お札のアイロンがけ!シワを伸ばしてピン札・新札にする方法とは?
急にご祝儀が必要になり、ピン札が手元にない!なんて経験ありませんか?そんな人も安心!なんと自宅にあるアイロンを使ってお札のシワを伸ばすことができると言います。今回は、アイロンを使ってお札をピン札にする方法を伝授!知っておけばピン札が必要な時も安心です。
目次
今すぐピン札が必要!アイロンでシワを伸ばせる?
結婚式などの祝い事には、ピン札を包みたいもの。でも手持ちのお札はシワが寄っていたり、線が入ってたりして、とても結婚式には持っていけない。
事前に用意しとけばよかったのですが、今からではピン札を用意する時間がない!そんな時の緊急手段として、お札にアイロンをかければ良いと言います。お札にアイロン!?ホログラムに影響ないの?なんて思う人もいるかもしれません。
お札にだってアイロンかけていいんです!今回はお札のシワをアイロンで簡単に伸ばして、ピン札に生まれ変わらせる方法を伝授します。また、アイロン以外でシワを伸ばす方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
お札のアイロンがけのおすすめのやり方
明日は楽しみにしてた友人の結婚式。着て行く洋服もバックも靴も決めた。そうだ、ご祝儀を用意しなくては・・・。財布の中を見ると、どれもシワが入ったお札ばかり。事前にピン札を用意しておけば良かったのですが、もう時間がありません。
そんな時、誰だって焦ってしまうと思います。ご祝儀では、ピン札を包むのが相手への敬意の印とされています。大事な人の結婚式、シワの入ったお札では、相手に対しても失礼になります。
そんな時も安心してください。家にあるアイテムを使って、簡単にお札のシワを伸ばしてピン札みたいに生まれ変わらせることができるんです。さっそくやり方を見ていきましょう。
洗濯のりを使う
【用意するもの】 ・洗濯のり 小さじ1弱 ・水80mlほど ・スプレーボトル ・アイロン |
【やり方】 1.水と洗濯のりをよく混ぜ、スプレーボトルに入れます。 2.お札からスプレーボトルを20cmほど離して裏・表にスプレーして濡らします。 3.アイロンは低温(100℃)、同じ場所に長くあてないように気を付けましょう。 4.山折りになってる面からアイロンをあてていくときれいに仕上がります。 |
気を付ける点はアイロンの温度です。低温に設定し、極力スムーズに同じ場所に長くアイロンをあてないように気を付けましょう。
しっかりシワを伸ばしそうと頑張りすぎると、焦げてしまったり、お札がアイロンにくっついてしまうこともありますので、適度なところで止めるようにすると良いです。
大根おろしを使う
【用意するもの】 ・大根 少量 ・大根おろし ・キッチンペーパー2枚 ・アイロン |
【やり方】 1.大根をすり大根おろしを作ります。 2.キッチンペーパーで大根おろしを包み、絞り汁を使っていきます。 3.キッチンペーパーに包んだ絞り汁でお札の両面をなでていきます。 4.アイロンは低温(100℃)に設定し、ゆっくりシワを伸ばしていきます。 |
大根は物によっては水分が多いので、一度絞っておくと使いやすいです。大根が冷蔵庫にない人は、リンゴやカブなどでも代用できます。
アイロンをかける際は、両面にかけるのがポイントです。これでしっかりシワが伸びて、ピン札のような仕上がりになりますので、ぜひ試してみてください。
濡らしたタオルを使う
【用意するもの】 ・タオル ・水 ・アイロン |
【やり方】 1.タオルを水で濡らし、しっかり絞ります。 2.濡れタオルでお札を挟み湿らせます。 3.低温(100℃)のアイロンでシワを伸ばすようにかけていきます。 |
ポイントは濡れタオルをしっかり絞ることです。水分が残り過ぎてると、お札がべちょべちょになってしまうので、注意しましょう。アイロンをかける際は、ゆっくりスライドしていくイメージで行うと、シワが伸びやすいです。
ヘアアイロンを使う
【用意するもの】 ・キッチンペーパーか布 ・ヘアアイロン ・水 |
【やり方】 1.キッチンペーパーか布を水で湿らせ、軽く絞っておきます。 2.ヘアアイロン(100℃)でゆっくりアイロンをかけていきます。 |
ヘアアイロンは中音~高音設定が多いのですが、120℃ぐらいが最低温度の物をお持ちでしたら、そちらをアイロン替わりに使うことができます。
真ん中のシワが深い部分は念入りにアイロンをかけるようにし、ゆっくりスライドさせていくのがポイントです。長時間同じ場所にあてないように気を付け、ゆっくりとかけていきましょう。
お札をアイロンがけする際の注意点
