ミャンマーの治安は安全?ヤンゴン観光の危険度や注意点も紹介
ミャンマーは国境の紛争地帯を除けば、観光に適した治安の良い国です。危険なのは、都市部のヤンゴンや観光地から隔たった地域、個人の能力で行ける場所ではありません。とはいえ、ミャンマーが日本でないのも自明の理。普通の海外の観光地における、普通の治安と考えてください。
目次
ミャンマーに行く前に治安をチェック!
ミャンマーと聞くと、ロヒンギャというコトバを連想する人が多いとおもいます。ロヒンギャとはラカイン州に住む人々のことですが、それが民族、宗教、政治、どの集団によるものか、見方は定まっていません。
彼らは一時バングラデシュに避難していたため、ミャンマーとバングラデシュの両国にまたがって居住しています。2017年8月には、ロヒンギャの反政府勢力とミャンマー政府とが烈しく対立し、多くの難民が発生しました。その影響で、欧米からの旅行者が減少傾向にあります。
ミャンマーは長らく続いた軍事政権、ロヒンギャなどに代表される少数民族との争い、貧困による薬物の栽培地帯等の情報により、治安の悪い国という印象を持つ人が多いと思われます。しかし、危険な地域を除き注意すべきポイントを抑えれば、東南アジアの中でも比較的治安が良く、安全に観光を楽しむことができる国なのです。
ミャンマーとは?
ミャンマーは面積が67万平方km、国土は南北に細長く、温帯と熱帯に分かれています。日本の国土のおよそ1.8倍あり人口6242万人の国です。2011年、長期にわたる軍政統治から民政へ移管しました。
まだ始まったばかりの国といってよく、GNPは少なくアジア最貧国とされ、インフラも未整理なままです。それが今や外国企業の進出も増え、もっとも注目を浴びる国になっています。最後のフロンティアといわれる所以です。
かつて首都だったヤンゴンは、今でも人口約540万人のミャンマー最大の都市であり、企業が集中しています。2006年に新しく首都となったネピドーは、行政機関が点在しているだけの疎らな都市ですが、ちゃくちゃくと発展を始めているようです。
首都はヤンゴンからネピドーへ
2006年、ミャンマー政府は首都をヤンゴンからネピドー(Naypyidaw)に移しました。日本の外務省表記では、ネーピードーだそうですが。国会議事堂へとつづく道は、将来への願いも込めてか、片道10車線道路もある箇所があります。交通車両の少ないためか、車線の多くは閉鎖されています。
現時点では、国家機関が点在しているだけの街。昔の幕張をでっかくしたようなものでしょうか。人影もまばらな国家機関の集まりなので、さぞ治安はいいでしょうが観光には不向きかもしれません。
元は軍用地だったネピドーは、ヤンゴンから北方約300kmのピンナマ県にあります。新首都は、大型ショッピングセンターや高級ホテルが立ち並ぶ一方、大きな病院がなく飲食店も乏しいようです。いくら治安が良くとも、ここには生活の匂いが希薄です。それを埋めるのは、これからといったところでしょう。
ミャンマー人の特徴
ミャンマーの人口は6242万人であり、その内訳の約70%がビルマ族です。ミャンマーの人たちの特徴は、一般的には真面目と捉えられています。あまり感情を表に出さず温厚な性格なので、従順な印象を持たれています。
彼らと付き合う注意点としは、反論が苦手だというこです。そのまま受け入れてしまい、後になって、やっぱり出来なかったとなる事も多々あるとか。ミャンマーの人のほとんどが敬虔な仏教徒なので、日本人にとっては意志の疎通は図りやすいといえます。
しかし、違いもあります。注意すべきは怒るときです。ミャンマーの若い人は、あまり怒られ慣れしていません。自尊心が傷つきやすい傾向があるそうです。人前で怒鳴らず、人気のない場所で指摘する程度に留めましょう。
また、親を大変尊重し年功序列なので、社会的立場が上でも自分が年下であれば、敬意を持って接すべきです。
ミャンマーの治安状況は?
