人生負け組な人の特徴とは?自分は負け組なのか?

現代は格差社会と言われ、勝ち組の人と負け組の人の差が激しいとされています。誰でも負け組とは言われたくないですよね。今回は、一般的に負け組とは何か、負け組の人とはどういう人なのかを説明します。そしてそんな負け組からの脱出方法も紹介していきたいと思います。

人生負け組な人の特徴とは?自分は負け組なのか?のイメージ

目次

  1. 1あなたの人生は勝ち組?それとも負け組?
  2. 2「負け組」とは?
  3. 3人生負け組の男性の特徴
  4. 4人生負け組の女性の特徴
  5. 5【年代別】負け組の年収と生活
  6. 6負け組と言われてる職業とは?
  7. 7自分の人生を変えよう!負け組の脱出方法
  8. 8人生に勝ち負けなんてない!

あなたの人生は勝ち組?それとも負け組?

自分の人生が勝ち組なのか、それとも負け組なのか?皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

自分は勝ち組だ!と胸を張って言えたら良いですが、なかなかそんな人はいませんよね。それどころか、意外と沢山の人が自分は完全に負け組だと思って落ちこむ瞬間があるのではないでしょうか。

「負け組」とは?


元々「勝ち組」「負け組」という言葉はブラジルやハワイ等日本国外に住んでいた日本人が第二次世界大戦で日本が敗北した事を告げるニュースを聞いた時に生まれました。

ニュースを信じず日本は勝ったはずだ、と主張した人達を「勝ち組」、信じて負けを受け入れ、勝ち組の人達を説得した人達を「負け組」と呼んだのです。

本来の使い方では「負け組」が現実を冷静に受け入れた人達の事を指すのが面白いですね。しかし現在では全く使い方が変わり、人生において他の人よりも様々な面で劣っている人達の事を「負け組」と呼ぶようになりました。

「負け組」と「勝ち組」の違い

「負け組」と「勝ち組」は一体何が違うのでしょうか。一番大きな違いはやはり、社会的地位の高さや収入の多さ、または素敵な恋人や配偶者がいるかどうかでしょう。

皆がうらやましいと思うような人生を送っている人を「勝ち組」、そうでない人を「負け組」というのが一般的な考え方かもしれませんね。

人生負け組の男性の特徴

それでは、世間一般的に言われる負け組とは一体どんな人なのかをこれから男女別にご紹介していきたいと思います。

それぞれの特徴は基本的には男女どちらにもあてはまるものばかりです。しかし男女で特に気になる特徴は変わってきますので、まずは男性の特徴から見ていきましょう。

仕事ができない

世間で人生の勝ち組と言われる男性を思い浮かべてください。その人達は企業して成功していたり、責任のある役職についていたり、大きな業績を残している人が多いのではないでしょうか。

つまり、勝ち組の男性はそれぞれジャンルは違っても、自分の仕事を何かしらの形でうまくこなせてるという事ですよね。企業したり何か偉大な事を成し遂げる以前に、与えられた簡単な仕事もこなせない人は負け組と言われても仕方ないのかもしれません。

収入が少ない

どんな人であれ、高所得の男性は勝ち組と言われがちですよね。これは“仕事ができる”とほぼ同じと思われそうですが、何か優れた才能がある訳でなくても例えば偶然宝くじを当てて大金持ちになれば勝ち組だと思われることもあるのではないでしょうか。

また逆に、どれだけ一生懸命仕事をしたり、結果を残していても収入が少なければ決して勝ち組とはだれも言ってくれません。お金のある・無しが一番勝ち組・負け組の判断基準でわかりやすいかもしれませんね。

モテない

モテたい!というのは多くの男性が持つ願望だと思います。勝ち組である成功者の横には美女が…というのは漫画でもよくあるイメージですよね。どれだけ金銭的に余裕があっても、魅力が無く全くモテなければ負け組と言われてしまう事もあります。

本当はモテたくて仕方ないのに全くモテない状況にあるのは本当につらいですよね。皆が羨ましいと思うもの・自分が望んでいるものが手に入らない状況はまさに負け組と言われる状況かもしれません。

強いコンプレックスがある

自分が人より劣っていると感じてしまう感情、コンプレックス。今まで紹介した負け組男性の特徴は全てコンプレックスの原因となることがありますよね。それ以外にも見た目だったり、内面的なものだったり、コンプレックスにはいろいろな原因があります。

自分が人より負けていると感じる事にとらわれすぎてひがんだり、怒ったり、決して大人とは言えないような振る舞いをする人は傍から見ていてとても格好悪いです。どんなに恵まれている様に見えても、そういう振る舞いをする人は負け組と言われるでしょう。

