根に持つ人の心理や特徴!根に持ってるタイプの人って?

貴方の周りに根に持つタイプの人はいますか?根に持つタイプの人と付き合うのは疲れます。いつまた、根に持たれるのかと思うと話の内容も普段以上に吟味しなくてはならず気を遣うからです。根に持つ人の心理や性格の特徴と付き合い方についてご紹介します。

根に持つ人の心理や特徴!根に持ってるタイプの人って?のイメージ

目次

  1. 1根に持つタイプの人は疲れる…
  2. 2そもそも「根に持つ」の意味とは?
  3. 3根に持つ人の心理
  4. 4根に持つ人の特徴《性格編》
  5. 5根に持つ人の特徴《行動編》
  6. 6根に持つタイプは女性に多い?
  7. 7根に持つタイプの人との付き合い方
  8. 8根に持つタイプの人の対策方法
  9. 9あなたは根に持つ性格?診断チェックしてみよう!
  10. 10根に持つ性格は損をしている

根に持つタイプの人は疲れる…

貴方の周りに根に持つタイプの人はいますか?悪気はないけれどつい失言で相手を怒らせてしまった、その際にきちんと謝ったのに、どうも根に持たれているようだ、という経験は誰にでもあると思います。

根に持つタイプの人と付き合うのは疲れます。いつまた、根に持たれるのかと思うと話の内容も普段以上に吟味しなくてはならず気を遣うからです。根に持つタイプの人の心理や特徴と付き合い方についてご紹介します。

そもそも「根に持つ」の意味とは?

そもそも「根に持つ」の意味とは何なのでしょうか?根に持つの意味は「いつまでも恨みを持つ事」です。過去に抱いた相手への恨みの感情をいつまでも持ち続けている人の事を「根に持つ人」と言います。

過去の事を良く覚えている記憶力のいい人もいますが、特段恨みに思っていなければ根に持つ人とは言いません。ただ、言われた相手は「もしかしてまだ、根に持たれているのかな」と嫌な気持ちになる可能性はあります。

根に持つ人の心理

いつまでも相手を恨みに思う根に持つ人は、周囲から疎まれる存在です。では、根に持つ人の心理にはどのようなものがあるのでしょうか。主な物を5つご紹介します。

今の生活に満足していない

根に持つ人の心理状態は、ハッキリ言ってあまりよくありません。それは今の生活に満足していないからです。どんなに心の狭い人でも、自分が幸せな時は根に持つことはしません。

しかし、受験が失敗した、仕事がうまくいかなかった、失恋したなど不幸な出来事が襲い掛かったときに過去の恨みを思い出すのです。

根に持つタイプの人は、それほど不幸な境遇ではなくても過去の事を思い出しやすい性格特徴があります。そのため、今の生活に満足していなければ更に根に持つ結果になるのです。

心身ともに疲れている

心身共に疲れている時も、根に持ってしまいやすい心理状態になります。身体と心は連動しています。連日睡眠不足で疲れ切っていると心も疲弊します。そんな時はちょっとした事もネガティブに考えやすいです。

その際に過去の嫌な出来事を思い出したりして根に持つ人になる、というわけです。元々が根に持つタイプの性格の人は、少し疲れているだけでも嫌な出来事を思い出しやすい傾向があるようです。

自分の事を分かってほしい

根に持つ人の心理には「自分の事を分かってほしい」という気持ちが隠れています。自分の気持ちをしっかり伝える事ができ、相手にも届いていると知ったら、いくら根に持つ特徴がある人でも恨み続ける事はしません。

しかし、「自分はバカにされている」「自分は誤解されている」「もっと自分はできるのに分かってもらっていない」という思いがあると、恨みの気持ちは残り続けることになります。

きちんと謝罪してほしい

根に持つ人の心理には「きちんと謝罪してほしい」という気持ちも隠れています。本来は根に持つタイプではないけれど、あまりにも相手に理不尽な事をされて一言も謝罪されなければ許す事はできないでしょう。

たとえ謝ったとしても心がこもっていなかったり、言い訳が多かったりすればそれは謝罪にはなりません。ただ、根に持つタイプの人はちょっとした言葉尻りを捉えていつまでも恨みに思う傾向があるようです。

