生まれてきたくなかったと思う人の心理!生まれたくなかった時の対処法

あなたは「生まれてきたくなかった。」と思うことはありますか?周りはイキイキと輝いて見えるのに、なぜか毎日が辛くて空しいと思うことはありますか?毎日の辛さに生まれてきたくなかった!と思ってしまう心理への対処法をお伝えします。

生まれてきたくなかったと思う人の心理!生まれたくなかった時の対処法のイメージ

目次

  1. 1生まれてきたくなかったと...思ったことある?
  2. 2生まれたくなかったと思う人の心理
  3. 3生まれてくることの意味とは?
  4. 4生まれたくなかったと思う時の対処法
  5. 5生まれたくなかったと自分の子供に言われた時の対処法
  6. 6生まれたくなかったと思う人が心得たいこと
  7. 7あなたは優遇されて生まれてきた

生まれてきたくなかったと...思ったことある?

あなたは生まれてきたくなかったと思ったことはありますか?人生の中で人間関係が上手くいかなかったり、仕事が辛かったり、好きな人に拒絶されて失恋してしまった時など、心が辛い状況になってしまった時に一度はそう考えたこともあったでしょう。

でも毎日が理由も無く辛く感じる時や、イキイキと充実した生活をしている実感が無い、何故か日々の景色が灰色に見えるなど、心理的に抑圧感を抱えている人も多いのが現状です。

生まれたくなかったと思う人の心理

生まれたくなかったと思う程の辛い気持ちになるその現実に必死に耐えている人も多いようです。しかし慢性的にそう思い続けてしまう心理的な抑圧はどこからきているのでしょうか?

もしかしたらこの記事を読んでいるあなたも程度の差はあれ、辛い時期を過ごされてきた経験をお持ちかもしれませんし、その心理状況はとてもしんどいものです。

それでも毎日の生活を楽しく充実して生きている人達も沢山いる一方で、なぜ生まれてきたくなかったと思う心理になってしまう人達も多いのでしょうか?

生きている世界との関係性

私達は同じ国に住んでいても、それぞれの個人が全く違う認識の世界に住んでいると言っても過言ではありません。それは何故なのでしょうか?

同じ母親から生まれた双子でも取り巻く世界や経験が異なっていくように、私達が日々暮らしている世界も人によってどう捉えているのかは全く異なります。

生まれてから大人になるまでの間に両親や周囲の大人や学校からも非常に大きな影響を与えられます。その過程で世界とはどういう場所なのか、どのような人々が住んでいるのか、どういう生活が世間的に幸せと呼ばれるのかまで、様々な認識が植えつけられます。

いわゆる私たちは知らないうちに良くも悪くも世界を見る眼に色眼鏡をつけて、今という世界を見ているのですが、それは同じく良くも悪くも人の心理に影響を与えているのです。

周りが世間に対して悲観したり絶望していたり、物騒で不安に満ちた世界と認識をしていれば、自然とそのようなネガティブな言葉を子供は素直に信じます。周りの大人の希望も無い言葉で毎日が造られていけば、自然に悲観的な世界にいる人間と子供は自分を認識していきます。

両親との関係性

私達が現在という世界を見始めた時に、両親という存在は生まれてきて初めて出会う大人であり子供にとっては世界そのものです。心理的な辛さを抱え込むのが慢性化してしまう人はこの両親との関係性に苦い思い出を持つ人も多いようです。

両親から子供の時に冷たい態度を取られたり認めてもらうということを経験出来なかった場合、潜在的な心理の中に「世間はなかなか認めてもらえない冷たい世界なんだな。」という認識が出来上がります。

更にそのような存在の両親に例え売り言葉に買い言葉だったとしても、「あなたなんか生むんじゃなかった。」と言われてしまったら、それだけでも子供の心理にダメージを与えるのに充分な言葉です。

両親からの拒絶は世界そのものからの拒絶となり、こんな世界に生まれてきたくなかったと潜在心理に深く刻み込まれてしまうでしょう。

また両親からそのような言葉を聞かなかったとしても親からの言葉の暴力やDV、また話しかけても無視をされたり言葉を交わさないなど、一人人間としての自尊心を日常的に傷付けられると無意識に周囲の世界に対して心理的な拒絶反応が出てくるようになります。