危ない所は、ほぼ国境地帯に限られます。中国、バングラデシュ、ラオス、タイといった国境沿で少数民族との争いが絶えないようです。そのような治安の悪い地域に一歩でも足を踏み入れれば、いくら注意をしていようがムダ、自ら武装して軍隊でも率いていなければタダではすみません。治安の悪い国での個人行動なんてありえませんから。
外務省による危険情報
外務省の海外安全ホームページには、3つの段階レベルがあります。レベル3は渡航中止勧告、渡航はやめてくださいという警告です。現在のミャンマーにおける危険レベル3は、「ラカイン州マウンドー県」「カチン州ライザー」「シャン州コーカン自治地帯」となっています。
危険レベル2は不要不急の渡航はやめてくださいという警告です。「ライザー周辺を除くカチン州」「シャン州北部」「ラカイン州シットウェ県」「ミャウウー県」「チャオピチュー県」となっています。
危険レベル1は十分注意してくださいであり、治安の良いヤンゴンを含めたミャンマー全域となっています。日本人に人気の観光地、「バガン」「ニャウンシュエ」もレベル1です。おそらく突発的テロ、観光地にありがちな軽微な犯罪を念頭に置いたものでしょう。注意は必要ですが、海外で日本レベルの治安を求めてもお門違いです。
主要観光都市以外には危ない地帯もある
ミャンマーに行けば、寺院などの主要な観光スポットのある都市へ訪れるでしょう。そこから更に羽を伸ばし、地方にも行きたくなるかもしれません。でも、それが単なる観光目的では容易には行けません。事前に政府の許可が必要だからです。
ヤンゴンを離れた危険レベル3の治安の悪い地域には、申請しても許可は降りないでしょうし、行くべきでもありません。そういった治安の悪い地域へ冷やかし半分で行くと、必ずや個人や民間で解決できない、国家レベルのトラブルに巻き込まれるでしょう。
ミャンマーで治安が悪く危険な場所
治安が悪いのは国境沿いの紛争地帯です。それ以外は偶然のテロとか、外国の観光地にありがちな泥棒とか、日本以外の普通の国での、普通の治安程度といったところでしょう。テロ以外、注意を怠らなければ何とか対処は出来ます。
治安の問題は前者になります。正式なユニホームを着て戦う近代国家間の戦争より、国の体を成していない所の揉め事は、戦争より厄介です。戦争にだって一応国際的なルールがあるからです。
画像は北部にコーカン自治区のあるシャーン州の美術館です。コーカン自治区は、ミャンマー政府と少数武装民族との間で戦闘の起きている地域です。
空港周辺
ヤンゴンのミャンマー国際空港は意外と近代的。アジア最貧国、遅れた国の代名詞であるミャンマーなのにです。あの世界的観光地のインドネシアのバリや、中国を追い急成長している国土の広いインドでさえ、空港はボロいのです。
遷都されて間もないのに、ヤンゴン国際空港は新設のピカピカです。すぐ隣にはボロッちい国内線ターミナルがありますが、それが以前の国際空港の施設です。1階の到着ロビーかに一歩外へ出たら、空港の係員が荷物をタクシーに積み込むのを手伝ってくれます。でも、彼は空港とは無関係の人。
勝手に運んでおいてチップを要求してきます。支払いは拒否すればいいだけですが、日本人には不向きなスタイルです。触られる前に「NO!」と言いましょう。リムジンでも雇えば別ですが、そのような無料のおもてなしは海外にはありません。国内線の入り口にも出没するので、飛行機を乗り換える方は更にご注意を。
ラカイン州
2019年3月10日、仏教徒武装勢力のアラカン軍が地元警察署を襲い、9人の警察官が殺されました。国際的に有名なロヒンギャ問題が発生している地域は、バングラデシュとの国境に近い、ミャンマー西部のラカイン州です。この辺りでは、ムスリムであるロヒンギャの反政府勢力とミャンマー政府軍との間で衝突が頻繁しいます。
