手の指を細くする方法！簡単に指痩せして指を細長くしたい！

意外と周りの人からみられている指。スラッとした細長く綺麗な指は華奢で女性らしい印象を与えてくれますが、逆に太くてゴツゴツした指はたくましくて男性的な印象を与えることも。

しかし、足や腕などのダイエット方法はたくさん取り上げられていますが、指についてのダイエット法はあまりありません。一体どうしたら細くて綺麗な指になれるのでしょうか？簡単なマッサージやトレーニング方法についてご紹介していこうと思います。

指を細くする方法をお伝えする前に、そもそもなぜ指が太くなってしまうのかについてご存知でしょうか？そもそも指が太くならなければ痩せる必要もないですし、指を細くする必要もありません。

手の指が太くなってしまう前に原因を知って、細い指をキープできるように予防していくことが大切です。

まず１つ目の原因は「太っている」ことです。

指も体の一部なので、体重が増加したり脂肪が増えてくると当然指も太ることになります。お腹や顔・足などと比較すると急激に太くなるということはないのでわかりにくいですが、確実に指にも脂肪はついていて少しずつ太くなっているのです。

逆を返せばダイエットをして痩せると指も細長くなるということですが、脂肪がつきにくかったように落ちにくい部分でもあります。効果が出にくい部分になるので、ダイエットをして指が痩せるまでには大変な努力が必要でしょう。

２つ目の原因は「浮腫んでいる」です。

指はなかなかむくみに気づきにくい部位でもありますが、心臓からも遠く血流も滞りやすいのでむくみやすくなります。「朝にはスルッと入った指輪が夕方に抜けない！」なんていうこともむくみの影響だと言えるでしょう。

また特に女性は冷え性などで指先が冷たくなっていることが多く、これもむくみの原因の１つになります。冷え性やむくみやすい体質の人は一度確認してみてください。

３つ目の原因は「関節が太い」です。指の関節を「ポキッ」と鳴らしてしまう癖。何気ない癖ですが、それが原因で指が太くなっている可能性があります。

指を鳴らした際に関節の組織が破壊されて音がなっているのですが、破壊された部分が修復される際に以前よりも強い組織に作り変えられるようになっています。その為に以前よりも太く、ゴツゴツした指になっていってしまうのです。

癖なので直しづらいとは思いますが、鳴らせば鳴らすほど指は太くなっていきます。また関節が太くなってしまった場合は「痩せると戻る」というわけでもありません。周りからの印象も良くない癖なので、できるだけ鳴らさないように改善していきましょう。

４つ目の原因は「指の筋肉が発達している」です。

刃物を研いだり小さい部品を扱ったりなど、指先に力を入れる仕事をしている職人さんのような人なら、指に筋肉がついて太くなっている可能性があります。この場合は毎日の積み重ねなのですぐに改善することは難しいかもしれません。

また仕事以外でも編み物や工作など細かい作業をする際には指の筋肉を使っています。何事も過度に続けると筋肉がつきやすくなってくるので、適度な休憩やマッサージをして指をケアしてあげましょう。

指が太くなる原因がわかったところで、早速手の指を細くする簡単指痩せ方法をご紹介したいと思います。家や会社など、どこでも簡単にできる方法ばかりですので、休憩時間やリラックスをかねて取り入れてみてください。

またマッサージを行う際には滑りを良くする為にオイルやクリームなどを使用しましょう。乾燥した状態でマッサージを行うと摩擦で肌が痛む可能性があります。ご注意ください。

①指の付け根を反対の手の親指・人差し指・中指の三本で掴みます
②掴んだまま指先に向かって伸びを感じながらスライドさせてください
③指先までストレッチできたら、掴んだまま指の付け根に向けてスライドさせます
④①〜③までを１セットとして各指をマッサージします。

指を細くするイメージでマッサージしてみてください。力を入れすぎても効果は変わりません。気持ちのいい力加減でゆっくりとマッサージしましょう。

①マッサージする指を反対の手全体を使って握ります
②軽く握ったまま小指側へゆっくりとねじります
③一本の指につき３回ずつねじってください
④①〜③を１セットとし各指をマッサージします