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人生負け組の女性の特徴

女性にとって負け組とはどういうものでしょうか。本人そのものがどうであるか、を重視しがちな男性に対して、女性は他人との関係性が成功しているか、集団の中でどう見られるかを重視する事が多い印象があります。

どんな女性が一般的に負け組と思われるのかを紹介していきます。

見た目が悪い

もちろん、生まれながらの美女は勝ち組の象徴とも言えるでしょう。しかし、見た目が悪いということは生まれもった顔や姿形が美しくない、ということではありません。

TPOをわきまえない格好をしたり、下品だったり、最低限の身だしなみを整える努力をしない人は、これだけマナーや美容に関する情報が行き交う現代社会では変わり者として見られる事も多く、社会に適合できない負け組と言われてしまうかもしれません。

友達が少ない

SNS等でキラキラした画像をアップしている人に負け組というイメージはありませんよね。そんな人達はよく、楽しそうに友達とカフェで美味しいものを食べたり、イベントへ行ったりしてSNSにアップしていませんか?

友達が多く、交友関係が広い人はそれだけで楽しい毎日を送れそうなイメージがあります。しかし、友達が少なく、内向的な人はお休みの日でも部屋に閉じこもったり、いつも一人でいたりして孤独に見え、負け組というイメージを持たれてしまうかもしれません。

適齢期を過ぎても結婚していない

素敵な人と幸せな結婚をした女性は勝ち組と言われますよね。それに対して適齢期を過ぎても結婚していない女性は負け組というイメージを持たれがちです。

2004年に「負け犬の遠吠え」という小説のタイトルが流行語になりました。これは、未婚の30歳以上の女性を「負け犬」と呼び、そう言われた人達にエールを送る為に書かれた小説なのですが、この流行語から結婚できない事=負けのイメージが強くつきました。

嫉妬心が強く人の幸せを喜べない

あなたの周りにはいませんか?芸能ニュースや身近な人のおめでたい話に否定的な事しか言わない人。世間一般に幸せとされる結婚や出産、成功等他人の喜ばしい事を素直に喜べない人は羨ましくて嫉妬しているのかな、という印象を持たれてしまいます。

例え自分にあてはめてみてそれが幸せと思えなくても、幸せそうにしている人に素直に“おめでとう”と言って喜べない人は自分に手に入らない幸せを見て悔しがっている負け組だと思われてしまいます。

【年代別】負け組の年収と生活

では、具体的に負け組の人って一体どのくらいの年収で、どの様な生活をしているのでしょうか。ここでは30代~50代の負け組と言われる人達についてご紹介していきます。

30代の負け組

30代で年収400万円以下は負け組、と言われるそうですが、30代の平均年収は2017年時点で436万円と言われているので30代の半分かそれ以上が負け組となってしまいます。もう少し年収が大幅に下回っている人が負け組と呼ばれる方が正しいのかもしれません。

30代といえば仕事やプライベートで脂がのってくる時期とも言われているので、仕事が楽しくない、もしくは仕事をしていない、プライベートも全く充実していない人は世間的に負け組かもしれませんね。

40代の負け組

40代の平均年収は517万円とされています。30代よりもかなり年収が上がりましたね。本来出世に伴ってお給料は上がっていくのが普通ですが、30代からあまり上がっていなかったり、ほぼ変わらずの人はそれだけで負け組と言われるのかもしれません。

また、結婚している人は持家や分譲マンションを手に入れ、子供を育てている人も多くなってきます。将来への人生設計や資産を考え準備していく時期ですが、未だに独身で20代の自由な生活をダラダラと続けている人は負け組と言われるのかもしれません。
 

50代の負け組

50代の平均年収は545万円。50代ともなると、責任のある役職についたり、部長クラスの管理職になっている人も多いかもしれません。また、結婚をして子供のいる人ならば育児がひと段落して自分の時間を再び楽しむ余裕が出てきている人も多いでしょう。

いままでずっと負け組の基準にいた人はもちろんですが、かつては順調でも、離婚したり、リストラにあったり、元々持っていた物を失うとなかなか取り返しがきかなくなるのもこの年代です。

3~40代では勝ち組と言われていた人達も、それまでのキャリアや家族との関係がうまく築けていないと負け組の仲間入りをしてしまうかもしれませんね。

負け組と言われてる職業とは?

