富田靖子の現在や年齢は?病気なの?かわいい女優の今に迫る
若い人は富田靖子さんの名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、顔を見れば知っている人も多いでしょう。10代のころから数々の話題作に出演し、人気女優として活躍してきた富田靖子さん。結婚やお子さんは?現在の活動は?かわいい女優の現在に姿に迫ります。
目次
富田靖子とは?
富田靖子とはどのような人物なのでしょうか。富田靖子のプロフィールや芸歴について詳しく見ていきましょう。
富田靖子のプロフィール
本名 | 岡本靖子(旧姓富田靖子) |
生年月日 | 1969年2月27日 |
現在の年齢(2019年現在) | 50歳 |
出身地 | 福岡県 |
血液型 | AB型 |
活動内容 | 女優 |
所属グループ | |
所属事務所 | アミューズ |
話題の映画で主演デビューを果たし、一躍人気者となった富田靖子さん。デビュー当時は冨田靖子の芸名で活動していました。10代のころのかわいらしさは群を抜いています。現在も確かな演技力と、清楚で温かみのある美貌で数々の話題作に登場し、人気女優として活躍しています。
富田靖子の経歴
女優として華々しい経歴を誇る富田靖子さん。どのようにして人気女優の地位を手に入れたのでしょうか。富田靖子さんのデビューのきっかけから、演技派女優として成長するまでの経歴を見てみましょう。
中学在学中に映画のオーディションを受ける
当時17歳の史上最年少で川出書房新社主催の「文藝賞」を受賞し、大きな注目を集めた堀田あけみさんの『1980 アイコ16歳』の映画化に当たり、1983年、大規模なオーディションが開催されました。
富田靖子さんは、中学在学中にこのオーデションに応募し、約127000人の中から主演に選ばれ、鮮烈な映画デビューを果たします。
『アイコ16歳』として製作された映画は、できるだけ現実の学生を起用したいとの主催者側の意向で、多くの中・高校生を起用し、その中からは、主演の富田靖子さん以外にも、現在も活躍する俳優や女優が生まれました。
1987年映画祭で賞を受賞
シンデレラガールとしてデビューした富田靖子さんでいたが、透明感のある美貌と演技力の高さが評価され、その後も順調にキャリアを重ねます。
作品的にも評価が高い話題作に次々と主演し、デビューからわずか4年で、横浜映画祭主演女優賞・高崎映画祭ベストアイドル賞を受賞するという、恵まれた女優人生のスタートでした。
その後も、主演映画の公開が引きも切らず、富田靖子さんの人気はうなぎ登りでした。
1995年ヘアヌードでイメチェン
映画作品には恵まれた富田靖子さんでしたが、テレビドラマでは思ったように視聴率が取れず、新人女優の台頭もあって、苦しんだ時期もあったようです。
そして、1995年に日本と香港の提携で作成された、芥川龍之介の短編小説をベースとしたオリジナル映画『南京の基督』で、主人公の一人である中国人の娼婦を演じ、大胆なヌードシーンに挑戦しました。
デビュー以来、清純派の印象が強かった富田靖子さんの切なく美しいヌードシーンは、重苦しい内容の映画の中で、ひときわ胸に迫る強烈な印象を残しました。
第8回東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞
富田靖子さんは、病に侵された薄幸の中国人娼婦を見事に演じ、この演技が評価され、第8回東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞します。
外国人の、しかも娼婦と言う難しい役どころを、大胆なヌードシーンも含めて完璧に演じ切ったことで、演技の幅を広げるとともに、イメージチェンジにも成功しました。
1998年から舞台にも進出
映画やテレビで活躍していた富田靖子さんですが、1998年には初舞台を踏み、その後はつかこうへい氏の舞台にも出演するなど、コンスタントに舞台女優としての活動も続けています。
2018年には、映画で女優吉永小百合さんと嵐の二宮和也さんが母子を演じて話題になった『母と暮らせば』の舞台化で、二人芝居にも挑戦しています。
若い頃のかわいい富田靖子の画像
現在もとても美しい富田靖子さんですが、10代、20代のころのかわいらしさは同世代の中でも群を抜いています。現在若手の中では一番とも言える人気女優の広瀬すずさんに似ているという人もいます。
デビュー当時の富田靖子さんは、約127000人もの候補者の中から選ばれたのも当然のかわいらしさです。『アイコ16歳』のオーデションには、当時のトップアイドル故岡田有希子さんや現在でもバラドルとして活躍する森口博子さんも参加していました。