こちらも指が痩せるイメージを思い浮かべてマッサージしてみてください。オイルを使用すると滑りが良くなりマッサージしやすくなります。

①マッサージする手と反対側の手をグーにします
②グーにした手の第二関節を使って指先から手首に向かってマッサージします
③親指から小指までマッサージしたら反対の手をマッサージします

強くマッサージしすぎるとあざになる場合があるので、力を入れすぎず適度な力加減を心がけましょう。

マッサージの次は、手の指を細くする簡単指痩せ方法《運動編》のご紹介です。こちらは運動といっていますが、先ほどと同じく家や職場で簡単にできるものばかりです。

指痩せは1日2日で成果が出るものではなく、継続が大切になりますので空いた時間にこまめに運動を取り入れてみてください。

①手をパーの形にして指先を揃え、手のひらを体と反対側に向けます
②反対側の手で人差し指から小指までを支え、体側に引き寄せます
③手の甲が反って気持ちいいと感じるところまで伸ばしましょう。
④①〜③を１セットとし両方の手に行いましょう

①両手をしっかりと握りしめてグーの形にし、５秒間キープします
②指をそらすようにパーの形にし、こちらも５秒間キープします
③①と②を１０回から２０回繰り返します

回数の目安は手が温まってくるかで判断してください。血行が良くなればOKです。

続いては、手の指を細くする簡単指痩せ方法《ツボ押し編》です。マッサージや運動が面倒で続かない、覚えられないという人にぴったりなのがツボ押しです。一度場所さえ覚えてしまえば押すだけなのでとっても簡単。

さらに周りの人からも気づかれにくいというメリットもあります。こっそり指痩せしたい人はぜひ取り入れてみてください。

指痩せのツボは井穴（せいけつ）というツボになります。親指から小指までの爪の生え際の両端にあり、脂肪の分解を促す効果があるツボです。このツボを各指１０回程度押すことによって指痩せの効果が期待できるようになります。

続いては手の指を細くする簡単指痩せ方法《短期間編》のご紹介です。気になる人と食事に行くので手元が気になる、手先を見られる機会があるなど直近に指を見られる機会があるので、てっとり早く指を細長くしたいという場合の方法です。

効果は一時的なもので長期的な指痩せが期待できるものではありません。必要な時だけこの方法を使うようにしましょう。

①テーピング用のテープを用意します
②指の付け根から指先に向けて一周だけテープを巻きつけます
③そのまま10分程度放置し、テーピングを外します
④①〜③を全ての指に行います

テーピングすることによって指を圧迫し、むくみを解消し指を長細く見せる効果があります。即効性のある方法なので急いでいるときに有効です。テープの巻き方時は指先に向かうほど強く巻き付くようにしてください。

過度な締め付けは血行不良を起こして逆効果になる場合があります。適度な力加減でテーピングするよう注意してください。

続いては手の指を細くする簡単指痩せ方法《痩せるグッズ編》です。足や腕に使うグッズばかりが注目されがちですが、指用の痩せるグッズも販売されています。うまくグッズを活用して楽しく指痩せしましょう。

１つ目の痩せるグッズは「指用コロコロ」です。

腕や足用に販売されているコロコロはたくさんありますが、指用に設計されているコロコロもあります。指一本一本に対してマッサージができるようになっているので、自分の手でマッサージするのは苦手な人にオススメです。

また血行が良い時にマッサージを行うとさらなる効果が期待できるので、お風呂などでの使用も指を細くするのにオススメです。

２つ目の痩せるグッズは「ラップ」です。

①湯船に浸かる前に各指にラップを巻いておきます。
※この時に指が曲げ伸ばしできる強さで巻いておきましょう。
②指を湯船につけないようにして上記に当てます
③グーパー運動をします
④指が汗をかいてきてむくみが取れたら完了です

