2019年02月08日公開
2019年02月08日更新
お見合いの服装コーデ!女性のお見合いのファッションを紹介
結婚するために男女が出会う手段として現在も人気のあるお見合いでは、TPOに合わせた服装で赴くのが基本です。特に女性は、コーディネートが多く迷いがちに。お見合い相手に好感を持ってもらえる服装を、年代別に春夏秋冬コーディネートをご紹介します。
目次
お見合いで印象を良くする服装とは?
昭和の時代では盛んに行われてきた結婚までの登竜門「お見合い」は、最近こそ少なくなってきたものの「婚活」などの言葉として変化し、現在も結婚を希望している方々の出会いを支えています。
お見合いでは、第一印象をまず良くしなければなりません。しかし、どういうファッションが好まれるのか、考えるだけで迷ってしまいます。お見合いで相手に不快感を与えず、寧ろ好感を持ってもらえる女性のお見合い用ファッションコーディネートを季節ごとに年代別でまとめました。
自分らしさを表現しながら、相手の印象をゲットするファッションをマスターしてみましょう。
お見合いでの女性の服装のポイント
お見合いでは、女性が身に着けるファッションにある程度気を付けたいポイントがいくつかあります。せっかく良い相手と出会っても、交際にこぎつけなかったり、相手からNGを出されてしまっては、勿体ないです。
女性が身に着ける、お見合いでのコーディネートのポイントを、まずは知っておきましょう。
柔らかく優しい雰囲気の服装
お見合いに出かける際の女性の服装は、まずはスカートが基本です。女性らしさを身に着けるというと、パンツスタイルを好んでいる方は少し抵抗があるかもしれませんが、スカートを身に着けたコーディネートをしているだけで、男性からは好印象を持ってもらえます。
基本的なポイントでもありますので、婚活やお見合いに臨む女性は、まずは相手に柔らかな衣装を持ってもらえるよう「スカート」をコーディネートに取り入れましょう。
また、コーディネートに困ったときの万能アイテム「ワンピース」も、お見合いコーディネートでは好まれる服装です。
女性らしさが出る色を選ぶ
スカートがお見合いには良いからと言って、どんなスカートでも良いわけではありません。コーディネートには、色の敗色がとても大切です。原色や派手な柄のスカートはお見合いではNGです。相手に高圧的な印象や、妙な勘繰りを与えてしまいかねません。
相手への第一印象は、「清潔感」や「柔らかさ」を演出するようにしましょう。これは、女性だけでなく男性がお見合いへ臨むときにも必要なコーディネートの基本です。
女性では、パステルカラーや白などの淡く優しい色や、清潔感のある色味を選ぶとGOODです。また、どうしても柄が欲しいときは、花柄などがおすすめです。しかし、大柄ではなく小さな柄の服を選ぶのもコツです。
肌の露出を控えたデザイン
落ち着いた色味のスカート、もしくはワンピースをチョイスする際に、服のデザインにも注目しておきましょう。お見合いでは、過度な露出は厳禁です。相手へ不快感を与えるばかりか、だらしがない、派出そうなどマイナスな印象を持たれてしまいます。
スカートやワンピースの丈は、膝くらいがちょうどよく、ワンピースの胸元も、鎖骨が見える程度で押さえておきましょう。逆にロングスカートすぎるデザインも、相手へ女性らしさの印象を与えることができず、ガードが堅いと思われてしまうコーディネートなので、気を付けてください。
女性のお見合いのファッション・服装コーデ《春編》
春は始まりの季節です。お見合いするにも、気候が良く様々なファッションを取り入れることのできる最適な季節でもあります。
春にお勧めのファッションコーディネートを、年代別にご紹介します。
20代の服装コーデ:王道ピンク×ワンピース
お見合いファッションとしては王道と言っても過言ではない、ワンピースとピンクの組み合わせです。春らしさだけでなく、女性らしさや柔らかさなど全てを網羅できるので、困ったときのお助けコーディネートとしても最適です。
ワンピースを着用する際に、気を付けたいのは体のラインを出しすぎないことです。あまり体型に合わせ過ぎたワンピースですと、少し品がないように見えるので、注意してください。
20代の服装コーデ:ストライプ×ワンピース
ふんわりとした印象を与えるピンクは、女性からも男性からも人気です。しかし、普段あまりかわいらしい服装を好まない方には、ストライプファッションがおススメです。
春の爽やかさを演出するホワイトをベースに、少しラインの濃いストライプのファッションは、かわいらしさよりもどちらかと言うとしっかりとした清楚系の女性にしてくれます。
30代の服装コーデ:腰リボン×プリーツスカート
