手作りワッペンの作り方!刺繍アップリケを自作で作るには?
手作りワッペンの作り方について紹介します。手作りワッペンを作りたいと思っても、作り方がわからないと良い作品ができないこともあるでしょう。布やフェルトを使って簡単に作ることができる自作のワッペンの作り方をマスターしてください。
目次
ワッペン&アップリケを手作りしよう!
ワッペンやアップリケを手作りしませんか?裁縫が苦手な人や、ハンドメイドが苦手な人もいるでしょうが、布やフェルトなどのように準備する道具を揃えて、作り方をマスターすると、とても簡単にアップリケやワッペンを作ることができます。
ワッペンやアップリケというのは、完成度が高いものも素敵ですが、手作りした「自作っぽさ」が出るのもまた、素敵なものです。
手作りワッペンやアップリケを作って、子供の持ち物を華やかにしませんか?子供の無地の洋服に手作りのワッペンをつけてオリジナルの洋服に仕上げている人もいます。色んなアイディアとして使うこともできるので本当におすすめです!
そもそもワッペンとは?
ワッペンというのは、布やフェルト、刺繍などを使って作った印のようなものを言います。分かりやすく言うと、布で出来たコースターのようなものです。
ジャケットなどについている紋章もワッペンになるでしょう。制服や、通学バッグなどに学校の紋章が入ることがありますが、それもワッペンのようになっていることもあります。
ワッペンは、「○○のもの!」という目印の役割をしてくれたり、おしゃれの1つとして存在してくれるものでもあるのです。
ワッペンとアップリケの違い
ワッペンとアップリケの違いですが、一体何が違うのか、見た目で分からないという人もいるでしょう。ワッペンは、文字やキャラクター、動物などを刺繍などを用いて形にしたものを言います。
一方で、アップリケというのは、布の上に違う布を縫いつけていく方法のことを言います。ワッペンが仕上がった物ならば、アップリケは裁縫のテクニックの1つということになるのです。
そのため、ワッペンのことをアップリケという人もいるのでしょう。アップリケがテクニックの名前であることは、知らない人のほうが多いものです。
自作のアップリケを紹介!
こちらは、自作のアップリケになります。ワッペンととてもよく似ています。土台となっている布に、違う布で文字や果物を形どったものを縫い付けているのが分かるでしょう。
可愛いアップリケで、女の子らしさがあって素敵です。アップリケは、丸みがあるように作っていくことを意識することで、完成度が高いアップリケになるのではないでしょうか。
アップリケというのは、テクニックだと言いましたが、アップリケのテクニックを身につけるのは、比較的簡単になります。そのため、作り方が難しそうと思う人もいますが、挑戦してみることで簡単なのを実感することができるでしょう。
手作りワッペンの魅力
手作りワッペンの魅力について紹介します。手作りというだけで、その魅力は非常に高いことが想像できるでしょう。手作りワッペンの魅力というのは、作っている本人よりも、作ってもらった人のほうが感じるものでもあるはずです。
手作りワッペンの魅力に触れて、より「自作のワッペンを作ってみようかな?」という気分を掻き立ててください。
手作りワッペンを子供のときに親から作ってもらったという人は、「あのワッペンお気に入りだったな。」と大人になってからも思い出として残っているでしょう。この記憶に残るというのも魅力になります。
自分の好みに作ることができる
手作りワッペンの魅力は、自分の好みに作ることができるというものがあります。自分の好みに作れるということは、自由に「ここをこうしたい!」というのが叶うということにもなります。
手作りワッペンを自分の好みに作っていくことで、売っているワッペンよりも可愛いワッペンに仕上がることも可能でしょう。また、「このワッペンがあったらいいのに。」というデザインのものも手作りでなら作ることができます。
わざわざ、売っているものから探さなくても、自分で作ればいいだけなので、簡単に好みのワッペンを手に入れることができるのです。これはとても素晴らしい魅力の1つでしょう。
世界に1つだけのワッペンになる
手作りワッペンの魅力は、世界に1つだけのワッペンになるというものがあります。手作りワッペンなので、どこにも売っていないワッペンに仕上げることができます。
「可愛いね!」と褒められると、「自分だけのワッペンなんだ。」という特別感を感じることもできるでしょう。他のどこにもないというのは、とても嬉しいことですし、それを褒められるのは誇りにも感じるものです。