幼少期の環境の変化

転居などで幼い頃に環境の変化があると、遊ぶ友人や場所が一変に変わるという経験をすることになります。

これが頻繁にある場合、外で作る友達との交友関係を一から何度も作り直すことになり馴染みのある安心感が持てる友人関係を作るのに戸惑いを感じる子供も多いようです。

新しい人間関係の構築に戸惑いを感じてしまったりする経験が多いと、大人になっても安心できる人間関係の構築に疲れや難しさを感じるようになり、「社会は人間関係が築きにくい、生きにくて大変な世界なんだな。」という認識が潜在心理に植えつけられます。

現実に心地良い人間関係を築くのが難しい場合、生きにくさや辛さを頻繁に感じることが多くなり、ひいては生まれてきたくなかったという心理を抱え込むことに繋がるでしょう。

幸せの形への誤った価値観

幼少期から社会人になるまでの間は、学校での教科書だけでなく絵本やコミック本、テレビのアニメやドラマや雑誌など様々なメディアを目にすることもあるでしょう。しかしここにも実は罠が隠れています。

女の子でしたら絵本の中は素敵なお家に素敵なインテリアの場所に住み、将来は素敵なパートナー、何でも与えてもらえる素敵なお姫様の生活。雑誌の中ではモデルが最新の服を着てそれが普通の幸せな生活と謳います。

男の子なら絵本の中はヒーローや主人公がいて、強くて格好良く力がある男性が皆に慕われ素敵な女性と一緒にいます。雑誌では社会的に経済力や実力のある、何かを達成した男性が成功者として評価を受けます。

社会人になればそのような人生は一般的な現実的ではないとは分かりつつも潜在心理では比較を生み、物質的に豊かな生活を実現していない場合や、誰の羨望も浴びない生活は無意識に苦痛となり、生まれたくなかったと思う程の心理的な苦痛に発展することもあります。

例えあなたが小さいことで幸せを感じていたタイプでも、世間では物質的豊かさや社会的な成功や強さというのが幸せなんだという認識が植えつけられている場合があるのです。

しかし誰しもが全て成功なんてしなくていいですし、強くなくてもいいのです。本来は自分自身の独自の幸せや豊かささえも、人と同じものを求めなくてもいいはずなのです。

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身体からのSOSに耳を傾けていますか?

生まれてきたくなかったと思うほどの心の状態には、身体のコンディションの悪化もひとつの原因となりえるでしょう。

疲れているのに無理をして残業を引き受けたり、身内の用事を引き受けてしまったりというのは、事情によってはやむおえないのですが、そのような生活を続けることは自分の身体の疲労感や悪化に気付く感覚を確実に麻痺させてしまいます。

目に見えない不眠や頭痛、めまいなどのちょとした不調も、いつものことだからと身体からのSOSを無視していると次第に精神が蝕まれていき、ひいては鬱状態になってしまうでしょう。

生まれてきたくなかったという心理状態が続く人は、身体から訴えている声に真摯にも耳を傾ける必要があります。身体の疲労が溜まり過ぎて休息を求めている為に、心が引きこもりたがっていることもあるのです。

生まれてきたくなかったと思うことで自分を肯定している

生まれてきたくなかったと思う程生きることが辛い心理。現実にも希望を見いだせず、世間にも失望している状態というのは心底辛いものです。そんな辛い現実を一生懸命生きている頑張っているあなたが何故楽しく毎日を過ごせないのでしょうか?

生まれてきたくなかったという心理には、そんな辛い現実への失望から自分自身を守り尊重したい、あなたの深層心理が働いています。

本来は毎日を楽しく充実して過ごしたい、そんなあなただからこそ辛い現実に激しく失望し、こんな世界に生まれてきたくなかったという気持ちが頭をよぎるのです。

生まれてくることの意味とは?

辛い現実という壁に突き当たった時、生まれたくなかったのに何故こんな世界に生まれてきてしまったの?と頭を抱えてしまいます。それでも日々の生活は続き人生は続きます。

生まれてきた意味は何なのか、それさえ分かれば生き辛い時間をもっと必至に頑張れるのにとか、今よりも人生が好転するのではないかと考える人も多いようです。しかしその意味はどんなに生まれたくなかったと思っても誰も教えてはくれないものです。

思い出せない生まれてくることの意味

生まれてきた意味が分かったら、日々の生きずらさが好転するのにと思う人も多いようです。会社での人間関係の居心地の悪さや、恋愛や結婚のパートナーとの関係でトラブル続きだったりすると、そもそもの人生の方向性が間違っているのでは?と思うことも頷けます。

