ジャックダニエルのおいしい飲み方!味はうまい?
今回はジャックダニエルのおいしい飲み方を紹介します。ジャックダニエル飲み方には色々な方法があります。ストレートやロックだけではない、ジャックダニエル飲み方をまとめていきます。あなたの好きなジャックダニエルの飲み方をみつけてジャックダニエルを楽しみましょう。
目次
ジャックダニエルの味や美味しい飲み方とは?
ジャックダニエルというと、なんとなく大人な男性が飲んでいるイメージがないでしょうか。男性にはもちろん人気のお酒ですが、女性にもファンが多いお酒の1つです。
今回は男性からも女性からも支持される、ジャックダニエルの魅力とおいしい飲み方を紹介させていただきます。女性にも人気なのはおいしい飲み方がたくさんあるからでもあるのです。
今でもおいしいジャックダニエルの飲み方を、さらにおいしくしてくれる飲み方やジャックダニエルのお供に選びたいおつまみを紹介させていただきます。
ジャックダニエルってどんなお酒なの?
ジャックダニエルのファンが多いので、ジャックダニエルがどんなお酒なのかは知っている人も多いと思いますが、あらためてジャックダニエルとはどんなお酒なのかをみていきましょう。ジャックダニエルの歴史や勘違いされやすいものは何でしょうか。
ジャックダニエルの歴史
ジャックダニエルが生まれたのは1866年になります。ジャックダニエルを作ったのはジャスパー・ニュートン・ダニエルです。
1904年にセントルイス万国博覧会でオールドNo.7を出品して、世界のウィスキーの中で唯一金賞を受賞しました。世界で唯一の受賞となったことで、ジャックダニエルの知名度が一気に上がっていくことになります。
しかし1919年、ジャックダニエルには不遇の時代が訪れます。アメリカで禁酒法が制定され、ジャックダニエルの蒸溜所は閉鎖されてしまいます。その後、禁酒法撤廃後に、ジャスパー・ニュートン・ダニエルの甥であるレム・モトローによって再建されることになります。
レム・モトローの死後は蒸留所を継ぐ人がいなかったため、酒類販売・製造企業のブラウン・フォーマン株式会社に買収されています。
ジャックダニエル社の本社があるのはムーア郡というところで、なんと禁酒法が制定されているところなのです。そのためムーア郡で作っているにもかかわらず、ムーア郡で購入することはできません。
ただ、観光のお土産として購入することはできるので、ムーア郡を訪れた時にはぜひ購入してください。
ジャックダニエルはバーボンではない
ジャックダニエルがウィスキーであることは知っていると思いますが、ウィスキーの中には大きく分けてバーボンとスコッチという種類があります。
ジャックダニエルのことをバーボンだと思っている人もいるかもしれません。ジャックダニエルがバーボンだと思われているのは、ジャックダニエルにはトウモロコシが80%使われていることが関係しています。
バーボンの定義がトウモロコシを51%以上80%未満使われているというものなので、ジャックダニエルはバーボンに違いないと考えられることが多いようです。
しかし残念ながらジャックダニエルはバーボンには分類されません。ジャックダニエルはバーボンでもスコッチでもなく、「テネシーウイスキー」という種類に分類されています。
専門的な話になってしまいますが、バーボンとは製造方法に少し違いがあり、スコッチとは生産地が違うというのが同じ種類ではない理由なのだそうです。
お酒の種類とは奥が深いものです。大きく考えてジャックダニエルはウィスキーであることに変わりはありません。ウィスキーだと思っておくのがよさそうです。
ジャックダニエルの味の特徴
それではジャックダニエルはどんな味をしているのでしょうか。おいしいと言われるジャックダニエルにはどんな味の特徴があるのかをまとめてみましょう。ジャックダニエルを飲んだことがない人もその味を感じてください。
甘みがある
ジャックダニエルの味の特徴には甘みがあるという特徴があります。ジャックダニエルには80%ものトウモロコシが使用されています。このトウモロコシの自然な甘みがジャックダニエルの魅力でもあります。
またジャックダニエルの製法にはSOUR MASH(サワー・マッシュ)という製法が取り入れられています。これは仕込み水に蒸留の際に底に残っていた蒸留残液の上澄み部分を加えるという製法です。
この製法を取り入れていることで、糖化の効率を上げているのだそうです。材料や製法で甘みがあるおいしいジャックダニエルがつくられているのです。