30代女性のお見合い春コーデにも、パステルカラーやピンクは王道色として取り入れられます。しかし、20代と違って、30代では大人の魅力溢れるファッションを心掛けたいところです。
色はなるべく原色よりも淡く、爽やかな風味の服を選ぶと良いでしょう。プリーツスカートは足元を優雅に見せてくれるオシャレアイテムです。また、腰のリボンがウエストを引き締めてくれるので、スタイルを良く見せられます。
40代の服装コーデ:落ち着きブラウン×ワンピース
40代女性にも、ワンピースは特におススメでファッションの心強い味方です。色はパステルカラーよりも落ち着いた色合いのベージュやブラウン系が、清楚な様子を引き立たせてくれます。
40代の服装コーデ:上品なレース×ワンピース
40代ともなると、露出を控えたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大人の女性が醸し出す魅力に、弱い男性もいるのです。大人女性が好きな男性には、上品なレースの刺繍が施してあるワンピースなどはいかがでしょうか。
嫌らしくない肌の透け感と、春らしい爽やかなホワイトワンピースが、より女性の美しさを引き立たせてくれます。
女性のお見合いのファッション・服装コーデ《夏編》
夏のコーディネートは、一番露出がしやすい時期ですので、下品にならないようコーディネートには注意が必要です。
清楚に見えながらも、暑さをしのぎ、相手へ好印象を持ってもらえるファッションをご紹介します。
20代の服装コーデ:白系カットソー×リゾートスカート
20代のうちにできるファッションは、実は割と限られており、今回ご紹介するカラフル爽やかな配色の大きなリボンが付いたリゾートスカートも20代の女性ならではのコーディネートです。
派手すぎず過度な露出もないので女性らしさを演出しつつ、個性を出せるのでパーティー系のお見合いでは男性の印象に残りやすくなるでしょう。
トップスは、ホワイトなどの無地のふわっとしたカットソーと合わせるのが、このファッションが派手すぎない印象を与えるためのポイントです。
30代の服装コーデ:爽やか水色×シャツワンピース
どんな季節でも、ワンピースは男性受けが良く、積極的に取り入れたいアイテムです。しかし、夏のワンピースは肩まで露出するデザインも多く、そうした服装はお見合いの場ではあまり好ましくありません。
そんなとき、30代女性ならシャツワンピースがおすすめです。しっかりしているようにも見えて、なおかつ色味を爽やかな水色などにすることによって、季節感も逃しません。
30代の服装コーデ:爽やかトップス×大人キレイ系パンツ
30代は、20代の頃よりもかわいらしさだけでは年齢相応にならず、かと言って仕事をバリバリとこなしている雰囲気を出してしまうと、せっかくのお見合いが台無しになってしまいかねません。
やはり、女性らしく仕事やプライベートを謳歌しながらも、大人の女性としての魅力をアピールできるコーディネートがおススメです。
仕事もプライベートも充実している様子を表すのに、パンツスタイルは特に良く、その代わりトップスにはレースの施されている爽やかなものを選ぶと、セクシーさも相まって相手から好印象です。
40代の服装コーデ:おしゃれネイビー×ワンピース
露出が多くなる季節・夏では、40代の女性も肩を出したり少し胸元が開いた服を選んだりする機会が増えます。しかし、余りにも肌を出しすぎてしまうと、体型や肌質が20代と違って悪目立ちしてしまうことも。
40代女性の夏のファッションは、明るい色ではなく少し抑えた色の選択がベターです。黒系は体を引き締めて見せてくれるので、ネイビーワンピースなどはむしろオシャレに演出してくれるアイテムです。エアコンが効きすぎている場合を考慮して、カーディガンを用意しておくと更に好印象です。
40代の服装コーデ:花柄レース×ワンピース
夏とはいえ、なかなか20代の頃のようにノースリーブでいる自信がなくなってくる40代の方向けに、夏らしいコーディネートです。薄い青の色味が爽やかさを演出し、肩のレースがエレガントにしてくれています。
また、花柄のレースによって上品さもプラスされるので、お見合いの場でも一目置かれるコーディネートとなるでしょう。
女性のお見合いのファッション・服装コーデ《秋編》
全体的に落ち着いた服装がしやすい季節の秋は、ファッションセンスが光る季節でもあります。残暑の変化によっては暑い日も寒い日もあり、なかなか服装が決まらない日があることも。そんなときでも、きちんと決められるフォーマルコーディネートを押さえておけば、急なお見合いでも焦らずお出かけできるでしょう。
20代の服装コーデ:上品なレース×スカート
どの年代でも、秋に取り入れたいのが落ち着いた色味のあるコーディネートです。ただ、あまりダーク系やブラウン・ベージュ・カーキなどの無地色を選びすぎると、地味になってしまいます。
