あぐら鼻になる原因!あぐらをかいた鼻の解消方法とは?
あぐら鼻になる原因とは?あぐら鼻に悩んでいる人は多いですが、あぐら鼻になってしまう原因にはどのようなものがあるでしょうか。また、あぐら鼻の解消方法として「マッサージ」「グッズ」「美容整形」「メイク」での方法をそれぞれご紹介します。

目次
あぐら鼻で悩んでいる人は多い
あぐら鼻で悩んでいる人は意外と多く、もちろん悩んでいるだけではなくあぐら鼻を治したいと考えている人も同時に多く存在しています。
ここでは、そんなあぐら鼻に悩む人に役立つ「あぐら鼻になる原因」を始めとして、あぐら鼻の治し方やそもそものあぐら鼻の意味や「獅子鼻」との違いなどをご紹介します。
あぐら鼻の治し方については、「マッサージ」、「グッズ」、「美容整形」、さらにメイクで上手にあぐら鼻の悩みを解消する方法もお伝えします。以下にご紹介しますのでチェックしてみてください。
そもそも「あぐら鼻」とは?
そもそも「あぐら鼻」とはどのような鼻のことを言うのでしょうか。あぐら鼻は小鼻が横に広がっていて鼻が顔の中心に「あぐらをかいて座っている」ように見えることからあぐら鼻と言われます。
小鼻が横に広がっていると鼻の穴が大きく見えたり、全体的な印象として鼻が低く潰れているように見えたりとコンプレックスになりやすい鼻の形状と言えます。
鼻というのは顔の中心にあるパーツなので、この目立つパーツにコンプレックスを抱えていると「治したい」と考える人は多いです。
あぐら鼻と獅子鼻の違い
あぐら鼻と似たもので「獅子鼻」というものがあります。この2つにそれほど大きな差はなく、どちらも低く潰れたような鼻で、鼻の穴が少し横に広がったような形状のことを言います。
獅子鼻の獅子は「ライオン」のことを指すので、獅子鼻はライオンの鼻や獅子舞、シーサーの鼻などを思い浮かべれば獅子鼻の形状は認識できるでしょう。
あぐら鼻とそれほど大きな違いはありませんが、あぐら鼻のほうが鼻の穴が横に広がって潰れたような形なのに対して、獅子鼻は横だけではなく全体的に大きく広がって上にも張っているような形状になります。
あぐら鼻になる原因
多くの人が悩んでいる「あぐら鼻」ですが、あぐら鼻になってしまう原因とはどのようなものでしょうか。いくつかの原因が考えられますので、特に代表的なものをご紹介します。
また、こちらで挙げるあぐら鼻になる原因はその1つだけが原因となるわけではなく、いくつかの原因が重なってあぐら鼻になってしまっているケースも多いです。
いくつも原因が当てはまっていると感じたのであれば、それらを今の時点から止めるだけでもあぐら鼻がさらに進行するのは抑えられます。原因となるものをチェックしてみてください。
遺伝によるもの
あぐら鼻になる原因としては、「遺伝」ということが考えられます。これは生まれ持ったものなので避けようのない原因とも言えます。
そして、日本人にあぐら鼻が多いのは遺伝による原因が大きいです。両親や祖父母にあぐら鼻の人がいれば、それが遺伝してあぐら鼻になる可能性は高いです。
また、両親や祖父母にいなくても血の繋がりがある親戚の誰かにあぐら鼻の人がいれば、やはり遺伝の可能性は否定できません。
皮下脂肪によるもの
あぐら鼻になる原因には、「皮下脂肪」というものが挙げられます。鼻というのは皮下脂肪がつきやすいパーツの1つです。
なかなか「鼻だけが太る」ということはありませんが、身体全体が太ることで皮下脂肪のつきやすい鼻にもしっかりと脂肪がついてしまいます。
そのため鼻に余計な脂肪がつき、少しのあぐら鼻だったのが目立つようになります。また、脂肪で肉厚な鼻になると余計に低く見える上に、小鼻は大きく見えますのであぐら鼻度合いが進行したようになります。
手癖などによるもの
あぐら鼻になる原因には、「手癖などによるもの」も挙げられます。鼻の軟骨は柔らかい構造をしているので、強い刺激や継続的な刺激を与えると変形してしまうことがあります。
鼻を触る癖があったり、鼻をよくほじる人というのは触り方によっては小鼻が大きくなってしまうケースもあるのです。風邪を引いたときや花粉症などで鼻水が止まらずティッシュを鼻につめるというのも小鼻を広げる原因になり得ます。
寝方によるもの
あぐら鼻になるのは、「寝方」という原因もあります。今現在の寝方というのも影響はありますが、それよりも「赤ちゃん」のときの寝方に原因があるケースが多いです。
赤ちゃんの骨というのは非常に柔らかいのでずっと仰向けで寝ていると後頭部が潰れたような形になります。そして後頭部が潰れると鼻の骨が横に広がったようになるのです。