生まれてきた意味や目的を知ることが出来たら、生まれたくなかったと思う程辛い日々がが好転して気持ちも楽になれるのかというとそれは異なるようです。

別の見方をすれば生まれてきた意味や目的を知らないことで、私達は様々な経験を選べる自由を生まれながらに手にしているとも言えます。

自分自身の幸せも生まれた意味も本来はオリジナル

人の幸せを感じる瞬間というのは千差万別です。そしてこの為に生まれてきたんだと思える程の幸せを感じる場面も人それぞれです。

沢山の人と交流出来るパーティーに行くのが好きな人もいれば、一人でカフェでゆっくり本を読むのが幸せな人、動物と触れ合って遊ぶのが幸せな人もいます。しかし全ての人が同じ場面で同じ幸せを感じているのかといえばそれは人によって違うでしょう。


例え他の人がどうであってもあなたの幸せと感じるポイントは他人と全くことなるはずです。そんな自分の本心の幸せを見て見ぬふりをすることで、人生への興味も感度も徐々に鈍っていってしまいます。

幸せと感じるポイントは生まれてきた意味にも通じていて、あなたの生まれてきた意味を見つけるアンテナみたいなものです。他人に理解出来ない、くだらないと言われたとしてもそれでいいのです。あなたは他人とは異なるオリジナルの人生を持っているからです。

新しい風を生活に入れる

生まれた意味や使命を知りたいと願う人も多いようですが、最初から人生のコースが分かっていたらドラマのあらすじやセリフを事前に知りながら見るのと同じくらいつまらないものです。

今もしあなたが生きずらさを抱えているようであればその辛い今は、生まれた意味を知るひとつのヒントに過ぎないかもしれません。日常的に無意識に過ごしている毎日に空虚さを感じてませんか?日々の毎日に何かしら自分自身や周りが心地良くいられる新しい趣味や活動を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

少し興味があることでもあれも無理、これも私には出来ないと新しい経験を人生に迎え入れないと毎日がマンネリ化され、日々の生活に意味を見い出せなくなってくることも多くあります。

日常がマンネリ化した生活は好奇心や輝きを失い、なんとなく生活をする毎日の繰り返しという心理的な行き詰まりを招きます。少しだけ勇気を出して新しい活動や人を人生に招き入れることで、生まれた意味を知る出来事に出合えることもあるのです。

見えない存在に後押しされている

生まれてきたくなかったと考えるほど辛い状況の時は、なんで生まれてきてしまったのだろう?と辛い心境になるでしょう。しかしどのような状況であれ、生まれてきて生きる為に生活をしている現状があります。

それでもここにいるのは私達が両親の間に生まれ、更にそのおじいちゃんやおばあちゃんという、先祖代々の血の繋がりがあってこそです。そして生まれるまでにも、沢山の精子と卵子の中から選りすぐりの中からあなたが生まれたのです。

それだけでもすごい確率の上で今を生きていることになります。そう考えると見えないご先祖様や見えない存在からあなたは後押しされて生きているということになります。

生まれたくなかったと思う時の対処法

それでは実際に生まれたくなかったと思う程の、心境になってしまった時はどのようにすればいいのでしょうか?毎日が辛いと感じた時や、どうにもならないと思った時、どのように対処すればいいのでしょうか?

辛い心の状態になってしまった時の、その対処法をご紹介します。

全て自分のせいにしない

本当に心が辛い抑圧された気分が続く時は、自分の全てを否定したくなってしまうでしょう。過去の人間関係や遡れば友達との関係が上手くいかなかったり、両親をがっかりさせてしまったりした過去も影響している可能性があります。

そのような時は何故あの時あのような態度を取ってしまったんだろう?とか、私がダメだから両親をがっかりさせたとか、常に自分を責めてしまいがちです。

しかしそれはすべてあなたの責任でしょうか?一度それを疑っても良いのです。本当に心が辛い時は自分に誰よりもあなたが味方をしましょう。その心の辛さや社会的な辛さは他の悪意のある誰かのせいかもしれないですし、優しいあなたの心につけ込んだ誰かのせいかもしれないのです。

自分にダメ出ししない

生まれてきたくなかったと思う心理は非常に辛いものですが、そのような心理に陥ってしまう人は自分に対しての評価がとても厳しい傾向があります。

何かひとつ仕事を成し遂げたとしても「あの人と比べるとまだここが甘いわ。」とか「ここがまだ出来ていない。」と、とにかく細かくダメ出しをしてきます。自分自身に対して完璧を求める傾向が多いのですが、それも度が過ぎると自分自身に高いハードルを徐々に強要するようになってしまいます。