なめらかな味わい
ジャックダニエルをおいしいと感じる特徴には、なめらかな味わいということがあります。これはシュガーメイプルの木炭でウィスキーをろ過する、チャコールメローイングというろ過工程を取り入れているのが理由になっています。
シュガーメイプルの木炭がジャックダニエルの原酒から雑味を取り除いてくれます。さらにシュガーメイプルの木炭を使っていることで、キャラメルやバニラのような香りをプラスして、透き通ったなめらかな味わいにしてくれているのです。
このチャコールメローイングというのはコストも時間もかかる製法なので、低価格のジャックダニエルには取り入れられていない場合もあるようですが、多少高くてもチャコールメローイングを取り入れたジャックダニエルを選ぶのがおすすめです。
テイストと余韻
ジャックダニエルをおいしいと感じる理由には、ジャックダニエルのテイストと余韻も関係しています。テイストは甘みがあってしっとりとなめらかです。
甘みを感じた後には、独特のクセはなく体にしみこむようなアルコールの余韻を感じることができます。ジャックダニエルの香りが花から抜けていくのも好きだという人が多いようです。
ジャックダニエルのおいしい飲み方
ジャックダニエルのおいしい飲み方をみていきましょう。ジャックダニエルにはおいしい飲み方がたくさんあります。あなたのおすすめのジャックダニエルのおいしい飲み方があるかどうかもチェックしてみましょう。
ストレート
ジャックダニエルのおいしい飲み方には、シンプルにストレートで飲むという飲み方があります。ストレートで飲むことで、ジャックダニエル本来の甘みや滑らかさを感じることができます。
初めて飲む銘柄のジャックダニエルの飲み方にも、ストレートでの飲み方はおすすめです。
ロック
ウィスキーを楽しむ人の中には1番おいしい飲み方だという人もいるほど人気の飲み方がロックです。オン・ザ・ロックとも言われる飲み方になります。
おいしいジャックダニエルを飲む時には、グラスに大きめのロック・アイスをいれてジャックダニエルを味わうのがおいしい飲み方になります。
ハイボール
ハイボールでジャックダニエルを楽しむというのも、ジャックダニエルのおいしい飲み方になります。ハイボールはジャックダニエルなどのウィスキーをソーダで割って飲む飲み方です。
なめらかな味わいが人気のジャックダニエルですが、暑い日などさっぱりとした飲み方をしたいという時にはおすすめのおいしい飲み方になります。
コーラ割り
炭酸とも相性がいいジャックダニエルには、コーラ割りでの飲み方もおすすめです。甘みがあるジャックダニエルにさらに甘みをプラスすることができます。
ウィスキーの辛味をまろやかにしてくれるので、女性にも飲みやすくなります。カロリーが気になると言う人はカロリーを抑えたコーラを使うのもおすすめです。
ジャックダニエルベースのカクテルもある
ウィスキーを使ったカクテルはたくさんありますが、その中でもジャックダニエルを使ったカクテルもおすすめです。ジャックダニエルのおいしい飲み方を探している人は、ジャックダニエルを使ったおいしいカクテルもおすすめです。
リンチバーグモヒート
ジャックダニエルを使ったカクテルには、リンチバーグモヒートがあります。お店で飲むのもおいしいですが、家でも簡単に作ることができるカクテルです。
グラスにミントの葉を入れて、ジャックダニエル1に対してコーラ2で割ります。そこにライムジュースを加えれば感性です。カクテルのモヒートのようなイメージのカクテルです。
冷えている方が美味しいので、クラッシュドアイスをプラスすると、さらにおいしい飲み方にすることができます。
ジャックコラーダ
ジャックコラーダもジャックダニエルを使ったおいしいカクテルの飲み方です。ラムでつくるカクテルのピニャコラーダをジャックダニエルで作ったカクテルになります。
ジャックダニエルにココナッツクリームとバナナ、生クリームを混ぜてシェイクしてつくります。味わいは大人のミルクセーキのようなイメージです。
ジャックダニエルの牛乳割りが好きという人なら、おいしい飲み方になるカクテルです。
ボール・パーク
日本で生まれたおいしいジャックダニエルのカクテルです。ジャックダニエルとサザンカンフォート、ソーダを加えたカクテルです。爽やかさをプラスしたい時には、レモンをひと絞りするのもおすすめです。
ウィスキーにはちょっと抵抗があるというような女性におすすめの、とても飲みやすいカクテルになります。ソーダの量でアルコールを調整できるのもおすすめのポイントです。