言うに及ばないことでしょうが、治安が大変悪く危険です。観光で行く人はないでしょうが、危ないので絶対に近づかないようにしましょう。
ミャンマー東部の国境付近
ミャンマーには大きく分けて二つの闇があります。軍事政権だったことや、アウンサン・スーチーも支持する独裁ではありません。かつて日本もそうでしたが、国家の黎明期において、この二つはほぼ必然です。
治安の悪さを生む原因は「少数民族との争い」と「貧困による薬物栽培と利権」です。ミャンマーを中心にして、北は中国、東はラオス、南はタイ、西はバングラデシュと国境を接しています。その中で中国、ラオス、タイの国境付近が、「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれる一大麻薬生産地となっています。
生産地は薬物の影響が色濃く、国境付近の町には薬物中毒者が溢れ、その利権をめぐり治安が極度に悪化しています。都市部のヤンゴンに住んでいるミャンマー人は、紛争と薬物利権の入り混じった地域へは近づきません。旅行者は猶更でしょう。
コーカン自治地帯
ミャンマー北部、中国と国境を接するシャーン州コーカン自治地区や、その更に北のカチン州には、外務省から渡航中止勧告が発令されています。コーカンには漢民族が居住しています。中国明朝末期に迫害され、雲南省まで逃げてきた民族が、その起源とされています。
そうした元のコーカン族に加え、四川省から流入して来た人たちも含まれているようです。さらに、第二次世界大戦後に中国雲南省から南下し、そのまま居ついた中国人もコーカン族を自称しているようです。
ミャンマー政府とそれら少数武装民族との間で、時々戦闘が起きる治安の悪い地域です。危ないので旅行は控えてください。
ミャンマー旅行の際の注意点
ロヒンギャ問題にともなって、ミャンマーではテロの危険もあります。だいぶ大人しくなりましたが、イスラム国のような過激なグループがロヒンギャ弾圧への報復措置として、ヤンゴンなどの都市や観光地へテロを仕掛ける事もないとは言い切れません
テロに備えることは不可能ですが、確率を減らすことなら出来ます。一番良いのは、テロが起きそうな危ない場所に行かないことです。敵対する宗教の象徴的な建物、外国人の集まる盛り場、ナイトスポットなど。ですが、それでは端から旅行をするなと同義です。
それでも、最新の安全情報を更新し続けることは大切です。旅前に外務省の「たびレジ」を登録しておきましょう。最新の情報をメールで受け取れ、事件事故に巻き込まれても直ちに支援してもらえます。
スリや置き引きが横行している
ヤンゴンのような都市部は比較的治安が良く、街中を歩いている最中スリに遭うなど滅多にありません。しかし、海外の観光地ともなれば、ミャンマーであれどこであれ、スリ・置き引き対策は必須です。
最もスリの鴨になりやすいのは、バスに乗る時です。大勢がバスの入り口に殺到して、人を掻き分け乗り込む瞬間です。もみくちゃになりながらステップを上がるのに必死で、ポケットに触られても気づけません。ハッとなっても手遅れ。群衆の中で誰の仕業か分からず、その前にバスは発車しているでしょうから。
マネーベルトを付けるなどの盗難対策が必要かもしれませんが、金銭に固執するのは却って危ないかもしれません。命の方が大事なので、お金は無くしても諦めがつく程度に小分けしておきましょう。
ぼったくりタクシー
ミャンマーのタクシーにはメーターがなく、出発前の交渉で値段が決まります。そういった事情もあってか、旅行者は100%ぼったくられます。対策としては、料金交渉の必要のないGrabやUberといったタクシーアプリがおすすめです。