そこで、20代の秋ファッションでお勧めのコーディネートは、レースを取り入れたエレガントファッションです。細かな花柄や、レースをふんだんに散りばめた服装は、絶妙な抜け感を演出してくれます。
30代の服装コーデ:清楚系トップス×ガウチョパンツ
基本的に、婚活やお見合いでパンツスタイルはあまり評価されませんが、ガウチョパンツなら裾広がりなので遠目からならスカートに見えますし、体型をはっきりとさせない甘さがあるため、大人ファッションを演出する際には取り入れていきたいアイテムです。
ガウチョパンツで抜け感を出したら、トップスはノースリーブなどがおすすめです。服装にメリハリがつくのでパリッとした大人女性を演出できます。肌寒い日には、ノースリーブの上から薄手のカーディガンを羽織ると良いでしょう。
30代の服装コーデ:花柄レース×ハイウエストドレス
大人かっこいい女性の30代も魅力的ですが、ふんわりとした雰囲気のかわいらしい30代女性もとても魅力的です。もし、20代と差をつけるかわいらしさを演出するなら、20代よりも露出を控えた5分丈や7分丈のトップスがおススメです。
また、レースや刺繍で首回りや鎖骨周りを覆うと、オシャレ感がグッと増します。更に、大人な女性を演出する際に、ハイウエストのドレスを選ぶと、それだけで背筋がシャンとして見え、かわいらしさの中にも大人の女性を演出できます。
40代の服装コーデ:上品なジャケット×スカートコーデ
40代の寒くなっていく季節の秋コーデは、ジャケットがポイントファッションとなるでしょう。羽織るも良し、手に持つも良しで、きちんとした印象を持たせられます。
色味も落ち着いたものにすることで、なおさら大人の余裕を見せられます。
女性のお見合いのファッション・服装コーデ《冬編》
日に日に寒さが厳しくなる冬は、服を着こみすぎてふっくらと見えがちです。そうすると、相手にあまり良い印象を与えにくくなってしまいます。寒さもしのぎつつ、温かい服装で、なおかつオシャレを楽しみたい女子のために、あったか冬コーデをご紹介します。
20代の服装コーデ:花柄レースセーター×スカート
寒い冬に欠かせないアイテムが、セーターです。首元まで覆ってくれて、寒さを凌いでくれるセーターは、とても重宝するファッションでしょう。しかし、お見合いで首元まで覆っているセーターのままでは、少し物足りなく感じます。
女性らしさや柔らかさ、なおかつ上品さを出しつつセーターを着用したいときは、レースの付いたセーターがおススメです。胸元の花柄レースがオシャレで上品さを出しつつ、少し肌が見えるためセクシーさも演出してくれる、万能アイテムと言えるでしょう。
20代の服装コーデ:シンプルニット×トレンチスカート
トレンチコートをモチーフにしたスカートも、冬コーデにおススメのアイテムです。学生から社会人になったあたりの20代半ばで、かわいらしさと大人女性へ駆け出した魅力が合わさった、この年代にこそ似合うスカートです。
また、季節感を表すためにトップスをシンプルなニットにすると、清楚感も演出できるのがポイントです。オシャレに敏感な様子も伺えるアイテムなので、ファッションが好きな男性からも好印象でしょう。
30代の服装コーデ:腰リボン×ニットワンピース
ニットもまた、冬に欠かせないアイテムの1つです。肌触りも良く、温かい素材でできているため、ニットはとても重宝されています。その中でも、ニットワンピースは少しタイトなものを選べば温かい上に上品な女性を演出することも可能です。
腰のリボンが嫌らしさを緩和してくれるので、ニットワンピースならこうした腰にリボンがついている服装がおススメです。
30代の服装コーデ:タイトスカート×ニットワンピース
こちらも、大人女性向けのニットワンピースです。先ほどのニットワンピースと違って、リボン飾りはないものの、ニット生地によく見られるデザインに親近感が湧きます。
また、ウエストを絞ってあるので、体のラインが出やすく美しい仕上がりにしてくれるため、女性らしさの演出も可能です。晴れた日はベージュのストッキングを合わせても良いですし、冬らしく黒タイツにしてもエレガントさが出る一着です。
40代の服装コーデ:シンプルブイネック×タイトスカート
40代の女性なら、大人女性ファッションとしてタイトスカートにタイツスタイルはとても魅力的に映ります。スカート丈は下品にならないよう膝下くらいまで覆えるものならなお良いでしょう。
タイトスカートで体のラインを見せたら、トップスは少しふんわりとしたニットがベターです。どちらもラインを強調してしまうと少々下品に映りそうです。ただ、ふんわりとしたトップスでも、ブイネックのものを着用すれば、それだけでセクシーさの演出になりますので、おススメです。
お見合いでのNGな服装とは?
