型抜きのコツは?お祭りの屋台での型抜きの攻略方法を解説!
お祭りの屋台でよく見かける型抜きですが、型抜きのコツがわからず、なかなかうまくいかなかった経験はありませんか?しかし、型抜きのコツを知ることで、実は誰でも型抜きを上手に攻略することができます。型抜きを上手にするコツや、攻略方法を解説しましょう。
目次
お祭りの屋台でよく見かける型抜きを攻略しよう!
お祭りのときには、射的や金魚すくいなど、さまざまな遊びの屋台が並んでいます。その中でも、屋台の型抜きは、一見すると簡単そうな遊びでも、どのような屋台の遊びよりも高い攻略性を求められ、攻略することがなかなか難しいものとなっています。
お祭りのときに型抜きの攻略に挑戦して、悔しい思いをしてモヤモヤとした気持ちでお祭りを終えた人も、中にはいるのではないのでしょうか。
今後、そのようなモヤモヤした気持ちにならないように、型抜きのコツを習得して、ぜひともスッキリとした気持ちでお祭りを良い思い出にしましょう。
そもそも型抜きとは?
地域などのお祭りによっては、型抜きの屋台がない場所もあるかもしれません。型抜きとは、ゼラチンやデンプンを固めた板状のお菓子に描かれている、動物や花などの型を、針や画鋲で外側を削り取って上手にくり抜く、屋台の遊びです。
屋台の型抜きでは、型抜きに成功することで、景品としてオモチャをもらえたり、数百円程度の賞金をもらえることもあります。型抜きの型が難しいものであれば、それ相応の賞金をもらえる場合もあります。
また、型抜きはコツを知らなければ簡単に型が割れてしまうため、他の屋台よりも、少しの技術と集中力を必要とする遊びとなっています。型抜きに集中して夢中になる人も多く、綺麗にできた場合には達成感も味わえることができます。
型抜きを上手にするコツ
型抜きは単純な遊びですが、型抜きで綺麗に型を抜いた瞬間の達成感は、他の屋台の遊びではなかなか味わえないものとなっています。しかし、ある程度のコツを持っていないと、初めて型抜きに挑戦する人は、すぐに型が崩れて挫折してしまうかもしれません。
型抜きのコツとは、一体どのようなものがあるのでしょうか。何も知らずに型抜きに挑戦するのではなく、いくつかのコツを身につけて、型抜きに挑戦してみましょう。
ついている粉を払う
屋台で用意された型は、粉がついていることが多くあります。型に粉がついているだけで、思った通りの場所をくり抜けなかったり、これからの細かい作業に大きな支障を与えることにもなります。
いきなり型を抜こうとするのではなく、まずは型についている粉を、丁寧に取り除いていきましょう。また、作業中でも粉が付着することがあるため、作業の途中でも粉がついていないかチェックして、適度に取り除くのも攻略のコツの一つです。
まずは手で割る
型抜きをする際には、針や画鋲を使う必要がありますが、いきなり針や画鋲を使うと、型が大きくひび割れて、失敗になってしまう可能性が十分にあります。まずは、指で割れるような大きな部分などは、道具を使わずに指で割るようにしましょう。
しかし、屋台によっては指で割ることを禁止している場所もあります。あらかじめ、型を指で割っても大丈夫か確認して、作業に移るようにしましょう。
画鋲や針で削る
画鋲や針は、指で割り終えた後、細かい部分を削るときに使うのがコツです。指は大きな作業、画鋲や針は細かい作業と、各自作業する場所の分担をして、それぞれ使い分けていくようにしましょう。
また、道具を使う際にも注意が必要です。画鋲や針を雑に動かしてしまうと、形が割れてしまう危険があります。丁寧に、慎重に、優しく動かしていくのが上手に削り取るコツとなります。
画鋲や針などは、屋台側が用意しているものですが、もしも自分専用に持参しても良い場合は、自分が持ちやすいと感じている画鋲や針を用意して、作業にあたるようにしましょう。
裏側を確認する
削り取る作業に集中していると、表面ばかりを見てしまいがちです。型抜きをする際は、表面だけでなく、裏側をチェックすることも、綺麗にくり抜くコツの大事な一つとなっています。
型抜きのときに裏側を見ることで、型の強度が弱まっている部分を知ることができます。削りながら、適度に裏側を見て強度を確認し、強度が弱まっている部分を削る際は、慎重に作業を進めるようにしましょう。
暗くて型の強度が確認できない場合は、屋台の明かりに透かして見るのもコツの一つとなっています。
集中を切らさない
型抜きは、同じ姿勢で慎重に作業をすることが多いため、攻略法やコツを身につけるだけではなく、何よりもそのコツを活かすための集中力が、一番大事なものとなっています。
