2019年01月09日公開
2019年01月09日更新
量産型大学生のファッションはダサい?量産型男子って?
量産型大学生とはどのような大学生のことを言うのでしょうか。また、量産型大学生のファッションは本当にダサいのか、その特徴を男子、女子別にご紹介します。他にも量産型大学生の「髪型」や量産型ファッションにならないための注意点なども紹介しているので確認してください。
目次
量産型大学生のファッションは本当にダサいの?
量産型大学生という言葉が使われるようになっていますが、この量産型大学生のファッションというのはどういったものでしょうか。
また、「量産型」と言われてしまうことから考えられるように、そのファッションは「ダサい」ものとなっているのか、というところも合わせて確認していきます。
「量産型大学生」とは?
「量産型大学生」というのは、どのような意味なのでしょうか。「量産型」という言葉自体は製品に使われる言葉で、大量に同じ性能や見た目のものを作ることを指していいますが、それを近年は人に当てはめて使う風潮があります。
同じようなファッション、髪型、趣味趣向を持っている人たちを「量産型」といい、特にそういった「量産型の人」が多く見られるのが「大学生」なので、「量産型大学生」という言葉が良く使われているというような状況です。
ですので、「量産型な人」は特に大学生だけに限らないのですが、「ファッションに敏感な年頃の若者で、さらに母数が多い」のが大学生なので、「量産型」になりやすいのも大学生ということになります。
量産型大学生のファッションの特徴【男子編】
量産型大学生のファッションについては、どのような特徴があるのでしょうか。量産型大学生にはもちろん男子大学生と女子大学生がいますので、男子女子を別々に確認していきます。まずは【男子編】を見てみましょう。
ベージュパンツとブルーデニムシャツ
まずよく挙げられる量産型男子大学生の服装として、「ベージュパンツとブルーデニムシャツ」があります。こちらは特に「ダサい系量産型男子大学生」がしていることが多い服装となっています。
あまりファッションやおしゃれに興味や関心がない男子大学生が『無難』だと思って選ぶことが多い服装なので、流行等は関係なく量産型になりがちです。
ただし、このファッションも実は着こなしによっては「ダサい」とは言えないものになっています。なぜなら『無難』に選ばれるくらいなのでダサいコーディネートではないのです。ただ、量産型されている人たちは着こなしがダサいケースが多くなります。
木こりファッション(ジレ/ベスト)
こちらも非常に量産型になっているファッションで、「木こりファッション」と揶揄されている、「ジレ」や「ベスト」を合わせたファッションです。
こちらは「ベージュパンツとブルーシャツ」ほどおしゃれに無関心ではなく、おしゃれを意識している男子大学生に多いファッションで、「被る率が非常に高い」ファッションとなっています。
男子大学生が大人数で写真を撮ったら必ず複数人はこのジレやベストを着ている人が写ると言っても過言ではないほどに、「量産型」になっているファッションです。
チェックのシャツ
「チェックのシャツ」というのも非常に量産型男子大学生が着ていることの多いファッションとなっています。赤ベースや、青ベース、緑ベースやグレーベースなどどんなカラーであっても、チェックシャツは「被り率」が高いです。
こちらもブルーデニムシャツと同じようにあまりファッションに関心がない男子大学生が「無難」に選ぶことが多いものとなっているので、量産型男子大学生のファッションとなっています。
もちろんそういった量産型男子大学生が着ているので、「おしゃれに興味がある人が着ていても」よく見ないと着こなしの差が分からず量産型に埋もれやすいという弊害も起こっている量産型ファッションです。
ボーダーのシャツ
量産型男子大学生のファッションとして多く見られるものの中には、「ボーダーのシャツ」というものも挙げられることが多い服となっています。
おしゃれに無頓着な男子大学生が選ぶ服というよりは、「ちょっとおしゃれ」だと思って選んでいるケースも多いものなのですが、あまり周囲や女子からの評判が良いものとは言えない服となっています。
サルエルパンツ
「サルエルパンツ」というものも量産型男子大学生が選ぶファッションとして挙げられるケースが多いです。これはこれまでの服とは違っておしゃれに興味や関心がない男子大学生は「選ばない」服となっています。
サルエルパンツをファッションとして選ぶ男子大学生は「おしゃれ」だと思って選んでいるケースが多く、少々「奇抜」なファッションが「おしゃれ」や「かっこいい」と思って選んでいるものとなります。