ここまで、お見合いに臨む際のおすすめコーディネートを季節毎・年代別にご紹介してきました。これ以外にも、たくさんのオシャレファッションアイテムがありますので、ぜひ自分らしさを出しながら、お見合いに挑みましょう。
ただし、お見合いファッションの中にはNGキーワードも存在します。相手に不快感を与えないポイントを押さえながら、相手のハートを射止めるファッションを心掛けたいです。
派手な服装やミニスカート
お見合いファッションに欠かせないアイテムは、スカートやワンピースだとお伝えしました。しかし、いくらスカートでも短すぎる丈のスカートは、あまりおススメできません。お見合いファッションで大切なのは、「清楚感」や「上品さ」なので、ミニスカートや派手な柄の服装は控えるようにしましょう。
フォーマルなパンツスタイル
また、通勤時や勤務時間に着用するようなフォーマル過ぎるパンツスタイルも、お見合いファッションとしては好ましくありません。かっちりしたパンツスタイルは、相手に威圧的に映る他、仕事と捉えているような印象を持たれます。
相手と気軽に会話を楽しみ、関係をはぐくみたいのであれば、やはりきっちりすぎる服装は避けるようにするのがベターです。
柄入りや原色のタイツ
派手な色味の服装は嫌煙されがちですが、派手な柄の服装も、相手との距離を開けてしまうアイテムです。人気の花柄でもあまりに大判過ぎる柄や、原色のような色遣いの服装は、悪目立ちするばかりです。
第一印象が良ければ、相手が自分に好意を持つきっかけにもなります。どんな人からも好感が持たれるファッションで、まずは攻めてみるのが良いでしょう。
髪型とアクセサリーにも気を遣って
ファッションだけ良くても、髪形やアクセサリーが残念だと、せっかく揃えたファッションが台無しです。お見合いでは、髪形やアクセサリーにも気を遣うようにしましょう。
気を遣うのは、派手すぎない髪飾り・目立ちすぎないアクセサリーです。髪形も、結婚式に行くようなほどセットせず、かと言ってまとまりがないのもファッションとアンバランスなので、適度にまとめる髪形が好まれます。
アクセサリーは、高価すぎる物・派手すぎる物・大きすぎる物は控え、小ぶりでシンプルなパール系がおススメです。
番外編:女性受けの良い男性お見合いファッション
今回は、女性のお見合いファッションを中心にご紹介してきました。男性受けが良いスカートやワンピースをコーディネートするだけで、印象はグッと良くなります。
一方で、男性のお見合いファッションはどんなものが女性受けするのか、こちらも少しだけご紹介しておきましょう。
男性ファッションの基本は2つ
男性のお見合いファッションは、大きく分けると2種類に分類されます。
「ジャケットパンツスタイル」と「スーツスタイル」です。どちらも、女性と違ってフォーマルな印象を受けます。しかし、ジャケットパンツスタイルはどちらかと言うとコーディネートに幅があるので、お見合いの度合いによってカジュアルにすることもできます。
スーツスタイルは、やはりかっちりとした服装なので、正式なお見合いやランクの高いお見合いの場で活用されます。
女性受けの良いジャケットパンツスタイル
カジュアルなお見合いの場合や、婚活パーティーならそこまできっちりとした服装でなく、寧ろカジュアルなスタイルの方が好まれます。しかし、なるべくならジャケットパンツスタイルでもトップスにはシャツを着用すると良いでしょう。
襟付きのシャツを着るだけで、きちんとした人だという印象を持ってもらえます。また、シャツの皴には要注意です。女性は男性に、何よりも「清潔感」を求めますので、よれて皴のあるシャツは蒸庫好感度ダウンです。
女性受けの良いカジュアルなジャケットパンツスタイルはどんなものがあるのか、いくつかご紹介しましょう。
定番スキニースタイル
男性の体形を生かしたスキニーパンツスタイルは、ほっそりとしたスタイルの良さを際立たせてくれるオシャレアイテムです。寒い冬なら画像のようなタートルネックコーデと合わせ、ジャケットを羽織るとよりオシャレ感が増します。
人気のアースカラースタイル
アースカラーのパンツスタイルは、メンズファッションの定番でもありますし、春夏秋冬いつでも使える便利アイテムです。また、ジャケットも無地ではなくチェック柄などを取り入れると、色味だけのファッションテイストに、個性が生まれます。
お見合いや恋愛には第一印象が大切
お見合いだけでなく、人が初めての人と出会うとき、まずは外見でその人の人柄を探ります。人の第一印象は数秒で決まってしまいますので、相手になるべく不快感を与えない印象の良いファッションをすることは、相手との距離を縮める第一歩です。
素敵な出会いに巡り合えるよう、男女ともに清潔感や清楚感などを心掛け、気になる人にアタックしてみましょう。