空港からヤンゴン市内へ向かう時、白タクを利用する人もいます。普通なら相場は500円ですが、白タクは1000円ていど。しかし、車は高級ブルーバードで、冷房がしっかり利くので割が良いのだそうです。
正規のタクシーは故障寸前のオンボロで、窓を全開にして走るため熱く、汗まみれ排気ガスまみれになる定めだとか。一見、違法の白タクの方が危ないようですが、世の中は複雑にできています。
夜間の個人行動
昼間なら、ミャンマーは女性の一人ができる治安の良い国です。ですが、夜は違います。というか、海外なら、それが普通です。ミャンマーでは、女性が居酒屋やバーなどでお酒を飲む習慣がなく、夜の盛り場には男性しかいません。それだけに、日暮れてからの女性の一人歩きは目立ちます。
夜に外出する際は、男性の観光客でも複数行動を心がけ、人気の少ない所は避けましょう。これらは、どの外国でも常識ですが。
ロヒンギャ問題
ロヒンギャとは、ミャンマーのラカイン州(旧アラカン州)に住むイスラム教徒を指します。ミャンマー政府はロヒンギャの存在を否定しています。バングラデシュからの不法移民であるとし、ベンガル人と意図的に呼んでいます。民族としては非常に複雑で、よく分からないのが現状です。対立の焦点は宗教の違いですが、はっきりとは言いきれません。
現在ラカイン州では、上座部仏教徒のアラカン人(ラカイン人)とイスラーム教徒のロヒンギャとの間で衝突が頻発、死者が出ています。アウンサンスーチーの国民民主連盟が政権を取っても変わらず、国連調査団の入国を認めていません。アラカン人はミャンマーの支配層であるビルマ人と対立しつつ、ムスリムのロヒンギャへの敵意も強くあります。
アラカン人の民族政党にして上座部仏教政党のアラカン国民党(ANP)は、ベンガル人(ロヒンギャ)追放を公約し、かつて与えられた国籍や参政権も不法と見做しています。ラカイン州の中では、ベンガル人のムスリムだけ国際社会から不当優遇されていると不満があり、上座部仏教徒からロヒンギャへの支援妨害や、支援車両の攻撃も起きています。
道路は車が優先
観光客が一番注意がすべきは治安ではなく、実は交通事情です。日常に露わな危険。ミャンマーは車優先、歩行者が気をつけるしかないのです。車の方で慮ってくれません。
止まってくれるだろう、アクセルを緩めてくれるだろう、と甘く考えていたら、猛スピードで車が突っ込んで来ます。道を渡る際は、しっかりと左右を確認するたけでなく、「覚悟して」渡りましょう。誰もあなたを守ってくれません。自分の身は自分で守るのです。
感染症や狂犬病に注意
ミャンマーには、腸チフスや赤痢など感染症の恐れがあります。特に注意が必要なのは、屋台の食事や水です。無料のお茶を提供するお店のコップからでも、感染症に繋がるケースがあります。屋台の食べ物は避け、衛生的な店を選びましょう。
飲み物はペットボトルのミネラルウォーター、大手の飲料メーカーの飲み物など、封がされているものが無難です。また、ミャンマーには野良の中型犬がざらにいます。狂犬病対策は欠かせませんが、もっとも有効なのが、日本で予防接種を受けてしまうことです。
もし犬に噛まれたら、予防接種の有無関係なく、病院へ直行。ヒト抗狂犬病免疫グロブリン(HRIG)を注射しないと危険です。狂犬病は24時間以内に適切な処置を施さないと、100%近く死に至らしめる危ない病気です。場所によってワクチンのない場合もあるので、やはり旅前に予防接種をしておくのがベストです。
ミャンマーの治安がいい観光スポット
治安の悪さばかり話題にしていても楽しい旅行になりませんから、次はミャンマーの中でも比較的治安の良い場所を紹介していきます。つまる所、それは都会に近い観光スポットに他ならないのですが。
しかし、世界中人の集まる所で、無条件に安全な所なんてありません。それを踏まえ、なるべく危ない目に合わないための、注意情報も添えておきます。
