食べるのが遅い原因!食べるのが遅い人の性格や特徴も紹介

あなたは食べるのが遅いですか?早いですか?自分が食べるのが早いと、食べるのが遅い人に対して、「なんでこんなに遅いんだろう…」と思うことがあるかもしれません。食べるのが遅い原因として考えられることや、食べるのが遅い人の性格的な特徴などをご紹介していきます。

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目次

  1. 1食べるのが遅いことが気になる?
  2. 2食べるのが遅い原因とは?
  3. 3食べるのが遅い人の性格的特徴
  4. 4食べるのが遅い人の特徴
  5. 5食べるのが遅い子供への対応方法
  6. 6食べるのが遅いのは病気の可能性もある?
  7. 7食べるのが遅いのは悪いことばかりではない!
  8. 8食べるのが遅いのも個性の一つ!

食べるのが遅いことが気になる?

周りに、食べるのが遅い人がいて気になることはありませんか?また、自分自身が食べるのが遅くて、気にしている人もいるのではないでしょうか。

食べるのが遅い人は仕事ができない、などと言われ、食べるのが遅いことに対してはあまりいいイメージがないかもしれませんが、実際に食べるのが遅いことにはどんな原因があり、どんな性格の人が食べるのが遅い傾向にあるのかなど、ご紹介していきましょう。

食べるのが遅い原因とは?

食べるのが遅いことの原因にはどのようなものがあるのでしょうか?いくつか原因が考えられるのですが、中でも代表的な五つの原因をご紹介します。

よく噛んで食べている

食べるのが遅い原因として一番に考えられるのが、よく噛んで食べているということです。食べるのが早い人はよく噛まずに飲み込む傾向がありますから、それに比べ、よく噛んで食べる人は食べるのが遅くなりがちです。

一般的に、よく噛んで食べることは、身体に良いこととされています。胃腸への負担も軽減されますし、食べ過ぎを防いでくれる効果もあります。結果的に食べるのは遅くなってしまいますが、決して悪いことではありません。

何かをしながら食べている

これも食べるのが遅い人の大きな原因の一つですが、食べることに集中せず、何か他のことをしながら食べている場合があります。「ながら食べ」です。

家で食事をする時にテレビを見たり、スマートフォンを触ったりしていませんか?外での食事の場合には、おしゃべりに気を取られて、つい食事の手が止まっていたりしないでしょうか。

食事以外の何かに気を取られる、ということは、食べるのが遅くなる最大の原因と言えます。また、「ながら食べ」は太りやすくなるとも言われていますので、注意が必要です。

そもそも食欲がない

食べるのが遅い原因として、そもそも食欲がないということが考えられます。病気だったり、落ち込むようなことがあって元気がなかったりと、原因は様々ですが、食欲がないのですから、食べるのが遅くなるのは致し方ないことと言えるでしょう。

ただ、間食のし過ぎで食欲がない場合もありますから、その場合は間食を控えるなどして対処しましょう。

遅いことに気付いていない

食べるのが遅い人の中には、自分が食べるのが遅いことに気付いていない人もいます。周りの人はとっくに食事を終えているのに、それに気づく様子もなく、おかまいなしにゆったり食べている、ということは意外とよくあります。

これは性格上の問題でもあるのですが、食べるのが遅い原因の一つと言えます。そもそも本人が食べるのが遅いことに気付いていませんので、改善も難しいケースです。

育った環境によるもの

育った家庭環境は人それぞれ。子供のころから、食事にはゆったり時間をかける環境で育っている場合、大人になったからと言って急に早く食べられるようにはなりません。

特に、一人っ子で、早く食べないと兄弟に好きなものを取られてしまう、という経験がない人は、食べるのが遅い傾向にあります。

「食事には時間をかけるもの」と考えているので、むしろ周囲の人たちに対して、「なんでそんなに焦って食べているのだろう…」と思っている可能性もあります。

食べるのが遅い人の性格的特徴

食べるのが遅いのは、性格に原因があることもあるのでしょうか。こういう性格であるから必ず食べるのが遅い、というものはありませんが、食べるのが遅い人に多く見られる性格的特徴をご紹介します。

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とにかくマイペースである

食べるのが遅い人の性格的特徴としてまず挙げられるのが、マイペースであるということです。周りがとっくに食事を終えていようと、どんなに待たせていようと全く気になりません。