それではここで、どんな職業の人が負け組と言われるのか、またそれは何故なのかを見ていきましょう。

何の仕事もしていない無職

職業ではないかもしれませんが、どんな職業にしても、働いて対価として収入を得ることは人間の基本的な活動の一つですよね。働く必要のないお金持ちなら良いかもしれませんが、そんな人はほんの一握りです。

事情があって働けない状況にある人でなければ、仕事をもたずに収入もなく家で一日だらだらとインターネットやゲームをして同じ毎日を過ごす、なんていう状況は負け組と言われてしまうかもしれません。

収入が不安定な派遣社員やアルバイト

派遣社員やアルバイト等非正規雇用の仕事は、契約期間が正社員より短いので不安定であったり、ボーナスや福利厚生のサービスが受けられず、比較的賃金の少ない仕事が多かったりと、正社員より劣るイメージがあります。

学歴があり、就職活動に成功した人は正社員として働いている場合が多く、そういった人達は安定した収入があるので、そうでない人達の事を負け組と思う場合が多いのではないでしょうか。

ブラック企業に勤める社員

過度の労働労働やノルマを課したり、パワーハラスメントが横行したり、残業代を払わず最低賃金を下回る報酬しか出さない等、労働者の使い捨てをするブラック企業。

朝から晩まで休み無しで働いて自分の時間と労力を捧げ、それに見合わない対価しか得られないブラック企業勤めは例え正社員であっても、悠々自適にくらしている無職の人達からも負け組と思われてしまうかもしれません。

自分の人生を変えよう!負け組の脱出方法

如何ですか、これまで紹介した負け組の特徴に心当たりがあったり、負け組と言われる職業についていたりしていましたか?もしそうであっても、これで一生負け組、という訳ではありません。

ここでは、負け組からの脱出方法をいくつかご紹介します。きっと解決策がみつかりますよ。

お金を稼いだり、貯める努力をする

単純な話ですが、今以上にお金があれば負け組脱出への一歩になりますよね。無職の人なら働いてお金を稼ぐ様にすれば収入を得ることができますし、収入の低い人ならより収入を多く得る為に出世したり、より良い所へ転職をすれば現状より収入が多くなります。

就職活動や転職活動は体力も精神力も消費する大変な行動なのでなかなか気が進まなければ、将来の為に資格を取るため勉強したり、副業を調べて始めてみるのもいいかもしれません。

交友関係を広める

一緒にいて楽しい人と素敵な時間が過ごせれば毎日が充実して負け組とは言えませんよね。思い切って積極的に出会いを求めて行動しては如何でしょうか。いろんな人との出会いは、新しいビジネスチャンスやもっと新しい出会いを呼ぶこともあります。

そしてそれ以上に、自分の身近にいる人との関係をもっと大切にする事にも目を向けましょう。身近な人と良い関係を築けは、自然といろんな人があなたに魅力を感じるかもしれません。

経験を積む

視野が広く、落ち着いていて精神的に安定している人はそれだけで信頼でき、かっこいいですよね。逆に自分の狭い価値観だけにとらわれすぎていつもイライラしている人は嫌われ、負け組のレッテルを貼られてしまいます。

人は人、と割り切って接する事ができる視野の広さを持っている人、ちょっとした事では動じない余裕を持っている人は人生でいろいろな経験をしてきた人ばかりです。

あなたも今までと違った環境に身を置いたり、やったことの無かったものに挑戦して経験を積んでみては如何でしょうか。

知識を増やす

頭の良い人はそれだけで負け組のイメージから遠ざかりますよね。人は様々な知識を持つことによって、負け組の特徴である貧困を回避できたり、自分を高められる事に挑戦しやすくなったりします。

また、資格の勉強やスキルアップをはかることで、今以上に収入を得られる可能性も出てきます。知識を得るということは、いろんな可能性を広げる事につながります。自分の可能性が広まれば負け組から脱却する事も簡単になるのではないでしょうか。

考え方や意識を変える

実は自分が負け組でなくなる一番の方法は勝ち組・負け組という考え方にとらわれない事なんです。世間から勝ち組だと言われていても不幸な人や、負け組と言われていても楽しく生きている人が世の中には沢山います。

自分は負け組だ!と思って落ち込んでしまう事が一番あなたを負け組にしている原因なのです。本当にあなたは他の人に何もかも負けてますか?年収が低くても恋人がいなくても、日常のちょっとした出来事を楽しみ、幸せだと思えたら、それは良い人生を送っていることになるのではないでしょうか?

本当は負け組の人生を送っている人なんてこの世にはいません。誰もが人生には良い時も悪い時もあります。今は負け組だと思って落ち込んでいても前向きに身近にあった良い事に気付き、状況を変えるためやるべき事を考えてみましょう。

人生に勝ち負けなんてない!

これまで、負け組とは一般的にどういう人の事かを紹介してきました。如何でしたか。けれど本来、スポーツやコンテストと違って人生に勝ち負けなんてありません。自分の人生の勝敗を決められるのは自分だけなんです。

どうしても人と比べて自分は駄目だ、と考えてしまう人は負け組と思って落ち込む前に今の自分とよく向き合って、良い部分とこれから良くしていきたい部分に目を向けてみてください。きっとその瞬間からあなたは負け組ではなくなっています。

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