そんな中でのヒロインデビューですから、どれほどかわいらしかったかがよくわかります。
富田靖子の出演作品
富田靖子さんは、それこそ数え切れないほどの映画、ドラマ、舞台、CMに出演しています。話題作、人気作も枚挙にいとまがありませんが、その中でも多くの人の記憶に残っているであろう代表作をご紹介します。
この他にも、1997年放送のNHKの大河ドラマ『毛利元就』の正室美伊の方や、2016年に放送され、一世を風靡した『逃げるは恥だか役に立つ』の新垣結衣さん演じる主人公森山みくりの母など、物語の要となる役を数多く務めています。
また、2019年後期放送のNHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』では、戸田恵梨香さん演じるヒロインの母を演じます。
【映画】アイコ十六歳
富田靖子さんのデビュー作となった『アイコ16歳』は、名古屋の高校を舞台に、弓道部に所属する主人公アイコの青春と成長を描く、学園物語です。
原作者の堀田あけみさんが、現役の高校生であったため、高校生の繊細な心の動きや生々しい日常が丁寧に描写されており、多くの人の共感を呼びました。映画は、富田靖子さんの初々しい演技と、可憐な美しさが評判になり、大ヒットしました。
映画には、同じオーディションで選ばれた松下由樹さんや宮崎ますみさん、佐藤二朗さんも出演しています。
【映画】さびしんぼう
『さびしんぼう』は、富田靖子さん出演の3作目の映画で、富田靖子さんの高校の冬休みを利用して急遽撮影された、大林信彦監督による尾道三部作の完結編です。富田靖子さんは、白塗りの顔の不思議な存在「さびしんぼう」と、主人公が憧れを抱く美少女の二役を演じました。
広島県の尾道を舞台にした切なくも甘い初恋の物語は、富田靖子さんの可憐な美しさを一層引き立たせ、多くの人を虜にしました。
巨匠黒澤明氏は『さびしんぼう』をとても気に入り、自分のチーム「黒澤組」のスタッフにも観るように勧めていたというエピソードが残っています。
【映画】BU・SU
富田靖子さん主演第2作目となった『BU・SU』は、市川準氏の初監督作品でもあります。見た目は平凡だけれど心がひねくれた少女が、人との関わりの中で少しづつ成長し、心の殻を破っていく姿を描いています。
この作品は、文化庁優秀映画作品賞を受賞し、富田靖子さんは、第9回横浜映画祭 主演女優賞と第2回高崎映画祭 ベストアイドル賞を受賞しました。
【ドラマ】美味しんぼシリーズ
1980年代に大ヒットしたグルメ漫画『美味しんぼ』は、アニメ化や映画化もされた人気作品です。
漫画を原作にしたテレビドラマは、1997年から1999年にかけて唐沢寿明さん主演でシリーズ化され、富田靖子さんは、石田ゆり子さんに続いて4、5シリーズでヒロインの栗田ゆう子を演じました。
芯が強くてしっかり者のヒロインは、富田靖子さんの雰囲気にぴったりで、富田靖子さんの当たり役の一つといえます。
【ドラマ】あさが来た
女優の波瑠さん主演で人気を集めたNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』は、2015年後期の作品です。最高視聴率23.5%をたたき出し、スピンオフが作成され、2018年には再放送されるほどの人気作品です。
富田靖子さんは、慣れない炭鉱で苦労するヒロインのあさを、励まし支える頼もしい女性を演じました。
可憐な高校生役から女優人生を歩み始めた富田靖子さんですが、未熟なヒロインをある意味母親のように見守る逞しい役を堂々と演じ、女優としての成長をしみじみと感じさせました。
富田靖子のレコードデビュー
映画の主題歌を歌って歌手としても同時にデビューと言うのは、昭和のアイドルにはよくあったことですが、富田靖子さんもその例に漏れません。
デビュー作となる『アイコ16歳』の主題歌「オレンジ色の絵葉書」で歌手としてデビュー。主演映画の主題歌を次々とリリースしましたが、大ヒットには恵まれませんでした。
アイドルとしてもてはやされていた1980年代を過ぎると、徐々に女優業に専念し初め、実力派女優として成功しました。
富田靖子が結婚した旦那は誰?子供は?
ここまで、富田靖子さんの女優としての活躍ぶりを振り返ってきましたが、プライベートはどのようになっているのでしょうか。美貌と実力を兼ね備えた人気女優のプライベートは、誰にとっても気になるところです。富田靖子さんは結婚しているのでしょうか?