周りのペースに合わせない、という意味では、極端に食べるのが早い人もマイペースな性格である可能性があります。マイペースな性格だからと言って必ず食べるのが遅いわけではありませんが、とにかく、周りのペースに合わせることをしないのが特徴です。

おしゃべりが好き

食べるのが遅い人の性格的特徴の一つが、おしゃべりが好きであるということです。特に、外で食事をしている時、おしゃべりに気を取られて、ついつい食事が進んでいないということがよくあるのが、おしゃべり好きの人の特徴です。

おしゃべりをしながらでも早く食べることができる人もいるのですが、あまり器用でないのにおしゃべり好きな性格である場合には、つい食事の手を止めておしゃべりに参加してしまい、結果的に食べるのが遅くなる傾向があります。

几帳面である

几帳面であることも、食べるのが遅い人の一つの性格的特徴と言えます。几帳面な性格の人は、食べる順番や食べ方、食べる作法などに気を遣うあまり、食べるのが遅くなってしまうことがあります。

食べ方が汚い人と食事をするのは気分が良くありませんが、必要以上に気にし過ぎて食べるのが遅くなり、周りの人を待たせてしまうのもあまり褒められたこととは言えません。マナーはきちんと守りつつ、周囲に負担を与えない程度のスピードで食事をしましょう。

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食べるのが遅い人の特徴

性格的な特徴以外に、食べるのが遅い人によくありがちな特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。代表的なものをご紹介します。

注意力が散漫

食べるのが遅い人は、食べることに集中できずに手が止まってしまう傾向があります。おしゃべりに夢中になったり、テレビに気を取られたり、食事の途中で届いたメールに返信するのに時間がかかったり、急に明日のスケジュールが気になったり…などなどです。

とにかく注意力が散漫で、一つのことに集中できない人は食べるのが遅くなりがちです。一人で食事をしている分にはかまいませんが、誰かを待たせている時くらいは食事に集中してみることをおすすめします。

全部食べようとする

食べるのが遅い人に意外とありがちなのが、全部きれいに食べようとすることです。子供のころに、「残さずきれいに食べなさい」と教えられたかもしれませんが、適量には個人差があります。

特に、外食をした際に、出てきた量が思ったよりも多く、食べ切れないと思うことがあります。無理をして全部食べようとすると、当然食べ終わるのが遅くなってしまいますから、勇気を持って残すことも大事です。

偏食である

偏食である人も、食べるのが遅い場合があります。自分の食べられるもの、食べられないものを選り分けているうちに時間が過ぎ、結果的に食べるのが遅くなってしまうというわけです。

ただし偏食も、単に好き嫌いというだけではなく、病気によるものもあったりします。アレルギーがある場合も考えられます。対応は難しいですが、自分に負担がない範囲で気遣ってあげてもいいかもしれません。

食べるのが遅い子供への対応方法

時間がないのに、子供が食べるのが遅くてイライラ…なんてことはありませんか?子供が食べるのが遅い場合、年齢とともに自然に早くなる場合もありますし、一方で病気による場合もあったりしますので、対応は難しいのですが、簡単に試せる方法をご紹介します。

おやつをやめる

食べるのが遅い子供に対する一番簡単な対処法が、おやつをやめるということです。おやつを食べていると、当然、空腹感が減りますので、食欲がなくなります。食欲がなくなると、食べるのは遅くなってしまいます。

子供はおやつを食べたがるとは思いますが、ここは心を鬼にして、食事をスムーズに食べられるようになるまではおやつをやめてみましょう。

テレビなどの気が散るものを遠ざける

何度も出てきているように、「他のことに気を取られる」ことは、食べるのが遅くなる大きな原因の一つです。食事以外のことに気を取られ、食事の手が止まってしまうため、結果的に食べるのが遅くなるのです。

テレビをつけたまま食事をしている場合にはテレビを消し、他にもおもちゃやスマートフォンなど、子供の気が散るようなものが近くにある場合には遠ざけて、食べることに集中させましょう。

食事の量を調節する

子供に適正な量や栄養素をきちんと考えて、一生懸命用意した食事かもしれませんが、無理に全部食べさせようとしてはいけません。適量には個人差があります。無理やり全部食べようとしているために、食べるのが遅くなっているのかもしれません。

まずは子供がスムーズに食べられる程度に量を調節してみて、体重の減少や栄養不足の症状が見られなければ、続けてみてはいかがでしょうか。

食べるのが遅いのは病気の可能性もある?