ただ、「おしゃれ」かどうかは別としても「量産型男子大学生」の選ぶファッションとして挙げられるものなので、「もはや奇抜ではない」ということに気づけていない男子大学生も多いです。
量産型大学生のファッションの特徴【女子編】
量産型男子大学生のファッションの特徴を見てきたので、ここからは「量産型女子大学生」のファッションの特徴を確認していきましょう。男子大学生と同じように「量産型」ではあるのですが、女子と男子では少々違っている部分があるので、確認してください。
トレンチコート
量産型女子大学生のコートといえば「トレンチコート」というくらいに、量産型女子大学生が好んで着ることが多いファッションとなっています。
真冬でも着ていることもありますが、秋や春など上着を着ないと寒いけれど、まだそこまで防寒対策をバッチリにするほどではない程度の気温の際にはトレンチコートを着た量産型女子大学生で溢れます。
夏はオフショル
量産型女子大学生の「夏」といえば「オフショル」という程度に、こちらのファッションも多くの女子大学生が選ぶファッションとして挙げられます。
ただ、トレンチコートの場合でもそうですが、決して量産型女子大学生が選ぶファッションというのは、「ダサい」わけではなく、「可愛い」もしくは「可愛く見える」からこそ選ぶ女子大学生が多いというアイテムが多く、オフショルもそれに当たります。
雑誌そのままのコーディネート
量産型女子大学生が選ぶファッションとしては、「雑誌そのままのコーディネート」というものも挙げられます。雑誌でモデルの○○がしていたコーディネートそのまま、というような服をチョイスします。
これも多くの場合は、雑誌に出ているモデルが着ている服ですから、「ダサい」という可能性は低いのですが、まったく同じか、似たり寄ったりのコーディネートをするので、「量産型」になりがちです。
ワンピース
これは女子にも人気で、男子から見ても「可愛い」という判断をする男子が多いので、ファッションとして問題はないのですが、色やデザインが似たようなワンピースを選ぶ女子大学生が多く、ワンピースもやはり「量産型」に見えるものとなります。
ただしワンピースについても、色やデザインが似たようなものを選ぶのは、「それが可愛いから」とか「人気があるから」という理由なので、似たものが溢れてしまうのは仕方ないという側面もあります。
フレアスカート
「フレアスカート」というアイテムについても、「量産型女子大学生」が選ぶファッションとして挙げられるものです。女性がスカートを履いて女性らしく可愛らしく見せるのはまったく悪いことではないので、ファッションとしては問題ありません。
ただ、同じような背格好で同じような年齢で、同じような髪型をして、同じような趣味趣向を持った「女子大学生」が同じようなスカートを履いているということから、「量産型」に見えるというものになります。
量産型大学生の髪型の特徴
量産型大学生の「服」を中心にファッションの特徴を確認しましたが、「ファッションの一部」としても考えられる「髪型」についても量産型大学生には特徴があるので、その点についてもチェックしていきましょう。
量産型男子大学生の場合
「髪型」については、量産型大学生といえど当然「男子と女子」で違いがありますので、別々に確認していきます。まずは量産型男子大学生に多く見られる髪型の特徴を確認していきましょう。
マッシュヘア
「マッシュヘア」もしくは「マッシュルームカット」などと言いますが、その名の通り、「きのこ」のような髪型があり、この髪型は量産型男子大学生によく見られる髪型となっています。
歌手、アーティストなどがこのマッシュヘアにしている人が多く、それを真似して同じような髪型にしているというケースも多く、そういったものに憧れる世代の「若者」に多く見られるのが特徴です。
ツーブロック
「ツーブロック」についても、量産型男子大学生に多く見られる髪型となっています。ただし、ツーブロックは「サイドを刈り上げる」髪型なので、他の部分で差を付けることはできます。
単発でのツーブロックや、刈り上げたサイドの部分に髪がかかっているようなツーブロックなど、選択の余地はあるのですが、それでも「量産型」と言われるほどに「やっている男子大学生が多い」というのが現状です。
量産型女子大学生の場合
量産型男子大学生の髪型の特徴をお伝えしてきましたが、次は「量産型女子大学生」の髪型に多く見られる特徴をお伝えします。どのようなものが「量産型女子大学生の髪型」になるのかチェックしてみてください。