手作りワッペンは、世界に1つだけのものなので、つけておくことで一瞬で自分の持ち物を把握することができるといううのもメリットの1つにもなりますし、魅力にも繋がるでしょう。
手作りワッペンの作り方《アイロン接着ワッペン編》
アイロン接着タイプのワッペンを手作り作る作り方について紹介します。アイロンで接着してくれるため、とても簡単に作ることができるでしょう。
裁縫が苦手だという人にとっても、「これならできるかも!」と思うことができる作り方になっています。
アイロン接着タイプでの作り方は、ワッペン作り初心者の人にも向いている作り方になります。
用意するもの
・アイロン
・ワッペンにしたいキャラクターの布
・両面接着芯
・ほつれ止め
・はさみ
・剥奪紙
・クッキングシート
作り方・手順
【アイロン接着タイプのワッペンの簡単な作り方】
①ワッペンにしたいキャラクターや図案をまずは切る。
②剥奪紙の上に両面接着剤をつける。
③②の上に①を乗せてクッキングシートを乗せてアイロンをかける。
④剥奪紙とクッキングシートをはがす。
⑤ワッペン部分をとり、周りをほつれ止めで固める。
⑥乾かしたら完成。
注意点
接着芯やほつれ止めを使っていくので、きちんと乾かすことが大事になります。乾いていないと、完成度が下がってしまうので注意してください。
また、アイロンを使うものになるので、火傷にも注意してください。アイロンは必要なときだけスイッチを入れて、必要じゃなくなったら切っておきましょう。
手作りワッペンの作り方《フェルトワッペン編》
フェルトワッペンというのは、よく見るワッペンのような感じがしませんか?普通の布で作るワッペンよりも、フェルトワッペンのほうが親しみがあるという人も多いでしょう。
また、普通の布で作ったワッペンよりも、フェルトで作ったワッペンのほうが厚みがあって可愛さが増すというところもあります。
フェルトワッペンの作り方は簡単なので、是非ワッペン作りが初という人も挑戦してみてください。
用意するもの
・フェルト布(洗えるタイプのものがベスト)
・チャコペン
・トレーシングペーパー
・ボンド
・はさみ
・糸
・針
作り方・手順
【フェルトワッペンの簡単な作り方】
①作りたいワッペンの図案をフェルト布に写す
②フェルト布を作りたい図案のパーツごとに切る
③パーツをボンドでつけて、その上から塗っていく
④はさみで余分な部分をカットする
⑤ふちをブランケットステッチで縫ったら完成
注意点
フェルトは、縫っているときに寄ってしまうと完成度が低くなるので、縫っているときに少し引っ張りながら縫うことをおすすめします。
また、洗濯できないタイプのフェルト布を使うと、ワッペンをつけたものを洗濯することができなくなるので、注意してください。洗濯できるタイプのフェルトで作ることをおすすめします。
手作りワッペンの作り方《刺繍ワッペン編》
刺繍ワッペンは、難易度がとても高いような気がしませんか?しかし、刺繍でワッペンを作ると、少し立体感があって可愛さがプラスされて素敵になります。
刺繍をするときは、隙間が空きすぎないようにして、できるだけ糸を詰めて作ってみてください。きっと素敵な刺繍ワッペンに仕上がるでしょう。作り方をチェックして、挑戦してください。
刺繍ワッペンも、慣れたら意外と簡単に作れるものです。
用意するもの
・フェルト
・刺繍糸
・刺繍針
・両面接着芯
・チャコペン
作り方・手順
【刺繍ワッペンの簡単な作り方】
①まずは、フェルトを広げてしわを伸ばしておきます。
②フェルトを作りたいワッペンの大きさより少し大きめにカットします。
③そのフェルトに自分が作りたいワッペンの柄をチャコペンで書いてください。
④下地ができたら刺繍針に刺繍糸を通します。
⑤下地の通りに刺繍をしていきます。
⑥ガタガタにならないようにできるだけ均等に刺繍をしていきましょう。
⑦刺繍が終わったら、余分なフェルトをカットします。
⑧フェルトのふちを整えたら完成です。
ふちを綺麗にする方法
手作りワッペンができたときは、ふちがどうしても気になることがあるでしょう。フェルトのふちも、刺繍糸と刺繍針を使って縫っていくことで、キレイに整えることができます。
しかし、ふちは、コツを掴んでいないと、整えたつもりが形がいびつになったりもするものです。ふちを縫うときは、一気に縫うのではなく、少し進んだら曲がっていないか確認してまた進むなどのように、そのつどチェックを入れてください。
基本的にふちはブランケットステッチで縫っていくので、その方法を動画でチェックしておきましょう!