食べるのが遅いのは、単に性格や環境の問題ではなく、病気が原因となっている場合もあります。いくつか考えらる病気をご紹介します。

発達障害

食べるのが遅い原因の一つとして考えられるのが、「発達障害」です。特に発達障害を持つ子供は、食べるのが遅い傾向にあると言われています。

発達障害を持つ人は、食事の最中も他のことに気が散って食事が進まなかったり、そもそも、口に運ぶ→噛む→飲み込むという一連の動作が苦手だという場合もあります。

また、偏食が多いのも発達障害の特徴です。発達障害の偏食は、一般的な好き嫌いとは原因が異なり、改善も難しいと言われているので、本人も非常に苦しい思いをされていると思います。

クローン病

「クローン病」は炎症性腸疾患の1つで、厚生労働省から難病として指定されています。小腸、大腸、肛門をはじめとする消化管の様々な部位に炎症が出ますが、原因についてはまだわかっていない点が多くあります。腹痛や下痢、体重減少などの症状があります。

食事に関しては良く噛んで食べることが推奨されている他、摂取するのに適さない食品などもありますので、食事に対して慎重になるのも無理はないでしょう。

潰瘍性大腸炎

「潰瘍性大腸炎」も、クローン病と同じ炎症性腸疾患の1つで、難病に指定されています。主に大腸に炎症が起こります。軟便→排便回数の増加→血便と症状が進み、さらに症状が進むと発熱や腹痛、体重減少、貧血といった症状が起こります。

原因はクローン病と同様まだわかっていない点もありますが、排便回数が多くなるわけですから、食事を摂ることに対して慎重になり、食べるのが遅くなるのも致し方ないと言えるでしょう。

ただ、継続的な治療が必要なクローン病に対し、潰瘍性大腸炎は治療によって症状が落ち着いた場合には食事制限などはいらないとされています。

嚥下障害

「嚥下(えんげ)障害」とは、食べ物を上手に飲み込めない状態のことです。食事中にむせる、固いものを飲み込めなくなる、最後まで食べきれない、体重が減るなどの症状があります。

高齢者に多い障害ですが、高齢者の死亡原因としても多くの割合を占める「誤嚥性肺炎」につながる可能性もありますので、最近食べるのが遅くなってきたな…と感じたら注意が必要です。

食べるのが遅いのは悪いことばかりではない!

食べるのが遅いことは、何かとマイナスなイメージでとらえられることが多いですが、実際には悪いことばかりではありません。食べるのが遅いことのメリットをいくつかご紹介しましょう。

胃腸に優しい

子供の頃に、「よく噛んで食べなさい!」と言われませんでしたか?健康増進のためには、よく噛んで食べるのが良いというのはよく言われていることです。

食べるのが早い人は、よく噛まずに飲み込んでいる場合が多いため、その分胃腸には余計な負担をかけていると言えます。

その反面、食べるのが遅い人は、よく噛んで食べる人が多いので、胃腸への負担も少ないと言えるでしょう。また、よく噛んで食べることには生活習慣病に対する予防効果もあると言われています。

ダイエット効果がある

食べるのが早すぎると、満腹中枢が刺激される前にたくさん食べることができてしまうので、結果的に食べ過ぎてしまうと言われています。「お腹いっぱい」と感じた時にはすでに食べ過ぎている、というわけです。

一方、食べるのが遅い人の場合は、満腹中枢が充分に刺激されますので、適量以上に食べ過ぎることがなく、ダイエットにはいいとされています。

また、よく噛むことでノルアドレナリンが分泌され、熱エネルギーが出やすくなり、太りにくい身体になるという説もあります。

食事を楽しめる

食べるのが遅い人は、よく噛んで、よく味わっているため、食べるのが早い人よりも食事を楽しんでいると言えます。確かに、口に放り込んだ途端に飲み込むような食べ方をしている人よりは、より食事を楽しんでいると言えるでしょう。

また、食事をただの栄養補給の時間ではなく、気分転換の時間としてゆったりと過ごしたいと考える人も、食べるのが遅くなる傾向があります。

食べるのが遅いのも個性の一つ!

ここまで食べるのが遅い人の性格、特徴、原因などをご紹介してきました。食べるのが遅いことにはデメリットばかりではなく、メリットもたくさんあります。

決められた時間に遅れそうなのにいつまでものんびり食べている…という場合は支障があるかもしれませんが、そういった場合でなければ、食べるのが遅いことも一つの個性として、おおらかな気持ちで接してみてはいかがでしょうか。

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