相手の事が羨ましい

根に持つ人の心理には「相手のことが羨ましい」という気持ちも隠れています。自分に自信がある人や有能な人は人に対してあまり根に持つことはありません。

しかし、劣等感を持ちやすい特徴の人は自分に自信がないので相手の事が羨ましくて仕方がありません。そんな時に「自分もあの時に〇〇だったら・・」という思いが消えなくなり根に持つことになるのです。

根に持つ人の特徴《性格編》

根に持つ人の心理について見てきました。どんなにあっけらかんとした性格の人でも精神状態が悪かったり、相手にされたことが、あまりにも酷かった場合はある意味「根に持つ」のは当たり前です。

特に犯罪被害に合った人やパワハラ、セクハラで人生が狂ってしまった人などが相手に恨みを持つのは仕方がないことです。誰でも根に持つ人になる可能性はあるのです。

しかし、それほどの体験ではないこと、人間関係の中でありがちなトラブルがいつまでも尾を引いてしまう人もいます。どのような性格の人が根に持つタイプなのでしょうか。

こうあるべき主義

根に持つタイプの人は、完璧主義で細かいことにこだわる特徴があります。その中でも「こうあるべき主義」の人は根に持つタイプの人が多いです。こうあるべき主義の価値観は様々ですが基本「不真面目な人」「礼儀知らずの人」「頑張らない人」が許せません。

こうあるべき主義の人は自分の感情よりも、表面上のマナーやルールを重じる傾向があります。従って、許容範囲が狭く人を許せなくなってしまうのです。

自分に自信がない

根に持つタイプはとにかく「自分に自信がない」人が多いです。自分に自信がある人は相手に何かをされても自信が揺らぐことがあまりありません。従って、不快なこともすぐに忘れられるのです。

しかし根に持つタイプの人は、何か嫌な事をされたり言われたりすると、自分に自信がないだけに深く傷ついてしまいます。そのためいつまでも、言われた事を忘れられないのです。

自己主張が下手

根に持つタイプは「自己主張が下手」という特徴もあります。もしかしたら、これが根に持ってしまう原因のナンバーワンかもしれません。

口達者な人は、喧嘩も上手です。自分の気持ちをその場で上手に表現することが出来、相手の非を言葉巧みに攻めることが出来るからです。従って、喧嘩の上手な口達者な人は言いたいことが言えて根に持つことはありません。

しかし、口下手な人は自分の気持ちをその場でうまく伝えることが出来ません。また、論理的に相手に非を認めさせるのも不得意です。従って、いつも喧嘩で負けます。根に持ってしまうのは言いたい事を言えなかったからなのです。

悪い方に捉える癖がある

根に持つタイプは「物事を何でも悪い方に捉える」という性格的な特徴もあります。世の中には比較的ポジティブに捉えられる人と、そうでない人がいます。中でも日本人はネガティブに捉えてしまう人が多いと言われています。

悪い方に捉える癖があると、被害妄想が強くなります。人が自分に対してしたこと、言ったことが全て自分を非難しているように感じられてしまうのです。そのようなタイプは根に持ちやすく、人を許せない性格の傾向があるようです。

根に持つ人の特徴《行動編》

次は根に持つ人の行動の特徴を見て参ります。根に持つ人は「いかにも根に持ちそうな暗い人」と「一見明るいけど実は根に持つタイプの人」がいます。

その人の心の内は、表面上の行動だけでは分からない事もありますが、典型的な根に持つタイプの行動について説明します。

その場で自分の気持ちを伝えない

根に持つ人の行動特徴は「その場で自分の気持ちを伝えない」事です。これは「いい子」に見えるけど実は根に持つタイプの典型と言えるでしょう。もちろん自分の気持ちを伝えられずに鬱々とした気分になっても翌日には「ま、いいか」と忘れられる人もいます。

でも、かなり嫌な思いをしたのに自分の感情を表現しない人は何処かでストレスを溜めていることがあります。そういう人は嫌な思いを引きずりやすいので根に持つタイプと言えるでしょう。