鼻の高い欧米人との違いはここにあるとも言われ、欧米では赤ちゃんはうつ伏せで寝かせるのが一般的で、そうすると呼吸をするために横を向きます。これなら後部が潰れず顔全体と鼻に奥行きのある形状になりやすいのです。

あぐら鼻の治し方《マッサージ編》
あぐら鼻の治し方にはどのようなものがあるでしょうか。色々な方法がありますが、ここでは「マッサージ」をすることであぐら鼻を治す方法をご紹介します。
1.小鼻をすっきりさせるマッサージ
あぐら鼻を治す方法で、「小鼻をすっきりさせるマッサージ」があります。これは小鼻の上、鼻の横の部分のくぼみがあるので、そこを人差し指、もしくは親指で押し上げるようにするマッサージです。
鼻のくぼみ・溝の部分を前に押し出すような形で、斜め上のほうに出していきます。このマッサージを5分くらい続けると良いです。
柔らかいとはいえ、それほど簡単に鼻の骨も動くわけではないので、1日5分を1ヶ月くらい続けていれば効果が見えてくるでしょう。
2.小鼻を両手で挟むマッサージ
こちらは小鼻を両手で挟んで鼻を高くするマッサージです。やり方は、両手の人差し指と中指で小鼻を挟みます。その挟んだ状態で少し強めにクルクルと回して余分な皮脂を絞り取るようにします。
次に、中指と薬指を使って鼻をかむような形で小鼻を挟みます。そして引っ張ります。この作業を小鼻、鼻骨、眉間あたりまで丁寧に行ってください。
次は親指の腹で眉間のくぼみを押します。あまり強く挟んで眉間にシワなどがつかないように注意しましょう。そして鼻を温めて脂肪を取り除き、クセが付きやすい状態になったら小鼻をつまみ上げて固めましょう。
あぐら鼻の治し方《グッズ編》
あぐら鼻の治し方にはグッズを使った方法もあります。あぐら鼻以外にも団子鼻や獅子鼻、ぺちゃんこ鼻など「鼻」のことで悩んでいる方が多いため、そのためのグッズというものが存在しています。
その中でも代表的なものとして、「ノーズクリップ」と「鼻プチ」があります。今回はこの2つについて取り上げて行きますので、使い方やグッズの詳細をチェックしてみてください。
1.ノーズクリップで癖付け
あぐら鼻を治すためのグッズには、「ノーズクリップ」があります。これは簡単にいうと「鼻を挟んで固定するためのグッズ」となります。
シンクロナイズドスイミングの選手が使うような鼻を挟んでおくグッズで、代用品としては洗濯バサミを使うことで癖付けもできます。ただし洗濯バサミの場合は挟む力が強いので痛みなどもあり、ノーズクリップを使うほうが良いです。
ただ挟んでおいてもその形に癖付けするのは難しいので、先にお伝えしたようなマッサージなどを併用して、最後の固定の部分でノーズクリップを使うようにすると効果的です。
2.鼻プチで矯正
あぐら鼻を治すためのグッズには、「鼻プチ」というものもあります。これは目の二重を作るためのグッズの「アイプチ」と似たコンセプトで、高い鼻を作るためのグッズです。
これは液体鼻プチというものもあるのですが、基本的にはプラスチックの棒を鼻の中に入れて、それで強制的に鼻を高く見せるグッズとなっています。
鼻のサイズや目標の高さに合わせてサイズも5段階程度から選べます。合ったサイズを選べば痛みもなくあぐら鼻の悩みを解消できるグッズとなっています。
あぐら鼻の治し方《美容整形編》
あぐら鼻の治し方には、「美容整形」という手段もあるでしょう。あまりにもあぐら鼻で悩んで全てに消極的になってしまったり、ネガティブな考えしかできないような状態なら、美容整形は決して悪いものではありません。
あぐら鼻を治すことによって、心から明るくなれたり、考え方も前向きになれるなら見た目が変わる以上の効果がありますから、おすすめできる方法とも言えるでしょう。
ただし、「手術」となるのでやはり痛みやダウンタイムなどのデメリットもあり、それなりに金銭的なコストもかかるのでしっかりと考えてから美容整形は行ないましょう。美容整形にも種類がありますので、それらの概要をご紹介します。
1.鼻翼縮小
あぐら鼻を治す美容整形には、「鼻翼縮小」という方法があります。鼻翼というのは小鼻のことを指し、この部分を縮小するための美容整形手術になります。
もともとの鼻の形や目指す鼻の形によって手術方法は異なるため一概にどのような手術とは言い難いのですが、理想の形から余分だと思われる箇所を切除して形を整える手術になります。
費用としては手術の内容や美容整形を行なう院によっても変わってきますが、30万円~40万円程度に落ち着くことが多くなっています。
2.ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を注入してあぐら鼻を治すことも可能です。これは鼻を切開したり切除したりせずにヒアルロン酸という物質を注入して形を整えるため「プチ整形」と言える内容です。