型抜きの形によっては、簡単なものであれば一分か二分で型を抜けるものもありますが、難しい複雑な形をした型の場合は、より慎重さと丁寧さを求められるため、綺麗に取り除くのにそれだけ時間がかかります。
特に型抜きは、集中力が切れてくる終盤辺りに、難しい型に挑戦しなければならない確率が非常に高いため、常に気を緩ませず、高い集中力を維持し続けることが、どのようなコツよりも一番大事なコツとなっています。
型抜きの攻略法を動画で紹介
型抜きの攻略法を紹介している動画は、他にもまだまだたくさんあります。文章を読んでもピンとこない場合は、動画などを見ることで、しっかりとコツを身につけることができるかもしれません。
また、挑戦する人によって、型抜きに挑むためのコツや作業の手順も異なるため、自分にあったコツとやり方をするのが一番ベストな方法となっています。
型抜きする際に便利なアイテム
型抜きに利用する画鋲や針だけではなく、他の道具を使うことで、型抜きを攻略するために有利に働くものがいくつかあります。屋台によっては使用できないところもありますが、使用可能な場合は、積極的に道具を使っていきましょう。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、型を少し湿らせて、型抜きの作業効率をアップさせる便利なアイテムとなっています。しかし、濡らしすぎてしまうと型がボロボロと崩れてしまう可能性があるので、使う際は、表面を軽く拭き取るように濡らしましょう。
ウェットティッシュがない場合は、画鋲や針を唾液により湿らせるという手段もありますが、不衛生であることと、怪我をしてしまう危険があるため、あまりオススメはできません。
爪やすり
爪やすりは、型抜きの作業中に使うのではなく、最後の仕上げとして使用します。屋台の中では、型をくり抜いたとしても、端がでこぼこなためクリアと見なされなかったり、綺麗じゃないという理由で認められない場合があります。
画鋲や針だけだと、どうしても型の外側を綺麗に削り取るには無理があります。そのため、代わりに爪やすりを使い、外側を削って綺麗に仕上げましょう。また、綺麗な型に仕上げることで、より完成度も異なって見えることでしょう。
和菓子用の黒文字
和菓子などで利用する専用のつまようじである「黒文字」ですが、通常のつまようじと異なり、先端が潰れにくく、持ち手も長くしっかりとしているため、画鋲や針を使うよりも扱いやすい、削るのに最適で便利なアイテムとなっています。
ただし、黒文字個別で販売されることは少なく、必然的に和菓子を買う必要があるため、黒文字の入手には少し値段が張るところがあるかもしれません。一度口に入れた黒文字を、洗って再利用することに抵抗を感じる人にも、使うことにためらいがあることでしょう。
しかし、型抜きの削る作業に使う道具としては、画鋲や針よりも使い勝手が良く、作業効率を上げるアイテムとなっています。上記の二点を頭に入れて、黒文字を型抜きの作業道具として利用するかどうかを検討してみましょう。
屋台によっては厳しいルールも?
型抜きを攻略することで、賞金や景品が出る屋台がありますが、それらの屋台は型抜きをするときのルールが厳しいものが多くあります。屋台の人にも生活がかかっており、また、商売でもあるため、型抜きの規則も少し厳しくなるのです。
指で割ることを禁止したり、ウェットティッシュや爪やすりを使用禁止にしたりと、地域によってそれぞれルールは異なりますが、不正行為をせずに規則を守り、型抜きに挑戦するように心がけましょう。
練習したい!型抜きを売ってる場所は?
それでも、綺麗に仕上げるためにはさまざまな道具やコツを利用する必要が出てきます。型抜きをするからには、綺麗な仕上がりを見たいと思う人もいることでしょう。
型抜きの商品は、屋台だけではなく、今では通販でも100枚セットなどで購入することができます。また、今ではあまり見かけませんが、駄菓子屋さんや、おもちゃ屋さんにも、一個単位で販売していることもあります。
自分のやり方で型抜きに挑戦したい場合は、屋台ではなく、個別に型抜きを購入してチャレンジすることをオススメします。
型抜きのコツを習得して攻略しよう!
簡単そうで難しい型抜きですが、上手に型をくり抜き、綺麗に仕上げたときの達成感は、他の屋台ではなかなか味わえないものでしょう。夢中になった時間だけ、強く思い出として残っている人も多くいるほどです。
型抜きに苦手意識を感じている人も、ぜひともコツを習得して、型抜きにチャレンジしてみましょう。