例えそれが他の人から見てもすごいことだったとしても、本人からしたらレベルが低いものだったりもします。もしあなたが自分自身にダメ出しをするような気持ちが湧いてきたら、「これはこれでOKなんだ。」と一度自分自身を受け入れて肯定してみてましょう。

これもひとつの修行と考える

辛い時期は何でも修行と思うのも考えものですが、社会でどこかに就職した時には上司からの評価で会社での仕事内容や人間関係が左右されたりと心理的に辛くなることもあるでしょう。時には会社の上司から理不尽なほどの仕事量を押し付けられたりすることだってあります。

しかし仏教では「下座の業」といって、下働きの時はこれからの人生を生きていく中での知恵を身に付けたり、社会的な力を蓄える修行の期間といわれます。見方によっては今の辛い時期があるからこそ、自分が上に立った時にどう仕事を教えればいいのか、どのように社外の人に接すればいいのかなどを、お金をもらって学ぶ時期とも言えます。

ブラック企業と言われる無茶な仕事を課す会社はまた別問題ですが、今あなたが社会で辛い立場や心が折れそうな程の現実を味わっているのも、これからの人生でその経験が必要になってくるからこそかもしれないのです。



 

自然の中に身を置いてみる

心が辛い状況になるのは世間の人間関係やトラウマが原因とも限らないことがあります。都心での緑と親しまない生活が続いていると本来生きている大地との繋がりが薄くなり、心に不安感をもたらすことがあります。

心が心底辛い時だけでなく、不安感に苛まれたりイライラが続いたりした時は、自然のエネルギーとの交流に心が飢えてしまっているケースがあります。

樹の香りを嗅いだり、芝生に足をつけてみたり、浜辺を素足で歩いてみるなど、自然を感じる気持ちの安らぐ場所があれば足を運んで心を休めることも必要です。

他の人の力に頼る

心底心が辛い時は、何でも一人で抱え込みがちになります。それでも心の抑圧感がずっと続くのは考えものです。本当に辛くてどうしようもない場合は親や家族など身内はもちろん、時にはカウンセラーや心療内科など専門家の力を借りることも必要でしょう。

しっかりとあなたの辛い心の声を聞いてくれる両親や兄弟などがいれば、思い切って話してみましょう。また専門家を見つける場合は複数のカウンセラーを当たってみてもいいでしょう。

そのような時はインターネットや口コミサイトなど様々な情報を集めてみることで、あなたに合う専門家を時間をかけて探してみましょう。

生まれたくなかったと自分の子供に言われた時の対処法

親として子供に生まれたくなかったと言われるのは非常にショックな出来事です。しかしその一言が子供の口から出てきたというのは、我が子からの助けてのSOSかもしれません。

言われた事はショックですし突然何を言うのだろうと動揺するかもしれませんが、このような時は子供に対して親として真摯に向き合って対応する必要があります。

子供の感じている感情を素直に認める

生まれてきたくなかったと辛い言葉を口に出す子供に対して、何を言ってるんだと叱るのはもっての他です。この様な言葉が出るのは子供なりに感じている辛い感情があってこそなのでしょう。

特に母親は仕事や家事に忙しくて心に余裕が無く、ゆっくり話す時間もままならないと思うかもしれませんが、なぜそう思うのか子供が辛く感じていることがあれば、その心境にゆっくり真摯に耳を傾けることが大切です。

また辛い理由を打ち明けられたら、それに対してそのまま愛情のある理解を示すのが大切です。辛い気持ちを話して理解してもらえるということが分かるだけで、子供に揺るぎない安心感を与えることが出来ます。

子供は母親を笑顔にしたい

母親の笑顔を子供は常に意識しています。こうしたらお母さんが機嫌良くしてる、こうしたらお母さんが笑ってくれたなど、子供のお母さんへの愛はとても健気です。言い換えればお母さんは子供にとっては世界です。

そんなお母さんが何をしてもすぐに怒る、ちょっと何か触っただけですぐに叱る、ため息をつくなど、笑顔が見えない日々が続くと、子供は逆に自分自身を責めるようになります。私がいるからいけないんだ、私がもっと良い子にしてなきゃと思うでしょう。

