクニックとして使えるものには、「5W1Hを意識して話す」というものが挙げられます。5W1Hというのは、会話テクニックとしてよく挙げられるものです。
これは、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という意味です。そして、会話の中にこの6つの要素をしっかりと入れることで、非常に聞きやすい会話になります。
5W1Hがある会話というのは、意味や伝えたいことが理解しやすく、逆に5W1Hの何かが抜けている会話というのは、「どこか理解しづらい部分」が出やすいので、この5W1Hというのは、テクニックとして意識しておくべきところになります。
擬音や身振り手振りを活用する
会話のテクニックとして、「擬音」や「身振り手振り」というのを活用することも話術を磨く方法としては、有効なものとして挙げられるものです。
会話上手で言葉を巧みに操って伝えたいことを伝えられるのであれば良いのですが、「物事のニュアンス」というものが言葉だけでは伝わりきらないことも少なくありません。
そういった場合に、「擬音」を使ったり「身振り手振り」を使うことは、相手に会話の内容を「イメージ」させやすくするので、これらもテクニックとして使いましょう。
話術を磨く方法【行動編】
ここまで話術を磨く方法として、【勉強編】と【会話テクニック編】を見てきましたが、最後に【行動編】を確認していきましょう。
いろいろな「挨拶」を徹底する
「会話のきっかけ」というのは「作ろう」とすると難しいものです。ですが、「挨拶」というのは誰でも簡単にすることができ、そこから会話に繋がることも多いです。
そして、どれだけ「方法論」を学んだところで「実践」をしなければ話術を磨くことはできませんから、挨拶を徹底することで会話に繋がることも増え、そこで実践を学ぶこともできるという非常に有効な方法です。
トーク力がある人とたくさん話す
「トーク力がある人から話術を学ぼう」という意識を持って、吸収するつもりで会話をすることは非常に重要ですが、もし仮に「そうでなくても」トーク力がある人とたくさん話をしていれば、『自然と』トーク力が上がります。
学ぶ意識がなければ余計な時間はかかりますが、そういった「上手な会話」に触れ続けていると、それを自然に自分でもやるようになりますので、ある意味「勝手にトーク力が上がる」方法とも言えます。
会話の内容をなるべく覚えておく
相手との会話がはじめてではない場合に、「以前の会話の内容」を覚えているというのは、会話をする上で非常に重要な要素となります。
相手の言ったこと、相手の特徴、相手の好きなこと、相手の嫌いなことなど、会話の中に出てきたあらゆる情報を覚えておくことで、「言葉に詰まる」という可能性を減らすことができますから、それはつまりトーク力が高まることに繋がります。
話術を鍛えるには聴く力も必要
話術を鍛えるには聴く力も必要です。これは極端な例を挙げると、「相手がおしゃべり」であれば、聴く力が高いだけで、十分に会話が成立しますし、「良い会話」までできてしまいます。
「おしゃべり」というところまで行かなくても、口下手などでなければ話をどんどん引き出して、相手に「話すことを楽しませる」ことができるのが、『聴く力』です。
相づちの打ち方、質問の投げかけ方、質問返しの仕方など、相手の話を引き出す聴く力があれば、自分が口下手であっても「会話上手」になれますし、トーク力がある人だと思われるようにもなります。
会話を「適当」にしないことも大切
ここまでにお伝えしてきた内容も非常に大切なのですが、たとえば語彙力があって、身振り手振りが上手であっても、「その会話を大切にしない」と会話が上手く成立しません。
他のことばかりに気が行っていたりすれば、それを表に出していなくても、「なんとなく」相手には伝わるものです。1つ1つの会話を大切にすることも、トーク力や話術を高めるためには必要なこととなります。
たとえ語彙力がなく、表現力が乏しくても、「一生懸命」話をしようと真摯に向き合っている人の「想い」は相手に伝わるものです。そのことを前提に、テクニック的な部分の話術やトーク力を磨くと上達も早くなるでしょう。
トーク力があることで人生が豊かになる
話術、トーク力など会話をする力が高ければ、色々な人とたくさんのコミュニケーションが取れますし、そのコミュニケーションの中からさらにたくさんのことを学ぶことができます。
また、たくさんの人と仲良くなれることは、それだけ様々な種類の人と出会うことができるので、「自分だけでは知り得なかったこと」も知ることができたり、様々な体験をすることもできます。
人と人との繋がりは、ほとんどの場合が「会話」から始まるので、トーク力や話術を高めることは、人生そのものの充実度を高めることにも繋がるので、話術やトーク力を磨くことはとても大切なことです。