ネットで誹謗中傷の書き込みをする

根に持つ人の行動の特徴は「ネットで誹謗中傷の書き込みをする」事です。特に相手に面と向かって意見を言えないときに酷くなります。

ネットに悪口を書く人は大抵の場合匿名なので、口汚い言葉も使えてしまいます。人は悪い言葉を吐けば吐くほど残忍な気持ちになりやすい性質があります。その結果、いつまでも怒りを持ち越しやすくなってしまうのです。

表面はいい人ぶるけど陰口が多い

いい人ぶるけれど裏では陰口が多い人も「典型的な根に持つタイプ」です。こういうタイプの人はネットでの誹謗中傷と同じく面と向かって意見を言えないので嫌な気持ちを引きずりやすいです。

自分の心の中で嫌な気持ちを消化出来ればいいのですが、根に持つタイプは心のキャパシティーが狭く人を許す事が出来ません。そのため陰口を言わないと気が済まないのです。

自分は間違っていないと主張する

自分は間違っていないと主張する人も根に持つタイプです。このタイプの人はその場で自己主張をします。しかし、自己主張の内容がかなり身勝手で自分は絶対に正しいと思い込んでいます。

しかし、人間関係のトラブルはどちらかが一方的に悪いということはありません。感情的になりながらも相手の立場も考えるようにしないと喧嘩は終わらないです。根に持つタイプは自分が一番正しいと思っているのでそれを受け入れてもらえるまで根に持つのです。

根に持つタイプは女性に多い?

根に持つタイプは女性に多いと感じている方はいるでしょう。本当のところはどうなのでしょう。やはり男性より女性の方が圧倒的に根に持つタイプが多いようです。理由は「女性は防御反応が強く働くから」です。

防御反応とは、自分の身体や心を守ろうとする反応です。防御反応が強い人は、「二度と嫌な思いはしたくない」と自分の身を守ろうとします。一度した嫌な体験をいつまでも忘れずにいれば、それが果たせるのです。

男性は攻撃に強いけれど防御に弱いと言われています。見た目は頑強そうでも不意打ちを食らってあっけなく崩れるのは男性が圧倒的に多いようです。

根に持つタイプの人との付き合い方

根に持つタイプの特徴を説明しました。では、根に持つタイプが貴方の職場や親戚やご近所にいたら、どうすればいいのでしょうか。根に持つタイプの人との付き合い方についてご紹介します。

分け隔てなく自然体で接する

根に持つタイプとの付き合い方として「あまり関わらないようにする」とアドバイスをする人が多いです。しかし、意識的に避けてしまったら逆効果になってしまうので最初から避けるのはお勧めできません。根に持つ人は相手の態度に敏感だからです。

もちろん常に喧嘩を吹っかけてくるような、タチの悪い人とは関わらない方がいいでしょう。でも、職場の同僚やご近所の人だとそうもいきません。その場合はいつもと変わらず自然体で接するのが一番です。

喧嘩はその日の内に終わらせる

根に持つタイプと喧嘩をしてしまったら、なるべくその日のうちに喧嘩を終わらせる事をお勧めします。その日に終了しない、日を改めた方が良い場合は「後日ゆっくり話し合おう」と言って中途半端に喧嘩を終わらせないようにします。

根に持つタイプにも色々あって、自分の気持ちを伝えて分かってもらえるだけで満足する人もいます。そのような人には、きちんと話し合った方が根に持たれません。一番まずいのは一方的に「もうあなたとは話しても無駄」と喧嘩を終わらせることです。

当たり障りのない話で終わらせる

根に持つ人との付き合いを試行錯誤しても無駄だった、或いはそれほど関りを持たなくてもいい関係の人では「当たり障りのない話で終わらせる」これが一番です。とにかく大事なのは相手に根に持たれない事です。

犯罪を犯す人は根に持つタイプの人が多いです。根に持つタイプは気分転換が下手なので、ちょっとした事にも恨みの感情を抱き続けて相手を傷つけるような行動をしてしまうからです。

そういう人と接する時はプライドを傷つけないように慎重に言葉を選びましょう。ふざけてバカにするようなことは言わないように注意した方が得策です。

根に持つタイプの人の対策方法

根に持つタイプの人の性格や行動の特徴を見てきました。では、もしあなた自身が「根に持つタイプ」だとしたら、どうすればいいのでしょうか。根に持つタイプの人の対策方法をご紹介します。