また、ヒアルロン酸は生物学的適合性が高い物質で皮内テストが不要で即日できるのも魅力です。またダウンタイムも不要で、もし「気に入らない」となったらヒアルロニダーゼというものを使い、簡単に溶解することもできます。
もちろん一生モノにはなりませんので、メンテナンスや再注入が必要になりますが、気軽にできるメリットもあります。料金は7万円、8万円など一律のところと0.1ccで4,000円~12,000円程度と従量制になっているところがあります。
3.プロテーゼ挿入
あぐら鼻を治す美容整形には、「プロテーゼの挿入」という方法もあります。これはプロテーゼと呼ばれる人工軟骨を鼻の内部に入れて鼻筋を通したり高くしたりする美容整形です。
施術する院にもよりますが、基本的には少し切開して鼻筋に沿ってプロテーゼを入れる手術になります。プロテーゼは腐敗したりもせず安心な物質ですし、基本的には鼻の穴の中から施術するので傷跡も見えません。
料金は施術内容や施術する院によっても変わってきますが、100,000円~350,000円程度の料金となります。
あぐら鼻の悩みを解消するメイク方法
あぐら鼻の悩みを解消するには、マッサージやグッズを使って治したり、美容整形によって鼻の形を変える方法もありますが、メイクによって解消することも可能です。
メイクによってあぐら鼻を目立たなくする、メイクによって高い鼻を演出するということができるので、それによってあぐら鼻の悩みを解消するのです。
ノーズシャドウの入れ方
あぐら鼻の悩みを解消するメイク方法としては、特に重要なのが「ノーズシャドウの入れ方」です。ノーズシャドウは鼻筋の横の部分にメイクによって陰を付けることで、鼻筋の通った鼻に見せたり、高く見せたりすることができます。
もちろん実際の小鼻のサイズが変わるわけでもなければ、形が変わるわけでもありません。ですが鼻筋が通って、鼻が高く見えることで、相対的にあぐら鼻は目立たなくなります。
ノーズシャドウと合わせて鼻筋にハイライトを入れると、より鼻筋が際立って高く見えるのでおすすめです。他にも口元を鮮やかにすることで鼻よりも口に視線を集めるようにするという方法も合わせて使うと良いでしょう。
あぐら鼻の女性芸能人を紹介
あぐら鼻に悩んでいる人は多いですが、女性芸能人の中にもあぐら鼻の人はいます。そして、「キレイな女優さん」にもあぐら鼻の人はいるのです。
コンプレックスを魅力に変えることで「キラキラと輝いた女性」になっているので、そのような女性の姿を見て参考にしてみるのも良いでしょう。
①篠原涼子
篠原涼子さんと言えば「カッコいい女性」の役が多く、とてもキレイな女優さんです。ただ、よく見ると鼻は横に広がっていて、潰れているような形です。まさにあぐら鼻というような鼻をしています。
②竹内結子
竹内結子さんもとてもキレイな女優さんですが、やはり鼻が少し目立ちます。あぐら鼻ともワシ鼻とも獅子鼻とも言えるような形をしています。鼻筋は通っていて低い鼻ではありませんが、あぐら鼻は目立つものとなっています。
③山田優
山田優さんはモデルということもあり、とてもスタイルもよくキレイな女性芸能人ですが、やはりあぐら鼻に少し目がいく鼻をしています。ただ、ここに挙げた3名の女性芸能人全員が「キレイな女性」ですので、あぐら鼻の悪さを感じさせません。
メガネで視線をズラす
あぐら鼻の悩みを解消するメイク方法のところでもお伝えしましたが、視線をズラすことであぐら鼻を目立たなくすることはできます。
鼻というのは顔の真ん中に位置し、大きいパーツでもあるのでやはりもともと目立つパーツとなっています。ですので視線が集まりやすい上に、あぐら鼻だと余計に目立つこともあります。
そういった部分で、メガネをかけることで顔のどのパーツよりも大きいものが顔の中に現れることになります。その効果であぐら鼻を相対的に目立たなくすることができるので、そういった方法も覚えておくと良いでしょう。
あぐら鼻に限らず誰にでもコンプレックスはある
今回はあぐら鼻について色々な情報をご紹介しましたが、あぐら鼻に限らずコンプレックスというのは誰にもあるものです。
そのコンプレックスとどう向き合うのかというところが大切で、他を輝かせて解消したり、コンプレックスそのものを解消することで前向きに向き合うことができます。
「嫌だ嫌だ」と思って何もしなければ嫌なままです。悪いとこに目を向けるのではなく良いところ伸ばす。悪いところを努力で解消する。どちらかの手段でコンプレックスを解消していきましょう。