急遽ピン札が必要になった時、自宅にあるアイロンを使ってシワを伸ばせることがわかりました。洗濯のりや大根おろしなど、自宅にあるアイテムを使って簡単にできるので、ぜひやってみてください。
アイロンを使ってシワを伸ばす際には、いくつか注意点があります。せっかくのお札が焦げてしまったり、縮んでしまわないように、これから紹介する注意点を頭に入れておくと安心です。
低温でかける
まずはアイロンの温度に注意する必要があります。先ほどから何度も低温(100℃)と言ってますが、大体100℃~120℃の間でしたら問題ありません。それ以上高い温度に設定してしまうと、お札が焦げてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
全てがピン札のようになるわけではない
残念ながら、すべてのお札がピン札にようにきれいに生まれ変われる訳ではありません。あまりにシワがひどいものだと、ある程度回復することはできても、ピン札まではいかないかもしれません。
アイロンをかけるお札を選ぶ際に、極力シワや折り目が浅いものを選ぶのが大事です。また、アイロンの下に置く台にも注意が必要です。一番良いのはアイロン台を使うことです。
表面が平らではない物をアイロン台代わりに使ってしまうと、シワが伸びにくく、きれいに仕上がりませんので、極力アイロン台や専用シートを使って、丁寧にアイロンをかけるように意識しましょう。
スチームアイロンは使わない
スチーム機能を使えば、シワがよく伸びるので、シャツなどにアイロンをかける際は便利ですが、お札にアイロンをかける時はNGです。スチーム機能を使ってしまうと、お札が焦げたり、縮む可能性がありますので、使わない方が無難です。
お札にアイロンをかけてもホログラムに影響はない?
お札にはホログラムと言う、偽造防止のためのピカピカしたマークが導入されています。1万円札と5千円札に印刷されているマークですが、アイロンをかける際、このマークは消えたり、褪せてしまったりしないのでしょうか?
お札そのものは強度が高く、アイロンをかけても問題ありませんが、ホログラムは熱に弱いと言います。ホログラムが消えてしまってもお札としての価値は変わりませんが、ATMや自動販売機では認識してくれなくなりますので、やはり注意しておく必要があります。
アイロンをかける際は、極力ホログラムを避けて行うようにしましょう。万が一消えて焦げたり模様が消えてしまうと、ご祝儀としては使えなくなりますので、あらかじめ注意しておいた方が無難です。
アイロン以外でお札のシワを伸ばす方法
お札にアイロンを使うのはちょっと抵抗がある!なんて人も中にはいるかもしれません。時間に余裕がある方は、アイロンを使わなくても、お札のシワを伸ばしてピン札のように生まれ変わらせる方法はあります。
ここからは、アイロンを使わなくてもお札のシワを伸ばせる方法を2つ紹介していきます。
キッチンペーパーと重しを使う
【用意するもの】 ・キッチンペーパー2枚 ・本などの重し |
【やり方】 1.キッチンペーパーを水で濡らし、しっかり絞ります。 2.2枚のキッチンペーパーの間にお札を挟みます。 3.本などの重しを置いてしばらく待ちます。 |
お時間がかかってしまいますが、アイロンのように焦げたりする心配がないので、安心して行える方法だと思います。前日の夜から重しを置いておくと、翌朝にはシワが伸びていると思いますので、時間がある人ややってみてください。
窓に貼り付けて乾かす
【用意するもの】 ・水 ・キッチンペーパー |
【やり方】 1.キッチンペーパーを水で濡らしてよく絞っておきます。 2.濡れたキッチンペーパーでお札を濡らしていきます。 3.自宅の窓にシワを伸ばして貼り付けてしばらく待ちます。 |
原始的なやり方ではありますが、アイロンを使わない分、失敗度も低いと思われます。注意点は濡らしすぎないことです。
あんまり水っぽくなってしまうと、破れやすいですし、乾かすのにも時間がかかってしまいます。シワが伸びるぐらい適度に濡らし、壁に貼り付けて乾くのを待ちましょう。
ピン札が急に必要な時はアイロンを使おう!
ピン札が急に必要になった時、自宅にあるアイロンで簡単にシワを伸ばせる方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?事前に準備しておけば問題ないですが、ピン札の準備を忘れた時、この方法を知っておけば非常に便利です。
アイロンを使う際は、スチーム機能は使わずに低温設定で行うようにしましょう。また、あまりにシワが深いものだと、ピン札のようにきれいなお札にはなりにくいので、お財布の中でも極力シワ・折り目が少ないお札を選ぶのが成功のコツです。
ご祝儀にピン札が必要になり、時間がない時は、ぜひアイロンを活用してみてください。