注意点
刺繍ワッペンの場合は、刺繍をするときに針をどこから刺し始めて、どこを刺し終わりにしたほうがいいのかというのが悩むところになります。刺繍ワッペンを作るときは、作りたい図案に近いものを動画でチェックしてみてください。
思った以上に真ん中から始めていることもあります。始めてのときは、端っこから作っていくという人が多いのですが、刺繍が上手に仕上がるには、どこから始めるのかというのも大事なポイントになるのです。
刺繍ワッペンは、刺繍の出来栄えで完成度も変わってくるものなので、是非刺し始めと刺し終わりには気を使ってみてください。
参考にしたい自作ワッペン作品集
実際に、手作りワッペンについて見ておきましょう。皆、色んなワッペンを自分で手作りしています。キャラクターものなんかもありますが、シンプルで可愛いものもたくさんあるのです。
皆が作っている手作りワッペンを参考に、自分でも何か作ってみてください。アイディアを真似して、素敵なワッペンを作るのもありです!
自作のワッペンをいくつか作って、コレクションみたいにするのもおすすめです!
①ひらがな
ひらがなの手作りワッペンです。ひらがなは、丸みがある文字なので、ワッペンにするととても可愛らしさがあるのでおすすめになります。
ひらがなの手作りワッペンは、子供がひらがなを覚えるためにも作っておくといいでしょう。また、女の子にも男の子にも共通して使うことができるワッペンにもなるので、とてもおすすめです。
ひらがなの手作りワッペンを小物につけると、それだけで小物がグっと可愛さを増すでしょう。自作の巾着に自作のひらがなワッペンをつけるのもおすすめです!
②動物
動物のワッペンは、ワッペンの中でも可愛らしさが光るものです。子供が好きな動物をワッペンにしてあげると、子供もとっても喜ぶこと間違いなしでしょう。
動物のワッペンは難しそうなイメージもありますが、簡単に書かれている可愛いイラストなどを参考にすることで、比較的あっという間に作ってしまうことができるでしょう。
色んな動物のワッペンを作って、ワッペンの動物園みたいにすると、子供もたくさんの動物の名前を覚えられるようになるでしょう。
③乗り物
男の子が喜ぶ乗り物のワッペンです。男の子のほうが、女の子よりもワッペンで喜んでくれる年齢というのはすぐに過ぎ去ってしまうでしょう。そのため、乗り物が大好きな時期などに作ってあげたいものです。
乗り物のワッペンは、子供が好きな新幹線などにすると、より子供のテンションを高めることができるはずです。自分の持ち物に、大好きな乗り物のワッペンが付けられていたら、物を大事にする人になってくれる可能性もあるでしょう。
乗り物のワッペンは、比較的簡単に作ることもできるので、是非挑戦してみてください!自作の乗り物ワッペンは、愛情もこもっていてとても素敵です!
④英語
英語のワッペンもとても可愛いものです。どちらかというと、ひらがなのワッペンよりも簡単に作ることができるでしょう。
英語のワッペンで名前を作ってあげることで、アルファベットを子供が早くから覚えてくれる可能性も高まります。
可愛い生地でワッペンを作ることで、センスの良い素敵なものが出来上がるでしょう。自作ワッペンは、やはりセンスが良いといわれたほうが嬉しいものです。
手作りワッペンを作ろう!
手作りワッペンの作り方を見ていると、「思ったよりも簡単そうだから、自分でも作れるのでは?」と思えるのではないでしょうか。おそらく、作ってみることで楽しくてハマってしまう可能性もあります。
ちょっとだけ難しいと感じる部分は、ふちになるでしょう。刺繍でワッペンを作りたいという人にとっては、刺繍もなれるまでは難しいと感じるものです。ただ、刺繍はハマると楽しくて夢中になれるものでもあるので、是非挑戦してください。
手作りワッペンは、作り方が色々とあるので、色んな作り方を試してみてください。自分に合う作り方で作るのが1番上手に仕上がるでしょう。たくさん手作りワッペンを作って、子供も自分も楽しみましょう!