同じような茶色
量産型女子大学生の髪型の特徴といえば、「同じような茶色」というものが挙げられます。もちろんよく見ればそれぞれ色の濃さが違ったりはするのですが、多くの場合は「優しい茶色」というニュアンスのものです。
ただ、これを言ってしまうと、赤や青、緑など奇抜な色と「金髪」以外は、大きく分けると「黒」と「茶色」になるとも言えるので、それを「量産型」とするのは乱暴だという考え方もあります。
ゆるふわウェーブ
量産型女子大学生の「茶髪」とセットになっているのが、こちらの「ゆるふわウェーブ」です。非常に多くの女子大学生がこの「ゆるふわウェーブ」な髪型をしているので、「茶色いゆるふわウェーブ」は量産型女子大学生の証とも言えるほどです。
こちらの髪型に関しても、「それがより女子を可愛く見せる」から選ばれているという点で、「ダサい」ということもなく、当然男子からの評判が悪いということはありません。ただ、「量産されている」のは事実で、個性がないのも事実でしょう。
量産型ファッションにならないための注意点
「量産型ファッションがダメ」ということはありませんが、やはり『個性がない』のは事実ですので、そこに違和感を感じている場合には、「脱量産型」をしたいと考える人も当然いるでしょう。
そのためにはどうしたらいいのか、「量産型ファッションにならないための注意点」をお伝えしますので、脱量産型を目指している場合は、チェックしてみてください。
流行を追いすぎない
まず、「量産型ファッション」になるのは、「みんなが同じファッション」だからです。「被る率」が高いからこそ量産型に見えるわけで、それを避けるためには「流行を追いすぎない」ということが重要です。
「同じファッションになる」のはつまりそのファッションが「流行っているから」なのです。ただ、流行というのは「おしゃれ」では欠かせないものですから、「追いすぎない」という意識を持つことが大切だと覚えておきましょう。
奇抜=おしゃれなファッションと思わないようにする
量産型大学生に見られがちなのが、「奇抜=おしゃれなファッション」という考え方をしているということです。実は奇抜なファッションというは、実際には「量産」といえるほどに多くなくても「量産」と言われてしまうのです。
それは、「奇抜」だと「目立つ」ので、たとえば目に見える範囲に3人いれば「量産型」に見えます。たとえば、「赤髪」にしている人が学食内に3人もいれば、「赤髪にしてる人多いよね」というように見えます。
髪型でも服でもそれは同じで、「目立つ同じもの」は「多く見える」という特徴があるので、それを避けるのも量産型大学生にならないためには重要なポイントとなります。
ちゃんと自分に似合うファッションを研究する
実はどれだけ流行っていて、可愛く見える、カッコ良く見えるファッションでも、「似合う・似合わない」というものは存在し、自分には似合わないという可能性もあるのです。
良いと言われているから、流行っているから、という理由でファッションを選ぶのが、なにより「量産型」になる原因なので、まずはしっかりと「自分に似合うファッション」を研究し、その結果と流行を合わせて取り入れるようにすれば、脱量産型にも近づきます。
足元のファッションにも注意しよう
量産型大学生は髪型や服装などのファッションが同じようなものになりがちなのですが、実は足元…つまり「靴」についても同じようなものを選びがちです。
特にスニーカーが被りがちで、「ニューバランス」、「ナイキ」、「コンバース」と人気のブランドが似たり寄ったりで、その仲から選ぶデザインについても似たり寄ったりになりがちなのです。
もちろん機能性や見た目を含め選んでいるというのはありますが、量産型大学生ファッションを避けようと思うのであれば、『足元』にも意識を向けることを忘れないようにしましょう。
ダサいわけではないけど無個性なファッション
「ダサい」と思われている量産型大学生ファッションもありますが、基本的には量産型大学生ファッションはダサいわけではないというのは、ここまでの内容でもお伝えしてきました。
ただ、ダサいわけではなくとも、「無個性」になってしまうファッションなのは確かなことです。さらに言動や態度、趣味趣向までもが似たり寄ったりなこともあり、『同じ人』に見えてしまうこともあるほどです。
「個性がなくてはいけない」ということはありませんが、少しでも「個性」や「自分らしさ」というものを持ちたい、アピールしたいと思うなら、「量産型大学生」にならないためにはどうしたらいいのか?ということをしっかりと考えるところから始めましょう。