子供からの生まれてきたくなかったという言葉は、そんな子供の健気な心がその子自身の心を攻撃している状態とも言えます。子供と接する時には叱ることも大切ですが、暖かい笑顔を共有する時間をより多く持てるように心掛けたいものです。

全て自分で解決しようとしないこと

子供のことは何でも家族の中で解決出来ればそれが一番ですが、どんなお母さんだって母親業のプロというわけではありません。特に仕事をしている女性は日々の業務をこなしながら子供と向き合い家事をこなすという、ハードワークをこなすことになります。

自分の子供に生まれてきたくなかったと口にされたら、ショック同時にとまどうと思いますが、どう接して良いのか分からなくなってしまった場合は、保育園や幼稚園の保母さんやママ友など、解決策を持っていそう周囲の声を求めてみるのも良いでしょう。

何でも出来てしまう有能なお母さんほど、周りに頼れないこと多くあります。ちょっとした悩みを相談できる人を見つけておくことは意外と大切なことです。

生まれたくなかったと思う人が心得たいこと

生まれたくなかったと思う抑圧された心の奥底の潜在心理では様々な心の癖が染みついています。その心のパターンが毎日の生活を灰色に見せ、心理的にも重くのしかかっているのです。

そんな毎日の心のパターンを修正して、少しでも安心感のある日常を取り戻すにはどのようにすればいいのでしょうか?生まれたくなかったと心が辛くなった時の心得をご紹介します。

被害者意識を持たないこと

心が辛くなった時にありがちなパターンのひとつは、被害者意識を持ってしまうことです。確かに心が辛過ぎる時は誰かのせいにしてやり過ごしてもいいのでしょうが、根本的な解決にはならないでしょう。

しかし被害者意識を持ち続けることは、社会的に自分は弱いと宣言しているようなものですし、弱い自分でいることでそれを再認識してしまうような出来事を引き寄せることにもなります。

ふとこの人のせいでという思いが頭をよぎったら、被害者意識を持っていないかどうか、自分の声を冷静に聞いてみる必要があります。

苦しいのは自分だけではない

社会にでれば周りは楽しそうに見えても、同じく心に抑圧感を抱えている人が意外と多いものです。そして誰もがどこかのタイミングで失敗したり挫折をしながら成長していくものです。心の苦しみを抱えているあなたの辛さは、いつかこの経験を活かす為の苦しみかもしれません。

心が心底辛い時は自分だけが苦しいと思い込んでしまいがちですが、その辛さをシェアしたりする必要がそのうち出てくるかもしれないのです。

何かが成長する時には成長痛という言葉もあるように、あなたの心が一つ成長する為の段階かもしれないと心得ることも必要でしょう。

力を貸してくれる人は存在する

心が辛い時はどこにも味方なんて存在しないと思うでしょう。しかし辛い心の内を理解してくれる人達は必ずいます。

もしあなたが働いているのであれば、もしかしたら同僚が、または直属の上司などに、こんなこと聞いてくれないかもということでも話を振ってみると、意外と親身に聞いてくれることもあります。また友達でも久々に会う友人なども力を貸してくれることもあるでしょう。

周りの人は話さない限りあなたが何を考えているかは憶測でしか理解出来ないものです。気楽に話せる機会があれば心がたまに辛くなる時あるなど、話題を振ってみるのはいかがでしょう。

自分の環境は自分で変えることが出来る

生まれてきたくなかったと思う時はそうは思えないかもしれませんが、自分の環境は自分で変えることが出来ます。あなたが心が辛いと思っているのは、その心の重圧にしっかり向き合いたいと思っているからでしょう。

心の重りを外し自分を責めず肯定できるようになると、周りも不思議とあなたを責めたり疑ったりする人はいなくなり、むしろ尊重してくれる人が増えていくでしょう。また不思議と運も良くなっていくものです。

生まれたくなったという心の痛みに向き合っているあなたは、周りの現実を変える力があるのです。

あなたは優遇されて生まれてきた

生まれてきたくなかったと思う心は辛いものです。でもあなたが今どんな状況であっても、生まれてきたこと自体がとても幸運なことなのです。

心の抑圧感に苦しむ現実があっても、家庭環境や生活環境の問題、パートナーとの問題が今どのような状況でも、それを乗り越える力を持つあなたはこの世界で生きていけるからこそ生まれてきました。

今は生まれたくなかったと思っても闇がればその先には必ず光があり、必ず生まれてきて良かったと感謝に変わる日がくるはずです。

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