2007年にダンスインストラクターの岡本裕治と結婚
富田靖子さんは、2007年に結婚しています。お相手はダンスインストラクターの岡本裕治さんです。結婚当時富田靖子さんは38歳。女優としてはとくに遅いということもありませんが、相手の男性が10歳年下ということで、驚いた人もいたかもしれません。
そのためか、富田靖子さんは、結婚のことを1年近く公にしていませんでした。
馴れ初めは日本テレビの社交ダンス選手権
以前テレビ番組の企画で、芸能人が社交ダンスに挑戦するというのが流行ったのを覚えている人もいるかもしれません。
富田靖子さんとご主人の岡本裕治さんは、そういった番組の一つ、日本テレビの『シャル・ウィ・ダンス?〜オールスター社交ダンス選手権〜』でペアを組み、結婚に結びつきました。
出会ったのが2006年ということですから、交際1年での結婚ですが、早いのか遅いのか、昨今の結婚事情を鑑みるとよくわかりません。
結婚した年に女の子を出産
2006年に出った富田靖子さんと岡本裕治さんは、2007年6月に結婚、同じ年に女の子が誕生しています。結婚と出産の時期が近かったこともあって、あまり騒がれたくなかったのか、結婚も出産も公になったのは2008年になってからです。
富田靖子は堺雅人とも噂があった?
スキャンダルとは無縁のような富田靖子さんですが、人気女優だけあって交際報道や、いくつかの噂もありました。不倫でもなければ修羅場でもない過去の恋愛は、今となってはいい思い出かもしれません。
まだ無名だった堺雅人
写真週刊誌『FRIDAY』に、富田靖子さんの自宅を訪れる堺雅人さんの写真が掲載されたのは2001年のことです。富田靖子さんは、舞台での共演がきっかけで堺雅人さんと知り合い、交際は5年に渡っていました。
当時堺雅人さんはまだブレイクしておらず、「美形舞台役者」という報道のされ方でした。
5年間交際し破局
当時は両方の事務所とも交際を認めていて、二人はほぼ同棲状態にあり、交際期間も長いことから結婚も間近かと思われていましたが、間もなく別れてしまいました。
はっきりとした理由は本人たち以外知る由もありませんが、無名だった堺雅人さんが徐々に多忙になり、すれ違いが生じたのではないかと言われています。
富田靖子はアニメ・漫画好き?
明るく屈託のない富田靖子さんは、ご自身の趣味についても公言しています。富田靖子さんのお気に入りは何なのでしょうか。
ガンダムのシャア・アズナブルの大ファン
自分の趣味を堂々と口にする女優やアイドルが少なかった1980年代~1990年代、富田靖子さんは早くからガンダムファンであることを表明しています。
とくに「赤い彗星」を操る「シャア・アズナブル」の大ファンで、宣伝番組に出演したり、富田靖子さんサイズにデザインされたシャアモデルの軍服をプレゼントされたりしています。
藤子・F・不二雄の作品も大好き
富田靖子さんは、漫画も大好きで、ことに藤子・F・不二雄氏の作品はぜんぶ読破していると言います。劇場版の『ドラえもん』も全作品鑑賞しているというのですから筋金入りです。
ガンダム好きと言い、ドラえもん好きと言い、富田靖子さんの素直で屈託のない性格が伝わってくるようです。
富田靖子は病気?噂の真相は?
10代、20代のころは飛ぶ鳥を落とす勢いで映画やドラマの主演を多く務めていた富田靖子さんですが、最近では物語の脇を固める重要な役どころをこなすことが多くなってきました。
柔らかな美貌と高い演技力は、日本の映画界、テレビ界にはなくてはならない存在です。露出が減って病気を心配する声もありますが、現在放送中の連続ドラマにも出演しており、1月には出演した映画も公開されています。
何より現在放送中のNHK朝の連続小説『なつぞら』の次回作『スカーレット』ではヒロインの母親役と言う重要な役を演じることが決まっており、現在は撮影の真っ最中ですから、体調は問題ないはずです。
ご自身の口から話題に上ることはありませんが、富田靖子さんは1児の母で、お子さんはまだ小学生くらいです。映画やテレビの仕事を控えて家事と育児と両立させているというのが真相ではないでしょうか。
富田靖子は今も美人
若い頃の可憐さを失わず、大人の女性としての気品やゆとりの身につけた富田靖子さん。包容力のある母親役がよく似合う素敵な女優です。
以前に比べるとメディアへの露出が減っているように感じられるかもしれませんが、出演する作品を選びながら、女優、妻、母の三役をこなしている様子がよくわかります。
50代になってますます美しく輝きを増す富田靖子さん。今後の活躍が楽しみです。