どこのご家庭にもあるラップを使った簡単な指痩せ方法です。日中時間が取れない人など、お風呂でのリラックスタイムに一緒に取り入れてみましょう。

昔と比べて身近になった美容整形手術。太くなってしまった指を細長くしたい時にも整形手術で捕捉することができるのでしょうか？

その答えは「NO」。今の所美容整形手術で指を細くする方法はないようです。指を細くしたい、痩せたいという場合にはストレッチやマッサージで地道に努力するしかなさそうです。

いつまでも綺麗な指を保つためには日頃の手入れが必要不可欠です。そこで、細長く綺麗な指にするための毎日の心がけについてご紹介したいと思います。

１つ目の心がけは「食事に気をつける」です。

すらっとした細長い綺麗な指にむくみは大敵。塩分の多い食事ばかりしていると指や体がむくみやすくなってしまいます。野菜やお肉などをバランスよう摂取し、塩分を控えた食事を心がけましょう。

また水分の取りすぎも塩分過多と同じく浮腫を引き起こします。食事も水分補給も適度に行い、健康的な生活を心がけましょう。

２つ目の心がけは「指の関節を鳴らさない」です。

ついつい癖で指を鳴らしてしまう人が大勢いますが、指が太くなる原因でもご紹介したように指を鳴らす＝指が太くなる行為でもあります。

関節が伸びて気持ちよく感じるかもしれませんが、細長い綺麗な指を目指しているなら指の関節を鳴らさないようにしましょう。

３つ目の心がけは「冷やさない」です。

冷え性などで手先が冷たくなっているとむくみやすくなったり、脂肪がつきやすくなってしまいます。気温が低くなる冬場はもちろん、夏場でも空調が効いた環境に長時間いる人は冷えないように気をつけましょう。

可能であれば手袋をつければ良いですが、仕事中など難しい場合にはカイロを使用したり温かい飲み物で体を温めることも有効です。また先ほど紹介したマッサージなどで血行を良くすることも指を細くするためにオススメです。

ここまでは指を細くするための様々な方法についてご紹介してきましたが、指を細長く綺麗に見せるためにはそれ以外でのケアも必要です。年中露出している指先は相手に与える印象も大きく左右します。

指を細長くして痩せることも大切ですが、ケアも同じくらい大切です。そこでそんな手指のケアについてご紹介していきます。

指を細く綺麗に見せる方法の１つ目は「保湿する」です。

どんなにマッサージや運動をして指を細長くしても乾燥していたり、肌荒れしていると台無しです。また過度なダイエットなどで痩せると栄養分が足りなくなって乾燥が進むことも。指を綺麗に見せたい人はマッサージなどと併用して保湿も必ず行いましょう。

食器を洗うときには手袋をつける、手を洗った後はしっかりと水分を拭き取りハンドクリームを塗るなど、あれないようにする「予防」と荒れや乾燥を修復する「ケア」の両方が必要です。

指を細く綺麗に見せる方法の2つ目は「ネイルで細く見せる」です。形を整えたりカラーを変えたりと手間のかかるネイルですが、少し工夫をするだけで指を細長く見せることができることをご存知でしょうか？

まずはネイルカラーですが、ベージュやピンクなど肌馴染みの良い色を選びましょう。そうすることで肌とネイルの境界線が曖昧になり、指が細長くなったように見えます。

また形を整える際には丸いラウンド型ではなく、先が尖ったスクエア型などを選ぶようにしましょう。先端が尖っていることで、指先にいくにつれてシャープになり、こちらも細く長い指に見せることができます。

今回は指を細くする方法についてご紹介してきました。どの方法も簡単なものばかりでしたが、一時的なものではなく継続が必要な方法ばかりだったと思います。綺麗な指先を手に入れるためには毎日の習慣がとても大切です。

また細くするだけではなく、同時にネイルやハンドのお手入れをすることによってより美しい手指になれることもわかっていただけたと思います。

マッサージとケアを併用して乾燥や手荒れのない綺麗な指を手に入れましょう。