シュエダゴンパゴダ
このシュエダゴンパゴダの建物が、我々には一番、目に馴染み深いのではないでしょうか。ミャンマーにおいては、公式許可証を持たない人がガイドをする事は禁止になっています。
しつこく付きまとわれ、ガイドをされた体をつくられ、最後に料金を請求されるといったトラブルが発生しています。こういった状況に遭遇したら、最初からハッキリ拒絶の態度を示しておきましょう。それで危ないめに合うことはありません。適当に受け流していると面倒なことになります。
ボージョーアウンサンマーケット
ボージョーアウンサンマーケットは、約1800件の店が軒を連ねています。中央のメインストリートを物珍しそうに歩いていれば、一目で観光客と気づかれます。すると必ずどこからともなく青年が現れ、日本語で親しげに優しく話しかけてきます。
「何探してるの?」とか、「安い店知っているよ」とか、「知り合いのやってる店だから安く買えるよ」とか、「両替も出来るよ」とか。上と同様、日本語で話しかけて来て、しつこく付きまとうのです。お約束の鉄板ですが、連れて行かれる店は善意を装う彼らと契約しています。
当然、商品の値段は外国人設定ですが、さらに彼らの取り分も上乗せされています。これも上と同様、最初からハッキリと断ればいいいだけです。危ない事はありません。
ニャウンシュエ
首都ヤンゴンからは北へ580km。ミャンマー東部シャン州にあるニャウンシュエは、インレー湖の北側2,3kmに位置しています。湖の拠点となる観光町で、ホテルやゲストハウスはもちろん、マーケットやパゴダもあります。
ヤンゴン、マンダレー、パガンからタウンジーまでの長距離バスがあります。ニャウンシュエへはタウンジーまで行かず、手前のジャンクションからピックアップ・トラックやタクシーなどに乗り換えます。町からボートで運河を伝えば、インレー湖へ出られます。
ニャウンシュエにはインレー湖格安ツアーがあります。5時間周遊ツアーの料金が1人5000チャットで約425円。ニャウンシュエには外国人の泊れる格安の宿も多くあります。レンタル自転車もあり、1日につき1500チャットとなっています。
他者への畏れなき多様性の成れの果て
2016年7月、ミャンマー観光中のあるスペイン人夫婦が、足に仏像を題材にした彫り物をしていた罪で国外強制送還となりました。仏教を冒涜(ぼうとく)したという罪状で外国人が強制送還となるのは、2014年以降これで3件目です。
ミャンマーは国民の85%が仏教徒であり、それがマジョリティなのです。進んだ欧米の彼らにとっては、ボーダレスで多文化多様性を体現しているつもりだったのでしょう。異なる宗教を同等に認め、プリミティブなタトゥーもオシャレな偏見のない私たちとか。
マジョリティからマイノリティへ立場の入れ替わる土地へ来て、無神経にかぶれた流行で振る舞う。相手を尊重するとは、自らの限度を知り慎むことであって、際限のない理解力を見下している他人に誇示することではありません、相手の大事にしているものに土足で踏み込んだ末路ですが、国外退去とは何と寛容なことでしょう。
旅行に大切なのは常識と節度
ミャンマーは外国人の多く訪れる、ヤンゴン、バガン、ニャウンシュエなどの観光都市部では危ない事はなく、比較的治安が良いのが現状です。しかし、先進国と呼ばれる国の観光地であっても、スリ、置き引き、ぼったくり等は、普通にあります。
ミャンマーで危ない場所は、防ぎようのない都心部の突発的テロを除けば、国境地帯に集中しています。交通の便のないそんな所へ行く人、行ける人は滅多にいないでしょう。
要するに、ミャンマー旅行における注意点には、他の国と比べ特異なことはありません。海外旅行における一般常識の範囲内であり、大事なのは、その国のありようを尊重した節度ある行動なのです。