ジャックダニエルと相性のいいおつまみ
ジャックダニエルのおいしい飲み方を紹介してきましたが、おいしいジャックダニエルを飲む時には、相性のいいおつまみを用意しておくことも大切です。ジャックダニエルと相性のいいおつまみとはどんなものなのでしょうか。
チョコレート
ジャックダニエルと相性がいいおつまみにはちょこっレートがあります。ウィスキーのおつまみには定番のおつまみとも言えますが、香りがいい上に甘いチョコレートは、甘みがあるジャックダニエルとも相性がぴったりです。
ビターチョコレートもミルクチョコレートもぴったりです。色々なチョコレートとジャックダニエルを合わせて楽しんでください。
お肉
お肉もジャックダニエルにはおすすめのおつまみです。ウィスキーともぴったりのお肉なので、ジャックダニエルとも相性はぴったりです。
なめらかな味ですが、しっかりとした主張があるジャックダニエルとは、ちょっとこってり目のお肉料理とも相性がよくなります。
ローストビーフや豚の角煮、手羽先などをおつまみにしてもジャックダニエルをおいしく楽しむことができます。
ポップコーン
ちょっとカジュアルにジャックダニエルを楽しみたいという時には、ポップコーンをおつまみに選ぶのもおすすめです。ほんのり塩味がきいたポップコーンも甘みがあるジャックダニエルとは相性ぴったりです。
お酒を飲む時には甘みがあるものと楽したいという人は、キャラメルポップコーンにするのもいいでしょう。
ジャックダニエルにもトウモロコシが使われているので、トウモロコシを弾けさせたポップコーンとは合わないわけがありません。
チーズ
お酒のおつまみにチーズを選ぶ人も多いでしょう。乳製品のチーズはお酒を飲む時にはおすすめのおつまみになります。
ジャックダニエルとはどんなチーズとも相性がいいですが、とくにスモークチーズは甘みがあるジャックダニエルと合うと言われています。
チーズの芳醇な香りと、ジャックダニエルのコクを楽しんでください。
おすすめのジャックダニエル4選
ジャックダニエルのおいしい飲み方を紹介させていただきました。お店で飲むこともできますが、家飲みにもぴったりのジャックダニエルです。おすすめのジャックダニエルとはどんな銘柄になるのでしょうか。
おすすめのジャックダニエルはたくさんありますが、その中でも有名な銘柄を中心に紹介させていただきます。
ジャックダニエル・Old No.7
1904年にセントルイス万国博覧会に出品したオールドNo.7は、現在でもジャックダニエルの定番銘柄になっています。
No.7がどういう意味なのかというのは諸説あるようですが、「7番目の試作品」というのが名前の由来だとされるのが有力であるようです。
ジャックダニエル・ゴールド
時間をかけてつくったジャックダニエルの高級銘柄がジャックダニエル・ゴールドです。コストも時間もかかるチャコールメローイングを2回行っています。
まろやかで心に残るようなリッチな味わいを楽しむことができるのは、ジャックダニエル・ゴールドならではと言えるでしょう。
ジャックダニエル・シングルバレル
ジャックダニエル・シングルバレルもジャックダニエルの銘柄では忘れては行けない1品です。シングルバレルというのは、単一の樽のみから瓶詰めされているウィスキーという意味になります。
通常のウィスキーは品質を安定させるために、色々な樽のウィスキーをブレンドして瓶詰めするのです。そのためジャックダニエル・シングルバレルは、樽の個性が強く出ているウィスキーになります。
同じジャックダニエル・シングルバレルでも、購入する時でちょっと味が違うと感じることがあるかもしれません。それも含めて魅力的なジャックダニエルなのです。
ジェントルマンジャック
ジェントルマンジャックも、チャコールメローイングを2回行う高級銘柄の1つです。クリアな味わいとジャックダニエルらしい甘みのある味わいが人気になっています。
高級銘柄ではありますが飲みやすいジャックダニエルになるので、ウィスキーが初心者という人にもおすすめのジャックダニエルです。
ジャックダニエルをおいしく飲もう!
今回はジャックダニエルのおいしい飲み方について紹介させていただきました。ウィスキーというと大人な飲み物のイメージがあってなかなか飲む機会がないという人もいるかもしれません。
ジャックダニエルのおいしい飲み方はいろいろあります。まずはカクテルからジャックダニエルを楽しんでみるのもいいでしょう。