お互い様の精神を持つ

自分は根に持つタイプで何とかそれを治したい!と思っている場合は、「お互い様の精神を持つ」ようにしてみましょう。

あいつのこんな態度が許せない!私はあんなマネは絶対にしない!という人に限って、自分も同じようなことをして人を傷つけているというのは、良く見られることです。また、あいつが許せない!と思うのは「羨ましい」の裏返しの事も多いです。

どんな人でも完璧な人はいません。知らず知らずのうちに他人を傷つけるような失言をしていたりするものです。我が身を振り返って「お互い様だからな」と思えるようにしてみましょう。

体調を整え精神の安定を保つ

どんな人でも、不健康な時にはネガティブな気持ちになりやすいです。普段は気にならないような事でも、体調が悪い時には気になってしまう、そんな経験はあると思います。根に持ってしまいそうな時は、自身の体調を整え精神の安定を保つよう心がけましょう。

不快な事はその場で言うように心がける

根に持つタイプの人は、なるべく不快な事はその場で言うように心がけるようにしましょう。これはなかなかハードルが高いですが、難しかったら「悲しいです」とか「辛いです」など一言だけでいいので自分の気持ちを伝えましょう。

その際のポイントは自分の気持ちだけを伝える、「I(私)メッセージ」に終始することです。「あんたがこんな事をしてくれたおかげで、私はこんなにつらいのよ!」と相手を責めると泥沼になってしまうからです。

人に意見を言えないタイプの人は相手に対して「こんなことを言ってやりたい」と思ってしまいがちですが、最後までやり込めなくても、たとえ、その十分の一ぐらいになったとしても「気持ちを言えた」だけで精神が楽になるはずです。

あなたは根に持つ性格?診断チェックしてみよう!

最後に、あなたは根に持つ性格?診断チェックしてみましょう。自分の事を根に持つタイプと思っている人はもちろん「根に持たない」と思い込んでいる人でも意外に根に持つ人に認定されてしまうかもしれません。

根に持つ性格診断

では、早速診断を始めましょう。下記の質問にyesかnoで答えてください。yesの数で診断結果が分かります。

□ 記憶力はいい方だ

□ 同僚に笑顔がないと「自分が悪い事をしたのか」と気になる

□ いじられるとバカにされたように感じてしまう

□ ショップやカフェの店員はいつも笑顔でいるべきだ

□ いいことより嫌なことが目に付く事が多い

□ 失敗するといつまでも恥ずかしいと思ってしまう

□ 人前では緊張してうまくしゃべれない方だ

□ 思った通りに事が運ばないとイライラする

□ 無駄な時間が大嫌い

□ ラインの返信は早くないと気に入らない

根に持つ性格診断結果

【8個~10個】       ★★★★★

貴方の根に持つ性格傾向は★5つです。貴方は劣等感を感じていませんか?その一方で「自分はもっと認められるべきだ」というプライドも人一倍高いようです。今後は自分を磨きつつ周りに堂々とアピールをするようにしていきましょう。

【 3個~ 7個】        ★★★☆☆

貴方の根に持つ性格傾向は★3つです。貴方は人並みに根に持つ性格のようです。ショックに感じる人もいるかもしれませんがご安心ください。和を重んじる日本人の多くは、ここに当てはまるからです。これからも人並を外れないようにすれば大丈夫です。

【 0個~ 2個】        ★☆☆☆☆

貴方の根に持つ性格傾向は★1つです。貴方は嫌な事はすぐに忘れてしまうタイプでしょう。ただ、人の気持ちに鈍感な一面もあるので、相手に根に持たれている可能性があります。時々は相手の表情を伺って声をかけるようにした方がいいかもしれません。

根に持つ性格は損をしている

根に持つ人の心理や性格の特徴と付き合い方についてご紹介しました。根に持つ性格の人と付き合うのは疲れますが、根に持っている人自身もそれを気にしているかもしれません。

いずれにしても根に持つ性格は損をしている場合が多いです。人への恨みを持ち続けていると心が荒んできていい結果を生まないからです。根に持つ性格で悩んでいる人は、なぜ根に持ってしまうのかを考えてなるべく自分の気持ちを楽にしてあげましょう。

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